窓の杜 – 【NEWS】MS、システム管理者向けの新コマンドシェル「Windows PowerShell」v1.0を公開
スラッシュドット ジャパン | マイクロソフト、「Windows PowerShell」v1.0を公開
次世代Windowsシェル「Windows PowerShell」を試す(前編) - @IT
Windowsのコマンド・プロンプト以外の新しいシェル、「Windows PowerShell」の1.0がリリースされました。
今日までこのシェルの存在なんてまるで知らなかった。
確かに、今まで何度も「コマンドプロンプトって貧弱だよなー。もっとこう、linuxみたいな使い方できないのかね」と思ってたけど、Microsoft本家が出すとは思わなかった。MicrosoftはGUI至上主義みたいな印象があって、こういったコマンドシェルは出さないと思ってたもので。もっとも、GUIだけで全て完結できるわけでもないだろうけど。
使ってみたけど、結構面白いなぁこれ。
レジストリや環境変数をドライブ(プロバイダ)として扱うという概念に違和感があったけど、実際に使ってみるとJavaやC#といったオブジェクト指向のプログラム言語とか、データベースを扱っている感じで、結構使いやすい。.Net構想の実体を何となく垣間見たような気がする。もっとも、レジストリや環境変数をこんな簡単に扱えていいのか?という心配も。もう少しその辺にボーダーがあってもいいような気もする。
FunctionプロバイダとかVariableプロバイダとかもあるけど、その概念や扱い方をイマイチ把握していない。
unix同様にlsとかcatとかがエイリアスで用意されている辺り、unixユーザーの呼び込みも狙っているのかな?ただ、同じようにファイル名のみでカレントフォルダのファイルが実行されなくなっていたりもするので、カレントフォルダの実行プログラムを呼び出すときは頭に”./”や”.\”を付ける必要がある。この辺は、従来のコマンドプロンプトから色々変更されているらしい。
あと良かったのは、コマンドのヘルプや不適切なコマンドを入力した際のメッセージがそれなりに分かりやすい点。「コマンドまたはファイル名が違います」なんて淡泊なものじゃなくて、情報が色々書いてあったりする。
そんなわけで、面白そうなツールが手に入ったからには、もっと色々使ってみようかと。
追記
ウィンドウの横幅ぐらい、自由に動かせてもいいじゃないか…。
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