「Wizardry」の権利がアエリアに譲渡

アエリア 名作RPGウィザードリィの全権利買収(11/27)

RPGの世界的名作『ウィザードリィ』の譲渡契約締結に関するお知らせ[pdf]

世界的に有名なRPG、「Wizardry」に関する全ての権利アエリアという企業に譲渡されたという話。よく見たら、全てというわけではないのか…。

今回アエリアIPMが譲り受ける 『Wizardry6』、『Wizardry7』、『Wizardry8』、『Wizardry Gold』の著作権等の一切の権利及び『ウィザードリィ(Wizardry)』の全世界における商標権です。

…で、そもそも「Wizardry」ってどこの誰が作って、今はどこの会社のゲームだっけ?ゲームの名前自体はあまりにも有名だけど、そういえば元々の開発元の名前等を今まで全く知らなかった事に気付いた(笑)。ちなみに、サーテック(Sir-Tech)社というカナダの企業だそうで。
「ウルティマ」の方に関しては、開発者のチャード・ギャリオットはゲームデザイナーとして今でも名を馳せているし、最初に作られた「アカラベス」というゲームはリチャード氏の個人製作で、直接店に持ち込まれて売り出されたという話も知ってるんだけど。

で、その歴史あるゲームの「Wizardry」の権利が何と別の企業に渡ってしまったと。これは結構大きな出来事のような気もする。とはいえ、「Wizardry」に関しては以前ほどのネームバリューがあるとは思えないので、もしかしたら自分にとって大きな出来事なだけで、実はそれほど大きな出来事ではないのかもしれない。
そのアエリアなる会社、どういう企業かといえばオンラインゲーム運営を業務としている企業だそうで。韓国の企業かどこかと思ってたけど、これは日本の企業…なのか?今現在は、「スカッとゴルフ パンヤ」の日本運営を担うゲームポット社の筆頭株主…というのが目立った点か。あとは携帯ゲームとか広告代理店とか…。ゲーム開発というよりは投資事業を主な業務とする会社…に見える。
そんな企業が、「Wizardry」を買って一体何をしようというのか。やはりオンラインコンテンツか。正直、歴史あるゲームがこういう企業に行ってしまったのかと思うと、何だか悲しくなってくる。

さて、日本における「Wizardry」で忘れていけないのは「Wizでござるよ」。まぁ、忘れるどころか知らない人の方が多いだろうけど。
老舗のPCゲーム雑誌「LOGiN」において、元LOGiN投稿者にして現編集者の忍者増田さんが執筆するコーナー。もう10年以上連載されているという長期連載。パワフルな常連さんがあのコーナーに投稿していたっけなぁ。末弘さんとかガビョ布さんとか、今となっては懐かしい。
一時期増田氏がファミ通編集者になっていた頃消滅したけど、今はまた普通に連載が復活しているようで。このコーナーは日本におけるWiz人口を増やす事に一役買ったと思うけど、果たしてあの連載はどうなるんだろう…。

追記

なみに自分は、6作目の「Bane of the Cosmic Forge (BCF)」しかまともにクリアしたことがないという異端者です。

BCF
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