月: 2007年5月

  • ITmedia News:Apple、DRMフリーの楽曲販売を世界同時スタート

    米Appleは5月30日、iTunes StoreでDRMフリーの音楽コンテンツ販売を開始した。米国のiTunes Storeだけでなく、日本のiTunes Storeでも、著作権保護によるコピー制限がない、256kbpsのAACのファイル形式で販売されている。

    EMIがiTunesでDRM無しの音楽ファイル販売を始めたという話。4月始め頃にそれを伝える記事は掲載されていたけど、それがようやく始まったようで。ここで注目したいのは、日本においても東芝EMIの一部の楽曲が同様に販売されるという点。
    著作権については保守的な考え方の多い日本においてもDRM無し楽曲を販売したという点も注目だけど、ついこの前までCCCD等で強固な著作権保護を行っていたEMIが、DRM無し販売の先陣を切ったという点も面白い。

    ついこの前、AmazonがDRMフリーの音楽を販売する予定があるという話があったけど、このDRM無しの流れが世の中の趨勢になっていくといいなぁ。だってDRMとか管理が面倒なんだもの。手持ちのプレイヤーでロクに再生できないし。

  • 先月の感想書いてなかったな…。
    砂漠のキャラバンを移動させる事の出来る軌道呪文を操る二人の姫を巡って、星の民と月の民がそれぞれ互いの姫を狙っているという話。あらすじだけ見て、何となく「おざなり」のエルフとダークエルフの話を思い出した。
    今回は中継ぎみたいな話なのでそんなに面白いとは思わなかった。モカが月の民、ブルマンが星の民の側についているとして、キリマンがどういった立場に身を置いているのかなーとか、気になったのはそんな所。

    余談だけど、1ヶ月ぐらい前に「なおざりダンジョン」の3巻が出ていたので購入。内容は既に全部見ているので今さら書くことはないけど、やっぱり今回もSDダンジョンみたいなミニ漫画は載っていないんだなー、という点が残念。あれもう一回やってくれないかな。

    もう一つ余談。5月16日に放送されたな「世界バリバリバリュー」という番組で、作者のこやま基夫氏が出ていたそうで。下記の動画の12:20~。

    ニコニコ動画(γ)‐世界バリバリバリュー5月16日放送 後編(修正)

    ニコニコ動画って普段さっぱり見ないのだけど、やはり日本の番組はここに一番集まりやすいんだろうね…。こんな番組でも上げられている事に軽い驚きを覚える。初めてこやまさんの顔を見たけど、思ったより老けてるなー、という印象(失礼すぎる)。番組内で書いていたのは、「神羅万送デリバリア」の絵だろうか。

  • オンキヨー、HDMI 1.3に対応したAVセンターアンプ発表 | 家電 | マイコミジャーナル

    オンキヨーがHDMI 1.3a対応のAVアンプを発表。
    以前からAVアンプが欲しいと思っていた自分としてはちょっと欲しいんだけど、あとDENONとYAMAHA辺りからそれぞれHDMI 1.3a対応アンプが出揃ってから考えよう。恐らく、近いうちに何らかの動きがあると思われる。

    <CES2007>ソニー、オンキヨーがHDMI 1.3対応AVアンプを参考展示 AV&ホームシアターNews

    この記事を見る限りでは、とりあえず近いうちにソニーから何らかの発表があると考えて良さそうだ。
    ちなみに、AVアンプが欲しい理由は、

    ・PCに接続
    ・たまにテレビやHDDレコーダから出力

    の2点。多分、専らPC接続になると思う。もちろんPCゲームのため。
    我ながら無駄だなぁと思わないでもない。ちなみに、現状ではPC専用の5.1chスピーカーを使っているのだけど、やっぱりテレビからもサラウンド出力音声を楽しみたいという欲求があるため、できれば併用できる機器が望ましい。そのためにアンプが欲しいと思う次第。

    併用する上で問題なのは、テレビからの音声を出力している間はPCから音声を出力させる方法が無いという点。テレビは普通にテレビのスピーカーから音声を出力させることができるけど、PCの方はそうもいかない。そんなわけで、ちょっと運用方法を工夫する必要はある。

    まぁそんな面倒やコストを乗り越えてAVアンプを使って何がしたいかと言えば、大迫力の音声でゲームやったりテレビ見たりしたいというだけの話なんですが。我ながら阿呆だなぁ…と思います。でも、やっぱり音声は重要。

  • スラッシュドット ジャパン | Windowsのパーティション、どう切り分けてます?

    スラッシュドットの記事を眺めながら、Cドライブ1つだけという意見が意外と多い事に軽い驚きを覚える。最近のWindowsは再インストールする必要性が少なくなってきたので、気にしなければ1ドライブ丸ごとの運用でもあまり問題はない、という事のようだ。
    自分の場合は、ハードウェアをガラリと変えた時とか、動作が怪しくなってきた時にに再インストールをするけど、その際はCドライブを丸ごと消してクリーンインストールする事が前提なので、やっぱり諸々の手間を省くために最低でもCドライブの他にDドライブは欲しいところ。

    ちなみに、現在のパーティション構成は以下のような感じ。何か以前も書いたような覚えがあるけど気にしない。

    Cドライブ 100GB

    システム部。Windows本体やインストールアプリケーション等。あと、仕方なくユーザーフォルダ。要するに重要なのは、[Windows]、[Program Files]、[Documents and Settings]の3つのフォルダ。

    Dドライブ 135GB

    重要データ、保存用データ、音声、動画、ドライバ、開発データ、各種ツール等。データ保存用のパーティション。

    Eドライブ 160GB

    一時データ。CDのリッピングデータ、録画データ、キャプチャ画像、ゲームプレイ時にメディアチェックをパスするための仮想CDデータ、インストールされたゲーム、ダウンロードされたデータ、など。必要に応じてDドライブや外部メディアに移したり、すぐ消したりするようなデータを一時的に置いておくためのパーティション。基本的には、いつ消えてもあまり気にしない物。

    大体以上のような分割になっている。
    CドライブとDドライブはRAID1で構成された160GBのHDDに収められていて、Eドライブは単体のHDDとなっている。
    ちょっとやり過ぎのような気がしないでもないけど、今まで色々PCいじってきて有用だと判断して作った構成なので、別におかしいとは思ってない。

    余談だけど、ドライブレターはCD/DVDドライブをQ、仮想CD/DVDドライブをVにしている。これらはHDDと明確に区別したいので、他と被りにくいようなドライブレターを指定して使っている。QはPC-98時台の名残。VはVirtual(仮想)の頭文字。
    今思うと、HDDから起動した時にAドライブをHDDに割り当てたり、CDドライブに他と被らないようなQなんて文字をデフォルトで割り当てていたPC-98は、結構便利だったような気がする。

  • Business Media 誠:「女子は数学が苦手」はステレオタイプのせい――米大学

    「男子の方が女子よりも数学が得意」――このよくあるステレオタイプが女子に不安を与え、問題解決に必要な心的資源をむしばみ、数学の成績を悪くしているとの研究結果を米シカゴ大学が発表した。

    数学の得手不得手は、脳の違いによる男女間の考え方の差による影響が大きいような気もするのだけど、その男女間の脳の違いも様々な影響によって作られていく物と考えれば、この記事で示唆されている事は正しいのかなぁ、とかそんな事を思った。

    んで、この記事を見て思い出したけど、以前から物凄く気になっていたこと。
    よく漫画等の中でニンジンを嫌う子供を描く場面がある。個人的には、ああいう「ニンジン=子供が嫌うもの」というステレオタイプの表現は、子供にニンジンを嫌わせる要因の一つなのではなかろうか、と。。もっとも、ニンジンを嫌う子供が子供全体の割合としてどれだけいるのかはさっぱり知らないのだけど、自分には子供に対して、子供はニンジンを嫌うものという免罪符を子供に与えているような気がしてならない。
    子供の頃からニンジンを平気で食ってた自分としては、ニンジンが嫌われ者の急先鋒的位置付けになっているのがどうにも気に食わないのですよ。

  • 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd
    オンラインゲーム & PCゲーム 情報サイト 4Gamer.net

    英雄伝説 空の軌跡 the 3rd日本ファルコムより6月28日に発売される英雄伝説シリーズ最新作、「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」のデモムービーが航海されています。今回公開されたのは、前回公開されたデモムービーとはまた別のもの。

    今回は前回よりさらに詳細な内容が垣間見えるムービーとなっているため、ファルコムファンであり英雄伝説シリーズファンとしては、否が応でも期待をそそられる。とりあえず気になった点を挙げるなら、

    • 『「英雄伝説VII」へと繋がるに繋がる』というフレーズを見ると、「英雄伝説VII」も同じ世界という事か…。7作目はまた「V」みたいに途中で過去のキャラが出しゃばってくるのかなぁ…と軽い不安。
    • 冒頭の「はぁ…お腹へったな…」という気の抜けた声はリース戦闘勝利時の声だろうか。
    • やっぱりレンのSクラフトはパテル=マテルなのかなぁ。
    • ギルバートに声がある。しかもあの戦闘中のペコペコ謝るアクションに。なんて声優の無駄遣いを(笑)。
    • 仮面の男はどう見てもレーヴェ。
    • 今ひとつパッとした印象の無かったケビンが意外とカッコいいかもしれないと思い始めた。
    • あの一人称視点のシューティングは一体…。
    • 入れられる仲間多すぎ(笑)。こんなの管理できるんだろうか…。

    ムービーを見る限りでは何だかもうオールスターキャスト勢揃いって感じの内容で、これ以上「空の軌跡」で話を展開するのはちょっと厳しそうだ。まぁ主人公を変えて再出発のストーリーがどう展開するのかお手並み拝見といった感じ。
    しかし、この膨大なパーティーメンバーは一体どうやって管理するんだろう。武具を装備させて、オーブメントを装備させて…などと考えたら気が遠くなりそうだ。その辺のシステムが上手く作られていればいいんだけど、果たしてどうなる事やら。別にゲストメンバーでも良かったと思うんだけどね。自分なんか、そのうち面倒臭くなって本作まで使えなかったお気に入りのキャラ、例えばミュラーとかユリアとかばっかり使ってしまいそうだよ。

    まぁとりあえず今回のムービーを見てプレイが非常に楽しみになったので、ムービーを見てワクワクしつつ発売日に備える。ファルコム通販は1日前に届くから正確には発売日前日ね。ちなみにその日は有休を取ろうかと画策中…。

    ここから余談。
    今日、会社で自分の課に入ってきた新人二人と話をしていたところ、二人ともファルコム好きという事を知ってビックリした。こんな所に同類が(笑)。「空の軌跡」の話が普通に通じる人が身近にいて嬉しいわー。もっとも、二人ともWindowsから入ってきた人らしいので、PC-98時代の話はあんまり通じない様子だけど。どうもファルコムはWindowsになって以来、自分が思っていた以上に新規顧客を獲得しているのかもしれないなぁ、と思った。旧作品でも何度もパッケージを変えてずっと店頭に並べ続けている努力は伊達じゃないって事か。
    ちなみに二人とも「the 3rd」は発売日に買いに行くんだそうで。やっぱり発売日前日に有休を取って引き籠もるつもり満々の自分はアホですかそうですか。

  • ウエルベールの物語

    ウエルベールの物語最初見たときは、正統派中世ファンタジーっぽい作品だなぁと思ってたんだけど、回を追うごとにメッキがはがれてきた。なんだこのアホな作品(笑)。
    逃亡劇という設定なのに、登場人物がお気楽なキャラクターばかりなので、お尋ね者という緊張感がない。ギャグ物の冒険活劇風の作品であればそれでもいいのだけど、それなりに真面目なストーリーを展開しようとする本筋と噛み合ってない。
    また、とんでもない展開を見せる脚本がさらに違和感を与えている。いきなり登場する毒蜘蛛設定で話を作ったりとか、書状を探してたら実は自分で持っていたとか、なんかサブストーリーというよりも場当たり的な話作りがえらく安っぽくて、最初に感じた「お姫様の逃避行」という壮大なイメージからかけ離れてしまっている。
    あと敵キャラのヘタレっぷりとか、「峰打ちショット」というネーミングが何だなかなぁ…といった感じで(笑)。
    視聴する側としては、ギャグをやるならギャグっぽい内容を、真面目にやるなら真面目っぽい内容を期待したかったところなんだけど。

    余談だけど、妖精が言葉の語尾に「~ベル」をつけるからって、あの妖精の名前はベルベルじゃないです(笑)。ベルベルは「ぷちぷり*ユーシィ」に登場する妖精。ちなみに語尾は「~れす」。

    sola

    solaこんなにエロゲエロゲしい作風なのにエロゲ原作じゃないなんて、エロゲに失礼だ。とりあえずエロゲからやり直しなさい。…と思うぐらいエロゲ原作っぽい作品。これはアレか、最終回終わった後で「エロゲ化決定!」とか出るのか(意味不明)。相変わらずエロゲ原作(もしくはそれに準ずる作品)には懐疑的な私。
    青空が好きな少年と、青空を見たことが無い少女という、何というかこう…いかにも狙ったような設定は何だかなぁ…と。もう少し捻る努力ぐらいはしてほしかった。あと、こういう電波的なヒロインというのはあんまり好きではないなぁ。
    内容も特筆するような点はあんまり感じなかったので、正直そんなに真面目に見ていない。絵が綺麗だなぁ、とかそんな感じ。

    らき☆すた

    らき☆すた最初見たときは、まービックリほど面白くない作品だなぁ…と思った。「ぱにぽにだっしゅ」とほとんど同じ印象で、こういうネタの羅列はさっぱり面白いと思わない。特にこういったオタネタを多数含んでいる物は、内輪にしか向けてない分余計にタチが悪い。自分は概ね理解できる内容ではあるのだけど、自分が理解できる/できない以前に、その理解者を選ぶネタでしか作品が成り立ってない事に苛立ちを覚える。
    自分の場合、オタネタを含む作品でも「ハヤテのごとく!」とか「ケロロ軍曹」辺りは普通に受け入れられる。アレはネタが無くても話の展開があるので、作品としてそれなりに普通に楽しめる。一方でこの作品は、ネタを延々と羅列しているだけにしか感じられないので、今ひとつ楽しめない。
    さらに言うと、「そういえば~」「ところで~」といった場面の転換を示す台詞で話が始まる事が多いけど、その4コマ漫画そのまんまで演出の工夫の欠片も無い投げやりな感じがあんまり気に入らない。
    話題になってる最初のダンスに関しては、確かに面白い出来だなぁとは思う。しかし「凉宮ハルヒの憂鬱」のEDも特に大した感慨も抱かなかった自分のこと、特にそれ以上ではないかな、と。自分としては、内容に魅力を感じないとOP/EDは映えないのですよ。
    あと、最後の「らっきー☆ちゃんねる」というのは一体何なんだろう…?これが本編にも増してビックリするほど面白くないな、と思った。

    どうでもいいけど、Windows XP上でファイル名ソートをすると、「らき☆すた」と「ラブ★コン」が並ぶのが何となく可笑しかった。Windows XPのソートは文字コード順じゃないので、こういう事が起こる。

    ぼくらの

    ぼくらのあーにーそーん あーにーそーん♪
    って聞こえるOPで始まるアニメ。実際にはアンインストールって言ってるそうで。でも、このOP自体は結構好き。
    原作者は「なるたる」の人という事である程度は予想していたけど、まー見事なほどドロドロでグログロでエロエロな作品でした。この作者はどこか精神を病んでいるんじゃないかと、見ていて心配になる。
    作品の主軸であるところの、ロボットに乗る主人公達が、その役割を知り、運命を知り、徐々に追い詰められていくという話の筋立てやその演出に関してはとても良くできていて、少年少女が絶望したり、他者との関わりを変えていく様子が面白い。中学生という思春期のキャラクターを取り扱っているのは、大人びた性格や子供じみた性格などの色んな人間がいて、それぞれの反応を描く上で都合がいいのかなぁ、と。いやまぁ、刺激的な要素だからというだけ理由なのかもしれないけど。
    まぁとりあえず、そこそこ楽しんで見ている。あーにーそーん♪

    おおきく振りかぶって

    おおきく振りかぶってNHKで放送されているMAJORに土曜6時台の視聴率で水を空けられたから悔しかったのかなぁ…などと勘繰ってしまった。さらに言えば、MAJORでおとさんが所属していた球団のモデルは横浜ベイスターズで、TBSは横浜ベイスターズの親会社だ。…やっぱり悔しかったのかなぁ…。

    そんな妄想のうちに始まった本作品。原作は未読。最初は、マガジン原作の微妙なスポーツ作品っぽい印象があったけど、これが意外と面白い。
    きちんと戦略を立てて、勝つためにどうするかを冷静に分析する事で試合に臨んでいる点が、MAJORの大味な野球とはまた違った面白さがある。むしろ、吾朗の超人プレイで勝つ展開ばかりのMAJORよりも、こっちの方が野球描写の面白さで勝る。
    あと面白いのは、人物の動きの描写が本物の選手の動きにとても近くて、実に良く描けている点。テレビで高校野球を眺めていると見られる様子が、まさにアニメで描かれているといった感じ。この点でもMAJORはやっぱり大味な演出が目立つけど、こういった丁寧な描写が作品に現実味を与えてより身近な印象を作り出しているように思う。等身大の高校生を描こうとする様子が窺える本作においては、それが上手く機能しているように思う。
    三橋がチームに入ってピッチャーを任せられるまでの過程がちょっと淡泊だったような気もしたけど、その代わりかどうかは知らないけど、試合をやたら丁寧に描いている点は良かったかな
    そんなわけで、この作品は大変楽しみにしている作品の一つ。。

    MAJORとの比較ばっかりだけど、MAJORはMAJORで吾朗という超人的な野球少年を描く大味な作品としての魅力があり、吾朗と寿の対立軸などの要素も魅力。それはそれ、これはこれ。

  • ITmedia +D PC USER:フルHD映像を記録可能:カノープス、HDMI搭載のキャプチャカード「HDRECS」
    カノープス、PCIe x1接続のHDMI/コンポネ対応キャプチャカード

    アナログTVキャプチャボードを発売しなくなって久しいCanopusがHDMI及びコンポーネント、アナログRGB信号に対応したキャプチャボードを発売するそうで。もちろん、コピーガードのかけられた信号には対応していない。お値段は10万円ほど。
    テレビ信号が入力できない時点であまり魅力を感じないのだけど、それはまーしょうがない。HDMIキャプチャといえばこんな製品もあるけど、今回のボードはコンポーネントやRGB信号にも対応した点が魅力かもしれない。インターフェースはPCI-Expressという事で、PCI-Expressが空いている人にはちょっと嬉しい。

    ふと思ったけど、RGB信号にコピーガードの類ってあったっけか。無ければ、これを使って上手いこと高解像度の映像とか映せるような気もするけど…。

  • 録り溜めてた「地球へ…」を一気に消費した…。疲れた。
    感想書く上で一応公式サイト等はチェックしてみるけど、キャラクター紹介と同じぐらいにキャストの扱いが大きかったりする物が結構増えた感じがした。どうでもいい話だけど。

    精霊の守り人

    精霊の守人おばさんが主人公の作品って珍しいなぁ。声がおばさん臭い主人公の作品ならいくつか思い当たるのだけど。
    実はこの作品、まだあんまり見てない。だいぶ録り溜めてる。しかし、とても面白そうな作品という事はよく伝わってくる。
    とりあえず目を引いたのは戦闘シーンの凄さ。まさかBSアニメでこのレベルの演出が見られるとは思わなかっただけに、その出来には驚かされた。
    またそれだけでなく、話の内容も面白そう。成り行きで行動を共にする事になったチャグムとバルサが互いにどう向き合い、どう考えて行動していくのかといった人間関係の描写が綿密に描かれてるようで、人間ドラマとしての面白さを予感させる。とりあえず現在見た範囲の話では「何か微妙にすれ違ってる二人だなー」という感じがよく伝わってきて、見ててハラハラする(笑)。
    ちょっと独特な世界観を持つ設定も魅力的。また、やはり年配の女性が主人公という点という物珍しさが、個人的に興味を惹かれる物がある。
    そんな感じで、現在かなり楽しみにしている作品の一つ。

    BLUE DRAGON

    テレビでやたらと宣伝されていたXBOX360用ゲームという事は知ってるけど、ゲーム内容自体はよく知らない。果たしてXBOXの販促になったのだろうか。
    とりあえず見た感じの印象で言えば、「…ドラクエ?」という至極真っ当な反応が真っ先に出てくる。実際その辺のターゲットを狙ってはいるのだろうけど。
    ぼんやり眺めてはいるけど、テレ東夕方に放送されていそうな真っ当な冒険物という印象。特にこれといって気に入った点とか嫌な点はないけど、あえて言うなら主人公が何のきっかけも無いままにいつの間にか影を操れるようになってるのはどうだろう、という気がしないでもない。

    それにしても、「ZEGAPAIN」だってXBOX360販売促進を目的としたそれなりの大型企画だったと思うのだけど、こっちの方が扱いがいいねぇ。当たり前か。

    ラブ★コン

    ラブ★コン自分はこの作品をこのアニメ化で初めて知ったのだけど、この作品は元々ドラマ化もされた結構有名な作品のようで…。
    身長の低さにコンプレックスを抱く男と身長の高さにコンプレックスを抱く女のラブコメ作品という、設定だけ見ても割と面白げな感じだけど、実際キャラクター同士の掛け合いもなかなか笑えて楽しめる。
    小泉と大谷が徐々に気持ちに気付いていく過程が割と丁寧に描かれていた点は好印象。そういった過程があるからこそ、小泉が大谷に告白する場面も結構感情移入して見ることができた。

    2話辺りで「神様家族」のEDを歌っていたのが印象的だった。同じ東映作品だし、スタッフの繋がり等があるんだろうな。神様おねーがーい♪

    地球へ…

    地球へ…原作は結構古い作品だそうで。調べてみたら、原作は1977~1980年、映画版は1980年だそうで。自分はまだ生まれてませんって。そんなわけで原作のことはよく知らないけど、完全管理された人類といった設定が一昔前のSFを彷彿とさせるなー、という事は感じ取れる。雰囲気的に何となく「獣王星」を思い出した。
    作品の方向性としては、ミュウ代表のジョミー vs 人間代表のキースという構図で、お互いがどう歩み寄っていくのかという点がテーマになるのかな?キースの方はまだよく分からないけど…。
    今のところ、結構面白そうな作品ではある。しかし、タイトルにもある地球が作品の中にどういう存在として位置付けられているのかがまだ今ひとつ見えてこない点が気になる。ただ単にミュウの目指すべき場所という意味だけではないよね…多分。

    アイドルマスター XENOGLOSSIA

    アイドルマスター XENOGLOSSIA身近に「THE IDOLM@STER」を遊んでいた人間に何人か心当たりはあるけど、間違ってもロボットが出てくるようなゲームではなかったはずなんだけどなぁ…。
    今期始まったアニメ作品の中で、最初の印象はこれが一番よかった。理由は、軽快な映像に合わせたOP。笑顔で勝つでしょー やっぱ笑顔は正しいの♪
    それにしても、絵柄といいキャラクター構成といい、まるっきり…とは言わないまでも多くの要素について舞-HiMEを踏襲している点はどうかなぁ、と思ってしまう。せめてもう少しアイドル物としての要素を残して欲しかった。アイドル=ロボという珍妙な設定とか、最初から「アイドル」を無視する気満々なのはさすがにいただけない。いや、確かにアイドル物のアニメはあまり受けが良くないけど…。「らぶドル」「Lemon Angel Project」「ラブゲッCHU」などと最近のを並べてみると、さすがにちょっと考えてしまう(笑)。「きらりんレボリューション」みたいなタイアップ物ならまだしも…。
    ロボに語りかけるのが少々電波っぽく見えたり、明らかにデレを入れるためのやたら勿体ぶった態度をするキャラなど、キャラクター作りが甘いというか、安易な感じがする点が今ひとつ好きになれないのだけど、それは「舞-HiME」も似たような感じだったから今さらどうでもいいやー、って気もする。
    とりあえず見てはいるけど、作品自体は予想以上の物にはならないような気がするので、正直それほど期待してはいない。

  • さっき知った事。
    二つの優れた物を示す「双璧」という言葉。これよく見ると「双壁」じゃないのね。さっきATOKの辞書で注意された。何だか二つのそびえ立つ壁をイメージした言葉だと思ってた。ちなみに、「璧」は宝玉の意とのこと。

    自分の中では、「双璧」という言葉から「銀河英雄伝説」のミッターマイヤーとロイエンタールがパッと頭に思い浮かぶけど、どうもこれが悪かったように思う。別の登場キャラとして「鉄壁のミュラー」がいるから、そのイメージに引きずられて、壁を連想してたんじゃないかと。

  • 3月物じゃないのが過半数だけど、とりあえずひっくるめて。もう5月半分過ぎてるけど全く気にしない。これで視聴完了アニメは全部。

    地獄少女 二籠

    地獄少女1期は放送地域的な問題で見ていなかったので、今回の2期が初視聴という事になる。
    見る前はドロドロしたメロドラマ風の作品なのかと思ってたんだけど、何か違うな…と。ホラー…というわけでもない。今まで見たどの作品とも違う得も言われぬ雰囲気のある作品というか何というか。
    この作品はとにかく、あの手この手で視聴者の意表を突く話を見せることに情熱を注いでいる印象を受けた。それが一番顕著だったのは、第11話の「遠い隣室」。実は本編が全部お仕置きシーンだったなんて展開は、さすがにちょっと意表を突かれた。しかしただ単に奇をてらった展開というわけではなく、何だかいつもより妙に地獄組が出しゃばったりといった「違和感」を与えることで 、「あー、なるほど!」と思わせるような脚本作りがとても上手い。
    全体的に陰鬱とした雰囲気を持った話が多いけど、社会風刺のような含みのある話があるかと思えば、第10話「曽根アンナの濡れた休日」みたいなアホな話もある。本当に作品の幅が広い。

    これは視聴率が良かったために2期が作られたという話だけど、これが視聴率良かったのも何となく分かった気がする。個人的にも、大変面白い作品だったなぁ。

    どうでもいいけど、群馬はあんな怖い人ばっかりじゃないよ!群馬出身の自分が言うんだから間違いない。多分。

    ロケットガール

    ロケットガール女子高生をロケットで宇宙に飛ばすというコンセプトだけに、どうせその辺の萌えアニメみたいな感じだろうと思ってたのだけど、意外と真面目な内容だったなぁというのが正直な感想。
    とりあえず技術的の現実味はよく分からないし、その辺はハッタリで構わないんだけど、その辺りを作品の一部としてと真面目に見せている事に関しては良くできていたと思う。
    ひょんな事からロケットに乗ることになったゆかりが、諦めたり、挫折したりしながらも、徐々に宇宙船乗りとしての自分を意識していく過程などが丁寧に描かれていた様子が好印象。ただし、ラスト付近の展開は、ゆかり達が作戦を立案する等の強引・ご都合なのがちょっと残念。あと、マツリが脇役になっていた点も何だかなぁ。
    とはいえ、全体的にはそこそこ楽しめた。WOWOWで放送されるアニメ作品はここのところロクなものが無かったけど、久しぶりに面白いと思える作品だったかな、と。
    ところで、実在の宇宙飛行士、山崎直子さんを出演させたのはちょっとビックリした。…出演を後悔してないといいけどなぁ(笑)。

    NANA

    途中まで見てたんだけど、徐々に見なくなって、見ようと思っていた最終回をすっかり見逃してしまった。結果から言うと、自分はこの作品が好きになれなかった。というか嫌い。
    この作品は何というか…ストーリーを描いているというよりも、シチュエーションを描いているといった方が合ってるように感じた。ただ単にこの作品の対象年齢の女性が「カッコいい」と思うような、惚れた腫れたのシチュエーションを延々並べただけ。それを取り留めもなく延々とグダグダ描いているから、面白くも何ともない。
    だから、作品としての必然性もなく、設定上未成年のキャラクターに喫煙させたり飲酒させたりする。奈々が何の向上心もない馬鹿としか描かれない。そういうのは見ていて愉快な物じゃない。
    あとこの作品が好きになれない理由としては、キャラクターの使い方が下手な点。奈々の友だちとかメインに近い立場だったサブキャラの出番が極端に少なくなる。別に使わないキャラクターの出番を削るのはいいけど、環境が変わったわけでもないのに出番が少なくなるのはさすがに考え物。その辺の理由付けが欲しい。「淳子の部屋」とかワケの分からん再登場をさせるぐらいなら、フェードアウトさせた方がマシだと思う。

    自分が嫌いなアニメ作品を挙げるとしたら、まず最初に「ぱにぽにだっしゅ」を挙げる。この作品はその次に並べよう。3番目は…アレとかアレとか色々。

    幕末機関説 いろはにほへと

    Gyaoで途中まで見たんだけど…やっぱりネット配信は視聴の習慣化をするのが難しいわ。「いつでも見られる」=「いつか見る」=「いつも見忘れる」。やれば出来る子というのは、やらないから出来ない子なんですよ。やらない子は出来ない子なんです。…何言ってるんだろう。
    高い技術力で作られている作品だし、考証等もしっかりしてて結構面白そうな内容だったので、出来ればテレビで見たいところなんだけど…どこかで再放送とかしてくれないかしら。

    ケータイ少女

    「いろはにほへと」同じネット配信作品でも、こちらはOP/ED含めて6分程度という極端に短い内容だったので、気軽に見られた。そのため全部見る事ができたけど、全部見るほどの内容じゃないねこれ(笑)。様々なシチュエーションに彩られた萌えアニメの1シチュエーションを切り出しただけみたいな内容なので、ただのイベントムービーという感じ。
    OPとEDが作られているところを見ると、完全にプロモーションムービーなんだろうなぁ。そういう意味で、ちょっと目新しい感じの作品ではあった。

  • 天保異聞 妖奇士

    時代劇風にして新規層を取り込もうとした心意気や、肉を喰らったり漢字を具現化するといった変わった設定による試みは、個人的に結構感心した。しかし、これはさすがにチャレンジ精神が旺盛すぎるように思う。
    同じボンズ制作の「エウレカセブン」同様、視聴者のニーズを汲み取れておらず、多くの人にそっぽを向かれてしまったようだ。それゆえに、打ち切りという残念な結末で終わってしまった。土曜6時の時間帯なんてティーン受けするような作品の方が人気が取りやすいだろうし、あの時間だとスポンサーやTV局の力(視聴率)も関わってくるから下手な作品を撃つべきではないと思うんだけど。プロダクトアウトよりもマーケットインによる作品作りを。
    オリジナルでヒットを飛ばすのはGONZOの様子を見ていれば分かる(笑)。その点、サンライズは深夜でありながら「コードギアス 反逆のルルーシュ」を大当たりさせているし、「舞-HiME」もヒット作と言って差し支えない売り上げを誇っている。サンライズは非常に視聴者のニーズを汲み取るのが上手いと思う。まぁ「ゼーガペイン」は…いや、少なくとも自分のハートをガッチリ捕まえてくれたけど。
    「鋼の錬金術師」の成功があるとは言え、2度も大型企画を失敗させたボンズはもうMBSからあまり大きな仕事を回して貰えないかもしれない、などと余計な妄想。

    個人的に、この作品は後半がやや面白かったとは思うけどね。しかし、前半のボンズ作品恒例の掴みの悪さ、パッと見た感じのキャラの魅力の乏しさが痛い。
    1話で「こういう作品なのか」と理解させるぐらいの分かりやすさ、面白いと思わせるようなキャラクター、話、演出を作ってくれないと、やはり少々厳しい。その点、「鋼の錬金術師」は双子の兄弟が賢者の石を求めて旅するという明朗快活なあらすじと、キャラクター同士の掛け合いによる楽しさ等がよく伝わってきた。もちろん本筋は単純な話でもなければ明るい内容でもないけど、まず「見せる」ことに関しては良くできていた。「きちんと見て貰えれば面白い」なんて言葉はきちんと見て貰う努力をしなかった作り手の言い訳だろう個人的にはと思う。

    何か他作品を引き合いに出した話ばかりだけど、自分も正直それほど真面目に見ていたわけでもないので、あまり語る事が無いというのが実情。敵の容姿が気持ち悪かったとか、肉を食うという妙にエグい設定に、何か不気味な物を感じたぐらいで。
    あと、「倒した相手の肉を食べる」という設定に「ダンジョンマスター」を思い出していた(笑)。妖夷の肉ってドラゴンステーキぐらい美味しいのかなぁ…とか。

    ひまわりっ!!

    ひまわりっ!!1期同様、筋が通ってない突飛な展開ばかりの脚本、場面と全然合ってないBGM、棒読み声優主人公など、見ていて面白くなるほど人気が出るような作品ではないと思うのだけど、何故か2期が作られた不思議な作品。実際売れてないようだ。まぁ元々2期放送を前提として作られたために引くに引けなくなった、といった感じだろうかと勘繰っておく。
    ハッキリ言ってそんなに面白くはなかったけど、「ばっかでー」と思いながら指差して突っ込みどころを笑い飛ばす作品としてならそこそこ楽しめた感じ。
    ちょっと印象的だったのは、作中でひまわりが棒読みの演技をする場面。元々棒読みな声で棒読みの演技をさせるのは…アレはやっぱり突っ込んでくれという事だったんだろうか(失礼すぎる)。
    でも何と言っても一番強烈なインパクトがあったのは、エンディングのヒメジバージョン。いやー、あんな見事なキャラソン初めて聞いたわ。ぴっと背筋を伸ばしたら~ 違う景色が見えてきた~♪

    少年陰陽師

    孫ゆーな!
    女性向け作品の感じでちょっと敬遠してたら、あんまり真面目に見ないまま終わってしまったのでちょっと後悔。
    最後は何だか悲しい終わり方だったので、本当にこんな終わり方でいいのだろうかと思ったけど、まぁこれはこれで悪くない終わり方のように思えた。
    あんまりきちんと見てないので、感想はその程度。

    神様家族

    神様家族東映のオタ向けは今ひとつという印象を持っていたけど(「銀色のオリンシス」とか)、東映もやればできるじゃないかと思わせた作品。
    佐間太郎を中心としrwその周囲の取り巻きが巻き起こすドタバタや、佐間太郎とテンコの関係とか、そこに割って入る久美子の存在とか、賑やかな感じのキャラクターが起こす話が魅力的だった。個人的には「えーかチョロミ」で始まるママさんの説教の場面が好きだったかな。普段のママさんからは想像できないけど、妙に説得力あるなぁ、と。

    ただし、最初のテーマであるところの「佐間太郎がパパさんの呪縛から逃れる」という点が何か有耶無耶な感じだった事、久美子の話→愛の話→久美子の話という構成が妙に中途半端に感じた事、各エピソードの結末が少々無理矢理っぽい印象を受けた事、などは今ひとつ。特に話の構成は、久美子の話一本に絞るか、バラバラのエピソードで構成するか、もう少し一貫性があった方が良かったかな、と思う。愛の話だけが妙に浮いてしまっている感じ。あとは、メメの出番がさっぱり無かったのが残念。

    まぁそんな感じで、全体的には結構面白い作品でした。

    あと主題歌は結構好きだった。特に「Brand New morning」の方。ローリング廻し蹴りさん、主題歌CDの折はどうもありがとうございました。
    あんまり関係ないけど、EDのの「図書館では教えてくれない、天使の秘密」が「ラブ★コン」で流れていたっけか。

  • 米アマゾン、年内に音楽配信・コピー制限せず
    スラッシュドット ジャパン | Amazon.comがDRMフリーな音楽配信サービスに参入

    どうせまた日本はのけ者…というか、日本の業界が拒絶するんだろうなぁ。

    アップル、アルバム配信で販促策・日本除く21カ国で – 個人生活を刺激する流行情報誌 – 日経TRENDY – NEWS

    米アップルは音楽配信サービス「iチューンズ・ストア(iTS)」で、アルバムの販促策を導入した。アルバム収録の一部の曲を購入済みの場合、残りの曲をまとめて安く入手できる。iTSを手がける22カ国のうち、日本を除く21カ国が対象となる。

    こんな感じで。
    まぁ最初から期待はそんなにしてないけど、これで音楽の売り上げが伸びて、次第に追従してくれる事は多少期待している。でも、DRMの最先鋒とも言える携帯音楽の流通がかなり大きな割合を占める現状では難しいかも。こんな予測もあるわけだし…。

    Amazonで最初からDRMフリーのMP3ファイルが買えるなら、自分としてはCDよりもそっちの方がいいかもしれない。CDは場所取るので管理が面倒だし、いつもどうせ買って開封したら一度も再生せずにそのままMP3変換してしまうので。MP3のタグ付けとか結構面倒だし、その手間が省ける点も魅力的。ジャケット絵やら歌詞やらもそのままデジタルデータで手に入るならば更に良い。Windows Media Player方式対応でいいから、再生したらプレイヤー上に歌詞表示されるような代物なら文句の付けようがないけど…。
    実際ダウンロード販売されている音楽なんてほとんど買ったこと無いので、その辺が一般的にどうなっているのかさっぱり知りません。
    まぁそれも「日本でサービスが始まれば」と仮定した上での話。ずっと先の事になりそうな気がするなぁ…。

    自分もDRM音楽なんて面倒な代物は使う気が更々無かったので、DRMフリーの音楽販売は大歓迎。アニソンを気軽に買えるなら、もう少し色々購入してもいいな。今期なんて「ひとひら」のCDしか買ってないよ…。Smile! Smile! どんなーときもー♪

    ただ個人的には、余計な心配かもしれないけど、音楽ファイルのカジュアルコピーが行えるようになる事で、一般の人が著作権を認識する機会が失われてしまう事を少し心配している。
    例えば、今ならDRMで保護された音楽ファイル、音楽CDをリッピングする作業といった物に触れる事で、「何故音楽が容易にコピーできないようになっているか」という事を知る機会が生まれ、著作権を認識するきっかけにもなると思う。もちろんそれを意図的に無視する事は簡単だけど、そういう物が存在している事を認識することは、結構大事なことなんじゃないかと個人的には考えている。
    「どうせコピーできるんだから意味ない、もっと便利にしてくれ」と考える事は、「もっと便利にできるのにしない理由」を認識させる事と等価なんじゃないかと。
    まぁそんな余計な事をグダグダ考えた。

  • 昨日ボーッとしながら何となく思いついた事なので、どうでもいい話。

    結構前に、週刊誌が女性のオタク、特に腐女子と呼ばれる人を「オタージョ」と呼んでいたという話があった。
    もちろん自分はそんな言葉を聞いたことはなかったし、どう考えてもどうやって調べても、その言葉に相当する最も一般的な言葉は「腐女子」になる。週刊誌が女性に対して「腐」という悪いイメージを持つ言葉を適用する事を避けたという事はあるだろうけど、それと同時に記者の自尊心のような物を何となく感じた。つまり、あえて違う言葉を使うことで一般に対してその言葉を広め、「この言葉は自分が流行らせた!」という確信によって、記者自身の自尊心を満たそうとしているのではないかと。

    まぁ今回のケースが違ったとしても、記者の中にも「自分で流行や話題を作り出そう」と考える人はいるだろうと思う。そうして変な言葉や妙な話に彩られた記事が、週刊誌という影響力の大きなフィルタを通る事で、多くの人に広まる。
    言葉の乱れというのは、こうした所でも生まれてくるのかもしれない、と思った。

    「若者の言葉が乱れている」と言われたりする事はあるけど、言葉は徐々に変化していく物だと自分も一応認識している。しかし実際のところ、テレビや雑誌といった影響力の大きなメディアによって、言葉の変遷は加速しているのではないかという気もする。もちろんそれはただ自分の印象で言っている事だし、変遷が加速する事もまた変化の一部と捉える事もできる。
    しかし、わざと珍妙な言葉を使う「文化」の影響が作り出す変遷が、本当に「乱れていない」のかと言われても、それを力一杯否定できるほどの考えは生憎持ち合わせていない。

  • AMD、「R600」ことDirectX 10対応GPU「Radeon HD 2000」シリーズ

    気になった記事。最近のGPUは3D処理ではなく、ビデオコーデックのデコード処理もやってくれるようで。…でも、ここで気になったのはGPUの話ではない。

    非常にユニークな機能として、GPUでありながら、オーディオコントローラも内蔵。カードに付属のDVI→HDMI変換アダプタを使うことで、HDMI経由でHDCP保護されたビデオ信号に加え、5.1chデジタルオーディオ信号も出力できる。

    5.1chというのが何を指すのかは良く分からない。5.1chリニアPCMという可能性もあるけど、恐らくDolbyDigital信号のパススルー可能といったところか。もしそうならば、ゲームのマルチチャンネル出力は無理という事になる。

    HDMI端子が徐々に普及するにつれ、HDMIから映像信号と音声信号を同時に出力する製品が多くなってくるのではないかと思う。普通の人はそれで十分だろうし。そうなると、サウンドカードの立場は一体どうなるのやら…。
    しかしHDMI経由でサウンドを出力させる場合も色々な問題が考えられる。
    例えばサウンドカード経由ならば、ゲームの音声をハードウェア上でエフェクト処理するような事ができたりするけど、ただのHDMI出力にそんな機能や作り込みは期待できそうにないため、ゲームの音声がしょぼくなる。何らかのソフトウェア処理を行うにしても、ゲームが重くなってしまう(もっとも、最近のCPU性能を持ってすれば些細な問題なのかもしれないけど…)。
    さらに、HDMI経由でマルチチャンネルPCM信号を受け入れることができる機器がほとんど無い現状では、HDMIでゲーム音声のマルチチャンネル出力を行うことも難しい。

    PCからHDMIによる音声出力には、PCゲーマーにとって様々な問題を孕んでいるので個人的にはそんなに歓迎していないのだけど、そもそもPCゲーマー人口が少ない上に、PCゲーマーにも音声にこだわる人間はかなり少数の様子なので、HDMIによる出力が主流になっていくんだろうなー、と。
    自分としては悲しいことです。マルチチャンネルで3Dゲームやると、迫力があってとってもいい感じなんだけどね…。

  • 今日、東京MXでは18:30から「美鳥の日々」再放送が始まった。
    まぁそんな時間に家に帰れるはずもないのだけど、これは結構好きな作品だったので、とりあえず録画して久しぶりに1話だけでも見てみるかぁ、と思って録画予約。帰宅後に早速視聴しようとしたら、冒頭に以下のようなテロップが。

    美鳥の日々

    「本番組で一部不適切な表現がありますが、作品のオリジナリティーを尊重するため、そのまま放送します。ご了承下さい」…とある。
    ここで言う不適切な表現というのは美鳥の胸が露出するシーン、まー要するにポロリの事を言っているんだろう。元々深夜アニメなのでそういうシーンがある事は分かるのだけど、それをわざわざテロップ付けてまで夕方に放送する東京MXの姿勢に度肝を抜かれた(笑)。
    でも、今回の1話の該当シーンには結局ぼかしが入っていたというオチ。そのままじゃないじゃないか。確か、沢村が美鳥の家に押しかける場面でもそういうシーンがあったような覚えがあるけど、あっちも同様の処理だろうか。

    まー、夕方に「うたわれるもの」を放送したり、「地獄少女」を放送したり、「グラビテーションを」流したりする放送局だから今さらかもしれないけど、一体何でこんなにアニメの「輸入」に熱心なんだか。夕方に「エマ」を放送するのは別にいいと思うけど。恐らくMXの編成担当にアニオタがいて、「もっと世の中にアニメを知らしめねば!」などと息巻いているのではないかと推測。「美鳥の日々」に関しては、週刊少年誌原作という事で話が通りやすかったのではなかろうか。

    美鳥の日々改めてこの作品見たけど、やっぱり面白いねぇ。キャラクターが生き生きと描かれていて、キャラクターの魅力がアニメで上手く表現されている。ラブコメ作品としては非常にいい出来だと思う。
    あと、OPは大好きです。CooRieの歌と映像がよくマッチしてる。

    余談だけど、月曜日は「美鳥の日々」「結界師」「名探偵コナン」と連続して見ることができるスーパーサンデーアワーだ。

  • シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド

    シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド毎回大爆笑している作品。もちろん悪い意味で。
    長いシナリオのコンピュータRPGの全てのエピソードを圧縮して無理矢理描こうとすると多分こんな感じになるだろう、というイメージをそのまんまアニメにしたような内容。展開が異様に早くて目まぐるしく場面が移り変わっていく、キャラクターの動機や思考などの描写もおざなりで薄っぺらい、といった感じで感心するぐらい酷い内容だと思う。
    しかしそのとんでもない内容が逆にあまりにも可笑しくて、これはこれで割と面白い。「馬鹿はいいぞ。お前も馬鹿になれ。」じゃないってば(笑)。
    今さらながら思うけど、「うたわれるもの」はゲームのアニメ化としてかなり良くできた作品なんだなぁ、と。不要な箇所は切って肝心なところは拾い上げる、構成としては理想的。

    DARKER THAN BLACK -黒の契約者-

    DARKER THAN BLACK -黒の契約者-BONESのオリジナル作品。BONESのオリジナル作品は「Wolf’s Rain」とか「KURAU」とか、間延びして淡々としたストーリーが展開する微妙な作品というイメージがある。一方原作物に関しては「スクラップドプリンセス」「鋼の錬金術師」「桜蘭高校ホスト部」といった良質で面白い作品を輩出してくれる、というイメージがある。全体的には、作画水準が非常に高く良質なアニメーションを作るというイメージ。
    そしてこの作品は、そうした従来のBONESのイメージ通りの作品であるように感じた。展開が淡々とゆっくり進み、作品の全体像が掴みにくいため、ちょっと取っつきにくい。
    主人公の一見優しくぼんやりした性格に見えて、その実冷徹なエージェントというギャップから来る不気味さ等は良く表現できていると思うし、結構面白そうな設定だなぁ、とは思う。
    でも、もう結構話が進んでいるのに未だに設定があんまり明かされていないのはちょっとどうだろう。いくら引っ張るにしても、もう少し人間関係や主人公の設定等を明かしてくれないと、さすがに作品に向き合うのがちょっとしんどくなってくる。戦闘シーン等はとても良い動きで格好いいので見応えがあるけど、それは一過性の場面に惹きつけられる要素であって、作品全体に惹きつけるにはやはりストーリーや設定をもう少し見せて欲しいところ。
    ところで、今回(第6話…だっけ)放送された次回予告でやたら調子外れの狙ったような次回予告があったけど、ストイックさを売りにしたような作品において、こういうあざとい要素を見せるのはあんまり感心しないです。

    魔法少女リリカルなのはStrikerS

    魔法少女リリカルなのはStrikerS1期は結構楽しく見てた。2期もそこそこ楽しく見てた。そして今回。2期の最後で「小学生という設定を破壊したという事は、もう続ける気が無いんだろうか」と思ったのだけど、どうもそうではないらしい。しかし、いくら何でもこんな子持ち年増みたいな外見にしなくても…。せいぜい中学生ぐらいで留めておけば良かったのになぁ、と思うのは余計なお世話か。
    今回は妙にスロースタートというか、間延びした展開だなぁ、という印象。最初に何話もかけて訓練を描く必要はあるんだろうかと思ってしまう。新キャラの背景を描くという意味もあるのだろうけど、新キャラの背景をいきなり見せられても少々退屈。まず先に、訓練ではない何らかの活躍を見せて欲しいなぁ、と思う。
    この作品にはもう少しこう、ド派手な戦闘が展開されることを期待していたんだけどなぁ。
    今回は、なのはが大人になったという事もあり、「小学3年生とは思えない大人びた発言」というギャップが無い。それはこの作品の魅力というかちょっとした特徴を一つ殺してしまっているような気がしないでもない。

    風の少女エミリー

    風の少女エミリー何だか世界名作劇場みたいな作品だなぁ、と思った。以前放送されていた「雪の女王」と同系統の作品なんだと思うけど、NHKはゴールデンのアニメ枠潰しちゃったからなぁ。
    この作品は当時の社会を反映した作品なんだろうけど、「子供のくせに~」「女なのに~」といったアレな発言がポンポン飛び出す辺りに、何とも時代を感じる。こういう現代社会と剥離した世界を描いた感じは割と好きです。
    ところで、マレーおばさんがいつデレになるのかを見守るのは、視聴する姿勢として正しいのでしょうか…。

  • 電撃文庫ムービーフェスティバル

    電撃文庫作品「灼眼のシャナ」「キノの旅」「いぬかみっ!」の3作品劇場版を見に行った。まぁネタになればいいなぁ、程度の気持ちで池袋まで。ちなみに、3作品ともTVアニメは見た。

    灼眼のシャナは総集編仕立てだったので内容に関しては今ひとつといった感じ。見たはずのTVシリーズの内容をあんまり覚えてないので何とも言えないのだけど、後半は結構オリジナル作画だったような気がする。多分。
    改めて見直してみても、悠二の主張や根拠がまるで無根拠なものばかりで、何故そんな必死に主張できるのかがあんまり伝わってこないどころか、どこか見ていて痛々しい。結果として悠二の言ってきた事にシャナが突き動かされたりしたわけだけど、それでいいのかという気もする。TVシリーズ見た時とまんま同じ事思ってたよ。
    どっちかと言えば、シャナが吉田さんといがみ合ってるような場面の方が面白かったんだけど、さすがに劇場版の尺でそこまで要求するのは無理か。
    まー総集編だし、こんなもんじゃないかと。

    次は「キノの旅」。この作品だけTVアニメが結構前なんだよね。しかもWOWOWの夕方というマイナー枠だ。丁度このサイトを始めた頃に放送していたので、2003年という事になる。自分は「スクラップド・プリンセス」共々かなり楽しんで見ていた。そういや最近、東京MXでコロシアム前後編及び劇場1作目を再放送してたなぁ。
    今回の話は、「キノの旅」のエピソードによく見られる偏向した世界で描かれる皮肉めいた要素成分がちょっと足りなかったように感じる。もう少し面白い捻りが利いてると思ったら、結末は予想をそれほど外れるものではなかった点が残念。というか、何か別のエピソードの焼き直しみたいだ。もう少し風刺的な内容が込められていると面白かったんだけど…。
    エルメスに乗るキノを正面から描いたシーンは、エルメスの動きとか背景がぐんぐん遠ざかる様子のCGが良い感じの出来だったと思った。この辺は劇場版ならではの良さかなぁ、と。

    「いぬかみっ!」。今回はこれが一番面白かったかな(笑)。
    劇場でありながら、変に気張らずあくまでもこの作品の持ち味であるギャグを前面に押し出してきた点は、個人的に好感が持てた。こちらも気張らずに肩の力を抜いて楽しめたわ。劇場の大画面と作画を使って思いっきり馬鹿アニメを見るなんて、なんて贅沢なんだろう。
    「変態」をテーマ(?)にした本作は、最初から最後までいぬかみっ!」独特のアホなギャグとパロディを散りばめたような馬鹿馬鹿しい内容で、劇場内では観客の笑い声がよく響いてたのが印象的。こんな映画は初めてなもんで。一番笑い声が響いていたのは、やっぱり「がっしんせよ!」の辺りかなぁ(笑)。「グラヴィオン」なんてあそこで見ていた何割ぐらいの人が分かるんだろう。でもこの合体シーンを見るに、活字で表すと「合神せよ!」ではなくて「合身せよ!」になるんだろうか。あとは、内容ではなく最後のスタッフロールにおいて、キャストの部分で「速水奨」の名前がズラッと並んでいた辺りがかなり受けてたような気がする(笑)。
    まぁそんな感じで結構楽しめた作品だったな、と。少なくとも自分は、この作品が前より少し好きになれた。でも、「シャナ」と「キノ」をメインに据えた映画のCMはあったのに、「いぬかみっ!」による映画宣伝が見られなかったところを見ると、この作品はあくまでも同時上映作品という位置付けなんだろうね。まぁこれがメインでも少々困るので、位置付けとしてはそれで正解だと思います(笑)。
    どーでもいいけど、EDの「大変!大変!大変と」というフレーズはやっぱり「変態」に引っかけてるのだろうか…と、この作品を見て思った。

    あとは、冒頭のキャラクター同士によるショートアニメが割と面白かったです。

    まぁそんなこんなで、電撃映画は物足りなかったり楽しめたり。全体的にはそんなに悪くなかったかな、と。

    余談だけど、映画が始まる前に挿入された「スピンオフ L」の宣伝で、「2007年 夏 撮影開始」と出たときに劇場で笑いが出たのは、この場所ならではの現象なのかもしれない。

  • 三菱の液晶ディスプレイ、RDT261WH(BK)を購入。最大解像度は1920×1200。

    以前、近いスペックの液晶ディスプレイとしてBenQのFP241Wシリーズが欲しいという感じの事を書いたけど、色々あって気が変わった。その理由としては、FP241WはDVI-D、HDMIのデジタル入力2系統が魅力だったけど、どうも情報を漁ってみるとHDMI端子側の入力はセーフティエリアカット等の怪しい点が見受けられるた点、ゲームするためにアナログ入力&PIP機能がちょっと欲しかったけどPC側のキャプチャボードの接続にAVセレクタを噛ませてテレビ映像とゲーム画面を切り替えた方が実用的かもしれない、など。

    今回RDT261WHを購入したのは、
    ・1920×1200のフルHD表示可
    ・USBハブ付き
    ・HDCP対応
    ・アスペクト固定拡大、原寸表示機能
    ・DVI入力x2
    といった理由によるもの。
    また、この製品が2ちゃんねる等でなかなか評判が良く、ユーザーも多い様子なので情報が充実している点も購入動機として挙げられる(参考:RDT261WHまとめ – wiki@nothing)。
    あと、7年前に自分が初めて購入したCRTディスプレイは三菱製で、4年ぐらい前に購入した液晶ディスプレイも三菱製だったため、自分の中で三菱ディスプレイ=良品というイメージがあった事も動機となっている。

    で、届いたのは昨日12日の夕方。
    早速机の上に設置した感想としては…でかい(笑)。まぁ店頭などで現物を見ていたのである程度把握はしていたけど、実際机の上に置くとやっぱりデカく見える。

    RDT261WH
    設置前

    RDT261WH
    設置後

    実際に使ってみた感想としては、とにかく非常に眩しい。初期状態では「うお、まぶしっ!」と思わず言いたくなる目潰しのような明るさ。恐らく、テレビのようにある程度距離を置いて見ることを前提とした作りになっているのだろうけど、生憎と自分は50cmぐらいの距離からディスプレイを見ているもので。
    早速、ディスプレイで明るさを調節してみたけど、ブライトネスを0にしてもまだ眩しいディスプレイなんて初めて見たよ(笑)。仕方ないので、VGAドライバ側で少し暗めに調節する。この点に関してはちょっと作りが良くないと思った。
    ただ、それ以外に関しては特に不満はない。1920×1200で綺麗に表示してくれるし、ゲームをプレイしても、もきちんとアスペクト比を保った状態で表示してくれるし、発色もメリハリがあっていい感じだし(前の液晶がヘボだったとも言う)、前面の液晶操作パネルは比較的扱いやすい。まぁ、良い点は他のサイトがさんざん持ち上げているので今さら言うほどの事でもないのだけど、自分の目から見てもこれは結構良い製品だと感じる。

    ああ、ちなみにドット欠けは無し。以前購入した三菱液晶ディスプレイもドット欠けは無かったので、今のところ2戦2勝。もっとも自分の場合、ドット欠けがあってもあまり気にしないだろうと思うのだけど。

    それにしても、高解像度なので作業スペースが広く取れる点は素晴らしい。PCゲームやりながら、脇に攻略サイト開きながら、キャプチャボード入力でテレビ見る、なんて事も。これならテレビ実況もやりやすいなぁ。

    RDT261WH

    まぁそんな感じで、ディスプレイがデカいことは良いことだと思いました。
    ちなみに、この製品を注文をしたのは9日の水曜日(注文受付日は10日木曜)だったけど、まさかその翌日の午後にMDT241WGなんて製品が発表されるとは思わなかったですよ(笑)。

  • ニュースリリース
    ITmedia +D PC USER:三菱、HDMI 2系統など多入力対応の24.1インチワイド液晶「VISEO MDT241WG」
    三菱、HDMI 2系統装備の24.1型WUXGA液晶ディスプレイ

    三菱が液晶ディスプレイの新モデル「VISEO MDT241WG」を発表。
    三菱の液晶ディスプレイはRDTシリーズが一般的だけど、それ以外にも音声入力等を備えてAV機器と接続する事を前提としたMDTシリーズ(VISEOという名前が付けられている)がある。この製品もそのシリーズに属しており、音声入力端子やスピーカーを備えている。

    このディスプレイは、ディスプレイとしての性能が三菱のフルHD(1920×1200)液晶モデル「RDT261WH」に近い。しかしその入力端子は、コンポジット端子、S端子、コンポーネント端子、D-Sub端子、DVI-D端子、HDMI端子x2と豊富に取り揃えられており、スペックだけ見れば現状の一般向け液晶ディスプレイとしてはかなり強力なものがある。DVD-D、HDMIx2のデジタル入力3系統は将来性も期待できる。
    多端子フルHDモデル液晶ディスプレイは、I/O DATA、BenQ等いくつかのメーカーが発売しているけど、アスペクト比が狂う、セーフティーゾーンをカットする、入力解像度を正しく認識しないといった「正しい解像度で、綺麗な画面で」という「ゲーマー心」をまるで分かっていない製品ばかり。しかしこの製品はニュースリリースで既にゲーマーに対してアピールされている他、スクイーズ信号等の対応も謳っているようで、様々な入力に対しても真っ当な出力が期待できる。
    難点としては、HDMIから入力された音声をS/PDIFから出力しようとした場合には2ch PCMしか使えないと思しき点。ビットストリーム出力ぐらい何とかならないものだろうか。もっとも、まともな音を鳴らそうとしたら最初から他の方法を考えるべきだろうけど。

    まぁそんな感じで、多入力対応のフルHDディスプレイとしては最強の製品ではないかと思った。三菱は昔からディスプレイメーカーとしての確かな実績があるけど、この製品はそれに恥じない物であるように感じる。

    でまぁ、何でわざわざこんなディスプレイについてつらつらと書き連ねたのかと言えば、三菱のフルHD液晶ディスプレイ「RDT261」を注文したから。昨日。いやー、まさか買った次の日に新製品が出るとは思わなかったわ(笑)。
    まぁ別にいいんだけどね。音声入力やスピーカー等の余計な物は必要ないし、USB端子がついていないし。最初から2製品あったとしてもRDTを選んだと思うから。
    でも、MDTが発売されて事によって唐突に価格が下がったら嫌だなぁ。それだけが気がかり。

  • ただ思いついた事なので適当に流してください。

    アニメにおいて、作中における音声や映像にノイズが乗る場面がたまにある。今思いつく例だと「絶対少年」の田菜編において携帯電話の音声にガリガリという音声ノイズが乗るシーンなど。

    でも実際のところ、この現象はアナログ伝送におけるノイズなので、デジタル伝送による音声通話においては発生しないんじゃないかと。
    例えば携帯電話であれば、通信がノイズの影響を受けた場合は転送中の音声データが壊れる。携帯電話の音声通信はエラー訂正処理が行われているはずなので、データが壊れてもある程度なら音声データは修復される。しかし、訂正できる上限を超えてしまうとそのデータは元の音声にデコードできずに破棄されてしまい、その音声が受信できずに音声が途切れてしまう。もっとも、一部の音声が受信されなくても補完されるような符号化方式や音声補完技術が備わっているはずなので、少し音声が途切れる程度なら大した問題にはならない。音声が受信できない状態が長時間続いた場合は、恐らく携帯電話の側がその通信を切るような仕組みが備わっている。
    要するに、「絶対少年」で見受けられたようなノイズ表現は、携帯電話同士の通話では起こらないのではないかと思われる。あれほど伝送に支障をきたすほどノイズの影響があった場合は、その時点で通話ができなくなるはず。

    これはテレビにも同じような事は言える。例えば、何らかの外的影響によってテレビの映像が歪む表現。
    デジタル放送であれば、電波の受信が正常に行われない場合は映像が歪むのではなく、ブロックノイズとして画面に現れる。まったく受信できなくなった場合でも、画面に砂嵐は出てこない。恐らく真っ黒な画面と、(テレビの実装にもよるけど)映像が受信できない旨を伝えるメッセージが表示されるはず。
    歪んだ映像を映すためには最初から歪んだ映像を用意するしかなく、砂嵐を表示するためには砂嵐の映像を送るか、受信できなくなったときに砂嵐を表示する実装をテレビの側が行うしかない。(もっとも、入力映像がコンポーネント等のアナログケーブルを経由していた場合はその限りではないだろうけど)。

    まぁつまり何が言いたいのかといえば、今現在では当たり前の表現として使われているノイズ表現だけど、伝送データのデジタル化に伴って、これらは将来的に一般に通用しなくなる表現なのかもしれない、という話。

  • カレイドスター スペシャルセレクション

    カレイドスター スペシャルセレクションまー、カレイドスターは1度見ているので今さら特に言うこともないけど、自分はやっぱりこの作品好きだなぁ。そらとかロゼッタとか、魅力的なキャラクターが多い作品かな、と。あと、久々に聞いたら(本放送時における)2クール目のOPが一番好きだった事を思いだした。この前NHK-FMで放送された「アニソン三昧」でこの曲が流れた時は割と嬉しかった。
    それにしても、2クールを1クールに圧縮して再放送する意味は結局よく分からなかったなぁ。今現在tvkで「ゼロの使い魔」が再放送されている理由は、2期目放送の繋ぎ等の理由が考えられるけど、この「カレイドスター」に関しては、今さら商品展開も難しそうだしなぁ。どこぞのコミック誌で「カレイドスター」の外伝漫画が連載されているそうだけど、どう考えても採算が取れるとは思えないので、その漫画、雑誌宣伝のために放送されているとも考えにくい。まぁ別に放送理由なんてどうでもいいのだけど、やっぱり何となく引っかかる。

    Venus Versus Virus

    Venus Versus Virusこれはまた、とんでもない方向に向かって放り投げた作品だ。誰もキャッチできませんて。
    何一つ決着もつかず、何の結末を迎えたのかも良く分からず、設定も回収せず。ラスボスは脇でサブキャラにやられてるし。これほど話を畳まずに終わった作品もなかなか珍しいかもしれない。
    あらすじとしては、ルチアとスミレが仲良くなる→最後に戦う羽目になる、という話を描きたかったのだろうとは思うけど、結末が中途半端すぎて何だかなぁといった感じ。そもそも、スミレとルチアが戦う必然性がイマイチ見出せないというか…。
    まぁそんな感じで、あまりにも中途半端な内容だっただけに、そんなに面白くなかったです。

    銀河鉄道物語 ~永遠への分岐点~

    銀河鉄道物語 ~永遠への分岐点~フジテレビで見ていた頃の内容はさっぱり残ってないけど、そこそこ楽しめたような覚えがある。今回TBSで放送されたこれも、それなりに楽しめたような気がする。
    まぁ人間ドラマの楽しみ方よりも、先の読めない脚本や演出の突っ込みどころの多さを笑い飛ばしてみるような、どちらかと言えばギャグアニメとしての楽しみ方をしていたのだけど。
    個人的に馬鹿馬鹿しくて可笑しいと思ったのは、固有名詞のいくつかが「コスモ」で始まっている事。コスモマトリクス砲とかコスモバルカンとか。個人的には「コスモテラバイト」という単位の存在に何となく素敵な物を感じた(笑)。コスモテラバイトってテラバイトの何倍だろう。でも、新しいデータ量の単位として「コスモバイト」やら「コスモオクテット」という物があるとすれば、「テラコスモバイト」「テラコスモオクテット」だよなぁ、と思わないでもない。まぁどうでもいい話なんだけど(笑)。

    でも一つだけ。致死性のウィルスが蔓延した惑星を丸ごと滅ぼす話(第10話「葬られた未来」)に関しては、そのあまりの規模の大きさと話の重苦しさに少々驚かされた。どうしようもなく救いが無く、切なくなる話でかなり強く印象に残った話でした。

    おとぎ銃士 赤ずきん

    おとぎ銃士 赤ずきん二兎追う者は一兎を得ずというか…、子供向けとしてもオタク向けとしてもなんだか中途半端な出来映えだった印象。キャラ萌え作品として作りたいのか、子供向けとして作りたいのかをハッキリさせた方が魅力ある作品となったんじゃなかろうか。
    個人的には、子供向け作品を作るのであればまず子供が見る事を前提とした作品作りをする努力をするべきだと考えているし、オタに媚びを売った時点で出来の良し悪しとは関係なく作品として失敗していると思う。そういう意味で「ゾイドジェネシス」などは面白かったけど作品としては失敗であると思っている。この作品に関しては、企画の段階でオタも子供も取り込もうとしている時点で何だかなぁ…と。大人・子供どころかアジア圏でも幅広い人気を勝ち得た「ケロロ軍曹」みたいな作品もあるけど、あれは大変希有な例だと思う。
    まぁ売れりゃ商品としては成功ではあるのだろうけど、この作品が売れたという話はさっぱり聞かないなぁ。

    そういった中途半端さは別として、作品の内容としても今ひとつな点が多いように思えた。
    ソウタが旅に出る「ふたつの世界の物語を知るため」という動機に関して、ソウタがそこまでして集めたいと思わせる理由がどうしても感じ取れなかったため、「ただ何となくフラフラ旅している電波な主人公」という印象が強く、旅の目的・作品の方向性にあまり筋が通ってない散漫さを感じる。
    あと、りんごの存在意義とかハーメルンの役回りとかブレーメンの扱いとか、明らかに作品における役割を持て余したようなキャラクターが多数登場したり、キャラクターの掘り下げ方が浅かったりと、どうにも中途半端な印象を受けた点もマイナス。

    個人的に「コナミアニメは何だか微妙」という印象があるのだけど、この作品のおかげでまたその印象が強められた感じ。ただし、ネタとしてはそれなりに楽しめた。

    ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!

    ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!時間が空いたときに飛ばし飛ばしで見ていたら、いつの間にかトーマが温泉宿で働いていたり、いつの間にかビビンが仲良しになっていり…という程度しか見ていない。
    まぁ明るく楽しい女児向けアニメというコンセプトをきちんと貫いた作品だったとは思うので、これはこれで良くできた作品だったのではないかなぁ、と思った。
    ところで、この作品は登場キャラが多すぎてキャラクターがさっぱり把握できていなかったのだけど、大雑把に見ても各キャラクターの登場回数や扱いに明らかな差が見られたのは、つまりアレですか。アニメを通じて子供たちに、口では友だち云々と綺麗事を言いながらも、実際はそんなみんな仲良くなれるわけじゃないんだよ、という現実を伝えようとしているのでしょうか。

  • MS、「IE 8」の基本設計を示唆–セキュリティと使いやすさを追求 – CNET Japan

    IE8の開発に関して、IE7の2年以内にリリースされること、セキュリティ、使い勝手、標準技術の互換性等に重点を置くこと、CSS2.1準拠を目指していること、などを標榜しているという話。
    Web標準の最大の敵とも言えるIEがCSS2.1に対応してくれれば、これほど嬉しいことは無いのだけど、目下IE6以下のバージョンが幅を利かせている現状では普及はまだ当面先の話だろうなぁ。とりあえず、早いところ日本語IE7をWindows Updateに加えていただけませんでしょうか。

    まぁ、MicorosoftがIEの開発を続けている事を堂々と掲げてくれたのでとりあえず安心。IE8ではCSSのcontentやセレクタがまともに使えるようになりますように。あと、暫定的でいいからCSS3に対応してくれますように。せめて、ボーダーの角を丸めるborder-radiusが使えればいいのに。

    余談だけど、CSS3がいつまでも正式勧告されないのは、実装されたブラウザが存在しない・ブラウザの実装が追いついていないから、その現状を反映しているという話を確かどこかで読んだ。つまり、真っ当にCSS3の仕様を実装したブラウザが登場したらCSS3が勧告されるのかもしれない。
    そこは、Opera辺りに頑張ってもらいたいところ。

  • ProjectBLUE 地球SOS

    ProjectBLUE 地球SOS過去の作品のアイデアを使ってレトロ感溢れる世界設定にした点に関しては割と面白いと思った。真空管かよ!などと色々突っ込みたくはなるけど、それを作品の構成要素として飲み込んでしまえば、アレはアレで独特な味付けとして悪くない。むしろ最近の作品にあまり見られない設定に斬新さすら覚える。
    しかし、作品の内容自体はそれほどでも。ストーリー自体はそれほど陳腐な感じはなく最近の作品に比べて見劣りする物ではないと思うけど、設定や固有名詞、アニメーションの演出等にどうにも古臭さを感じてしまい、それが作品に対するイメージを「陳腐なもの」としてしまっているように思えた。そして自分は、古い作品よりも新しい作品を見る方を好む。そんなわけで、視聴していて退屈と感じてしまった。
    昔の作品を現在のアニメーション技術で表現するというコンセプトはいいと思うけど、それはメカニックデザイン等やストーリー程度に留めた方が面白かったかなぁ、と思う。まぁ、それは自分がそう感じただけなので、あくまでも昔の作品が描かれる事に価値を見出す人もいるのかもしれないけど。

    スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ

    何かこう、画面の向こう側で盛り上がってるなぁ…という印象の作品。ロボットアニメのお約束を詰め込んでとりあえずアニメにしてみると、こんな感じになるのかもしれない。お約束をただ詰め込むだけでなく、きちんと見て面白い物に仕上げようという努力を感じた「ガイキング」の出来の良さを改めて実感。
    飛ばし飛ばしで見ていたので、感想はその程度。

    護くんに女神の祝福を!

    護くんに女神の祝福を!結局ビアトリスってそんなに意味のある設定でもなかったよなー、と。何というか、最終回でいい話を作るためだけにわざわざ用意された設定みたいな感じ。まぁそもそも作品の方向性が「ツンデレキャラがパンツ見せる」程度の代物にしか感じなかったので、その辺はどうでもいいです。
    まーそれにしても安いツンデレだなぁ。「べ、別にあなたのためじゃないだからね!」といったテンプレート台詞を並べりゃツンデレか。ずいぶん安易なキャラ作りだ。最初からツンデレを描こうとして描いたツンデレは何となく痛々しく感じてしまう。何かこう、秋葉原でこれ見よがしに珍コスプレした自称メイド見てるのと同じ感覚。
    あと、ヒロインが主人公に惚れた理由がイマイチ良く分からなかったのは、自分の読解力の問題か、それともキャラ作りが安すぎる事が原因だろうか。

    ひだまりスケッチ

    ひだまりスケッチ「ネギま!?」同様の新房監督作品だけあって、独特の演出とギャグは健在。それにしてもこの監督は、同時期に2作品同時に進行させてたのか…。その点は凄いと思う。
    一番最初の感想で、OPでゆのの腕の動きがFlashアニメみたい(ベクトル画像を使った回転みたいな感じ)で妙に安っぽい印象を受けたと書いたような気がするけど、止め絵の連続による演出の数々を見ていると、やっぱりこの作品はかなりの低予算で作られているんじゃなかろうかと思ってしまう。
    あと、銭湯の場面で背景にあった「富士山」の文字。BS放送では見事に修正されて富士山の絵が描かれていたそうだけど、これは作画が間に合わなかったと見るべきなのだろう。
    上記のように、監督の状況、窺える低予算、間に合ってない作画を見る限り、この作品は相当な修羅場の末に出来上がった代物なのではなかろうかと推測。
    ちなみに、DVDはかなり売れているようで…。

    それはさておき、内容に関してはいつもの新房監督作品という感じなので、ネタの羅列、意味の掴みかねる演出・ギャグの数々が個人的にはそんなに好きではなかったです。
    ただし、一応作品のテーマとなる高校生・美術科といった設定を用いたネタが多数見られたため、延々と作品の何の関係があるかも分からないチュパカブラやら何やらでネタを引っ張った「ネギま!?」よりは好感が持てたかな、と。

  • カーナビの声を声優のアニメ声にしてくれたら、車買ってもいいかもしれない(群馬で使っていた車はもう手放した)。もちろん、ナビゲーションボイスはソフトウェア的に変更可能で。
    …ってな事をカーナビ作ってる友人に言ったけど、やっぱり何か色々難しいらしい。

    ITmedia News:声優いらず? アニメの「声」を制作するソフト、セルシスら開発へ
    スラッシュドット ジャパン | アニモ社、アニメの「声」を合成するソフトを開発すると発表

    この記事を見て「じゃあこれでどうだ!」…と言いたかったところなんだけど、その前にベースとなるFineSpeechなる技術によって生成された合成音声を聞いてみた。

    FineSpeech – 新世代高品質音声合成(TTS)ライブラリ

    なんかこう…微妙すぎる。やっぱり無機質感は抜けない。こんな声じゃ、道を間違えた時に抑揚のある罵声で罵られたりするのは難しそうだ(何その発想)。
    そもそもアニメ声の合成音声で音声案内されるだけだとただ単に恥ずかしいだけなので、最初から全く無機質な合成音声ナビゲーションでいいや、という話になる。自分が欲しいのは、既存作品の声によるナビゲーションなもので。
    ちなみに、自分がどんな声でナビゲーションされたいかと言えば…まぁ色々と(笑)。とりあえず、「何間違えてやがるですか、このチビ人間!もっとしっかり運転するですぅ」とか言われてみたいです…(馬鹿)。

    関連

    ケンウッド、好みのタレントの声でカーナビ案内を可能に AV&ホームシアターNews

    追記

    談。
    合成音声で声優声に近づけた音声を作り出した場合、元の声優の権利はどうなるんだろうかと思ったら、アニメ!アニメ!さんに丁度良く以下の記事が。

    同人・アニメ・萌え斬る!第6回声優の権利

    とりあえず、似た声を使用することはパブリシティ権の話になってくるのね。

  • あー…、画像が全然残ってない…。

    ときめきメモリアル OnlyLove

    ときめきメモリアル OnlyLoveうーん…なんだろうこの作品。
    一番最初の全校生徒で追いかけっこから微妙な感じはしてたけど、全体に渡ってゆるい展開が延々と続くという、あまり面白いとは思えない作品だったかなぁ、と。
    元々「ときめきメモリアルONLINE」の宣伝を目的としたアニメ作品だったのだろうけど、今夏にサービス終了が決まっている辺りからこの作品の人気は推して知るべし、といったところか。
    このアニメでときめけるかといえば、無理。どっちかと言えば「金色のコルダ」の方がよっぽどときめく。

    ゴーストハント

    これは…ジャンル的にはホラーという事になるんだろうか。
    しかし、一番最初のエピソードで地盤沈下だの超能力だのと、ゴーストとあんまり関係ない内容が展開されていたおかげで、いきなり作品の方向性の掴みに失敗してしまった。そのため、自分の中では「中途半端なホラー」というイメージが確立してしまった…。あと、取り巻きのキャラクターはどうにも除霊の役に立った印象が薄い(特に巫女)ので、キャラクターの見せ方にも中途半端感がある。
    そんなわけで、個人的には何だか微妙な感じのする作品でした。

    ヤマトナデシコ七変化

    全体としての印象は、とても手を抜いて作ってあるなぁ…と。デフォルメのシーンとか、物凄くテキトーに作ってある感じ。
    それはさておき内容に関しては、特にこれといって強い印象もなく、自虐的な女にカッコいい男がチヤホヤする、よくあるドタバタハーレム作品だったと思います。多分。実際のところ、あんまり真面目に見てなかった…。

    ネギま!?

    うーん…、何というかまぁ、正直に言えばさっぱり面白くなかったです。
    この作品を手がけた新房監督はいつも同じような作品ばかりを作るけど、自分はそれらをさっぱり面白いと思わない。
    脈絡と意味の掴みかねるギャグ要素の数々が、他人に見せるためではなくて、内輪受けだけを狙ったギャグを見せつけられている感じがして、どうしても面白いと感じられない。例えるなら、深夜に酒飲みながらハイテンションの状態でケラケラ笑いながら作ったけど、翌朝起きて見直したら何が面白いのかさっぱり分からない類のネタを延々と見せられている感じ。

    そもそもこの作品に関しては、原作を改編する必要があったのかどうか…。原作はもう展開がさっぱり分からないので全く読んでないけど、人気が出る作品にはそれなりに話の面白さや人気を得やすい展開が用意されているものだと思う。それを全部捨て去るのは、そういった人気要素をドブに捨てるような物なんじゃないかと思うのだけど…。

    まぁそんなこんなで、さっぱり面白くない作品でした。内容も飛ばし飛ばしでしか見てなかった。

    武装錬金

    武装錬金今のジャンプにはあまり見られない、友情・努力・勝利を体現したような作品だったなぁ、といった印象。
    熱い展開や戦闘などの見応えのある場面も多く、結構面白かったです。パピヨンの変態っぷりや、ブラボーとカズキの阿呆な掛け合いなども、笑いの要素として楽しめた。
    最後がやや強引な締めだった事はちょっと気になったけど、まぁ元々打ち切り作品だからその点はしょうがない(笑)。またそれに関連して、早坂姉弟などの一部のキャラクターの扱いがどうにも中途半端だった点もやや残念。
    あと気になった点としては、カズキが学校で戦う場面でカズキに対して石を投げる生徒の行動に、やや強引な展開とも思える不自然さを感じた点かなぁ。

    ともあれ、内容的にはなかなか楽しめた作品でした。
    あと、後半のエンディングの出来は素晴らしいと思った(笑)。

  • 今日はほとんどの時間、NHK FMで放送されていた「今日は一日 アニソン三昧」という12時間番組を聞いて過ごしてました…。GWを思いっきり無駄遣いしているような気がします。アホですいません。
    でも、とっても楽しかったです。

    今回流れた曲目リストは、公式サイトに掲載されている通り。
    今日は一日 『アニソン』三昧 (セカンドステージ)

    13時に始まった時点から聞いてたけど、最初からいきなり「鳥の詩」が来るとは普通思わないじゃないか。2曲目に「踊る赤ちゃん人間」が来るなんて何かの冗談かと思うよ。だから、この2曲が冒頭で流れた事には、さすがにかなり驚かされた…。
    こういう番組の冒頭なら、普通何て言うかこう、もっと一般向けのアニメ主題歌を持ってくるものだと思ってたんだけど。例えば「ドラえもん」みたいな。最初にオタの興味をガッチリ引きつけておいて聴取率を稼ぐという作戦であれば、まぁ割と成功しているような気もする(笑)。
    ちなみに、「鳥の詩」が流れた理由は去年放送時のリクエストが一番多かったからというものだそうで。まー確かにその手の曲をリクエストする人の割合は多くなるとは思うけど、個人的には何もそんなリクエストを真に受けなくてもいいんじゃないかなぁ、と思った。まぁどこぞの放送局の番組のように、アニメのランキング投票を受け付けるだけ受け付けておいて、その結果を全く反映させない番組を作るよりはずっと好感が持てるけどね。

    出だしがそんな曲だから「今年は何かあるな」と思ってたら、予想以上に来るわ来るわ。「ZEGAPAIN」「まぶらほ」「ゼロの使い魔」「ちっちゃな雪使いシュガー」「カレイドスター」「まほらば」「The SoulTaker ~魂狩~」「凉宮ハルヒの憂鬱」「コードギアス 反逆のルルーシュ」「おとぎ銃士 赤ずきん」「いぬかみっ!」「ひぐらしのなく頃に」「創聖のアクエリオン」「姫様ご用心」「うたわれるもの」「ローゼンメイデン」等々、普通この手の番組ではまず取り上げられないであろうアニメの主題歌が満載でビックリだ。どこかの放送局に電波ジャックされたのかと思えるようなラインナップだ。ちなみに、ここに並べたのは個人的に結構印象的だったもので、最近のアニメ主題歌はもっと色々流れた。
    特に「ZEGAPAIN」が流れたのは本当に嬉しかったわー。リクエストしてくれた人ありがとう。あと、内容はグダグダだったけど主題歌は好きだった「姫様ご用心」よりEDがチョイスされていた事も結構嬉しかったりする。
    自分は一応「プラネテス」のED、「Wonderful Days」をリクエストしていたんだけど、結局流れなかったなー。NHKだし、流してくれる可能性は高いと踏んでいたのだけど…。まぁその辺は(あれば)来年に期待。
    しかしこうして作品のラインナップを見ると、やっぱり最近のアニソンが昔のアニソンのような知名度を得るのは難しいな…と思ってしまう。上に挙げたタイトルなんて、普通の人は一つも知らないだろうに。しかし、そんなアニソンでも普通に流すNHKも凄いなぁ。司会者はあんまりついていけてない感じだったけどね。

    番組の予定では150曲流す予定だったのに、最後10分ぐらいの時点で142曲。そこで最後の数分で無理矢理150曲にするために、水木一郎さんと緒方恵美さんがひたすらアニソンを早口で熱唱するという荒技を見せたのは割と面白かった(笑)。あのグダグダ感は何か良かったなぁ。実に生放送っぽくて。

    難点を言えば、90年代のアニソン(林原めぐみさんとか)がさっぱり無かった点と、司会者のNHkアナウンサーが全然話題についていけないわ、喋ると噛みまくるわ、ゲストに失礼な発言をするわと、司会者としてさっぱりダメダメだった点と、序盤で何度も流す曲を間違えていた点と、新谷良子さんがどーでもいい萌え要素トークをしていた点。

    まぁそんなこんなで、全体的な感想としては、新旧様々なアニソンを取り揃えてあって結構面白い番組でした。来年も期待。聞けるかどうかはさておき、こういったきちんとアニソンを取り上げてくれる番組があるという事実があるだけで嬉しい。

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