バーテンダー
自分はあまりお酒をのみません、って言うか集まりとか飲み会とかでも無い限り、自主的に飲む事はまず無いと言っていい。酒が弱いというのもあるし、実際のところそれほどお酒が美味しいと思ってない。何より、酒を飲んだらすぐ眠くなってしまうので、何となくもったいない気分になってしまう(笑)。集まったときに飲むのは楽しいけどね。
でまぁこの作品。「働きマン」とは、人生観や人間ドラマを描くという意味において、やや似たような印象がある。その描き方、内容は異なるけど。
この作品では、あくまでもお酒という一貫した作品のテーマを描くと同時に、その酒の逸話を題材としたドラマを描き出すという、変わった趣向の作品となっていて、とても興味深い。もっともこの作品の中心は、前者のお酒にまつわるエピソードを描く事にある様子だけど。
この作品を見て、バーテンダーは格好いい、凄い、って思った(笑)。オシャレを掲げて滑ってる作品がチラホラ見られる中で、森本レオによるナレーションや、ちょっと上品な雰囲気など、作品の方向性として掲げる「大人の心を癒す新感覚アニメーション」という文句は、あながち外れてもいないように感じる。
ただ、いくつか「財前丈太郎」と同じようなカットイン演出が見られる点が気になる…。
あと気になる点としては、これがフジテレビの深夜アニメという事。まぁ打ち切られるとしても、1話完結だから問題は無いと思うけど…。いやまぁ、「蟲師」は見事にバッサリ切られたけどさ。
ハピ☆ラキ ビックリマン
「ビックリマン」ねぇ…。自分が保育園~小学生の頃にアニメが放送されて大流行していた様子なんだけど、自分はそれにまるで関わりを持っていなかった。確かに周囲はえらく盛り上がってたんだけど、自分の親はそういう事に対してあまり理解が無かったもので。友人が「達急動」とか叫んでても、何の事やらさっぱりだったなぁ。アニメに関しては、再放送か何かを少しだけ見たような記憶はある。あと、近所(当時北海道)の盆踊りで貰った景品の中にビックリマンチョコがあり、その中にサタンマリアのシールが入ってた事があったっけ。あれは多分、まだ実家漁れば出てくるな。あとは、友人の家で遊んだ糞難しいPCエンジンのゲームとかが思い出される。
よく考えたら、自分はファミコンも持たずにPC98のゲームやってたし、ジャンプ等の少年漫画を一切読まずに兄の買ってたドラゴンマガジン読んでたし、アニメ等はあまり見てなかったし、カードダス等も持ってなかったし、塾の類も一切行かなかったし、当時の一般的な子供文化から離れた生活を送っていたような気がする。こんな非社交的でヒネた性格の人間が出来上がったのは、必然だったのかもしれない。別にいいけど。
とはいえ周囲で大流行してたわけだし、多少はアニメを見た事があるので「ビックリマン」に対して色々と思うところはある。「そういやこんなキャラいたなー」といった感じで。そのうち神帝とか爆神とかになったりするのかね。あとヘッドロココが登場したりとか。
見た感じでは、割と普通の子供向けアニメ作品だと思った。熟年離婚とか、妙なネタを持ってくるのはちょっと違和感があるけど。あとは、一部のキャストや最後の占いなど、前番組の「ガイキング」といくつか被っている要素が気になる…。
それにしても、ロッテは未だにビックリマンで商売しているのか。未だに一部では人気があったりするんだろうか。それにしては、あまり話を聞かないけれど。あるいは、過去のファンで未だに食いつないでいるとか、そういう事なんだろうか。
奏光のストレイン
WOWOWは、何でこう微妙なアニメ作品ばかり…。「キノの旅」とか「スクラップドプリンセス」とか作品を放送してた頃は楽しかった。このサイトを立ち上げたきっかけは、あの頃見てたアニメがどれも面白く感じられたからで、WOWOWもその一翼を担っていたんだけど。
何が微妙かと言えば、とりあえずいじめ。主人公がいじめられるエピソードをダラダラやってもあまり面白くないどころか、不快にすら感じてしまう。きちんとしたテーマを掲げているならともかく、いじめてる側は単なる私怨だし。それに対し、主人公が全く抵抗しないのもちょっと…。それにこの主人公が周囲を完全に無視している事で、余計不快感を煽られる。兄貴がその原因という事は描かれているけど、1話描いただけじゃ、感情移入も何も。そんなのを初っ端から何話も見せられても困る。
あの人形の存在も謎だ。必然性が感じられない。別に「ローゼンメイデン」人気にあやかってみたというわけではないと思うけど…、いや、まさか…ねぇ?
というわけで、あんまり期待してない作品。OP及びEDはちょっと好きだけど。
その他アニメ
結界師
まだ見てない…。サンデーで連載しているのは知ってるけど、あんまり読んでない。ゴールデンで放送するにはテーマや絵柄がちょっと合わない感じがするなぁ。
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