月: 2006年11月

  • アエリア 名作RPGウィザードリィの全権利買収(11/27)

    RPGの世界的名作『ウィザードリィ』の譲渡契約締結に関するお知らせ[pdf]

    世界的に有名なRPG、「Wizardry」に関する全ての権利アエリアという企業に譲渡されたという話。よく見たら、全てというわけではないのか…。

    今回アエリアIPMが譲り受ける 『Wizardry6』、『Wizardry7』、『Wizardry8』、『Wizardry Gold』の著作権等の一切の権利及び『ウィザードリィ(Wizardry)』の全世界における商標権です。

    …で、そもそも「Wizardry」ってどこの誰が作って、今はどこの会社のゲームだっけ?ゲームの名前自体はあまりにも有名だけど、そういえば元々の開発元の名前等を今まで全く知らなかった事に気付いた(笑)。ちなみに、サーテック(Sir-Tech)社というカナダの企業だそうで。
    「ウルティマ」の方に関しては、開発者のチャード・ギャリオットはゲームデザイナーとして今でも名を馳せているし、最初に作られた「アカラベス」というゲームはリチャード氏の個人製作で、直接店に持ち込まれて売り出されたという話も知ってるんだけど。

    で、その歴史あるゲームの「Wizardry」の権利が何と別の企業に渡ってしまったと。これは結構大きな出来事のような気もする。とはいえ、「Wizardry」に関しては以前ほどのネームバリューがあるとは思えないので、もしかしたら自分にとって大きな出来事なだけで、実はそれほど大きな出来事ではないのかもしれない。
    そのアエリアなる会社、どういう企業かといえばオンラインゲーム運営を業務としている企業だそうで。韓国の企業かどこかと思ってたけど、これは日本の企業…なのか?今現在は、「スカッとゴルフ パンヤ」の日本運営を担うゲームポット社の筆頭株主…というのが目立った点か。あとは携帯ゲームとか広告代理店とか…。ゲーム開発というよりは投資事業を主な業務とする会社…に見える。
    そんな企業が、「Wizardry」を買って一体何をしようというのか。やはりオンラインコンテンツか。正直、歴史あるゲームがこういう企業に行ってしまったのかと思うと、何だか悲しくなってくる。

    さて、日本における「Wizardry」で忘れていけないのは「Wizでござるよ」。まぁ、忘れるどころか知らない人の方が多いだろうけど。
    老舗のPCゲーム雑誌「LOGiN」において、元LOGiN投稿者にして現編集者の忍者増田さんが執筆するコーナー。もう10年以上連載されているという長期連載。パワフルな常連さんがあのコーナーに投稿していたっけなぁ。末弘さんとかガビョ布さんとか、今となっては懐かしい。
    一時期増田氏がファミ通編集者になっていた頃消滅したけど、今はまた普通に連載が復活しているようで。このコーナーは日本におけるWiz人口を増やす事に一役買ったと思うけど、果たしてあの連載はどうなるんだろう…。

    追記

    なみに自分は、6作目の「Bane of the Cosmic Forge (BCF)」しかまともにクリアしたことがないという異端者です。

    BCF
    BCF

  • XREA+サービス:基本容量増量 – XREA SUPPORT BOARD

    XREA有料サービスにおいて、データの置ける容量が1GBから2GBになっていた。
    とは言っても、2ヶ月以上も前の話。気付くの遅すぎる。まぁ容量なんて気にした事無いので別にどうでもいいんだけど。でも、2GBもあったら大抵の物は置けそうだなぁ。
    今現在はcronを使ってスクリプト毎日1回走らせて、XREAサーバが吐き出すサーバログをバックアップするようにしている(バックアップしないと5日分しか溜まらない)。1日のログが大体1~2MBぐらいあるので、それ+サイトの更新分ぐらいが毎日サーバに溜まっている事になる。それでも、今現在使っているのは全部で640MB程。2GBまでの道はまだ長そうだ。しかし、2007年になったら2005年分のログはローカルに保存してサーバから消すつもりだから、この2GBが埋まる事はまず無いと思う。ある日突然、このサイトがとんでもないアクセス数を叩き出すようになったり、アップロード掲示板を運営したり、音声等のメディアファイルを公開するようなサイトに宗旨替えしない限りは。そして自分は今のところそのどれも目標とはしていないので、その可能性は無い。
    それにしても、XREAはこの低価格でよくやるねぇ。

    しかし個人的にはそれよりも、できればデータベースのMySQLをVer5にバージョンアップしてくれないかなぁ、と。

  • ふとWindowsのコントロールパネルを見ると、「Windows CardSpace」なる妙な項目が増えていた。全く身に覚えが無かったので、「ああ、どこかで間違ってウィルス踏んだか」などと思ってしまったのだけど、調べてみたらこれはMicrosoftが開発した新しいID認証技術なのだそうで。どうやら、.Net Framework 3.0のコンポーネントらしい。ああ、そういやこの前試しにインストールしたっけな。

    これは従来は各サイトで個別に管理していた、登録情報(ID、パスワードなど)、ローカル側で管理できるようにするような仕組みらしい。…とはいっても、そのプロトコルや仕組みはさっぱり理解していないので、具体的な解説はできない(笑)。これによって、従来の登録管理の煩雑さを解消させると同時に、セキュリティを向上させよう、といった主旨らしい。何でも、クレジットカード等の個人情報を取引の相手側に渡さず、こちらが直接クレジットカード会社とデータのやりとりをすることで取引が成立するようになるとか何とか。
    ちなみに何で「Card」かと言えば、認証情報を「カード」として保存して、認証時にはそのカードが画像で表示され、それを選択する事で認証が成立する…らしい。
    ちなみに、旧名称は「InfoCard」。

    自分は今現在、「ID Manager」によってパスワードを管理しているけど、ソフトウェアのシリアル等も合わせれば余裕で100個以上の情報が保存されている。ハッキリ言ってこのツールを使っていても使い分けが面倒臭いため、この手間がもう少し軽くなってくれればいいな、と。
    まぁ実際のところこの煩雑さが解消出来るのかどうかは知らないけど、もう少しこのCardSpaceという技術について調べてみるのは面白そうだ。

    Windows CardSpace の紹介
    マイクロソフト、新しいID管理技術「Windows CardSpace」を発表 – CNET Japan

  • アニメイトTV WEB -Webアニメシアター-あさっての方向。-

    現在放送中のアニメ「あさっての方向」が1話のみ、12月28日まで無料配信だそうで。ちょっと1話見返してみるかぁ、と思ったらテロップが鬱陶しくてガッカリだ。
    1話見たときは、こんな毎週楽しみになるアニメになるとは思わなかった。何か見た目がエロゲっぽいから、その辺のエロゲ原作アニメにありがちな、いい加減な話になるかと思ってたのに。キャラクターの内面と行動の描写が丁寧なので、画面の中の絵から色々な物が伝わってくる点が面白い。キャラクターが大変生き生きしている。特に、気丈に振る舞うからだの健気さがとても良いです。

    1クール作品という事だけど、どんな結末に持っていくのかが非常に気になるところ。

  • モンスター製造企業とバイヤーが集って、モンスターのクリィチャンプの話。

    今回の話を見て、モンスターの製造業が産業として成り立つという設定が何となく分かった。今回のトーナメントのように強いモンスターを求める市場が形成されているという事もあるのだろうけど、それ以上にさり気なくギャグとして挿入されている「空気を循環させる」モンスターといったような、環境を改善するための生物が用いられている場所もあるため、需要が生まれるんだろうな、と。確か、マナを用いた動力機関はヨナがマジックアカデミーから持ち帰った技術で作られているため、技術力に関してはギルドがダントツで最先端を走っていたはず。そのため、それ以外の国ではそれに代わるモンスター産業が発達しやすいのではなかろうか、と。いや、もちろんタダの妄想だけど。でも、そういう設定ならそれはそれで結構面白いように思えた。

    それはさておき内容について。前回、暴走したモンスターに取り憑いた展開からどうなるのかと思ったら、普通に全く関係ない場面から始まった事に面食らってしまった。エボが取り憑いたまま暴走するような展開かと思ってたのに。結局、モンスターに取り憑いた事はエボの謎を深めさせる以上の意味は無いという事なんだろうか。
    決勝戦に関してはいくら殴ってないとはいえ、あれはテイマーの妨害行為に当たるんじゃないかなー、と思った。

    エボの正体に関わる登場人物がでてきたけど、フランケン・ラボの主の正体が見えないだけに、エボの正体もさっぱりだ。その辺の展開も気にしつつ、次回を楽しみに待つ。

  • これから書く事はただぼんやり考えている事なので、あまり気にしないように(予防線)。

    声優が語られる時、たまに「最近は魅力ある声の声優がいなくなった」という意見が見られる…ような気がする。割と最近、実際に知り合いからそういう意見を口頭で聞いた(引き合いに出して申し訳ない)。
    自分の場合、「それは本当に悪い事なのか?」と考えてしまう。確かに魅力ある声はキャラクターの魅力を押し上げてくれるし、印象にも残りやすい。でも、逆に言うとそれ以外のキャラクターを演じると、別のキャラクターが想起されてしまう。それは自分にとっては、作品を見る上でのノイズとなってしまいやすい。「あー、あのキャラの声か」といった感じで。別にこちらは声優を見てるんじゃなくてアニメ等の作品を見てるんだから、そういうのはあまり好ましくないかなぁ、と。
    だから自分の場合、没個性的な声だろうとキャラクターに合ってれば別にいいと考える。というか、余程似合ってないか演技力が伴ってない限り、それこそ「砂沙美☆魔法少女クラブ」の主役みたいな声でもない限りは大体脳内で慣れてきて、それ以外の声が考えにくくなるため、別に問題ない。キャラクターに魅力があれば、声への印象なんて後からついてくると思うので。

    例えば、今第一線で活躍している子安武人さん。比較的特徴ある声で、最近は数多くのアニメに登場している。しかし現在BS2で再放送中の「起動警察パトレイバー」において、グリフォン編に登場するSSSの下っ端の声など、よく脇役を演じているのを見かけるけど、お世辞にも特徴的な声とは言い難く、それこそ没個性的な声だな、という感じがした。これの本放送時に、子安武人という声優に注目していた人間が果たして全国に何人いたんだろう。
    つまり何が言いたいのかといえば、特徴的な声なんて別に一朝一夕で作られる物でもなく声優自身がが徐々に掴んでいく物だと思うし、またキャラクター人気によって印象付けられるという面もあるのだから、そんな魅力が無いとかバッサリ切り捨てなくてもいいじゃないかと。

  • スラッシュドット ジャパン | Wikipedia は広告の為の場所ではありません

    何でも、ImpressWatchの記事「ネットショップ&アフィリエイトのためのSEO対策」において、Wikipediaを宣伝及び検索エンジンの最適化の場として奨励している記事が上がっているそうな。
    読んでみたけど、確かにこれはちょっといただけない。書いてある内容が、まるでその辺のコンビニに置いてある「xxxの裏技」とか書いてある雑誌の内容みたいだ。

    何度でも言うけど、Wikipediaはあくまでも百科事典であって、宣伝の場でもなければ偏見や予測を披露する場でもない。事実その物を書くための場所。
    でも最近は本当にしょうもない記事が多くなってきたな、と感じる。書かれている内容以前に、記事その物の存在が疑問に思えるような物も。ロクに構成も推敲もせずに編集されるから、「~の向きもある」「~と言われている」といった文章が延々と書き連ねてあるようなシロモノもあったり。どの記事が忘れたけど、それを実際に見たときは何か物凄い勢いで脱力したなぁ。何か事件(特にオタク関連)が起こったときに勃発する編集合戦も酷い。そういうのは2ちゃんねるで好き勝手やっててください。

    確かに、誰でも書けて編集出来る百科事典を作るという理念その物は素晴らしいと思うし、賛同したい。ただ、こういった変な蟲が憑くようになってくると、さすがに考え物。
    以前も書いたような気がするけど、自分の本音をハッキリ言ってしまえば、「馬鹿は書くな」と。

    あと最近よく見かけるし、実際上記の記事でも用いられているのだけど、「Wikipedia」を「Wiki」と略すのはやめてください。どうかお願いですから。WikiはWikipediaで用いられているツール(の総称)であって、Wikipediaは決してWikiではないので。最近、まとめサイトで「○○ Wiki」と称したサイトをよく見るけど、ああいったサイトがWikipediaと混同されてしまいかねないのは、状況としてあまりよろしくない。また、混同されてしまう事でWikipedaの品質をも落としかねない。
    どうしても略したいなら、せめて「ペ」までは入れてほしいね、「ぺ」までは。「ウィキペ」とか。あるいは、「ウィキッペ」とかでもいい、多分。そういや、Wikipediaの一部で公に用いられている「Wikipedia:ウィキペたん – Wikipedia」なるマスコットがあるそうで(笑)。

    Wikiって略すな

  • バーテンダー

    20061124_bartender.jpg自分はあまりお酒をのみません、って言うか集まりとか飲み会とかでも無い限り、自主的に飲む事はまず無いと言っていい。酒が弱いというのもあるし、実際のところそれほどお酒が美味しいと思ってない。何より、酒を飲んだらすぐ眠くなってしまうので、何となくもったいない気分になってしまう(笑)。集まったときに飲むのは楽しいけどね。

    でまぁこの作品。「働きマン」とは、人生観や人間ドラマを描くという意味において、やや似たような印象がある。その描き方、内容は異なるけど。
    この作品では、あくまでもお酒という一貫した作品のテーマを描くと同時に、その酒の逸話を題材としたドラマを描き出すという、変わった趣向の作品となっていて、とても興味深い。もっともこの作品の中心は、前者のお酒にまつわるエピソードを描く事にある様子だけど。
    この作品を見て、バーテンダーは格好いい、凄い、って思った(笑)。オシャレを掲げて滑ってる作品がチラホラ見られる中で、森本レオによるナレーションや、ちょっと上品な雰囲気など、作品の方向性として掲げる「大人の心を癒す新感覚アニメーション」という文句は、あながち外れてもいないように感じる。

    ただ、いくつか「財前丈太郎」と同じようなカットイン演出が見られる点が気になる…。
    あと気になる点としては、これがフジテレビの深夜アニメという事。まぁ打ち切られるとしても、1話完結だから問題は無いと思うけど…。いやまぁ、「蟲師」は見事にバッサリ切られたけどさ。

    ハピ☆ラキ ビックリマン

    20061124_bikkuri.jpg「ビックリマン」ねぇ…。自分が保育園~小学生の頃にアニメが放送されて大流行していた様子なんだけど、自分はそれにまるで関わりを持っていなかった。確かに周囲はえらく盛り上がってたんだけど、自分の親はそういう事に対してあまり理解が無かったもので。友人が「達急動」とか叫んでても、何の事やらさっぱりだったなぁ。アニメに関しては、再放送か何かを少しだけ見たような記憶はある。あと、近所(当時北海道)の盆踊りで貰った景品の中にビックリマンチョコがあり、その中にサタンマリアのシールが入ってた事があったっけ。あれは多分、まだ実家漁れば出てくるな。あとは、友人の家で遊んだ糞難しいPCエンジンのゲームとかが思い出される。

    よく考えたら、自分はファミコンも持たずにPC98のゲームやってたし、ジャンプ等の少年漫画を一切読まずに兄の買ってたドラゴンマガジン読んでたし、アニメ等はあまり見てなかったし、カードダス等も持ってなかったし、塾の類も一切行かなかったし、当時の一般的な子供文化から離れた生活を送っていたような気がする。こんな非社交的でヒネた性格の人間が出来上がったのは、必然だったのかもしれない。別にいいけど。

    とはいえ周囲で大流行してたわけだし、多少はアニメを見た事があるので「ビックリマン」に対して色々と思うところはある。「そういやこんなキャラいたなー」といった感じで。そのうち神帝とか爆神とかになったりするのかね。あとヘッドロココが登場したりとか。
    見た感じでは、割と普通の子供向けアニメ作品だと思った。熟年離婚とか、妙なネタを持ってくるのはちょっと違和感があるけど。あとは、一部のキャストや最後の占いなど、前番組の「ガイキング」といくつか被っている要素が気になる…。

    それにしても、ロッテは未だにビックリマンで商売しているのか。未だに一部では人気があったりするんだろうか。それにしては、あまり話を聞かないけれど。あるいは、過去のファンで未だに食いつないでいるとか、そういう事なんだろうか。

    奏光のストレイン

    20061124_strain.jpgWOWOWは、何でこう微妙なアニメ作品ばかり…。「キノの旅」とか「スクラップドプリンセス」とか作品を放送してた頃は楽しかった。このサイトを立ち上げたきっかけは、あの頃見てたアニメがどれも面白く感じられたからで、WOWOWもその一翼を担っていたんだけど。

    何が微妙かと言えば、とりあえずいじめ。主人公がいじめられるエピソードをダラダラやってもあまり面白くないどころか、不快にすら感じてしまう。きちんとしたテーマを掲げているならともかく、いじめてる側は単なる私怨だし。それに対し、主人公が全く抵抗しないのもちょっと…。それにこの主人公が周囲を完全に無視している事で、余計不快感を煽られる。兄貴がその原因という事は描かれているけど、1話描いただけじゃ、感情移入も何も。そんなのを初っ端から何話も見せられても困る。

    あの人形の存在も謎だ。必然性が感じられない。別に「ローゼンメイデン」人気にあやかってみたというわけではないと思うけど…、いや、まさか…ねぇ?

    というわけで、あんまり期待してない作品。OP及びEDはちょっと好きだけど。

    その他アニメ

    結界師

    まだ見てない…。サンデーで連載しているのは知ってるけど、あんまり読んでない。ゴールデンで放送するにはテーマや絵柄がちょっと合わない感じがするなぁ。

  • BLACK LAGOON The Second Barrage

    20061124_blacklagoon.jpg1期が終わった時に、もう放送が無いと思って原作を買ってしまったので、2期は原作既読になってしまった。
    個人的に、1期はロベルタ編で一気に評価が上がった作品だった。だって、あんな気合いの入った作画と迫力ある演出であんな面白くて馬鹿な話をやられたら、そりゃ大好きにもなるさ(笑)。ターミネーターのパロディが、ロベルタの強靱さの演出として作品に生きている点は、「これこそパロディとしての意味がある」と思えるほど見事だと思った。その後の哀愁を込めた表情のギャップもたまらん。
    でも、2期はロベルタ登場する所まで話が進まないんだよね…。日本編で終わりだそうで。むぅ、残念。

    2期はいきなり双子編から。暗くてドロドロした話を描いたエピソードだけど、その暗澹とした空気を上手く演出していたと感じる。狂ったような双子と、その惨劇を丁寧に描いているし、銃撃戦のシーンは相変わらず迫力があって見事。
    何より一番良かったのは、やっぱり双子編の最後に特別なエンディングを用意してた点。どこまでも救われない話だと覚悟していただけに、手を繋いで空を見上げている双子の後ろ姿には、不意を突かれてちょっとグッとなってしまった。
    ロベルタの時といい、この作品の制作者は作品の意図を汲み取って、それを最大限活かせるよう描くのがとても上手いと思った。

    でもやっぱりロベルタまた見たいなー。3期とか無いのだろうか。1期が放送されていた時から決定していた様子なんだけど。

    そういえば、今回はやたらと放送中に音声の途切れているシーン=放送コードに引っかかったのでカットされているシーンが多いなぁ。別にいいけど。

    ここまで書いて今ふと思ったけど、こうやって1期と2期を分割して放送する形態は、「BLACK LAGOON」「ひまわりっ!」「砂沙美☆魔法少女クラブ」などがあるけど、もしかしたらそれらは、「1期が売れそうになかったらOVAで売るべぇ」とか考えて、とりあえず作ってたりするんだろうか。だからひとまず過激な表現で作って、売れたんでもう一回TV放送するけど、過激すぎたのでカット…とか。いや、この辺はただの妄想なんだけど。

    ところで、ラジカルレヴィは…いや、何でもないです。

    銀色のオリンシス

    …金の無い所が「ガンダムSEED」作ったらこうなる、というお手本みたいなアニメ作品だなぁ、と思った。「ガンダムSEED」は、あんな回想ばっかりな内容でも他のアニメに比べればかなり制作費用のかかってる作品なんだよなぁ、と実感出来た。
    でもこれ、いくら何でもSEEDを意識しすぎじゃなかろうか。確かにアレはTVシリーズアニメ作品の中では相当な売り上げを誇っているはずだけど、その人気にあやかろうという意図が感じられてあまり好きになれない。

    とりあえず、敵やメカのデザインがあんまり格好良くないのはどうかと。特にロボに関しては作品の持ち味の一つとするには、あんまりデザインがいただけないなぁ、と。平井氏のキャラクターデザインと声優に金を注ぎ込んだ時点で資金が心許なくなったんじゃないか、と勘ぐってしまう(笑)。
    制作が東映だけに、噂に聞く動画枚数制限とかやってるんだろうか。

    あんまり真面目に見てないので、内容についてはとりあえずパスの方向で。

    働きマン

    20061124_hataraki.jpg歴代のノイタミナ枠作品である「ハチミツとクローバー」「Paradise Kiss」はあんまり受け付けなかったけど、今回のこの作品は結構面白いと感じる。1話完結型の作品だけど、1話の中で人間関係とか価値観を浮き彫りにして、その中で上手く人間ドラマが展開されていて、とても興味深い。何となく、テレ東の「人間交差点」が放送された枠辺りでもあまり違和感は無いように思った。
    「ハチミツとクローバー」「Pradise Kiss」、それに日本テレビの「NANA」など、いくつかの女性向け作品を見ていて思ったけど、女性向け作品はヒロインが周囲の状況に翻弄され、流されるという形の話が多いように感じられる。それでいて、流されるままにハッピーエンドを迎えるとか。個人的に、そういうのは見ていてあまり面白いとは思わない。自分の意志で考えて行動するような、活動的なキャラクター及び作品が好き。もちろんそれはヒロインも例外じゃない。分かりやすく(?)言うと、「藍より青し」のメインヒロインみたいなのはあまり好きじゃないという事。
    そういう意味で、この作品のヒロインは見ていて面白い。
    ただ、1話にあった「男モード」ってのは、この作品の方向性としてどうなのかな?と違和感があった。未だにこの台詞を入れた意図を量りかねているところだ。

    合間に入るCMに、このキャラクターを使った派遣会社のCMが入ったのは、この枠・この作品ならではだな、と思った。でも、派遣会社ねぇ…。せめてリクナビとかに。

  • FlashGet – The Best Download Manager (Download Movies mp3 faster)

    老舗のダウンローダソフトである「FlashGet」。
    かつては「JetCar」という名前であり(今でもレジストリのキー名に名残がある)、分割ダウンローダの先駆け的な存在であり、最近になって広告が挿入されるシェアウェアから一転してフリーソフトへと変貌を遂げながらも、そのシェアウェア時代の行儀の悪さのおかげで未だに一部のセキュリティソフトからスパイウェアと判定されてしまう(らしい)曰く付きのWindows用ソフトウェア。
    そのFlashGetの最新版のβバージョンとなる1.80 beta 1がリリースされています。

    でまぁ、何でわざわざ取り上げたのかと言えば、今回のバージョンからBitTorrentプロトコルがサポートされたのが物珍しかったから。最近、OperaがBitTorrentをサポートしたり、PlanexがBitTorrentダウンロード対応ルータをリリースしたりと一般的になりつつあるプロトコルだけど、こういった割と有名なダウンローダもサポートするようになってきたのかと思うとちょっと感慨深い。
    ただし、自分が利用中のプロバイダであるniftyは相変わらずこのBitTorrentが規制対象だから、使ってみてもさっぱり速度が出ないのだけど。
    というわけで、自分にとって利用価値は今ひとつなのだけど、せっかくなので最新β版にしておこう。

    ちなみに、今現在自分がメインで使っているダウンローダはこのFlashGet。少し前まではIrvineを使っていたのだけど、起動が重すぎるのが非常に気になっていた(起動までに数秒かかる)ので、もう少し軽量なダウンローダを求めて結局今はこのFlashGetに落ち着いている。ちなみに、Irvieを使う前もFlashGetを使っていたので、出戻りという事になる。
    Irvineが遅いのは多分、あの多数の設定ファイルを読み込んでいるせいだと思うけど、ハッキリ言ってそんなに細かく設定があってもしょうがない。あれだけ起動が遅いのなら、設定をレジストリにするなりしてもらった方がマシ。
    自分がダウンローダを決める基準は、レジュームができること、ブラウザの右クリック拡張メニューに対応していること、サーバ上のファイルの更新日時をダウンロード後も維持できることなど(Irvie、FlashGet共にできる)。特に最後のは結構重視している。ダウンロードしたファイルがいつごろ更新された物なのかを判別するのは、割と重要な事なので。

  • てすとjun ゼーガペインフラッシュ置き場

    「ゼーガペイン」のキャラクターで作られた「ゾイド ジェネシス」のED「ありのままでlovin’U」のフラッシュムービーだそうで。
    見てみたけど、本当に出来が良くてビックリした。凄いなぁ、これ。リョーコとシズノが踊ってるよ(笑)。

  • 昨日の日曜日に、初めて出前という物をやってみた。
    今まで実家暮らしだったし、親が出前とか一切とらない人だったし、それに何より実家が田舎だから出前そのものが無かった(あったのかもしれないけど、家のポストに出前のチラシが入ってたのは見かけなかった)ため、今まで出前というものを体験した事がなかったもんで。

    今回はとりあえず、ドミノピザのチラシがポストに入ってたので、そこでピザを注文してみた。それにしても、今の時代は電話を使わなくてもネットで注文できるのね。それでいて、注文後30分ぐらいでキッチリ到着するのはさすが。いやー、便利な時代になったもんだ。

    でもその日は雨が降っていて、合羽着て寒そうにしている配達の人を、暖房の効いた室内から迎えた時は、何だか申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

  • 天保異聞 妖奇士

    天保異聞 妖奇士また微妙なアニメだなぁ…と。せっかく「ガンダムSEED」「鋼の錬金術師」「ガンダムSEED DESTINY」で築いたドル箱枠だったのに、「Blood+」に続き、こういう盛り上がに欠ける内容や把握しにくい設定じゃ、客も離れていくと思うよ…。「コードギアス」の方がずっと分かりやすくて印象に残りやすいので、あっちをこの枠に持ってきた方が。
    それに何より、夕方6時という時間枠で放送されるのだから、主人公はオヤジ臭いキャラクターよりも少年・少女、あるいは若作りで美形といった感じの方が受けが良いと思うんだけどな。いや、別にオヤジの主人公が悪いとは言わないけど。「Z.O.E」とか「SoltyRei」とか好きだったよ。もしかしたら、時代劇の客層を取り込みたかったんだろうか…。
    「Blood+」は一応1年付き合ったけど、こちらはそれよりも見ていてあんまり面白いと思ってないし、果たしてどうなる事やら。

    地獄少女 二籠

    地獄少女 二籠1期は視聴環境が無かったので全く見た事がない。そんなわけで、この2期が始まる前に放送された総集編は結構ありがたかった。
    見る前までは、恨みを買うようなどうしようもない性格の人間を、冷酷な地獄少女とその取り巻きがしょっ引いて地獄送りにするような話かと思ってたんだけど、地獄少女組の面々が割と人情味溢れるキャラクターだった事が意外だ。
    もう一つ意外なのは、地獄通信にアクセスすれば恨みの程度なんてどうでもいいのか、という点。二股の女なんて地獄に送られるほど酷い人間でもなかろうに…。
    さらに意外なのは、お仕置きのシーンってこんな内容なのかという点。コントにしか見えない(笑)。こんなお馬鹿アニメだったのか…。

    というわけで、このコントを楽しみに見ている作品となってしまった。
    まぁ、内容的にも結構面白いと思うんだけど。内容は昼メロっぽいドロドロした印象だけど、壊れたキャラクターの描写が凄まじい。「うわ…これは酷いな…」と思わずにはいられない話もチラホラ。もっと凄いのは、こんな内容を東京MXでは土曜日の夕方に再放送している事だ。こんな生々しい内容なのに。

    そういえば、土曜の深夜に日本テレビでこの作品の実写ドラマが放送されているけど、これも結構面白いなぁ。コントが馬鹿っぽくて(笑)。実写なのによく頑張ってると思った。内容的には1期の物らしいけど、1期見た事無いからよく分からない。
    音楽はアニメと同じ物を使っているのね。以前、9時頃放送されていたドラマで全く関係ないパトレイバーの音楽が使い回されているのを見た事があるけど、ドラマ市場においてサントラは売り物になりにくいんだろうな。だから、既存の音楽と使い回しという事なんだろう。
    そういえば、日本ファルコムの告知通り2話で「イース フェルガナの誓い」が登場したのは、ちょっと笑ってしまった。

    史上最強の弟子ケンイチ

    史上最強の弟子ケンイチサンデー作品。一応毎週立ち読みしているので、内容は大体知っている。
    敵を倒した後で次々に新しい敵が登場するという少年雑誌の格闘漫画のセオリーを実践しているかのような内容と、適度(?)な色気の入った、正統派な作品という印象。ちょっと古臭い感じは否めないけど、鼻につくほどの物でもない。
    このテレ東土曜深夜小学館枠の伝統なのかもしれないけど、作画がちょっと安っぽいかな、という点が引っかかる(「モンキーターン」もCGこそ秀逸だったけど、普段の絵は今ひとつだったような記憶がある)。ただ、格闘シーンには多少力が入っている様子ではあるので、その点は多少期待出来るかも?
    原作のストックも潤沢にあるので多分1年放送する事になるだろうけど、まぁとりあえずゆるゆる見てきます。

    あと、この枠に対する小学館の方針か何かだと思うのだけど、例によってこの作品の主題歌もあんまりアニソンっぽくないのね…。作風に合ってるとは言い難い歌にちょっと違和感が。

    少年陰陽師

    少年陰陽師孫ゆーな!
    うーん…、どうも女性向けっぽい作品らしい。「今日からマ王」みたいな印象だけど、あれほどギャグっぽくも無いし、かといって盛り上がるような内容でもないし、先が気になるようなストーリーとも感じない。個人的には、今ひとつ印象に残りにくい。作品をどういう方向性で描きたいのか、どういう話にしたいのか、というのがちょっと見えにくいからかなぁ。
    「少年」「陰陽」と言えば、「陰陽大戦記」は面白かったなぁ。玩具販促アニメでありながら、内容が作り込まれてて良かった。今回のこの作品はどうなる事やら。

    らぶドル Lovely Idol

    らぶドル Lovely Idol放送前からハンコ絵だの何だのと騒がれていたけど、実際見てみると本当に酷い(笑)。髪の色同じだったら、キャラの見分けが全くつかないぐらい同じ顔ばかりが並ぶ様子は圧巻。
    内容的は「Lemon Angel Project」を彷彿とさせる。アイドルデビューという作品のテーマと関連させてキャストの売り込みをしている臭いが強いのも同様。そういえば、このマネージャの声の人ってあの作品でも似たようなポジションのキャラをやってたような。
    ただ、脚本は正直ちょっと…。まぁ細かい点は置いといて、あのスカウトした紫の髪の子が、やたらあっさり順応してるのはどうだろう。
    とりあえず、見やすい時間帯なので見ているという感じ。

    余談だけど、OPとEDは入れ替えた方がいいような気が。

    くじびきアンバランス

    くじびきアンバランス「げんしけん」は作品として結構好きだけど、こちらはどうだろう。結構キャラが細かく動き回っていて、アニメーターの人が頑張ってるという印象があるけど、内容としてはちょっと微妙な感じがしてきた。
    最初の方は結構楽しく見てたんだけど、この前の宇宙人の話とかはちょっとついていけなかった…。そういうちょっと反応に困る展開よりも、生徒会側のキャラクターを少し掘り下げて欲しい。特に会長について。過去のエピソードももう少し入れてもいいんじゃないかと。そういう意味では、第4話(4くじ目)「にちようびにあそぼうか 5点」の話は、普段ニコニコしている時乃が嫉妬を感じるという一面を描くという意外性もあって、結構好きだった。もちろん、1話みたいに全力でドタバタを描くような内容も良いけどね。
    あと、無駄なパンチラとかは要りません。そんな事しなくてもいいだろうに…とも思うんだけど、げんしけんの世界においては「少年マガヅン」連載という設定だったはずなので、今で言う「ネギま」みたいなポジションであるという事を考えると、そういうのもアリのかなぁ、と思わないでもない。しかし個人的に、そういうのはあんまり好きじゃない。どうせ色気を出すなら「絶対少年」みたいな物がいいなぁ。「見せる」よりも「見せない」方が色々な物が見えてくる事を、あのアニメから学びました(馬鹿)。

    どうでもいいけど、「上石神井さん」が「癇癪爺さん」って聞こえる。

  • 仕事ばっかりでろくに書けない。今日も会社に行ってきた。MXの「BBB」とかもう終わりそうだよ?

    幕末機関説 いろはにほへと

    インターネット放送局Gyaoの独占配信となる珍しい形態のオリジナルアニメ作品。

    内容を見た感じでは、アニメ作品としての品質は普通の放送と全く遜色ないどころか、結構高い品質を保持していると感じる。戦いの場面など、キャラクターの動きがしっかり描かれていて、なかなか迫力のある絵に仕上がっている。
    その内容としては…、実はあんまり理解していない。大体の流れは分かるんだけど…。これは多分、歴史の知識云々の問題ではないような気がする。PCによる視聴という慣れない環境で自分があまり真面目に見ていないという理由もあると思うけど、それよりも何だか、肝心の部分の語りが盛り上がりに欠けたり、「あれ、今何かものすげー重要な事言わなかった?」という感じでサラッと流されてイマイチ印象に残りにくい。ストーリーその物はそれなりに興味深いと思うんだけどね。
    印象的な点は、芝居における韻律のある演説や台詞回し、”芝居がかった”口調など、お芝居に関する部分が妙に作り込まれている辺り。まぁその点に限らず、全体的にやたら細かい描写が見られる作品だと思うんだけど、やっぱり聞いてて面白いという点において印象に残りやすかった。

    とりあえず自分の中では微妙な位置付けだけど、作品としては決して悪い物ではないと思うし、Gyaoによる新しい放送形態によるオリジナルアニメ作品という事で、割と応援している。

    ちなみに、OPは割と気に入った。僕らはきっと暗闇の~♪
    SEEDの歌はまるで食指が伸びなかったのに。

    銀河鉄道物語 ~永遠の分岐点~

    この作品は、以前フジテレビで放送されていた物の続き。何故TBSで放送されているんだろう…。作品によって担当の放送局が変わるガンダムシリーズみたいなシステムなんだろうか。

    前作は、フジテレビで放送されていたのを見たけど、色々印象深い作品だった。とは言ってもその中身ではなく、外側に関して。

    フジテレビ深夜アニメにおける迷走劇のデータ集

    フジテレビの深夜アニメといえば、「Kanon」の辺りから編成がおかしくなって、深夜アニメがしょっちゅう休止したり、打ち切られたり、時間が変更になったり、2話連続になったりする深夜アニメには鬼門とも言える枠だった。当時は学生だったので、その全てのアニメをリアルタイムで追いかける事ができた(実際に全部の放送を生で見たはず)けど、今だともう無理だね(笑)。そんな中でも異彩を放っていたのが「銀河鉄道物語」で、放送時間繰り上げこそ無かったものの、時間変更・2話3話連続は当たり前として、放送曜日の変更や、3ヶ月間放送無し(打ち切りに近い状態だったと言える)なんて状態があった。恐らく、後にも先にもこれを超える不定期放送なんて存在しないんじゃないかと思えるほど酷い番組編成だった。
    だからこの作品は、自分の中では不名誉な形で記憶に残った作品となっている。

    今回はそのリベンジというわけでもないと思うけど、実に安定した放送で安心した。さすがはTBS。映像の左右はカットされてるけどね!

    個人的に、前作のあの渋いナレーションと熱いOPが結構気に入っていただけに、今回はその辺が女性声になってしまったのがちょっと残念。
    でも作品としては、内容としても方向性としても前作をそのまま引き継いでいるようで安心した。たまにやたらいい加減な展開になる脚本とか(笑)。これに真面目に突っ込むか笑い飛ばすかは、人によって反応が違うと思うけど、自分は笑い飛ばして面白がる人。
    ただ、ブルースとか前作のキャラクターを少し引っ張っている点が引っかかる。期間も空いてるし、放送局も違うし、続きの作品として捉えにくいため、前作との繋がりは少し薄めてもいいんじゃないかと思った。自分もブルースの死んだシーンとかよく覚えてないよ(笑)。「死んだ」という事実そのものだけはやたら印象に残っているけど。確か、死地をくぐり抜けた後で、その事件とは何の関わりもないただのチンピラに殺されたとか、そんな展開じゃなかったっけ?「死ぬときは簡単に死ぬ」という事を主要キャラで描いた話。…違ったっけ?

    あと、新人のキリアンというキャラクターは結構面白いかな。現場の人間ではなく、出世する背広組のようだけど、それが今後どう生きてくるのかなぁ、と。

    家庭教師ヒットマン リボーン!

    ジャンプ連載。…なんか最近のジャンプは、やたらと作品をアニメ化しているな…。その作品群の中で一番力を入れているのは、もちろん「デスノート」だろうけど。でも、その弾を撃ち尽くしたらどうするんだろうか。その点、サンデーはアニメ化に対して計画的のような印象がある。

    内容を見てみたけど、少年漫画という感じの内容ではあるけど、正直あまり面白くなかったです。なんかノリが悪いというのもあるし、設定があまり面白そうではないな…と。

  • 窓の杜 – 【NEWS】MS、システム管理者向けの新コマンドシェル「Windows PowerShell」v1.0を公開
    スラッシュドット ジャパン | マイクロソフト、「Windows PowerShell」v1.0を公開
    次世代Windowsシェル「Windows PowerShell」を試す(前編) - @IT

    Windowsのコマンド・プロンプト以外の新しいシェル、「Windows PowerShell」の1.0がリリースされました。

    今日までこのシェルの存在なんてまるで知らなかった。
    確かに、今まで何度も「コマンドプロンプトって貧弱だよなー。もっとこう、linuxみたいな使い方できないのかね」と思ってたけど、Microsoft本家が出すとは思わなかった。MicrosoftはGUI至上主義みたいな印象があって、こういったコマンドシェルは出さないと思ってたもので。もっとも、GUIだけで全て完結できるわけでもないだろうけど。

    使ってみたけど、結構面白いなぁこれ。
    レジストリや環境変数をドライブ(プロバイダ)として扱うという概念に違和感があったけど、実際に使ってみるとJavaやC#といったオブジェクト指向のプログラム言語とか、データベースを扱っている感じで、結構使いやすい。.Net構想の実体を何となく垣間見たような気がする。もっとも、レジストリや環境変数をこんな簡単に扱えていいのか?という心配も。もう少しその辺にボーダーがあってもいいような気もする。
    FunctionプロバイダとかVariableプロバイダとかもあるけど、その概念や扱い方をイマイチ把握していない。

    unix同様にlsとかcatとかがエイリアスで用意されている辺り、unixユーザーの呼び込みも狙っているのかな?ただ、同じようにファイル名のみでカレントフォルダのファイルが実行されなくなっていたりもするので、カレントフォルダの実行プログラムを呼び出すときは頭に”./”や”.\”を付ける必要がある。この辺は、従来のコマンドプロンプトから色々変更されているらしい。

    あと良かったのは、コマンドのヘルプや不適切なコマンドを入力した際のメッセージがそれなりに分かりやすい点。「コマンドまたはファイル名が違います」なんて淡泊なものじゃなくて、情報が色々書いてあったりする。

    そんなわけで、面白そうなツールが手に入ったからには、もっと色々使ってみようかと。

    追記

    ウィンドウの横幅ぐらい、自由に動かせてもいいじゃないか…。

  • なおざりダンジョン(2)

    あと、一緒に同じこやま基夫作品の「魔界コンビニ物語」も。
    「なおざりダンジョン」に関しては全部雑誌で読んでしまっているから今さら書く事も無いのだけど、やっぱり書き下ろしのSDダンジョンとか欲しいなー。

    「魔界コンビニ物語」は、この作品自体の存在を全く知らなかった(2000年頃のヤングキング連載だそうで)ので完全に作者買いだけど、読んでみたらお馬鹿なノリが結構面白かった。個人的には第5話のゾンビと死神の話が結構面白かったな。でも、相変わらずコンピュータゲーム的なネタなのね(笑)。
    しかし、この設定とキャラクターと名前に何か見覚えがあるような…と思ったら、ノーラコミック版「おざなりダンジョン」の1巻に掲載された「もののけ荘殺人事件」じゃないか。でもゾンビの名前が山田さんじゃない。

    なおざりダンジョン(2) (AA)
    魔界コンビニ物語 (AA)

  • 4Gamer.net 「イース・オリジン」の高解像度プロモーションムービーをUp

    12月21日発売予定の日本ファルコムによる「イース」シリーズ最新作、「イース・オリジン」のデモムービー第2弾が公開されました。これは、以前公開されたデモムービーとは別物。

    そんなわけで、早速ダウンロード。
    今回は、ナレーション付きバージョンもあるとのことで、そちらを先に聞いてみる。…何だこりゃ(笑)。渋い声に妙な違和感が。確かに店頭デモは声があった方が人目を惹きやすいと思うけど、もう少し何とか…。まぁ、逆にアニメ声とかだと旧作ファンから反発を受けそうだけど。これを見て、以前ネットから拾ってきたPCエンジン版イースのTVCMを思い出した。(これ[DivX-MP3])。

    改めてナレーション無しバージョンを見てみたけど、やはりデモムービー自体の出来は良い。既に予約してあるので購買意欲も何もないのだけど、発売日が楽しみになってきた。内容を見ると、ニグティルガー(ムカデ)、ピクティモス(カマキリ)、ヨグレス&オムルガン(顔)も出てくるようで。攻略方法は全く変わっているようだけど。あと、やたら美形になっているダレスも。多分、ザバも?
    あとは、第3の主人公となるカギ爪の男の正体も気になるなー。

    でも、やっぱり「ナピシュテム」「フェルガナ」とあまり代わり映えの無いグラフィックはちょっと引っかかる。もう少し進化を見せて欲しいところ。

  • もう1ヶ月半経ってるや…まぁいいや。

    20061114_geass.jpg開始前に一番期待していた作品だけど、内容はその期待を全く裏切らない物。やはり谷口監督の作品は自分の性にガッチリ合うらしい。

    「デスノート」みたいな、力を持つ事で自らの理念を実現させるために策謀を巡らせる悪役的キャラクターが主人公な作品…かと思ってたんだけど、ギャグありロボありドタバタありの、面白作品に仕上がっている。
    作中の台詞は特徴的な物が多く、それをギャグにしたり決め台詞にしたりしてしまう辺りが凄い。「谷口節」と呼ぶのかどうかは知らないけど、この面白い台詞回しは作品の楽しみの一つになっている。「全力をあげて奴らを見逃すんだ!」の辺りはもう大爆笑(笑)。それから、ルルーシュが放ったハッタリの「オレンジ」がこんなに尾を引くとは思わなかった。ルルーシュが内輪もめを誘発するための言葉だったのだろうけど、まさかあだ名がオレンジになる展開まで発展するとは(笑)。あとは、5話でルルーシュがC.C.を見せないようカレンの顔をガッチリ掴んだシーンの「何だろう」などは、その時のノリも相まってとても面白かった。

    この作品を見て思うのだけど、キャラクター原案にCLAMPを起用したり、「デスノート」みたいな主人公だったり、格好いい男二人がメインだったり、女キャラの水着があったり、ロボが出てきたり、1話に話を凝縮させて毎回楽しめる見せ場を提供したり、話題の声優を起用したり、とにかく「売れそうな要素」を色々詰め込んでいる様子が窺える。製作側からそういった指示があった事は想像に難くないけど、そういった売れ線を押さえた上で、さらに独自の味付けも加えて、視聴者が面白く感じられる作りをしている点は見事だと思う。
    今までの傾向を見ると、この監督は作品に対して独りよがりにならず、視聴者がいかに楽しめるかをよく考えて作っているな、と感じる。自分だけの世界だけで完結させず、受ける要素を羅列しただけで思考を止めず、それらを用意した上でどうすれば面白く見せられるか、という事をよく考えて作っている感じ。作家であり、エンタテイナーである、という印象。

    そんなわけで、この作品は今期の中では最も楽しみにしている作品となっている。ネット上を見ても、評判は上々のようで。
    恐らくこの作品は、MBSによる「エウレカ7」のリベンジ的位置付けだと思うのだけど、この調子なら多分「エウレカ」以上の人気が出るのは確実じゃないかと。

    ところでこれが始まった頃、一部で反米思想だの何だのと色々騒がれていた様子だけど…、1話なんだからもっと気楽に見りゃいいのに、と思った。今だから書くのではなく、1話見たときからそう思ってた。
    作り手が作品にどんな思想を込めるかは自由だし(もっとも、アニメぐらい色んな方面に影響を及ぼす作品だと全く自由というわけにもいかないだろうけど)、プロデューサーや1話における世界設定等の表面だけをあげつらってあーだこーだ言うのは、正直見ていてあまり心地良いものではないなぁ、と。1話見ただけで、作り手の思想を深く読み取る事が出来るぐらい素晴らしい理解力の持ち主ならともかく。

    追記

    談だけど、OPはあまりにも「エウレカ7」っぽすぎると思います。
    谷口作品なら酒井ミキオさんとかが良かったなー。

  • スラッシュドット ジャパン | 「著作権保護期間の延長を求める共同声明」の詳細が公開される

    著作権保護を訴える組織である日本文藝著作権センターの機関紙「文藝著作権通信」7号に、「著作権問題を考える創作者団体協議会」の主張が掲載されている。この団体は、著作権保護期間の延長を求める活動を行っている。
    で、その文章が掲載されているのが以下のPDFファイル。

    特集/著作権保護期間の延長を求める共同声明

    これを読んでたら、何か頭痛くなってきた。
    一部の文章では

    作家の創作活動を促し、励ます要因を「インセンティブ」といいますが、多くの作家は目先の収入を求めるのではなく、芸術として長く評価されることを期待し、そのことを目標として創作活動に励みます。ですから芸術を愛し、創作に命を捧げようとする作家にとって、「インセンティブ」とは、金銭ではなく、将来の評価だということになります。だからこそ、保護期間の延長というものが、作家にとっては重要な「インセンティブ」となるのです。

    という美辞麗句で彩られた主張をしている一方で、その後に続く文章が概ね利益確保を基準としている辺りが何とも違和感を感じる。また、Q&Aを眺めていると、芸術や文化を主張したり利益を主張したりと、「ああ言えばこう言う」という感じで、一貫した姿勢が見られない。一番酷いのは、回答の一つにある「損得だけでものを考えるのはまるで後進国のような発想です」。…何て説得力とえげつの無い回答なんだろう。また、「しかし命を削るようにして創作に挑み、若死にする作家がいないわけではありません。そのような作家の生活を支えた妻子などご遺族の権利を保護することはぜひとも必要です。著作権は私権(個人の権利)です。平均値で考えるのではなく、レアケースではあっても、最もお気の毒な個人の権利を守っていく必要があります。」辺りの主張も、無理がありすぎて嘲笑の対象にしかならない。
    これを見て、「ああなるほど、ダブルスタンダードというのはこういう物を指すのか」と妙に感心してしまった。(余談だけど、はてなダイアリーのキーワードで、「ダブルスタンダード」のページに行くと、「ダブスタ」のページに誘導されるのは何故…。個人的に、「ダブスタ」という略語はとても頭悪そうに思える)
    何よりも違和感を感じるのは、作家全員が「利益よりも長く評価される事を至上命題としている」事が前提になっている点。目先の利益のために創作をする人もいるし、評価されなくても別に構わないという人もいる。それらは別にどれが正しいという類の物でもなく、人による著作に対する考え方の違いから来るものだと思っている。そういったそれぞれの考え方を完全に無視した上で、都合の良い前提で全てを包括し、その上に主張が成り立っている点が腹立たしい。
    またそれのみに限らず、全体に渡って自分たちの持つ著作権の観念について、押しつけがましさを感じる。何というか、とても利己的な文章。

    自分は今まで、ネット上で「著作権の期間は短くした方が良い」という主張をたくさん見てきたので、「ああ、短くした方がいいのかな」と考えるようになった。ただ、「果たして本当にそれは正しい主張なのか?」と疑問に思う事もある。だから、それを考える意味でもこの著作権保護期間延長派によって、その主張の論理的な根拠が提示される事を望んでいたのだけど…この内容ではね…。
    確かに、自分がこの団体に対して偏見を持っている事は自覚しているのだけど、それを差っ引いてもこの内容は無いだろう、と。

  • Sound Blaster 総合 Part43
    Audio in Windows Vista – Windows Vista – Creative Labs

    2chのSoundBlasterスレッドを眺めてたら、ずいぶん前からそんな情報が。
    Windows VistaではDirectSound と DirectSound3Dのハードウェア処理がサポートされず、全てソフトウェアで処理される事になるそうだ。それに伴い、CreativeのSound BlasterによるDirectSoundやEAXのハードウェア処理が行えなくなるとの事。EAXといえば、PCゲームの世界においてサラウンド出力やエフェクト処理といった音声処理プログラムの事実上標準となる技術(API)。
    日本国内において、このEAXを使うゲームメーカーはあまり見かけないけど(まぁ、自分があまり国内のPCゲームを遊ばないだけかもしれないけど。一応、日本ファルコムのWindows版イースシリーズがサポートしていたりする)、海外のゲーム(特にFPS)市場においてはかなり多くのケースで用いられている。一度体験すれば分かるけど、EAXのハードウェア処理された音声と、DirectSoundのソフトウェア処理された音声とでは、その迫力に雲泥の差がある。
    自分はこのEAXによる音声を楽しんでいたので、この事実は結構衝撃的だった。

    しかし、その代替となるOpenALという技術があるようで。これならば、ハードウェア処理も行えるようになるとのこと。
    ただしこれは全く別のAPIなので、当然の事ながらゲーム側の対応が必要となる。つまり既存のゲームはパッチが出ない限りハードウェアサポートは不可能で、そういう場合(というかほとんどの場合)迫力ある音声を楽しみたければWindows XP使えという事に。
    ハードウェア側には、多分ドライバの対応が必要。ハードウェアレベルの対応も必要なのかな?CreativeはAudigyの頃から対応していたみたいだけど。
    ちなみに、既にOpenALに対応しているゲームも結構ある。リストは以下参照。
    OpenAL – Titles

    そんなわけで、Vistaに”乗り換えない”動機が一つ増えてしまった。
    ただし、これには一つ利点も考えられる。OpenALはクロスプラットホームな技術なので、今回の件によってMacやLinuxによる3Dオーディオ分野の可能性が広がりやすくなるかもしれない。もっとも、MacやLinuxにそんな物を求める人自体は相当な少数派だろうけど…。

    参考

    OpenAL and Windows Vista (英語)
    ITmedia PCUPdate:Apple、3Dオーディオ標準への支持を決める

  • ソースは、日本ファルコムの携帯サイト「ぽけっとファルコム」より…と思ったら、HOT INFORMATIONにも書いてあった。

    ただし、「地獄少女」とは言っても日本テレビの深夜でで放送されているドラマ版の方ね。
    明日、11月11日の深夜25:20~25:50の放送で、何らかの形で「イース フェルガナの誓い」が登場するそうな。どのように登場するのかは見てのお楽しみという事だそうだ。

    ちなみに、ドラマは先週1話を見たけど、出撃シーンが無いぐらいで内容自体はそんなに悪くないんじゃないかと思った。

  • 009-1

    009と言うと…「サイボーグ009」の外伝みたい位置付けと認識すればいいのだろうか。元々は「009ノ1(ゼロゼロクノイチ)』」という作品だそうだけど。ちなみに、「009」に関しては2001年版のなら多少見た。
    古い作品というイメージを残しつつも現代風の作品に仕上げている感じだけど、現代っ子の自分としては、やはり今風の絵柄やデザインの方が好みなので、第一印象で惹かれる物はあまり無い。深夜アニメ作品という事をあえて意識してか、妙にアダルトチックな場面もあり、「大人向けに作ってるなぁ」という印象。しかし、いきなり婆さんとの…があるのは予想外だ(笑)。
    釈由美子さんが声を当てるという事で話題になったのかどうかは知らないけど、個人的にはやはり話題作りのための有名人起用はあまり好きになれない。声の良し悪しは別としてね。ただし、声を当てたのは元々抑揚を抑えた感じのキャラクターである様子で、激高したり消沈したりといった感情表現がほとんど見られない。そのためか、特に声に対する違和感は無い。

    あさっての方向

    あさっての方向こんなところに意外な伏兵が。エロゲっぽいと思って侮っていた。要するに、面白いという事です。でもやっぱり義理の妹とかエロゲっぽいと思います。
    ある日突然、年齢が入れ替わるようにからだ(余談だけど、「からだ」って名前はどうかと(笑))は大人へ、椒子は子供へと変化してしまう事で巻き起こる一夏の物語。
    ストーリーの進行がゆったりだけど、それを感じさせないほど丁寧なキャラクター及びその周囲の描写、表現が秀逸だと感じる。キャラクターが何を考えて行動しているのか、そこにどんな意味があるのか、といった事を台詞に出さずに感じさせる描写が良く出来ていると思う。特に、キャラクターのコロコロ変わる表情は見ていてとても面白い。そして作品におけるそれらの意味を考え、追いかける事が、この作品を面白く感じさせているのかな、と。
    少し個人的な趣向の話。さっきの「表情」に繋がるけど、自分は”ニカーッ”って擬音が付くような笑い顔・表情をする女性キャラというのが好きだったりする。元気で力強い感じ。で、この作品は女性キャラのその表情をとても生き生きと描いてくれる。それが、自分をこの作品に惹かれる理由の一つでもある。

    あとは、オープニングとエンディングは共に気に入った。とりあえず今期のアニメ作品のテーマソングの中で今のところ買ったCDは、この作品のOPだけ。まぁ、多分後から諸々追加されると思うけど。

    すもももももも ~地上最強のヨメ~

    すもももももも ~地上最強のヨメ~まぁ最初のOPに度肝を抜かれるよね、普通は(笑)。自分は先行配信されていたOP映像を先に見ていたからある程度耐性が出来ていた。もっとも、それを見た時はやっぱり度肝を抜かれたけど(笑)。誰だこんな馬鹿ソング作ったのは。
    確かこれ、ずっと前にブックオフで1巻だけ読んだ記憶が。何かこう、馬鹿ラブコメって感じで何も考えず見られるアニメ作品で、見ていて割と面白い。個人的には、主人公の頭が良いって設定をもう少し生かした話とか展開が欲しいところなんだけど、まぁ別にいいか。

    パンプキン・シザーズ

    パンプキン・シザーズだからGONZOはもう少しこういうアニメをだな…。
    今期楽しみにしているアニメ上位3本に入る作品。夏コミ行ったとき、駅構内にこの作品のポスターがいっぱい貼ってあって、やたら力入れて宣伝されていたのが印象的だった。今までの経験から、宣伝に力が入ってる作品は大抵期待外れなので、正直それほど期待していなかった。
    しかし、その認識は今回の場合どうやら外れていたらしい。1話を見たら、とても面白かった。面白かったのは、やはり伍長が戦車に突っ込んでいく場面。青い鬼火をぶら下げて、何物にもひるむことなく、攻撃を避けるでもなく、ただゆっくりと目標に歩いていく様子は、演出によってその迫力と不気味さをとても上手く醸し出していて、見入ってしまった。とにかく、この鬼火の演出がとても秀逸だと思います。
    あと、日常面におけるキャラクターがコミカルで面白く、その掛け合いも楽しく見られる点も良い。少尉の真面目で頑張ってるんだけど空回ってる感じが好きだなぁ。それを支える仲間も。伍長の、戦闘時とギャップのあるボーっとしたキャラもいいなぁ。曹長も…あー、あのエンディングはさすがにビックリした(笑)。「だめ、だめよー!マー君!」
    それから、ちょっと印象的な台詞があるのも結構好きかな。「其は貴きものなりて」にあった、伍長の「医者は患者と同じ病気になってほしいでしょうか」の問いかけは、ちょっとハッとさせられるものが。

    追記

    んか大真面目に間違った事書いてしまうと、自分でも意外と気付かないものだね…。
    阿呆な事を書いてしまった事に気付いて、一人赤面した日。

  • 平成19年3月期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
    マーベラス業績修正で赤字 蟲師好調もDVD悪化(11/7) (アニメ!アニメ!)

    この記事を見て、ちょっと気になる記述が。

     マーベラスによれば売上高は音楽映像事業の『蟲師』のヒットがあったほか、レンタル向けの旧作DVDの販売が増加し好調であったとしている。デジタルコンテンツでは『ルーンファクトリー 新牧場物語』と『VALHARA NIGHTS-ヴァルハラナイツ-』が好調であった。
     また、下期にデジタルコンテンツ部門とミュージカル部門で新作を予定していることから、売上高は当初見込みを上回るとしている。
     
     一方で、DVD市場の環境が悪化していることから、一部のコンテンツの評価を見直すと同時にと償却の前倒しを実施した。マーベラスは、これらは事業リスクを小さくするためとしている。
     また、デルファイサウンドのレーベル事業の不振とアミューズメント事業のクレーンゲームの不振もあり、利益予想が当初予想を大幅に下回ることになる。

    以前GONZOの業績について触れた時も、同じように「DVD市場の環境悪化」が挙げられていた。
    もしかしたら、DVDの売り上げが悪かった時に使われる釈明文の常套句なのかもしれないけど、実際のところDVD市場が芳しいとは自分もあまり思ってない。デジタル化やインターネットの普及による高画質映像の違法流通は少なからぬ影響を与えていると思う。デジタル放送より画質の悪い(あえてテレビ放送の画質を落とす場合もあるみたいだけど)DVDを買うのは確かに馬鹿げた話かもしれない。パッケージに意味を求める人間は、やはりどう考えても少数派だろう。普通はコンテンツそれ自体に興味があるのだから。あと、近年の異様な数のアニメ放送による顧客の分散といった面も強そうだ。
    そしてこの状況は悪化こそすれ回復するような兆候は、今のところあまり感じられない。次世代メディアへの移行やデジタル放送の普及が促されれば多少はマシかもしれないけど、まぁ現状を鑑みるにそれも難しい。ではアニメ作品が減るかと言えば、最近は増える一方だ。

    蟲師は実際とてもよく売れた作品で、オリコン集計による初週売り上げは、同時期に発売された中で売り上げ上位組の「舞-乙HiME」「魔法少女リリカルなのはA’s」「ARIA THE ANIMATION」「灼眼のシャナ」「ローゼンメイデントロイメント」と同等ぐらい。そういえばこの時は、初週売り上げ10000弱の壁に迫った作品がこれだけ並ぶという妙に景気の良い時期だった。
    最近では、「涼宮ハルヒの憂鬱」「Fate stay/night」が異様な売り上げを誇っている。初週売り上げは、前述の作品群に比べ、「Fate」は2倍、「ハルヒ」は3倍以上の数に登る。
    そして、「ガンダムSEED」「同DESTINY」「鋼の錬金術師」はそのさらに上を行く。またこれらは、初動の「発売日買い」以外の売り上げが比較的多い様子なので、トータルは相当な数になるはず。
    そう考えると、DVD市場はそれほど悪化しているのだろうか、思ってしまう。それは「自社にとって」に悪化しているのであって、全体で見ればそれほど変化していないんじゃないか、と。もっとも、「いつと比べて」悪化しているのか、以前は実際どれほど売れていたのか知らないので、比較しようがない、といえばその通りなのだけど。

    ここから余談。

    ULTIMO SPALPEEN: 「涼宮ハルヒの憂鬱」の北米市場での可能性について――AWOの見解

    自分も「涼宮ハルヒの憂鬱」が米国でのヒットするのは難しいだろうな、と思っていたので、上記の記事に書かれた見解は「ああやっぱり」と思った。あいにく、米国市場のDVD売り上げデータを知らないし、それが見られる場所も知らないので推測で物を言うしかないけど、向こう側ではいわゆるCOOLで格好いい作品が受けやすいようで。代表的なのが、「COWBOY BEBOP」とか。「ジャパニメーション」などと日本で持ち上げられるようになったきかっけも、「攻殻機動隊」だったり「AKIRA」だったり。だから、「ハルヒ」のような作品は売りにくいだろうな、と。

    ここから本当にただの推測。米国でアニメが徐々に認知されてきたとはいえ、やはり向こう側では「漫画やアニメは子供が見るもの」という認識が根強いと聞く(日本よりも)。そして、漫画は強い主人公が悪を薙ぎ倒すという「ヒーロー物」が定番だとか(だからこそ、「フルーツバスケット」のような繊細な少女漫画が売れたとも)。そんな文化の中にいて、可愛い絵柄で描かれた女の子がパッケージに描かれたアニメDVDを手に取るか、もしくは買う勇気があるか、と考えた場合、やっぱり普通は敬遠するんじゃないかなぁ、と。
    これは、大人になってエロビデオを買う事とはまた違うと思う。それは「大人になってエロビデオを買う」文化が確実に存在するから普通にできる事なわけで。
    でも、海外のアニメ人気等を見ると、やっぱり可愛い女の子が出てくるような作品もそれなりに受けているように見受けられる。だから、潜在的な需要はあるんじゃないかと。それを顕在化させるためには、やはり文化として根付かせるような地道な努力が必要になると思うけど…。

  • 腹巻猫の劇伴BLOG: ガラスの艦隊 オリジナルサウンドトラック

    「ガラスの艦隊」のオリジナルサウンドトラックについて、その制作を担当された方が、自身のサイトで以下のようなコメントを残しています。

    サントラを構成するにあたっては、ひとつ制約がありました。「歌を含め全32トラック、1トラック5分以内に収めること」。これは最近、BGM集アルバムのJASRACへの使用料申請のしかたが変わったことによる制約です。ユーザにとっては、聴きたい曲にすぐアクセスできる1曲1トラック仕様のほうがいいのですが、今ではそれはなかなか許されないのです。1曲1トラックにすると使用料がかさみすぎて、コスト的に制作できなくなってしまうのですね。

    音楽制作の現場の事情は知らないけど、そんな事になってたのね。
    今回の「ガラスの艦隊」では、組曲という形でサウンドトラックを出すという手法を見せたけど、これはこの作品の雰囲気があったからこそ上手くマッチした技で、普通の作品でやったら違和感を感じるだけだ。そうなると現場では、「作品全体で使用する楽曲数全体を減らす」とか、「音楽はどんなに長くても5分以内」とか、そういう話になっているんだろうか。あと、ゲーム作品、特にRPGといったジャンルだと楽曲数が比較的増えやすいけど、その辺はどうなっているのやら。ちなみに、日本ファルコムはもう既に以前から楽曲をJASRACに登録していないようだ。キングレコード時代の楽曲は登録されている様子だけど。
    著作者の著作権を守る組織が、その著作者の自由な創作を阻害するのも馬鹿げた話だよなぁ、と。
    ホント、JASRACについてはロクな話を聞かない。

  • もう11月だわ…。
    残業だらけだし、先々週の土曜日仕事だったし、先週の連休も金土が仕事で潰れた。今週の土曜も多分出社。どう考えても工程計算おかしい。そんな簡単に仕事こなせてたまるか!残業代いらないから定時に帰らせて。

    スーパーロボット大戦OG ~ディバイン・ウォーズ~

    スーパーロボットの定義はよく知らないのだけど、「マジンガー」とかあんな感じのイメージで間違ってないはず。この前放送された「ガイキング」もスーパーロボットの範疇かな?
    この作品は、バンプレストの「スーパーロボット大戦」シリーズにおいて、版権作品ではなくバンプレストオリジナルのロボットが登場する「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION」のアニメ化という事だそうで。
    …といった知識を仕入れたところで、今までに「スーパーロボット大戦」という作品に全く縁が無かったので、この作品は自分にとってはただの一アニメ作品にしか映らないのだけど。

    で、その一アニメ作品として見た場合、それほど面白いとは思わなかった。
    主人公が露骨に単純バカという設定として作られている点があまり気に入らない。恐らく、スーパーロボットにおける熱血主人公に倣ったキャラクターとして作られた物だと思うのだけど、何となく空回ってるというか…。「熱血馬鹿がヘマをして、それを挽回していく」「強敵が現れて、根性でそれを乗り越える」といった定番の展開を意識しすぎて、キャラ付けを安易にしすぎなんじゃなかろうか。
    あと、どうも戦闘時の演出がイマイチ盛り上がらないなぁ…と。こういうアニメ作品には致命的のような気がする。

    マージナルプリンス~月桂樹の王子達~

    マージナルプリンス~月桂樹の王子達~うーん…腐女子ならぬ身としては、こういうアニメ作品はさすがにもうお腹いっぱい。「プリンセスプリンセス」「学園ヘヴン」辺りまでは何とか見られたんだけど…。
    そういえばこれ、原作は普通のゲームじゃなくて携帯ゲームだそうで。携帯作品のアニメ化といえば、「ラブゲッCHU」が思い出される。こういった形のアニメ化も一般化していくのだろうか。…そうなると、アニメ化の需要はまだたくさんあるという事か…。そりゃアニメーターの人員も足りなくなるだろうし、色んな作品で作画崩れも目立ってくるよ。

    ところで、今物凄い事に気付いた。このアニメ作品のアニメーション制作会社の名前に「GONZINO」という会社がある。これはGONZOの子供向けアニメ作品製作ブランドらしいのだけど…子供向けですか。さすがに公式サイトにこの作品は載ってないみたいだけど(笑)。

    蒼天の拳

    蒼天の拳実は、自分は「北斗の拳」を未だに一度もまともに見た事がない。多少は見た事あるけど。とは言え、知名度があまりにも絶大な作品だけに、全く知らないわけでもない。そんなわけで、今回の「蒼天の拳」という作品の存在は色々気になるところではある。
    ちょっと調べてみたけど、これ「北斗の拳」の過去の話という位置付けなのね。「北斗の拳」が199x年で、これは1935年頃…という事だそうで。

    見た感じでは割と面白いかな、と。
    ただその面白さの要因の一つとして、あの悪役のお馬鹿な台詞の数々が挙げられるのはちょっと意外だったかなぁ、と。結構真面目な作品だと思ってたのに。ある意味、「財前丈太郎」の珍奇な演出以上に変なアニメだと思った。
    ただ、物凄い主人公という設定にした割に、それを演出する格闘等のシーンが今ひとつ目立たない感じがする。それがちょっと残念。

    砂沙美☆魔法少女クラブ シーズン2

    どうやら2期が放送される事は最初から予定されていたようで。
    その1期は一応見た。現在日テレ深夜で再放送中。…それにしても、「デスノート」の後に「砂沙美」って組み合わせはどうなんだろう(笑)。凄まじい温度差だ。「デスノート」を目的に日テレを見た人は、この作品を見て一体何を思ったんだろう。

    2期は序盤からいきなりシリアスな感じだし、伏線や謎が散りばめられているため、実は先の展開が結構気になっていたりする。また、小学生らしい純粋さ描写も結構良い感じ。
    ただ…やっぱり声が気になる。自分はそれほど声を気にする方ではないけど、それでもやっぱり、この「明らかに演技力が不足している」と分かる声はさすがにいただけない。しかもそれがメインキャスト(x5)だ。アニメ作品における声優の演技力が、視聴意欲に繋がっている事をヒシヒシと実感している。もしかしたら、ここで声優をした子供たちが、将来物凄い大物俳優とか売れっ子声優になるかもしれないけど(現在MXで再放送中の「ガンダム0080」で主役を演じた人が、将来「BLACK LAGOON」で主役を演じたりするような事もあるわけだし)、少なくとも今現在において、この演技力で主役を演じるのはちょっとね…。確かに「普通の子供らしい声」ではあるけど、こちらは別にそんなもの求めちゃいない。

    護くんに女神の祝福を!

    護くんに女神の祝福を!うーん…、学園ドタバタラブコメだと思うのだけど…、何かこう、安っぽいなぁ…って。どこが安っぽいかと言えば、とりあえずツンデレの大安売り。あと、パンチラの大安売り。話の内容がいかにも安っぽい。ついでに、ビアトリスとかの設定が…いや、まぁこれは別にいいや。
    番組の売りとして”メガデレ”とか言われてたような気がするけど、これただ単にデレ要素分が多いだけじゃないかと。ツン:デレの比率は9:1とか7:3が良いという話をどこかで見たような気がするけど、確かにそうかも、と思った。この作品におけるヒロインは、ただ情緒不安定なだけじゃないかと思う事がしばしば。「まもる」で思い出したけど、「陰からマモル!」の紫の髪の子(名前忘れた)ぐらいが丁度いい比率なんじゃないかなぁ、と今思った。
    あー…、自分は何でこんなにツンデレについて語ってるんだろう。きっと今物凄く眠いせいだ。べ、別にツンデレが好きなわけじゃないんだからね!すいませんすいません寝てきますすいません。

    あと「ビアトリス」の設定が作品にあまり反映されてない点が気がかり。もうちょっと有効に使えばいいのに。
    それと、あのチョロギを黄色くしたような物が頭から生えているキャラは、正直どうかと思います。

  • Microsoft、Vistaリテール版のライセンスを改訂
    スラッシュドット ジャパン | Windows Vista のマシン変更が自由に

    Windows Vistaは、PCの移行は1度までに制限されると告知されていたけど、それが改訂されたという話。別マシンの移行は自由に行えるようになるとのこと。と言う事は、XPと同じか。
    もちろんこれはパッケージ版の話。OEMとかメーカーPCにプレインストールされた物は、ライセンス上ハードウェアと一緒に使う必要があるはず。

    この問題はどうなるかと思ってたけど、やっぱりMicrosoftが折れたか。今までも、何度かアクティベーションに失敗してMicrosoftに電話をかけた事があったので、1回のみ移行なんてライセンスじゃあ、自分の場合はまるで使い物にならない。
    だから、この1回しか移行出来ないのであれば、決してVistaは使わないようにしようと考えていたのだけど、Microsoftが折れてくれたので、別に買ってもいいかな、と思った。もっとも、今のところはまだ買う気は無いのだけど。最低でも、サービスパック1が出てからね。XPも、サービスパック1が出た後で買った。

    edition – Windows Vista Wiki

    そういえば、Vistaはパッケージに色々種類があるけど、とりあえず最上位のUltimateのアップグレードでも買おうかと考えている。Home Basic、Home PremiumはXP Professionalから移行出来ないし、Enterpriseは個人で買えない。Businessでもいいかもしれないけど、アップグレード版はUltimateと6000円ぐらいしか価格変わらないんだよね…。頻繁に買い換えるものでもない…というか、5年ぐらいは使い倒す物だし、それなら別にUltimateでいいかなぁ、と。マルチメディア関連の機能も欲しいし。

    まぁ、その辺はまだ先の話。

  • IE6からIE7にバージョンアップした際に、Javascriptでページ上の座標が上手く取得出来なくなる場合がある。実際、その状況に出くわした。
    これは、標準モードと互換モード(参考:標準モードと互換モードについて:HTMLタグ辞典)の動作の違いによって生じる物らしい。

    ブラウザのスクロール量を取得するには? | Diaspar Journal

    問題になるのは、
    document.body.scrollLeft
    document.body.scrollTop
    など。
    これらは、表示させたページ上における描画領域左上の座標(例えば、ブラウザで下に100ピクセルスクロールさせた状態であれば、document.body.scrollTopは100となる)を取得するプロパティ。
    これらは多くのJavascript解説サイトにおいて、IEでページ上のマウスカーソル座標を取得する際に用いられるプロパティだけど、これは実際のところ互換モードでしか正常に動作しないようだ。標準モード時に必ず0を返すようになる。これと同じ機能を実現させるには
    document.documentElement.scrollLeft
    document.documentElement.scrollTop
    と置き換える必要がある。ちなみに、逆に互換モードの場合このプロパティは0を返すようだ。

    何故この問題が生じたかというと、IEのバグのせい。
    今までのIEでは、頭にxml宣言を入れるとDOCTYPE宣言が無視され、必ず互換モードとなるバグがあった。今度のIE7では、xml宣言があっても標準モードで動作するようになった。
    今回の件は、これが尾を引いてしまった形となったようだ。だから、これからJavascriptを記述する時は、今回の座標の件に関わらず、同じIEでも6と7で動作を分ける必要性が生じてくる可能性がある。

    ちなみに、IE6とIE7を判別するには以下のように記述するそうだ。

    IE6とIE7を判別するJavascriptコード:phpspot開発日誌

    if (typeof document.body.style.maxHeight != "undefined") {
    // IE 7, mozilla, safari, opera 9
    } else {
    // IE6, older browsers
    }
    

    余談だけど、個人的にこういった動作と全く関係のないプロパティの有無でブラウザを判別する手法はあまり好きになれない。
    というのも、それと同じ状態を再現をするブラウザの存在を完全に無視している事になるから。そういうブラウザが存在するかどうかは知らないけど、実際に存在するかもしれないし、将来的に登場しないとも限らない。
    実際、「窓の杜 – 【NEWS】米Mozilla、プラグイン統一規格“NPRuntime”に対応した「Mozilla」v1.7.5」に見られるように、MozillaがわざわざIEを意識した実装をせざるをえなかったという経緯もある。(もっとも、document.allはIEの独自拡張なのだけど)

    追記

    irefoxはJavascriptのバージョン1.7が実装され、いずれ2.0に対応するそうだけど、果たしてIEはどこまで対応してくれるんでしょうか…。

    関連

    ITmedia News:「OSとしてのブラウザ」時代、いよいよ到来か?

    7日追記

    ドキュメントモードを調べる

    document.compatModeなんて便利な代物があったのか…。

  • 何度も同じネタですいません。飽きた人はスルーしてください。
    以前書いた記事の内容がちょっと適当すぎたと思うので、16:9で作られたTBS系のアニメ作品について少し情報を整理してみた。
    全部網羅とか無理なので、できる範囲で表にまとめてみた。もしかしたら間違っているかも。というか、間違ってる可能性は高い。

    16:9アニメ作品 製作局 放送局 TBS放送 地上波映像 BS映像 備考
    ローゼンメイデン TBS TBS,MBS 4:3 16:9
    ローゼンメイデントロイメント TBS TBS,MBS,CBC 4:3 16:9
    ああっ女神さまっ TBS TBS 4:3 16:9
    ああっ女神さまっ それぞれの翼 TBS TBS,MBS 4:3 16:9
    BLACK CAT TBS TBS,MBS,CBC 4:3 16:9
    苺ましまろ TBS TBS 4:3 16:9
    REC TBS TBS 4:3 16:9
    びんちょうタン TBS TBS,MBS 4:3 16:9 MBSでは16:9(参考
    xxxHOLiC TBS TBS,MBS,CBC 4:3 16:9
    009-1 TBS TBS,CBC,KBS 4:3 16:9
    あさっての方向 TBS TBS,MBS,CBC 4:3 16:9
    英國戀物語エマ TBS tvk,TVS,CTC,SUN × 16:9(4:3LB) 16:9?
    Fate/stay night TBS tvk,TVS,CTC,MX,TVA,SUN,KBS × 16:9(4:3LB) ×
    夜明け前より瑠璃色な TBS tvk,TVS,CTC,MX,TVA,SUN,KBS × 4:3 16:9
    コードギアス 反逆のルルーシュ MBS TBS,MBS,CBC,RCC,RSK 上下帯 ×
    ウィッチブレイド CBC TBS,CBC 上下帯 ×
    銀河鉄道物語 ~永遠への分岐点~ CBC TBS,CBC,RCC,RSK 4:3 ×
    RAY THE ANIMATION CBC・RKB・HBC・TBC MBS,CBC,tvk,GYT × 16:9(4:3LB)? ×

    他の要素が絡んでいる可能性もあるけど、とりあえず「TBS」に注目した表。
    TBSが製作・放送をしている「純正」TBSアニメ作品は、地上波4:3、BS16:9。ただし、「びんちょうタン」がMBSにおいて16:9で放送されるという例外事例があったらしい。
    TBSで放送されない作品に関しては、地上波で16:9(4:3LB)で放送される場合が多い。TBS製作でも「Fate」および「エマ」は16:9。しかし、「夜明け前より瑠璃色な」が4:3で放送されている。
    逆に他局(MBS、CBC)製作でTBS放送の作品に関して、「ウィッチブレイド」「コードギアス」は上下に小さな帯があるけど、かなり4:3に近い映像。「銀河鉄道物語」は完全に4:3。

    純正TBS物以外はサンプル数が少ないので何とも言えないけど、この4:3の方針はTBS「製作」ではなく、TBS「放送」の方が関係あるのかなぁ、と。ただ、「コードギアス」「ウィッチブレイド」「夜明け前より瑠璃色な」のような例もあるわけで、完全に推測の域を出ないのだけど。製作側の影響力も関係してくるのかもしれない。
    あと、MBS製作でTBSで放送されてない16:9作品のサンプルが欲しいな…。

    丁度いいタイミングで、昨日TBSで放送された「銀河鉄道物語 ~永遠への分岐点~」で面白い映像があった。

    20061104_tbs.jpg

    これは別に自分でアスペクト比を変更した物ではなく、テレビで実際にこの映像が流れた。恐らく16:9を4:3に無理矢理縮小した物。試しに、アスペクト比率をこの4:3(320×240)から16:9(320×180)に変更してみる。

    20061104_tbs_2.jpg

    正常な映像っぽくなった。
    今まで左右がカットされた映像は何度も見てきたけど、アスペクト比を豪快に変えている映像を見るのは初めてだ(もしかしたら、今までも自分が気付かない範囲で多少比率をいじっているのかもしれないけど)。
    恐らく、左右の二人を画面内に収めるための苦肉の策だと思うのだけど、いくら何でもこりゃないよ…。

    関連

    アニ鳴館 運営日誌 [Powered by “rNote”] – 2006/10/24火曜
    光希桃 Anime Station はてな駐在所 – ネギま!?地上波版は4:3特別編集版
    デジタル放映TVアニメーションフォーマット調査

  • “必修科目逃れ”wiki – トップページ

    最近世間をにぎわせている「必修科目の履修漏れ」事件について、上記のサイトでその対象となる高校が一覧できる。
    自分の通っていた群馬の高校は、どうやら対象外らしい。
    まぁ世界史もやったし地理もやったし。地理はおっかない女の先生でした。倫理は、確か実家がお坊さんの先生だったな。うん、間違いなくやった。政治・経済は…やったっけ?あー、確か高校1年の時やったっけか?確か先生が、大学時代の夏休みに毎日コーラの1.5Lペットボトルを1本飲んでたという話をしてたような記憶が。情報は…自分が高校の時にこんな科目あったかな?
    情報 (教科) – Wikipedia

    情報(じょうほう、英 Informational Study)とは、2003年度より日本の高等学校に新設された情報教育を行うための教科である。

    関係ない。

    しかしまぁ、履修漏れのあった高校は大変だね。
    高校生頑張れ。

    追記

    く見たらこれ、確定した物じゃないのか。
    でも、多分大丈夫のはず。一応履修した記憶はあるし。

  • Microsoft Internet Explorer 7: ホーム

    5年ほどの沈黙を破って、ついにIEが正式にメジャーバージョンアップ。
    というわけで、早速入れてみた。とはいえ、以前からサブマシンにβ版をインストールしてたので、大体の機能は把握しているつもり。
    パッと見た感じ、やっぱりフォントが気になる…。テキストレンダリングが変わって、ちょっとチカチカしてる感じ。
    ITmediaニュース:IE 7ではClearTypeフォントに
    個人的には気に食わないので、「HTMLで常にClearTypeを使用する」は切っておく。

    あと、このページでもいくつか動作がおかしな点があるので、その辺は後で何とかする。ベータ版を使ってた頃から気付いていたのだけど、後回しにしてる間に正式版がリリースされてしまった…。どうも、カーソル座標の計算に問題があるらしい。
    本ページでメニューがウィンドウ上部に来るのは仕様。以前からFirefoxやOpera使ってた人にはそう見えていた。IE6のみ、本来の動作をしていなかったというだけの話。多少レンダリングがダメでも、普通っぽく見えるよう色々工夫していた。
    ちなみに、Firefoxで見るともう少し色々違って見える。ちょっとした裏技のような物を使ってるので。まぁ、ただのFirefox独自拡張CSSなんだけど。

    そういえば、アルファチャンネルPNGが使えるようになったんだよなー。そのうち使おう。
    IE6を使い続ける人、使い続けざるを得ない人には申し訳ないけど、このサイトも徐々にIE7仕様に移行していこうかと思います。とはいえ、今までさんざんHTMLいじくってIE6の癖は概ね把握してるから、あまりにも酷い事にはならないと思いますが。一応、サブマシンをIE6のままで残して、レンダリングチェックに使うつもりではいる。

  • TBSアニメーション「ローゼンメイデン・オーベルテューレ」公式HP

    TBS
    前編 12月22日(金)深夜
    後編 12月23日(土)深夜

    前・後編に分かれて2夜連続放送。
    いやいや、放送日がようやく決まってくれてよかった。金曜深夜といえば、現在TBSでは「コードギアス」「銀河鉄道物語」が放送されているけど、その前後かな?
    「TBSの事だからBS-iのみじゃないか?」と心配していたのだけど、TBSで放送してくれて助かった。元々TBSから放送が始まった作品だけに、さすがに放送局もその辺りを考慮したのだろうか。

    そういえば、コミックバーズの最新号読んだー。
    ジュンは巴フラグ立てすぎ。ローゼンメイデンたちが可哀すぎ。罪作りな奴め。

  • DEATH NOTE

    DEATH NOTEジャンプの人気連載の中では比較的短期の連載でありながら、凄まじい話題性を作り出した色んな意味で伝説的な作品のアニメ化。
    さすがに「売り上げ目標15億」を掲げるだけあって、アニメとしての出来は凄いものがあるねぇ。1話でノートを書くだけのシーンなのに、何なんだあの格好良さと迫力は(笑)。作画や演出のレベルが非常に高い。そんな感じで、ケチの付けようがないぐらい優等生なアニメ作品の上に、原作を既読なので、これといって特に書く事は無いんだけど、とりあえず毎週楽しみにしてます。でも、前番組のせいで月の声を聞く度に、殿が頭を横切るのはどうしたもんか。
    あと、エンディングが「アカギ」を彷彿とさせる(笑)。

    ところで、前述の記事にDVDの価格が提示されているのだけど、「第1巻は3話収録で、価格は3,990円」となっている。これは深夜アニメ作品としてはかなり安い。スポンサー付き、TV局の支援付きという点もあるだろうけど、一般人の購買も見込める事を考慮した結果だろうか。ただまぁ、話題性は抜群だし、映画による宣伝効果もあるし、相当な売り上げは見込めるはずなので、妥当な価格設定なのかな。

    それにしても、制作会社のマッドハウスは、今のところ日テレと組んで「DEATH NOTE」と「NANA」の2本の大型企画アニメを同時進行させている。この2本に人材を投入しながらも、一方で「BLACK LAGOON」みたいなニッチ市場向けアニメにも手を抜いている様子が見られない。さらに「おとぎ銃士赤ずきん」や「彩雲国物語」なども作ってるわけで。マッドハウスは、一体どれだけの底力があるんだろう…。

    RED GARDEN

    RED GARDENこの独特なセンスの絵柄と内容は…、やっぱりGONZOのオリジナルアニメか!そんな物ばっかり作ってるから赤字になるんだ。キャラクター商売も難しそうな絵だし。いやいや、個人的には大好きなんだけどね。今時、萌えアニメにも頼らず、独特なオリジナルアニメ作品をコンスタントに作ってくれるGONZOの姿勢は、結構好ましいと思っている。…DVDを買うかと言われると微妙なラインの作品ばかりだけど(自分の中では唯一、「巌窟王」がそのラインを突き抜けた)。

    で、実際に見てみた感想としては、なかなかに面白い。「貴方達は既に死んでいる」と告げられた主人公達が、理由も分からず事件に巻き込まれていく…と。最初、絵柄やメインの表紙絵(?)を見たときは、劇団を舞台とした俳優の物語とか、ラブロマンスとか、そういった方向の作品だと思ってたんだけど、どうやらミステリー風味の作品らしい。
    序盤、全く意味の分からないまま怪物と戦わされるシーンの恐怖感を煽る演出はかなり良い。少女達が必死で逃げようとする様は、ホラー作品でも見ているようで結構怖かった。少女達が徐々に絶望感に蝕まれて無気力になっていく様子とか、所々に散見される「死」を感じさせる演出など、作品全体に流れる暗い雰囲気が良い味を出しているなぁ、と。展開がまるで読めないので、先の展開が気になるところ。
    こうやってわけも分からずに戦わされる展開は「GANTZ」に似ている。そういえば、あれのアニメ制作もGONZOだっけ。

    ここから全然関係ないお話。
    以前からとても気になっていたのだけど、声優の沢城みゆきさんは一体どれだけ演じ分けができるんでしょうか…。この作品のクレアと、「ローゼンメイデン」の真紅と、「うたわれるもの」のアルルゥが同じ声優なんて、言われても全然ピンと来ません。
    ちなみに、「クレヨンしんちゃん」のしんのすけと「巌窟王」のエデが同じ矢島晶子さんというのは何となく分かるようになった。「ケロロ将軍」のケロロと「プラネテス」のクレアが同じ渡辺久美子さんというのも、何とか分かるようになった。
    うーん…慣れの問題かなぁ。

    ネギま!?

    ネギま!?個人的に、「ぱにぽにだっしゅ」は全く好きになれない作品だった。どれぐらい好きになれないかと言えば、「爆裂天使」や「JINKI:EXTEND」を見てる方がマシと思うぐらい(とても分かりにくい例え)。何故好きになれないかと言えば、あの「面白いだろ?」と言うかのように、これ見よがしに見せつける脈絡のないネタの数々。アレが全く受け付けなかった。「ケロロ軍曹」みたいに、パロディならパロディとして作品の中で生きているならまだしも、ただ単に羅列するだけの無関係なネタを理解出来たところで面白いとは思わないし、不愉快ですらある。制作者が作品を私物化するかのように、好き勝手やってる感じが気に食わない。

    でまぁ、それと同じ理由で今回のこの「ネギま!?」とうい作品は、そんなに好きになれなかった。もちろんあの黒板ネタのせいで。しかし、そうでなくてもこの手の笑いの取り方は「邪道」に属する代物だと思うし、再び同じ事をやる制作側の神経を疑ってしまう。余談だけど、同じギャグを2回繰り返す事を「天丼」と言うことを、最近「ゼーガペイン」のCDドラマで知った。
    ただまぁ、この作品に関してはそのネタ「だけ」ではないから、一応作品として見る物はあると思っている。特に、OPが独白になっている点やいくつかの変わった演出などは、何か少しでも変わった事をしてやろう、という制作者の意図が感じられて、それは個人的に評価したい。この監督は、そういう独特なセンスが持ち味のようだし。
    まぁ少なくとも、前回のアニメよりは良いと思う(笑)。ただ、内容はそんなに面白いとは思わないなぁ。2回目だからだろうか。

    どうでもいいけど、夕方に「ひぐらしのなく頃に」のCM入れるのはやめれー。

    武装錬金

    武装錬金これ確か、以前ジャンプで連載してた作品…だよね?ネットの一部で妙に人気があった事を覚えてる。
    深夜アニメの中では、「少年漫画はこうあるべき」という感じのえらく正統派な内容だなぁ、という印象。OPも妙に熱い。土曜6時台にでも持っていけばいいのに…と思った。
    内容は、主人公が突然手に入れた力を使って、襲いかかる的を倒すという、いたってセオリーな展開。しかし、話の展開や演出がしっかりしてるので、セオリーとしての面白さを地で行く作品になっていると感じる。
    それにしても、「錬金術」も便利な単語だよなぁ、と。「ナノマシン」ぐらい便利な言葉だ(笑)。もう「魔法」でいいじゃん。

    ところで、番組中「るろうに剣心」のゲームのCMがよく入るけど、今回のアニメ化はやはりこれの宣伝も兼ねての事なのだろうか。

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