月: 2006年1月

  • ちょっと面白い製品を見つけた。

    DVD/CD Station セキュリティ

    NOVACというメーカーの、ポータブルCD/DVDドライブ。この製品の売り文句が、「データ流出防止に最適!書き込み不可!DVD/CD再生専用ドライブ」。

    …えーっとすいません、それってただの(RAM読み出し対応の)DVD-ROMドライブの事ですよね?
    いや、これにはちょっと笑ってしまった。「セキュリティ」って名前つけて売ってはいるけど、間違いなくそりゃただのDVD-ROMドライブだわ(笑)。しかもこれ、値段が16,800円。同社の製品に「Combo Station for Mobile」というモデルがあるのだけど、こちらはそれと同等の性能に加え、CD-R/-RWの書き込みに「も」対応して、15,800円。何だこの値段設定は(笑)。

    この会社、以前も「セキュリティ」と名の付く製品を売っていたけど(DVD SuperMulti Station DL セキュリティCombo Station セキュリティなど)、こちらはセキュリティ対策ソフトをセットにした製品だった様子。ただ、少々値段が高め。多分、売れなかったんだろうなぁ…。
    確かに、会社のデータ等を外部に流出させないようROMドライブだけ使うってのは情報漏洩対策の一つではあるけれど、ROMドライブを「セキュリティ」とか言って売り出すのは、いくら何でも…ねぇ?そして、CD-R/RW書き込み付きより高い値段設定ってのはどうなんだろう。

    ただまぁ、この会社の製品自体はそんな悪くなさそうな感じはするけどね。特に、DVD書き込みまで対応した製品の方は、21,800円と少々値段が高めではあるけど(それでも、ポータブルドライブの中では安い方)、(当然)DVD全種書き込み対応してたり、USBポートを二つ使うことで読み込み時の電源供給をまかなってくれたり、多数のPCでCDからのブートに対応していたり、使い勝手は結構良さそうに思える。

    今回はそれ以外の、売り方の方にちょっと問題があるかなぁ…と。

    追記

    それにしても、USBバスパワーってもう少し強くならないのかね。せめて、こういったCD/DVDドライブが安定して動くぐらいの強さは出せないものか。

  • 子供の名付け(命名)DQN度ランキング

    最近、いくつかのサイトで紹介されていたりしたので、たまに見たりしているけど、世の中にはこんなバカ親が何人もいるもんなのかねぇ、と思ってしまうほど馬鹿馬鹿しい名前が並んでいる。
    まぁ、最近テレビ等のメディアでも、たまに変な名前が出てくることもあるので、日本中探せば変な名前の子供もゴロゴロいるんだろう。それに、子供につける名前には漢字制限があるだけで、読みは自由のはずだから、そういう事を考えるバカ親がいるのは不思議じゃない。実際、自分が住んでいる町にも「騎士(ないと)」という子供がいるらしい。
    で、さっき見た時に右側にあった「最近登録されたもの」の欄にチラッと目を通したところ、痛すぎにも程がある名前が。

    DQN名前:菜愛華(なうしか)
    DQN名前:羅妃多(らぴゅた)
    メモの欄には「ちなみに犬の名前はトトロでした」との記述。

    …もう何て言ったらいいんだろうな。これが本当にネタでないとしたら、本気で子供の将来が可哀想に思えてくるよ。親も少しは物考えて子供に名前つけれ。犬猫みたいなペットじゃないんだから。特に、出典の分かりやすいアニメネタは、かなり厳しい物がある。大体、こういった子供につける名前のセンスが、そのまま周囲が自分に下す評価に跳ね返ってくるとか、想像もしないのだろうか。
    何かこう、こういう変な名前の子供に対する救済処置みたいな物でもないものかねぇ。これじゃあまりにも不憫で…。

    ちなみに、
    娘の名前を妻に内緒でエロゲヒロインから付けました
    (まとめ) 冬みかんとこたつ猫 – 娘の名前を妻に内緒でエロゲヒロインから付けました
    こういう人もいるみたいだけど、こっちはまだ出典を周囲から隠す努力をしている上に、分からなければごく普通の名前だったり、結構いい感じの名前だったりするので、遙かにマシだと思う。
    …いやまぁ、自分の名前の元ネタがエロゲだったら嫌すぎるけどね(笑)。

  • 少し前に、ホームページのレイアウトを少し変えた際に、サイドメニューにある検索フォームをページのやや上の方に表示されるようにした。

    というのも、以前からGoogle等の検索エンジンからやってくる人は結構いるけど、その対象ワードに引っかかる記述が既にホームに残ってない(アーカイブに格納されている)事が多く(検索エンジンのインデックスには残っているため、検索対象になってしまう)、申し訳ない気分になっていた。しかし、記述が無い割にはページ検索を使ってくれる人がいない事が気がかりだった。
    自分の場合で考えてみると、検索エンジンから訪れたページに目的の記述がなかった場合、キャッシュを使うか、探すのが面倒なので諦めるかのどちらか。こんな個人ページに、目的に見合った重要な記述が含まれているとも考えにくいしね。しかし、ページ検索が置かれているなら、それを使おうという気になるかもしれない。ただ、その検索する方法を探し出すまでが問題。仮にページ検索があったとしても、それが見つけにくい場所に置いてあれば、当然使わないだろう。

    そこで、検索から飛んできた人がすぐに目に付く場所に検索フォームを置けばいいんじゃなかろうかと考えた。そしてトホームの上の方、ある程度の大きさのブラウザであればすぐに目にとまる位置に検索フォームを持ってくる。
    すると、この検索フォームを使う人が格段に増えた。以前なら、1ヶ月の間に数件~10数件程度だった検索が、この1ヶ月で20件を大きく越えている。

    やはりウェブサイトは、初めて訪れた人が直感的に理解できる、パッと見て目的の情報にたどり着けるような、分かりやすいインターフェースを提供すべきなのだなぁ、と改めて認識。例えそれが検索フォームを少し上に持ってくるだけだとしても、大変に意味のある事だと、今回の件で気付かされた。
    いくらウェブサイトが自らの個性を表現したものでも、それが独りよがりになってしまっては意味がない。まず前提として誰もが理解しやすいレイアウトを整え、その上で自らを表現していく事が望ましいのかな、と。

  • 20060128_yomigaeru.jpg実生活の状況がかなり切羽詰まってきたけど感想は書く。
    土砂崩れに巻き込まれた家屋の下敷きになった女の子を救出し、病院に運び込むも…という話。

    いや、非常に面白かった。
    真面目に航空自衛隊の救助活動を取り上げて、その様子を丁寧に描写した点は評価に値すると思うし、それだけでなく、女の子が事故に巻き込まれたことを信じたくない一心で嘘を付く母親、燃料補給のために引き返すかどうかの瀬戸際で内田が護衛艦上での給油を進言、停電の町で車のライトでヘリを誘導、必死の救助にも関わらず訪れた女の子の死と自分の行為の結果に苛まれる内田、そして激高した内田による葬儀屋への暴行、といった数々のドラマが、大変面白かった。特に、あれだけ必死で救助したのに女の子が死亡してしまった事に関しては、周囲に「奇跡」の大安売りみたいな作品ばかりが目につくだけに、結構ショッキングだった。思いっきり冷や水を浴びせられた気分。また、その合間に本郷の経歴を含んだ伏線が張られていた事も、今後の作品のドラマ性に期待を感じさせる。

    今回の話は本当に面白く、素晴らしかった。これには、ここまでに大変丁寧に描かれてきた、キャラクターの内面や背景、それに物語の舞台や設定などが、よく活きていていると思う。これならば、今後のエピソードや作品全体にも期待が持てるというもの。
    最近の萌えアニメばかりが目につく現状には辟易していたけど、ちゃんとこういう真面目な作品もあってくれて大いに安心した。

  • 20060126_rozen.jpg記憶薔薇園 香りの前で ちーくちーくとー♪
    アリス違いのアニメです、すいません。あの歌、何となく脳に残りやすいなぁ。
    それはさておき、アリスゲームが始まって、翠星石と金糸雀が…の話。

    うーん…、今回もあんまり良くなかった。ハッキリ言えば、悪い。
    正直言って、この作品における戦闘場面は大して期待してないし、そもそも戦闘が作品を盛り上げるための要素でもないような気がする。アリスゲームという設定はあるけど、ドール達がアリスゲームにどう向き合うか、アリスゲームの結果に対してどう思うか、ってのが作品の方向性なんじゃないかな、と思ってる。
    だから今回、ダラダラとドール同士の戦いを描かれるのは、あんまり面白いとは思わなかったなぁ。それに、金糸雀、翠星石の戦いがあまりにも表面的すぎて、二人が倒れた事に対してあまり感じる物が無かった。多分、金糸雀が作品においてほとんどオマケ扱いだった事が響いてるんじゃないかと思う。今さら目立たせても白々しいだけ。それに、真紅・水銀燈・薔薇水晶の3体を残すために退場させられた、という扱いであることが見え見えで、かなり展開がおざなりに感じられた事も大きい。

    今さらな話だけど、もう少し真紅なり水銀燈なりに焦点を絞って話を作れば良かったのになぁ…と思わずにはいられない。キャラクターを出しすぎた結果だと思うけど、1期に比べてドール達の内面が見えにくくなってるし、作品の中身が薄くなってると感じる。あと、キャラクターの扱いもいい加減(みっちゃんとか、完全にオマケ扱い)。

    ただ、アリスゲームを巡るドール達の考え方とか行動とか、そういった全体の流れはそれなりに面白かったと思うんだけどね。脚本とか演出とか、その他諸々があんまり良くなかったかなぁ、と。
    まぁ、次回が最終回ということで、どういう結末を向かえるのかは知らないけど、1期ぐらい面白い結末が見られるといいなぁ。

    追記

    チェックしたら、今回の脚本書いている人は岡田麿里さんということだそうで…。Melog: Archives > Archive – ローゼンメイデン トロイメント 9話 「戒」でも書いたけど、やっぱり内容の出来が脚本家に思いっきり左右されてるねぇ…。
    こんな事書きたくはないんだけどさ、ここまで顕著に作品の良し悪しに影響するのであれば、もう岡田麿里さんに脚本を書かせるのは止めてもらいたいなぁ、と思うわけで。 あるいは、もう少しシリーズ構成なり監督なりが、作品をしっかり監督していただけまいか。

  • 2話一緒に感想。時間が無いので適当に。

    13話「ネガイ」

    20060125_noein_1.jpg綺麗なアトリになっちゃった。こんなアトリはアトリじゃないやい(笑)。それにしても、アトリのあの不良のリーゼントみたいな前髪はどういう構造してるんだろ。あと、カラスの肉体にある傷にしてもそうだけど、あのスッパリ切れた金属の切断面みたいなのがどうなってるのか、よく分からん。
    レイズの集極ポイントでカラスが復活…って、そんなあっさり。あんな肉体の損傷でも、特別な設備とか無しに割と簡単に処置が施せるのは、未来の技術が凄いのか、トビが能力が凄いのか。どちらにせよ、とても15年後とは思えない。攻殻機動隊の時代設定よりあり得ない(笑)。
    しかし、アトリの妹というのがこの先どう物語に絡んでくるのか気になるなー。

    14話「キオク」

    20060125_noein_2.jpgハルカの家に未来人メンバーの居場所を確保。NPOの人で野鳥の調査、ねぇ…(笑)。そして、怪しすぎるという理由のためにカラスはのけ者。以前なら、間違いなくアトリの方が怪しかったのに、何だそのにこやかな笑顔は!(笑)。

    トビは現代のPCを使って調べ物。トビから見て15年前の最新型PCか…。現実で15年前を考えると、1991年日本ではまだPC-9801が全盛だった頃。AT互換機はよく分からんのでPC-98を基準で考えるけど、1991年1月頃に発売されたのは…、デスクトップならPC-9801 DA2とかその辺。CPUはi386DX/20MHz。ノートならPC-9801 NS/E辺り。CPUは386SX/16MHz。単純にCPUクロックで考えると、今の速度の1/100以下。実際には、多分もっと低い。もう少し、ベンチマークとか具体的な数字があればいいんだけど、さすがにちょっと…。そりゃ15年後のトビからしてみれば、今のPCは骨董品だよ。しかもラクリマ時空は戦争中で、今と比べて技術力の発達が格段に早そうだから、比率的にはもっと差が開いてるかも。そんな性能差を、プログラムでカバーできるのか。あんな複雑そうな演算を、現代のPCにできるだろうか…。しかもトビって龍騎兵という特別な存在だったのだから、こういう場合特別なメインフレームとか使って、PCは使ってなかったんじゃないかなぁ。…まぁそんな妄想はどうでもいいや(笑)。それにしても、トビはキータッチ早すぎ。ちょっとバトルプログラマーシラセを思い出した。
    その調査の結果、トビは現在の時空が不安定になっているという。ラクリマにシャングリラが介入を始める前にそっくり…ということは、最後に出てきた変な物体は、シャングリラ時空界の介入って事なのか。それは、今の時空がカラス達のラクリマ時空に繋がってしまう…という事になるのかな。…い、よく分かってないんだけど(笑)。

    今回は、ハルカが両親の過去を見る事で、過去はどうあっても変えられない。変わったとしても現在のハルカに繋がる近似値の時空にしかならない事が分かる。ハルカは仲のよかった頃の両親を見て、それでいいと納得。じゃあ、未来は変えられるのか?ってのがこの作品を通してのテーマになるのかね、やっぱり。ただ、フクロウの時にも見られたように、未来もハルカの見た通りの結末(近似値の時空)に繋がってしまう。その辺がどういう結末を向かえるのかは、気になるところ。

  • どの放送局も、この事件一色…いや、いま見てみたらテレビ東京は期待通り、いつも通りの放送をしてました(笑)。ちなみにいま放送してるのは、「徳光&コロッケの“名曲の時間です” 」だそうだ。
    まぁそれはさておき、Livedoorは一体どうなってしまうのやら。そういえば、以前使ってた「AAA! CAFE」という所も、Livedoorに買収されてたなぁ。今はただ単に転送ページが置いてあるだけなんで、無くなっても全く問題ないんだけど。

    ちょっと事件について色々調べてみたけど、やっぱり経済に疎いから、事件内容についてはイマイチ正確に理解してない部分もあるので、何と言っていいものやら。とりあえず、ライブドア株買ってた人はご愁傷様。
    しかし、非常に気になる事が一つ!

    ワンワンセレプー それゆけ!徹之進

    このアニメはどうなるのか(笑)。導入部分で流れるナレーションが「今度九州から出てきて、話題の八本木ヒルズに住むことになったんだ~」だからなぁ。話題すぎにも程がある(笑)。
    堀江社長ネタも出すつもりだったんだろうけど…。タイミングが良いというか悪いというか。番組企画担当者は、今一体どんな顔をしているのやら。

  • BUFFALOのUSBメモリ、「RUF2-S256-BK」を購入。

    購入理由は、以前持ってたUSBメモリを無くしたから。あれ、どこいったのかなぁ…。まぁ大したデータが入ってたわけではないんだけど(USBメモリに無くして困るデータは入れないようにしている)。
    で、しばらくUSBメモリ無しで過ごしてたんだけど、やっぱりちょっと欲しくなったので昨日購入。ヤマダ電機で適当に見て回ったら、「転送量2倍(理論値)」というパッケージの宣伝に見せられてこれを選ぶ。
    しかし、最初からこの転送量に期待してはいなかった。まぁ普通のUSBメモリと数百円しか違わなかったから、こういう変則的な物を買ってみるのもいいだろうと思った程度。本当に早ければもうけ物。

    …いや、本当に早かった。転送速度の測定とかは全然してないけど、以前使ってたUSBメモリI-O DATAの「EDP-128M」と比べると、体感的に明らかに早い。まぁ本当に従来の2倍の速度が出てるわけではないと思うんだけど、これだけ早ければ十分。
    ただ、気になるんだけど「2チップ同時書き込み」って事は、チップのどちらかがダメになると読み出せなくなってしまうのではなかろうか。まぁそんな簡単に壊れてしまうような代物ではないだろうし、品質的に問題のある物ではないと思うけどね。それに、HDDと違って重要なデータを(長期間)入れるわけでもないし、使い捨て感覚で使うのなら何ら問題ない。

    とりあえず、今のところは結構満足してる。

    追記

    もこのUSBメモリ、自分の持ってるマザーボード(K8N NEO4-PLATINUM(チップセット:nForce4 Ultra))のBIOSから認識されなかったのでUSBからのブートには使えないようだ。
    うーん、BIOSアップデートどうしようかな…。

    01-27 18:48 追記

    やっぱりブートできた。
    USB-ZIPで認識されてた。

  • 練馬大根ブラザーズ 2話 「俺のお玉でサランヘヨ」

    20060122_nerima.jpg相変わらず品のないアニメだけど、今回を見てこの作品の方向性がよく分かった(笑)。社会風刺というか、特定の文化や商売を小馬鹿にした、ミュージカル仕立てのギャグアニメ…という感じなのかな。しかし、いきなり韓流スターとかそっちのネタを振るのはどうなんだ。「韓流スターのパチもんだらけのパチンコ屋」とか、韓流スターが工場のベルトコンベアで作られる絵とか、ネタとして大丈夫なのかなぁ…と。これがきちんと最終回まで放送できるのかとヒヤヒヤしてしまう(笑)。来週は医療界のネタのようだ。そのうち、オタク文化ネタとかも来るのかなぁ。来たらいいなぁ(笑)。
    1話見た時は変なアニメだと思ったけど、こうやって作品の方向性が見えてくると、かなり面白く感じられるようになった。このアニメ凄いわ。癖になりそう。まぁ、実際に笑顔でキャッシュなんてしたくはないけどねー(笑)。
    それにしても、ここまで内容的にも雰囲気的にも「深夜アニメ」らしいアニメ作品なんて初めてかも。

    クラスターエッジ

    取り上げたのは面白いとかそういう事じゃなくて、OPも中身もEDも総集編みたいな作品なんて初めて見たな、と。いやまぁ、毎回総集編みたいな内容だけど(毎回何となく見てる自分もかなりアレだけど)、そろそろ本気で大丈夫だろうかと心配になってしまう。もうほとんど、放送事故に近い感じ。

    かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 2話 「彼女は彼女であることを自覚した」

    20060122_kasimasi.jpg特別面白かったとかそういうわけではないんだけど、「おねにーさま」がちょっと印象的だった。いや、確かに1話見た時も、そういえばあかほりさとる氏って昔「MAZE 爆熱時空」で、主人公が女に変身するとか「おねにーさま」と呼ぶ(一応)女性キャラとか、似たようなネタやってたなー、とは思ったけど、まさかここまで直接「おねにーさま」というネタが来るとは思わなかった。
    よく考えたら、「らぶげ」でも「アクマコ」とかやってたんだから、こういったセルフパロディが来るのは予想して然るべきだったか…。
    感想としてはまぁ、主人公はもう少し女になる事を嫌がるとか、恥じらいを持つとかしろよ、と。

  • ゾイド ジェネシス 40話 「バイオ粒子砲」

    20060122_zoids_1.jpg無敵団がまた出てくるとは。まぁ、前回EDに出てきた辺りで、その予兆はあったのか。それにしても、同じ声のキャラクター同士で会話させるとか、声優で遊びすぎ(笑)。
    前回からEDにちょっと手が加えられていたけど、気になる事が一つ。こういう玩具スポンサー主導型のアニメって基本的に、制作会社だけの意向でどうにもならない事が結構多いと思うし、一応番組の顔とも言える主題歌の映像に手を加えるのは、恐らくそれなりにスポンサーの意向も介入する事なんだと思う。少なくとも、スポンサーであるトミーが企画するか、アニメ制作会社がトミーにお伺いを立てるかしないと出来ない事だと思うんだけど、その上でこういうい一部にオタク向きなネタを仕込む事が出来たというのは、トミーがもうゾイドを投げてるのか、それともトミーも既にそっち向けに対象をシフトしたのか、どっちなんだろう。両方かも。まぁどちらにせよ、子供向けアニメとしては失敗だったんだろうな…。
    20060122_zoids_2.jpgあと、ザイリンが突然スーツに覆われて倒れる場面だけど、あのスーツはせめてもう少しカッコいいデザインにできなかったのかね。倒れたザイリンの姿の、格好悪い事と言ったら(笑)。

    よみがえる空 2話 「困難な仕事」

    20060122_yomigaeru.jpg2話見たら、この作品が結構面白いと感じられるようになった。
    人物の描写が凄く丁寧で、キャラクター同士の会話がとても面白いと感じた。本郷が内田に対して、「皮肉ならもっと上手くいうんだな」と言った後で、内田が本郷に「中途半端に大人しくしてます」とまた皮肉で返したり、あと会話が無くても表情で人物の考えを伝えたり、そういったキャラクターの内面が上手く表現できてる。こういう、キャラクターがよく生きている作品は、見ていて面白い。
    ただ残念なのは、リアル指向を目指したせいか、キャラクターが判別しにくい事。皆同じ黒髪や制服だと、やはり色とりどりの髪や特徴的な顔の作りをした作品に比べるとキャラ立ちが弱くなるし、実際に画面上でも判別がしにくくなってくる。まぁこれはしょうがないといえばしょうがない。その分、会話や行動でキャラクターを上手く表現してほしいところ。
    あと、この作品は結構CGに重量感があって良かったな。CG制作者がそれなりに頑張ってる事が窺える。
    この作品、正直1話見てあんまり面白そうじゃない思ってたけど、意外と掘り出し物かもしれない。

    LEMON ANGEL PROJECT

    20060122_lemon.jpg声が酷いと聞いていたけど、思ってたより悪くはなかったかなぁ。まぁ、喋りが声優っぽくないのと、あんまり滑舌がよくないのは確か。
    内容に関しては、1話見ただけではよく分からんけど、あんまり面白そうには感じなかったなぁ…と。
    そういえば、アイドルを育てるとか、そういう感じのアニメやらゲームやらが何年か前に結構あったような記憶があるけど、この作品には、そういうのと同じような空気を感じたなぁ。

  • 忘れそうだったのでメモ。
    本日NHK BS2の25:00~26:55に映画「COWBOY BEBOP 天国の扉」 が放映される。

    うーん、見たいのはやまやまなんだけど、一度見てるし今ちょっと修羅場だし…。最近追い詰められてwikipedia(読む方じゃなくて、書く方)に逃避してたら、ますます切羽詰まってきた(馬鹿)。
    しかも、26:50からテレ東で「陰からマモル」があったり。何だその見事に狙ったような時間割は(笑)。

    まぁとりあえず、気が向いたら見る。

  • 19日発売の「超人ロックSpecial」を買ってきた。目的は当然、「なおざりダンジョン」以外に無い。しかし、前回読んだのが2005年6月29だから、3話から実に半年近く待った事になるのか…。

    今回は、「夜明けの帝国」編の最終話。
    今回も面白かった。特にサルバドルのネタは良かったなー。サルバドルの話は、「おざなり」でもかなり好きなエピソードなので。この話はもう少し色々引っ張ってほしいところ。あと、モカが存分に暴れてる様子が、いかにも「おざなり」シリーズらしくて良かった。それにしても、「夜明けの帝国」編だけ読んだら、キリマンが凄く有能みたいじゃないか。ブルマンが悪人みたいじゃないか。

    で、次の話は…と思ったら「約5年半続けてまいりました『超人ロックSpecial』ですが、このたび諸事情により休刊させていただきます」だとさ。なにおうぅ!!!せっかく「おざなりダンジョン」シリーズの続きが読めたと思ったらこの仕打ちか!頼む、頼むから、どこかの月刊誌で続きを連載して…。「なおざり」が連載するなら毎月買ってもいい。

    で、今回連載された「なおざりダンジョン」の単行本が、2月7日に発売されるそうな。
    興味のある人は是非買ってみてはいかがでしょうか、っていうか買ってくださいお願いします。続編を描いてもらうためには、多分コミックが売れる事が一番だと思うので…。
    私に「なおざりダンジョン」および「なりゆきダンジョン」の続きを読ませてください。せっかくの「おざなり」シリーズ復活の取っかかりを、こんなあっさり失ってしまいたくはないです…。

    追記

    ミックはAmazonとかに置いてないなぁ。とりあえず、セブンアンドワイに置いてあった。

    セブンアンドワイ – 本 – なおざりダンジョン

  • 20060119_rozen.jpg順番が前後してしまった。
    蒼星石に続き、雛苺が…の話。

    雛苺が止まってしまう理由がちょっと強引な感じもしたけど、まぁ今までだって同じように適当な理由付けで話を進めてきたような気がするので、その辺はあまり気にしない。
    雛苺が倒れるまでの過程で、巴が雛苺と遊ぶ場面は結構良かった。蒼星石が唐突に倒れてしまった事とは対照的に、雛苺のジリジリと力が失われていく様子が、とても痛々しい感じで印象深かった。また、雛苺がジュンの家に行く前の様子と、現在の雛苺のジュンに対する接し方の違いに、とても感慨深い物が。
    ところで、ここで雛苺を退場させた理由はもしかして、水銀燈→蒼星石のローザミスティカ入手で強い、薔薇水晶→単体で結構強い、というわけで、真紅もローザミスティカ手に入れてパワーアップしてもらおう、とかそういう事なのかなぁ…。いや、それでも別にいいんだけど、何か激しくどうでもいいというか何というか。、

    槐は「遠くに旅立ってしまった魂は、戻らない」と言うけど、ジュンは以前にピエロの人形で魂を呼び戻している。もし本当に、槐=ローゼンメイデンの父親ローゼンだとすると、ジュンはローゼンより凄い人形師…という事になるのだろうか。
    薔薇水晶達の狙いが未だに良く分からないけど、もしかしてジュンのその能力が狙いなのかなぁ。
    とりあえず、今後の展開にも期待してます。

  • 20060118_major.jpgタイトル通り、寿也の過去が出てくる話。
    吾郎に続き、寿也まで明らかに平凡にはほど遠い家庭事情。まぁ寿也でなくても捻くれるわな。でも、それで野球に人生賭ける決断をするようになるという発想は…。親に勉強を押しつけられてきたのに、その親が自分を見捨てた事から、親を否定したい気持ちがある…と考えると何となく納得できるような気もする。
    でも多分その親は、寿也がプロ野球選手になって知名度が上がったら、自分が寿也に親だと名乗り出るようになるんじゃなかろうか。というか、そろそろ原作でそういうエピソードやらないかな。何となく面白そうだ(笑)。

    今回の吾郎のチームワーク云々に関しては…ちょっとどうかなぁ。チームワークは馴れ合いではないとは言うけど、試合に遅刻したり、チームに何の説明も無しに勝手な行動を取るのは、明らかにチームワークから逸脱してるし、馴れ合い云々以前の問題でチームワークを乱してる人間の言う事に、どれだけの説得力があるというのか。吾郎が正しいという空気で話が進んでしまった事に、ちょっと釈然としない物が。

  • 空の軌跡セカンドチャプター

    20060117_ed6.jpg

    日本ファルコムから3月9日発売予定の「英雄伝説 空の軌跡 Second Chapter」のデモムービーが公開されています。

    公開は一月前ぐらいだと思ってたのに、意外と早かったなぁ。
    早速デモムービーを見てみたけど…、何と今回はFCに無かった声が付いている。FCで、既にキャラクターのイメージが固まってるのに、SCで付けるというのは微妙な感じ。戦闘場面のみのようだけど(ムービーの最後にあった長台詞は、恐らくドラマCDだろう)。
    でも、声ありだと何か新鮮だなぁ。いや、確かに「ぐるみん」でも声付きだったけど、「英雄伝説」というシリーズに声が挿入されるのが初めてだから、今までシリーズを遊んできた身としては、ちょっと感慨深いなぁ…と。
    キャストは、以前発表されたCDドラマと同じだそうで。でも、オリビエが思ってたよりちょっと声太いよ(笑)。逆に、エステルの声は思ってたより可愛らしい感じで、ちょっとイメージと違うなぁ、という感じがする。ロランスなんかは、イメージそのまんま。あと、CDドラマには登場しないSC新キャラのケビンにまで声があるのね(当たり前か)。
    ムービーに入ってるボーカル曲は、「銀の意志」のボーカルアレンジのようだ。結構格好良くて、気に入った。多分これは、SCのOPに使われるのではないかと予想。

    いやー、シリーズのファン&前作好きとしては、このムービーだけでワクワクしてしまってたまらんです。鼻血出そう(大袈裟)。
    とりあえず、あと10回はムービー見てニヤニヤする。

    追記

    く考えたら、ファルコムは昔から、ゲームのドラマCDをいくつも出してたからなぁ。
    途中から声が挿入されても、自分があんまり抵抗を感じないのは、多分その辺が理由だろうと思う。

  • 新番組4本。

    練馬大根ブラザーズ

    20060116_nerima.jpgミュージカルアニメ…って言ったら、本気でミュージカルに関わってる人に失礼な気がする作品(笑)。
    作品のセンスがとても独特ではあるけど、ネタに品が無さ過ぎる。萌えでもエロでもなく、深夜番組みたいに品がない(その通りか)。「俺の練馬大根」とか言ってホモネタやってる時点で、もうどうしたものやら、といった感じで。
    今のところ、面白いのかどうか判断に困る作品だなぁ…と。ひたすら馬鹿馬鹿しい事は確かなんだけど。

    かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~

    20060116_kashimashi.jpgあかほりさとる作品って事で、ネタ半分程度で見てたけど…。主人公が宇宙船と衝突して肉体の再生に失敗して女になる、なんて馬鹿な設定はいかにもそれっぽい感じがする(笑)。これ、「らぶげ」と同じようなギャグのノリでやってたら、間違いなく多くの非難を浴びてただろうなぁ、という気がする。
    ただ今回は、少なくとも雰囲気に関しては真面目なノリという感じがするので、意外と面白くなる…かも?
    気になった点としては、そんな女になった事を周囲に対して大々的に宣伝しなくてもいいじゃないかと。
    あと、元の男声と女声に違いが無さすぎで聞き分けられない。

    半分の月がのぼる空

    20060116_hanbun.jpgあれ、最近こんな内容の作品見たぞ?えーっと、そうだ、あれだ、「ガンパレードオーケストラ」。
    内容としては…、ちょっと急ぎすぎというか、主人公とヒロインが仲良くなる過程を端折りすぎのような気が。原作を物凄い勢いで消費してそうな内容だった。個人的には、病院にいる病弱な女の子というテーマがあまりにも定番すぎて、どうにも惹きつけられる物が感じられないなぁ。
    ところで、これ全6話ってことは半クール作品なのか。半クールなんて作品がOKなら、体力的に持続力のないアニメ制作会社は楽かも。もっとも、そんな短期間の作品に対しての期待度は、1クールや2クールの作品に対するそれに比べて、ずいぶん落ちてしまうような気はするけど。

    怪 ~ayakashi~

    何だか、とても内容の分かりにくい作品だなぁ…と。何やってるのかは何となくは分かるんだけど、場面場面を切り抜いたような作りになっていて、話の流れがとても掴みにくい。必要な情報が語られずに話が進行しているというか、まず視聴者を置いてきぼりにして後から内容を理解させる、というのを繰り返してる感じ。だから、その場面ごとに楽しめない。
    あと個人的には、内容的にもあんまり面白いとは感じなかったなぁ。フジテレビのノイタミナ枠を実験的な枠として色々放映する姿勢は面白いと思うけど、「ハチミツとクローバー」、「Paradise Kiss」と続いてきた枠でこの作品は、正直どうかと。

  • 新番組3本。

    タクティカルロア

    とりあえず、ざっと概要だけ見て思ったのが「らいむいろ戦記譚」。設定を見て思ったのは、「タイドライン・ブルー」。実際の内容は全然違うけど。でも、女の子がいっぱい出てくる戦闘艦(?)物という共通点せいで、「らいむいろ」の方のイメージとかなり被ってしまう。実際、自分中でそんなに大差ない(笑)。
    作品として真面目に作ろうとしてるのかどうか判断しかねるけど、どちらかといえば女の子いっぱい出せばいいやー、みたいな傾向の作品に見える。
    あと気になる点としては、制作会社が「銀盤カレイドスコープ」作った所なので、制作が大丈夫なのかどうか、という事ぐらい。

    陰からマモル!

    20060114_kage.jpgB級ラブコメアニメというイメージがピタリとハマりそうな作品だな、と思った。ヒロインが攫われる理由とか、かなりアホらしく作ってる辺り、とことんギャグで突っ走ってくれそうな気配なので、気楽に見られる作品ではありそう。まー逆に言えば、真面目に見なくてもあんまり問題はなさそう。
    どうでもいいけど、ピンクの髪=頭悪そうなキャラというのは、もう常識的なイメージとして固められてるのかなぁ。

    よみがえる空 -RESCUE WINGS-

    20060114_yomigaeru.jpg「せんせいのお時間」「蒼穹のファフナー」「まほらば」「ぱにぽに だっしゅ!」と続いてきた枠で放送されるにしては、やたらと硬派な作品、という印象。航空自衛隊や航空救難団の事なんてさっぱり分からないけど、作品の方向性としては、サンデーに連載してた「め組の大吾」とか、マガジンに連載してる「トッキュー」とか、ああいうノリで考えればいいんだろうか。
    今回は主人公が引っ越して戸惑う場面や、新しい職場で挨拶をしてた場面程度なので、1回目導入の掴みとしてちょっと弱いと思ったけど、個人的にはキャラクターや背景が色々と丁寧に描かれていて、結構真面目に作ってる様子が窺えたので、良い印象を受けた。今期(というか最近)はやたらと萌えアニメが氾濫してて、こういうリアル指向の作品がまるで無いので、萌えアニメに辟易していた自分としてはちょっと期待したい存在。
    しかしこの作品に関しては、製作のバンダイビジュアルが、どういう視聴者を想定して、どの辺の利益を見込んでいるのか、今ひとつピンと来ない。人気原作付きとかならともかく、オリジナルみたいだしなぁ。
    まぁ個人的には、萌えアニメよりもこういう作品を頑張って作り続けてほしいと思うんだけどね。

  • 20060113_noein.jpgデジタル放送に伴う放送局の周波数の変更以来、地域上テレビ埼玉の視聴に色々支障をきたすようになってしまい、ノエインは完全にネットのストリーミング放送にシフト。で、12話を見たので、ちょっと感想。

    何かもう、色々面白すぎですこのアニメ。たまらん。
    今回のカラスとフクロウの激突は凄まじい。スタッフ気合い入れすぎ。作画の質を極端に省略して、24フレームをフルに使った動きで戦いを描いてるシーンは、その動きとか演出が素晴らしかった。どうやら、「創聖のアクエリオン」で、作画よりも動きだけを追求した19話のうつのみや氏が関わってるようだ。
    個人的に、「かみちゅ」や「魔法少女リリカルなのは」の1話で見られたような、やたらと細かい動きというのは、それほど関心しないけど(それでも、凄いとは思う)、こういった無茶苦茶に勢いのあるダイナミックな動きというのは大好き。多少絵や構図が崩れててもいい、むしろ多少歪めて強調していると、なお好ましい。もっとも、前に挙げた2作は、原画担当の人が描いた絵の間のコマを、人海戦術でたくさん埋める事で何とか実現できるような気もするけど、こちらはほとんど特定の人間の作画センスにかかってくると思うので、技術的にはこちらの方がずっと実現が難しい事なんだろうけどね。

    それと、カラス-フクロウとユウ-イサミの関係が面白いんだけど、せっかくカラスとフクロウの関係が良くなったと思ったら…、こんなところでフクロウ退場ですか…。何てこった。でも、フクロウがいなくなって、アイが泣くのも妙な感じ。この時空で死んだからこそ、アイに対してイサミが死んだ事と同じような感覚をもたらすような影響を与えたとか。でも、当人のイサミに対しては何も影響無いのかなぁ。
    互いの時空がどう繋がっているのか、あるいは全く関わりが無いのか、その辺は作品の肝だろうから、今後どう解明されていくのか気になる。

    ハルカが見た物が現実になり、確定する…って事は逆に言えばハルカは予知夢を見ているという事になるのかな?ただ、その未来は変えられない…とノエインは言う。しかし今回を見る限り、ノエインが意図的にハルカの夢を実現させてしまったように見える。本当に未来を変えられないのか、あるいはノエインが変えないようにしているのか。

    …なんか色々考えてたら面倒になってきたので、あとは作品が進んでいく中で色々考えてみよう。
    とりあえず、デコヒーレンス化したアトリは気持ち悪かったです(笑)。

  • 平成18年度 NHK総合テレビ 夜間の番組編成 [pdf]

    NHK経営情報お知らせ(平成18年1月12日)より、平成18年度のNHK総合の夜間番組編成が公開されています。

    現在「雪の女王」が放送されている日曜日19:30からのアニメ枠は、土曜日の19:30に移動、そこに「チャングムの夢」が入ってくる模様。それから、水曜日の深夜アニメ枠は消滅。その代わり、金曜日の同時間帯に「SAMURAI7」の再放送が入ってくる様子。

    日曜のアニメ枠は、まぁ確かにニュース→時代劇の流れにねじ込むのは無理があったのかもね。土曜日なら、18:00~1900に教育で「MAJOR」「ツバサ」がある分多少マシだろうか。しかしそういう意味では、1900~19:30にぽっかりと穴が出来上がるような。教育に何か番組を入れたりするんだろうか。
    ところで、NHKはアニオタの敵|天喜屋日誌の辺りを見ると、どうもこの「チャングムの夢」はきな臭い感じがするんだけど、果たしてアニメとしての出来はいかがなものか。そういえば、「チャングムの誓い」って結局1回ぐらいしか見てないなぁ。

    で、一番重要なのは不毛の金曜日深夜に「SAMURAI7」が再放送される事。関東に限った事かもしれないけど、金曜、土曜というのは次の日が休日のためか、基本的に各局ともアニメより視聴率の取りやすい番組を入れてくる、あるいは他の曜日よりも放送枠が高い様子で、アニメ番組は少ない。まぁ、土曜日は最近フジ・テレ東がアニメ枠を作ったせいで妙にアニメが多いけど。ただ、未だに金曜日はアニメが少ないので(テレビ埼玉にあったりするけど)、こういう風に少し分散してもらうと、結構助かる。
    「SAMURAI7」自体は既に見てしまったので、まぁ気が向いたら見る程度だけど、そのうちでいいから、この枠でもっと珍しいアニメの再放送をしてくれるといいな、と。

    参考

    NHKアニメワールド 総合スレッド

    追記

    く考えたら、今水曜で放送してるアニメ枠ってNHK総合じゃなくて、NHK教育だった…。
    勘違い。

  • いや、「VS騎士 ラムネ&40炎」じゃなくて。

    Morning Star Studio
    「NG騎士 ラムネ&40」のキャラクターデザインも手がけた、伊東岳彦氏のサイトで、

    新プロジェクト始動!

    LUM&41 HG(ハイパーゴージャス)(仮称)

    ついに封印が解かれるのか!!オレはいま強烈に萌えている!

    …と書かれている。
    うーん、どうなんだろ。この文面から察するに、「NG」よりは「VS」のノリに近い物が出てきそうな予感はする。伊東岳彦氏も、絵柄がずいぶん今風になってしまってるし。
    「NG」は好きだったんだけどね。「VS」はどうも…。
    まぁとりあえず、今は様子を窺っておく。

    参考

    カトゆー家断絶

  • MP3のタグ(ID3 tag)は、拡張に拡張を重ねて妙に混沌としてるので、自分でMP3ファイルを作る場合、設定をどう統一するのが一番いいのかがよく分からないので、困ってしまう。
    設定とはこの場合、「バージョン (ID3 Version)」、「文字エンコード (Encode)」、「非同期化 (Unsync)」の3つ。
    そこで、ちょっと考えてみたので、そのまとめ。

    バージョン

    1.0/1.1と2.2/2.3/2.4がある。1.xと2.xは併用できる。
    1.xは1.1を使えばいいと思うけど、2.xの場合、2.4は仕様が柔軟だけど、その分色々と問題を孕んでいるらしく、サポートされてなかったり、サポートが杜撰だったりするプレイヤーもあり(Windows Media Playerも未対応)、互換性の面で問題があると聞く。例えば、画像を埋め込んだりするような使い方をしない限り、2.3で事足りる。2.2でもいいのかもしれない。でも、違いがよく分かりません(笑)。タグエディタのmp3infpやSTEPのデフォルトが2.3なので、とりあえず2.3で。

    文字エンコード

    ISO-8859-1、またはUTF-16。2.4ならUTF-8が使えるらしいけど、そもそも2.4を使わないので置いておく。日本での下位互換性を考えるとISO-8859-1。ただし、この場合日本語環境専用のタグになってしまい、海外のプレイヤーは対応してない場合がほとんど。UTF-16なら、UTF-16(Unicode)をサポートしたプレイヤーなら表示できるはず。そんなわけで、今後長く使おうと思うなら、UTF-16に統一した方が望ましいと考えられる。ただし、日本のプレイヤーの中には逆にUTF-16に対応してない物もそれなりにあるので、注意が必要。最近のは結構対応してるみたいだけどね。

    非同期化

    非同期化というのは、ID3タグのバージョンが1.xしか対応してないプレイヤーに対して、ID3タグ2.xを無視させるようにする処理の事。
    これは、ファイルの中の音声ファイルの開始箇所を示す特定のパターンが、タグの中に出現しないように、本来の2.xタグのデータに対し加工を施す処理。こうする事で、1.xしか対応してないプレイヤーがタグを音声データと誤認識しないように誤魔化す。
    iTunesが対応してなかったりするので、ID3タグ1.xにしか対応してないようなプレイヤーを使わないのであれば、非同期化をオフにした方がいいのかも。逆に、2.x対応で非同期化にしか対応してないプレイヤーってのは多分無いと思うし。
    仮にタグの文字コードがISO-8859-1なら、普通に日本語を入力している限りは多分、問題となるような箇所は出現しないと思う(いや、きちんと調べたわけじゃないけど…)けど、UTF-16だと問題が起こる。
    最近のプレイヤーはどれも2.xタグに対応してるから、iTunesのような非同期化に非対応のプレイヤーの存在を考慮すると、非同期化はオフにした方が安全なのかもしれない。
    あ、でももしかしたら最近のiTunesは非同期化に対応してたりするのかな。

    以上な感じ。
    そんなわけで、自分の場合は以下のようになる。

    バージョン:2.3
    文字エンコード:UTF-16
    非同期化:しない

    ちなみに自分の場合、1.xタグは文字数制限があり、内容が中途半端になるので全部削除するようにしている。非同期化もしないので、結果として1.xタグにしか対応してないプレイヤーを一切無視している事になる。

    以下は、タグエディタの設定を示した図。

    STEP

    [オプション] → [プラグイン] → SETP_mp3に合わせて[設定] → [その他]タブ

    20050112_mp3_1.png

    mp3infp

    20050112_mp3_2.png

    参考

    にゃおでぃお – 日記 : Windows Media Player 10の ID3v2.4 対応について by nyaochi
    mp3infp説明書
    ID3 TagFormat
    iTunesあるいはSoundJAMのID3タグにおける日本語の扱いの混乱について

    追記

    れにしても、MP3のタグの仕様ってのはどうしてこう、酷く歪になってるのかね…。
    最近の、WMAとかOgg VorbisとかAACとかは、やはり後出しだけあってこういう問題とは無縁なんだけど。

    さらに追記。こんなの見つけた。

    製品情報 – H300シリーズ – iriver Japan

    非同期化を行っていないID3v2.3のみタグ情報の取得に失敗した

    非同期化しないのも安全じゃないのか。
    …と思ったけど、でもこれ、2.2や2.4で問題ないみたいだら、ただの固有のバグっぽいので、あまり関係ないかも。2008-05-10 追記:コメントより、この問題はファームアップにより改善されるそうです。

    10:42追記

    もう少し技術的な話。
    非同期化で問題になるのは、”0xFF 0xF*”あるいは”0xFF 0xE*”というバイト列。
    ID3タグの文字エンコードにUTF-16を用いると、各タグの文字の先頭にBOM(=Byte Order Mark)という2バイトが付加される。ID3タグに用いられるUTF-16は普通、リトルエンディアンのようなので(mp3infpやSTEPも、リトルエンディアンのUTF-16を吐き出す)、BOMは”0xFF 0xFE”となる。このバイト列は、まさに非同期化問題に引っかかる。
    また、仮にタグがビッグエンディアンだとした場合、BOMは”0xFE 0xFF”だけど、その後にコードが”0xF*”または”0xE*”で始まる文字全角の数字、英字、記号、または半角カナなど、かなり該当する。参考:Unicode一覧 F000-FFFF – Wikipedia)が来た場合、問題のバイト列が現れるので、同様の問題が起こる。また、全角の「¥(コードは”0xFF 0xF5″)」など、いくつか単体で問題が起こる文字もある。
    これらに該当するmp3の場合、非同期化を行わずv2.xタグに対応してないプレイヤーで再生すると、該当箇所以降のタグの中身を音声と認識するため、その部分にノイズが乗るか、デコードできずに読み込めなくなる。
    そんなわけで、非同期化を行わずに文字エンコードにUTF-16を使用した場合、v2.xタグに対応してないプレイヤーでそのmp3を再生すると、かなり問題を起こしやすい。

    しかしこうしてみると、ID3タグというのは本当に継ぎ接ぎだらけだなぁ。色々と取り込もうとあれこれ塗り固めた結果、仕様が酷い事になっている様子がうかがえる。文字コードがUTF-16とUTF-8の両方使える事に、何か意味はあるのだろうか。

  • 新番組3本、普通の1本。

    Fate/stay night

    原作が原作だけに色々騒がれているようだけど、自分は原作をまるで遊んだことが無いから何とも…。あんまりやろうとも思わないなぁ。というのも、「月姫」を遊んだことあるけど、最初の変な吸血鬼(ネロ…だっけ?)を倒した辺りで脱落してしまったから(笑)。いやー、文章が冗長に感じられて、クリックするのが面倒くさくなってきて(駄目すぎる)。文章をもう少しコンパクトにまとめてくれると、読みやすくて助かるんだけど。
    それはさておき、「Fate」のアニメ。1話が登場人物の紹介に終始して、ちっとも話が進まなかったので(最初の場面を除けば、メインキャラらしき青い服も出てこなかったし…)、これだけ見て面白いかどうかと問われれば「分からない」としか答えようがないけど、少なくとも悪くはなさそうだし、「面白そう」ではあると思った。
    ところで、主人公の設定が「月姫」と妙に被ってるような気がするけど、その辺は突っ込まない方がいいんだろうか。

    ワンワンセレプー それゆけ!徹之進

    20060112_wanwan.jpg作品的に絶対子供向け作品だと思ってたんだけど、「秋葉原」とか「ドジっ娘」とか、露骨にオタを狙ったネタ作りにちょっと引き気味。元々メインターゲットがそっちなら別にいいんだけど、多分違うだろうし。
    ただ、セレブがどーの血統がこーのというネタ作りはちょっと面白かった。公式サイトのあらすじの「金もうけにほんそうする徹之進を通して、愛と笑いと経済が、ちょっぴり勉強できちゃう番組です。」って煽りは、どの辺まで本気なんだろうか。あと、公式サイトのキャラクターの欄にある「セレブナイト」ってのが非常に気になる。

    あまえないでよっ!!喝!!

    清く正しいお色気アニメというか何というか、他に比べるとエロ要素がストレートだねぇ。方向性がハッキリしてる分、こちらも割り切りやすいとも言える。
    でもこれ、なんで2期やるんだろ。1期ってそんなにDVD売れたのだろうか。正直、それほどの物とは思えな(略)。

    MAJOR 第2シリーズ 4話 「ライバル再会」

    20060112_major.jpg寿也君、変わりすぎ。こんな中学生嫌すぎる(笑)。女の子に見向きもしなかったり、かなり長期間会ってなかったはずなのに吾郎の事をよく理解してるという事は、寿也はやっぱり吾郎一筋という事なのか(馬鹿)。
    ところで、野球でプロの親が子供とキャッチボールするって、プロアマ規定とか何とか問題にならなかったっけ。いや、よく覚えてないけど。
    [教えて!goo] 変なきまりはなぜ?
    あと、最後の「秘密兵器の出番だ!」の辺りはかなり面白かった(笑)。

    それにしても、相変わらずEDはエロい。

  • 日付が前後してしまってるけど、新番組いくつか。

    マジカノ

    U局向け量産型萌えアニメその1。…という印象。
    頻発するSDキャラに、「はっぴぃセブン」とかああいう感じの雰囲気を感じる。媚びたようなキャラ作りが、あんまり好きになれない。
    こういうアニメを見てると、こういったアニメ作品を量産できるほど、アニメ界って余裕あるのかなぁ…と思ってしまう。…いや、逆に切羽詰まってるのかな?原作に貧窮してることは確かなようだけど。

    鍵姫物語 永久アリス輪舞曲

    U局向け量産型萌えアニメその2。
    百合臭が強い萌えアニメ。ただ個人的には、設定に色々やる気が感じられるので、まだ見られる…ような気がする。ただ、演出がちょっと安っぽい印象。あと、1話に色々詰めすぎのような…。もう少し真面目に作り込めば、そんなに悪くなさそうなのに。
    あと、EDの雰囲気がちょっと好きだった。迷わない 迷う 迷いながらもー♪。ちなみに、OPは「ローゼンメイデン」のEDを担当したkukuiだけど、こっちはそれほどでも。
    それにしても、「アリス」と聞くと「学園アリス」とか色んな作品を想像してしまうので、「アリス」という名前は少し控えてほしいなぁ、と思う今日この頃。

    落語天女おゆい

    U局向け量産型萌えアニメその3…だけど、歌丸師匠の登場でインパクトは絶大(笑)。
    でも、こういうアニメ作品にそんな大人物を声優として使うのはどうなんだろう?自分は何故か、見ていてかなり申し訳ない気持ちでいっぱいになった(笑)。
    こういった、今までにない業種と組んで新しい作品を生み出そうとする心意気は、個人的に好ましいと思うのだけど、落語芸術協会とやらも、もう少し企画内容や相手を選んだ方が…。もしかして、落語業界は形振り構ってられないぐらい落ち目なんだろうか。
    作品への印象としては、何か広井王子作品を彷彿とさせるな、と思った。いや、「サクラ対戦」とか「萌えよ剣」からの連想なんだけど。内容は、これといって特に…。戦闘場面にあまり迫力が無いのは、何とかならないものか。
    とりあえず、落語芸術協会75周年記念企画というちょっと特別な存在として、一応は応援してる。

  • とりあえず、最終回二つ。

    SHUFFLE!

    20060111_shuffle.jpgキャラクターは髪の色で表記。いや、そっちの方が分かりやすいので…。
    結局最後まで付き合ったけど、何というか無難に終わらせたなー、と。
    各ヒロインのエピソードを順番通り消化して、最後に緑で終わらせた…と。結局神にも悪魔にもなれるって設定はどうなったんだろう。その設定があるから、赤か青で落ち着くと思ってたんだけど、何か一番メインヒロインから遠そうなキャラクターに落ち着いてしまったなぁ、という印象。というか、位置づけ的にも緑だけは無いと思ってた。大体、そんなキャラにあんな、ちょっと年季の入ったような声を(略)。
    あと、ヒロインが勝手に自己解決してしまう話が多かったような気がするので、各エピソードは見ていてあんまり面白くはなかったなー、と。ただし、オレンジのエピソード強烈だった。空鍋とか、結構本気で怖かったです。
    個人的には、序盤みたいにお色気方面でもう少し攻めればいいのに、と思った。こういう作品って、なんでこう、変に暗い方向に持って行きたがる傾向があるんだろう。

    ToHeart2

    20060111_toheart.jpgアニメ魂枠は、もう少しアニメにやる気を見せてほしい。
    いくら「ToHeart」というブランドがあって、ファンが食いつくとは言っても、あまりに中身が無さ過ぎなのはどうかと。色んな意味で失礼じゃなかろうか。ファンから金を巻き上げればそれでいいのか。…いいんだろうな。まぁ、別にいいや(笑)。
    せめて、このみが少しタカくんに嫉妬する場面がしあってもよかったんじゃないかなぁ。最終回近辺だけ、思い出したようにそういう場面を出されても。

    全然関係ないけど、群馬テレビでこの作品を見た後に群馬県歌が流れるのだけど(群馬テレビの放送時間終了間際を示している)、その中に「この道に この道に」というフレーズがあって、この作品を見てからこれが「このみ血に このみ血に」と聞こえるようになってしまった。
    いや、それだけです。すいません。

  • 日本だと日付の記述をする場合、普通は2005/01/09といった感じで、年、月、日の順番で書かれる。
    しかし国によってはこの記述が、01/09/2005だったり、09/01/2005だったり。

    いやもう、ホントこれ勘弁して欲しい。
    サイトを見て01/09/2005と書かれてても、1月9日なのか9月1日なのか分からなない。他に手がかりとなる情報(例えば、最初の数字が13とか、明らかに月を表さない数字になっているとか)があるならまだしも(それだって手間がかかるから良くはない)、ただポツンと置かれてたらワカランですよ。
    というか、月、日、年の順番を最初に書き出した人は絶対変。やっぱ、年、月、日の順番が一番パッと見て理解しやすくていいと思う。
    ウェブページが世界中から参照されているという意識を持って、時間はきちんと記述してもらいたいなぁ、と。

    ちなみに、一応例として書いてはみたけど、本来この日付を表すためにスラッシュ「/」を使うのは、ウェブページ上ではあまり推奨されません。その数字が何の情報を表しているのか、文字だけを見ても分かりにくいからです(分数なのかもしれない)。これは例えば、文字を読み上げるようなブラウザの場合などで問題となります。だから、文字だけを見て何を示しているのかが理解できる記述をした方が良い、というわけです。
    日本語なら2005年01月09日といった感じで、年・月・日という文字を入れるのが一番良いと思います。
    一応、そういう記述の基準みたいな物はありますが。

    日付の表記に関するノート

    2005-01-09
    2005-01-09T04:40+09:00

    こんな感じになります。人間の理解しやすさ、機械処理のやりやすさ両立させたような感じです。後ろの+09:00は、標準時との時差。
    まぁそこまでこだわる必要もないと思いますが、日付を表すのに、スラッシュ「/」ではなくハイフン「-」を使ってみると、国際標準でいい感じかもしれないですよ?と。ただまぁ、スラッシュ「/」を使い慣れた大部分の人間にとっては、逆に理解しにくくなっているような気もします(笑)。
    自分は色々考えるのが面倒なので、日本人に理解しやすい日本語で表記してます。

    あ、ついでに一つ。
    ウェブページに時間を入れる場合は、どんな時でも必ず「年」は表記してください。省略しないでください。長く残ってしまうと、いつ書かれた文章か分からなくなりますので。というか、長期的に残る可能性のあるウェブページの場合は、日付や月よりも年の方がずっと重要な情報になります。

  • 英雄伝説 空の軌跡SC AC(アカデミック版)

    Amazon等の通販サイトにおいて、日本ファルコムの「英雄伝説 空の軌跡SC」のアカデミック版という物が取り扱われている。これは、「空の軌跡」の普及版と、3月に発売する「空の軌跡 Second Chapter」のセットと、SCの特典が一緒になった物。ファルコムでは他に、FCとSCがセットになった特典無しの「英雄伝説 空の軌跡 完全版 FC&SC」というパッケージを用意している。
    今回のアカデミックパッケージは、「空の軌跡 完全版」パッケージには含まれない特典が含まれているが、価格はほぼ同じ。ファルコムでは「英雄伝説 空の軌跡 ドラマCD&フォトストーリーブック」という特典のみの販売も行っていて、こちらは3000円程度。だから、アカデミックパックは大体3000円程度お得、という事になる。

    …と思わせるファルコムの罠(笑)。どちらを買うにしろ、両方のゲームするためには1万円ぐらい払わないといけない事に変わりはない。「アカデミックパック」と銘打ってはいるけど、まぁ一番ゲーム買いそうな学生層を、特典をダシに安いと見せかけて釣るためのパッケージといったところかな。
    …少々嫌味を込めて書いてしまったけど、SCが発売されるのをきっかけに「空の軌跡」で遊んでみたい、FCもSCも特典も欲しい、といった需要も確かにあると思うから、そういう人には間違いなく3000円安いわけで、これはこれでいい事だと思う。
    しかし、ゲームにアカデミックパッケージをつけるなんて、初めて聞いたよ。確かに、一番ゲームやる層は学生だと思うし、そういった人間を取り込もうとする試みとしては面白いと思う。ただ、今回が上手くいくかどうかは分からないけど、仮にこれが上手くいったとしても、どんなゲームでもこの方法が通用するわけじゃないと思う。今回のアカデミックには、以下のような意図が働いてると予想。

    まず、今回の「空の軌跡 SC」には、特典としてドラマCDがついてくる。ドラマCDは基本的に、単体でもそれなりに商品価値がある。実際、特典を別売りするぐらいだ。これを欲しがる人間は、まぁそれなりにいると思う。こういった比較的商品価値のの高い特典をつけたからこそ、特典をダシにして「安さ」をアピールして、ゲームに触れさせやすくしているのではなかろうか。
    それから、これが一番の目的だろうけど、今回の「空の軌跡 SC」は続編である以上、作品を楽しむためにはFCも購入しなくてはいけない。しかしそうなると、価格が高くなってしまう。それは学生には酷な話。だからこそ、こういった学生に対して「安さ」をアピールしたパッケージの需要が生まれる。
    さらに、前作はそれなりに人気があった。だから、SC発売後に「空の軌跡」がユーザーの間でも話題に上るかもしれないし、そうなるとFC&SCを求める人間も多少は見込めるため、こういったパッケージを用意しておくことで、導入を促せる。
    そして、ファルコムはゲーム会社の老舗でゲームブランドの一つとして多少広く認知されており、自分のような固定ファンもそれなりに多い。もともと、ある程度固定ファンを取り込みやすいゲーム会社ではあると思う。だからファルコムとしては、多少なりとも学生のうちに自社のゲームに触れやすくさせて、こういった長期的に購買層となりうる人間を発掘しようという狙いではないか、と。

    だから、同じような事がどんな会社・そんなゲームにでもできるわけではないと思う。ファルコムとしても、これは初めての試みだと思うけど、狙いはそんなに悪くないように見えるなぁ。
    ドラマCDを単品販売せず、SCの特典に付けると知った時は結構意外だったけど、どうもファルコムは、あくまでも自社の「ゲーム」を購入させて、触れさせたがってるみたいな印象を受ける。ドラマCDや今製作中のアニメは、あくまでもその付随物。まず自社のゲームありきで、その他をゲームへの入り口や遊ぶきっかけを広げるための物と考えているのかもしれない。
    何でもいいから利益を回収するんじゃなくて、ファンの獲得や、他社へのライセンスのための口実作りといった、長期的な利益を見込むための戦略なのかもしれないなぁ。

    参考:ファルコム大好きっ!

  • 本日公開の「銀色の髪のアギト」を見てきたので、感想。
    初日から行ったのは別に期待してたわけじゃなくて、ちょうどその日の都合が良かったから。いや、期待してなかったわけではないけど。最近、GONZOは結構面白い作品を作ってくれたりするしね。

    で、実際に見た感想としては…、ハッキリってしまえば良くない。
    何か、その辺に転がってるファンタジー系ロールプレイングゲームをみているみたい。世界観や設定もそうだけど、ストーリー展開にもそのような雰囲気が強く感じられる。また、それに加えてコナン、ナウシカ、ラピュタ辺りの宮崎アニメに”インスパイア”されすぎている印象を受け、目新しさが感じられない。そんなわけで、作品全体に対しての漠然とした印象は、あんまりよくない。
    まぁそれだけなら別にいい。目新しい物を生み出すのは難しいし、そういった既存の物を使って、どれだけ面白い話が描けるかの方が重要だと思うので。しかしその肝心の脚本は、お世辞にも良いものとは思えなかった。

    何と言うか、「お約束」の要素をふんだんに詰め込んで、順番通り並べただけみたい(ちなみに、上に挙げたジブリ作品を彷彿とさせるものも結構出てくる)。そして、その要素同士の繋ぎ目の整合(要するに解説や演出)が上手くいかなくて、妙に唐突な展開が多数見受けられた、といった印象。
    「森」は人間に対して何をしたいの?強化体って何?強化体になった後のアギトが、トゥーラを助けに行くまでの展開が適当すぎ。強化体の「強さ」を示す場面が本当に申し訳程度で、蛇足感が強い。「こんな山の中に~(名前忘れた)があるとは」とか言っておきながら、何でその山まで整備された鉄道が走ってるのか?「山が動く」事を感じさせる映像がほとんど見られず、言葉で言われてもピンと来なくて、どれだけ大変なのかが伝わらない。トゥーラがシュナックについていくのは分かるけど、その後「力」を諦めてアギトについてく理由に乏しい。シュナックが最後言った言葉の意味は?最後に雨が降ってきたのは何故?
    とりあえず今思い出すだけでも、大小これだけ違和感を感じる点がある。他にも色々あったと思う。
    一番ダメなのが、アギトがトゥーラを助けに行こうとした動機が弱くて、主人公に感情移入できなくなった点。「強化体」になってまでトゥーラに入れ込む理由も謎だし、トゥーラが攫われた時点でアギトが何をしようとしてるのか分からないから、アギトの決意が全く伝わらない。物語のターニングポイントとなるべき場面だったので、その後の展開をかなり醒めた目で見ることになってしまった。
    作品全体を通してみても、こういった心理描写だけでなく、状況や背景などの色々な描写が欠落している点は多数目につく。
    例えば、一緒に見に行った友人に言われて初めて気付いたのだけど、作品の冒頭で「私を一人にしないで!」という台詞があり、物語の終盤でも同じ台詞を言う場面がある。自分は言われるまで、本気でこれに気付かなかった。というのも、冒頭に出てきた台詞と終盤に出てきた台詞の結びつきが弱いし、そもそも冒頭の同台詞がどういう状況で言われたのかがほとんど説明されてないから、場面で関連づけて考える事もできない。だから、この台詞があまり意味を為しておらず、気付いた後も特に感動も何も感じず、ただ単に同じ台詞を引っかけただけに思えた。

    自分がこの作品に感じたのは、大体そんな感じ。大雑把にまとめると、オリジナリティ不足、描写不足、脚本力不足といった印象だったな、と。

    ただ、さすがに映像は結構綺麗だったと思う。やはりGONZOだけに、映像の作りはしっかりしてるなぁ、と。キャラクターの細かい動きもしっかり描かれていたし、CGによるロボはなかなか圧巻だった。ただ、2Dのキャラクターと3DCGの噛み合わせが上手くいかず、キャラクターが背景から浮いてしまっている場面がチラホラ見られたのは残念。

    あと個人的には、このようなオリジナルアニメ映画を作ったGONZOの心意気に感心する。
    この作品は、ジブリ作品や「ドラえもん」「ポケモン」「コナン」といった国民的な人気のある作品でもなければ、「NARUTO」「鋼の錬金術師」みたいな、人気の原作・アニメを持つ作品でもなく、「パトレイバー」みたいな根強いファンを持つ作品でもでもない。ましてや監督を祭り上げて客を呼ぶ「スチームボーイ」「イノセンス」みたいな作品ですらない。完全にGONZOオリジナルの劇場アニメ作品。(まぁ、主要なキャラクターのキャストが俳優になってはいるけどね。でも個人的には、声優の人が皆脇に追いやられているのは、どうも釈然としない。確かに、少しでも客寄せしなくちゃならないし、スポンサーの意向もあるんだとは思けど。何かこう、せっかくの声優の上手い演技がもったいないなぁ…って。)
    今現在、いくらオタクが「もてはやされている」とはいえ、いくら何でも無名のアニメ映画に金を出すような物好きは、ほとんどいないと思う。実際、自分の行った映画館でも初日だというのにあまり客は入ってなかった。
    そういった状況の中、こういったオリジナルアニメ作品を作るGONZOに対して、自分は結構敬意を持っている。まぁ多分、この作品は転けると思うんだけど(笑)、それでもこういうオリジナル劇場作品を作ったという事実は、アニメ作品の可能性を模索し、広げていく努力として、結構評価したいと思ってる。
    GONZOは恐らく今一番勢いのあるアニメ制作会社だけど、こういった他の会社がやらないような活動も、制作会社の枠も越えて積極的にやってくれるので、とても興味深い。また、「SPEED GRAPHER」みたいな非常に独特なセンスのオリジナル作品も送り出してくれるから、なかなか興味は尽きない。今回はまぁ失敗だったと思うけど、GONZOには、それにめげずに是非もっと色んな活動をしていってほしいな、と思う。
    余談だけど、GONZOは深夜アニメを非常にたくさん作ってくれるので、自分の中ではすっかり「深夜アニメの帝王」という位置付けになっている(笑)。

    まぁそんなこんなで、この「銀色の髪のアギト」という作品に関しては、映画のチケットとGONZOの心意気は買ったけど、作品自体と関連グッズは買わない。そんな作品。

    …いや、主題歌CDぐらいなら気が向いたら買ってもいいかな?

    追記

    になったんだけど、CMにあるのに本編に全く出てこない場面があるねぇ。
    銀色の髪のアギト 公式サイト」に映ってる映像なんか、かなりの割合で使われてない。っていうか、ストーリー上絶対に出てこない場面が。
    …シナリオ思いっきり改変したな?何となくこの作品全体の駄目な脚本の理由の一端が見えたような気もする。改変前のシナリオは、どんな感じだったんだろう。案外、そっちの方が面白かったのかも。

    そういえば、映画の予告で「ブレイブストーリー」の予告を見た。今回はダメだったけど、こっちは果たしてどうかな…?

  • 一つ前がDVD-RAMの話だったので、ついでにもう一つDVD-RAMについて。

    ITmedia +D PCUPdate:バッファロー、DVD-RAM 12倍速/2層DVD+R 10倍速記録対応のスーパーマルチドライブ4製品

    長い間5倍速のClass0で止まっていたDVD-RAMが、ついに12倍速のClass1に突入か!?
    …と思ったのだけど、どうも様子がおかしい。BUFFALOのサイトの製品情報を見ると、書き込みは12倍速だけど、読み込みは5倍速になっている。さらに、Wikipediaによれば、Class1の製品には「RAM2」というロゴが入るはずだけど、製品の写真を見ても、RAM2なんてロゴは入っていないし、BUFFALOのサイトにもそのような記述はない。
    どうも、中途半端にClass1に対応したためにロゴも取得できず、そのまま無理矢理製品化させた感じ。まぁ多分、普通にClass1と互換性はあると思うのだけど。読み込みに関しても、ファームウェアのアップデートで改善される…かも?いや、本当にやるかどうかは知らないけど。

    それにしても、Class1の製品が出るのは、確か2005年末と言われていたのに、まだきちんとした製品が出てこない。そろそろ出してくれないかなぁ。DVD-RAMの16倍速が使いたいよ。
    あと、RAMメディアも早く出して。

    追記

    く見たら、Class1の基準って書き込み速度だけなのかな。
    うーん、よく分からん。

    7日 23:27 追記

    DVR-ABH16G、DVR-ABH16GBK

    I-O DATAからも同様に12倍速のドライブが出るようだ。しかもこちらは、読み込みも12倍速対応。使われているドライブは、共に日立製作所製「GSA-H10N」だから、BUFFALOの方は、ファームウェアのアップデートで12倍速に対応する可能性があるね。
    あー、早く16倍速でないかな

  • DVD-RAMは標準でUDFというフォーマット(ver 1.5以上)を用いる。FAT32フォーマットを使ったりすることもできるけど、それは置いておく。ちなみに、DVD-VideoのUDFも、DVD-Rを焼く時に用いる(事もある)UDFも、パケットライトに用いられるUDFも、物理的にディスク記録する方法やバージョンは違うけど、同じUDFフォーマット。
    Windowsは標準でUDFを読み込む事ができるけど(現在のXPなら2.01まで、2000は1.5まで、98は1.02まで)、書き込むことはできない。そこで、UDFを完全に読み書きできるようにするには、DVD-RAMドライバ(松下製)、またはDVD-RAMに対応したUDFパケットライトソフトをインストールする必要がある。
    ちなみに、パケットライトソフトでも、別にDVD-RAMにパケットライトされるわけではなく、ドライバと同じように書き込まれる(書き込み速度等に違いは出るようだけど:参考)。この場合はパケットライトソフトが、パケットライト(パケット単位の読み書き)もDVD-RAM(セクタ単位の読み書き)もサポートしているということ。

    今現在、このDVD-RAMドライバにしろパケットライトにしろ、場合によっては無料で手に入れるのがちょっと面倒だったりする。
    というのも、Panasonic社のサイトではDVD-RAMドライバを配布しているけど、これはPanasonic製品以外では使えない。
    日立社製やNEC社製などの製品を使っている場合、OEMの配布ソフト次第だけど、InCD等のパケットライトソフトや、UDF以外のパケットライトソフトという場合もある。UDF以外のパケットライトは論外だし(ちなみに、これはBUFFALO社製品の事)、パケットライトを使わない・邪魔なのでインストールしたくないという人にとってパケットライトソフトは困ってしまう。DVD-RAMドライバを提供してくれる所(これはI-O DATA社の事)でも、何故かネット上での配布はしてくれない。何より、安いバルク製品を買うとソフトが一切無し、なんて事もある。

    そういった「DVD-RAM難民」がDVD-RAMドライバやパケットライトを求めて右往左往する光景が、結構あちこちで見られる。この問題は、恐らく企業間の金絡みの問題だと思うのだけど、ハッキリとした理由はよく分からない。
    ちょっとした裏技で、Panasonic社のサイトのドライバをインストールした後、BHA社のDVD-RAMドライバアップデートをインストールする事で、Panasonic社製以外のDVD-RAMが使えるようになるという話もどこかで聞いたけど、本当かどうかは知らない。

    で、ここまで長々と前振りをしておいてアレだけど、どうもこのDVD-RAM問題に打開策が出てきた(というか、見つかった)らしい。
    2ちゃんねるのCD-R,DVD板、「■◇■DVD-RAM総合スレッド■◇■」経由、「【病気持ち】NEC ND-4550Aは(゚Д゚ )マイウ? Part2」の863レス目。

    東芝製RAMドライバー見つかったぞ
    http://www.csd.toshiba.com/cgi-bin/tais/su/su_sc_modItemList.jsp
    ここのAll Categoryの欄でDVDを選択して絞り込むと出てくる一番上の奴が普通に使える。

    Toshiba Support – Content List

    (2009-02-09追記:コメントより、現在の対象ドライバは以下参照。
    DVD RAM Driver Software for Windows XP/2000)

    この、米国の東芝PC製品のサポートサイトにあるDVD-RAMドライバが、普通に使えるとのこと。
    自分の使ってるDVD-RAMドライブは、Buffalo社製「DVSM-DH516FB」(中身は日立LG社製「GSA-4163B」)。早速ダウンロードして試してみると、見事にDVD-RAMドライバとして使うことができた。これは、BHA社でアップデートが配布されてたり、I-O DATA製品に添付されていたりする松下製DVD-RAMドライバと同じ物のようだ。日本語もしっかりサポートされている。ちなみに、XP/2000しか無いみたいなので、98やMeの人は残念。

    そんなわけで、DVD-RAMドライバが手に入らない人は、このDVD-RAMドライバを試してみるては。
    あと、Buffaloの「Sonic DLA」とかいうパケットライトソフトを使ってる人は、パケットライトをしないなら、今すぐこっちに乗り換えるといいかも。というか、今すぐ乗り換えてください。お願いですから、DLAとかいう変なフォーマットを広めないでください。

    追記

    なみに、本当かどうか確認してないけど2ちゃんねるのCD-R,DVD板に以下のような記述もあるので、パケットライトソフトよりもDVD-RAMドライバを使うのが一番安全かもしれない。

    「パケットライトスレッド UDF 2.0」の50レス目

    WinXPSP1 に導入した GSA4120 で、InCD を使ってUDF1.50 にフォーマットした DVD-RAM に
    書き込めなくなってしまった…。
    フォーマットしなおしたら使えるようになったけど、まさか InCD をアップデートしたせいなのかな?

    全般タブでは ファイルシステム UDF、ボリュームラベル InCD と認識しているのに
    InCD タブではファイルシステム欄表示なし、ボリューム名表示なし、ディスクの速度不明、
    ディスクのタイプ DVD-RAM 、アイコンは赤字に白の “?” が表示されてる。
    しかしなぜか書込み保護はちゃんと働くおちゃめさん。

    だれか、同じような現象になってフォーマット以外で何とかできた人、いないかな。

    「パケットライトスレッド UDF 2.0」の53レス目

    >>52
    50じゃないが、そうか、その手があったか。

    IsoBusterで調べると、松下ドライバでフォーマットしたDVD-RAMと
    D2DでフォーマットしたDVD-RAMは構造が違うね。D2Dフォーマットは
    UDF-ISO9660ブリッジになっている。先頭にISO9660ファイルシステムがあり、
    UDF未対応OSのためのUDFリーダインストーラ&Autorun.infがついてる。
    この領域はUDFが読めるOSからは見えない。松下フォーマットのものは
    ブリッジになっておらず、単なるUDFのみ。当然UDFの開始パラメータも違う。

    D2Dはブリッジを作らずにフォーマットはできないので、ブリッジの存在を
    想定していない松下ドライバでは書き込みできなくなるのだろう。さらに
    松下ドライバは、ファイルシステムパラメータの一部を決め打ちしてるかもね。

    なんか疑問点が解決してスッキリしたよ。嗚呼、快なるかな。

    「パケットライトスレッド UDF 2.0」の61レス目

    Σ(゚Д゚||| ISOBuster で VIDEO フォーマット済みの RAM と InCD でフォーマットした RAM
    見比べてみたら、確かにフォーマット済み RAM は UDF2.00 の領域だけで InCD のものは
    ISO9660 と Joliet と UDF1.50 の領域があった。しかもISOの内容は
    「おまいのシステムはUDFに対応してないから、リンク先からソフトをダウンロードしてちょ」
    というHTMLがロードされるのみ…。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!こんなのいらないからどこでも読み書き
    できるUDFディスク作れ!!

    あー、今日も今日とて現実逃避。

  • 米Microsoft、Xbox 360用HD DVDドライブを年内に発売
    ビル・ゲイツ、CES基調講演–Vistaの機能やHD DVD戦略を発表 – CNET Japan
    スラッシュドット ジャパン | Xbox360用HD DVDドライブ発表

    HD DVD対応Xboxを出す、出さないであれこれ揉めてたけど、周辺機器として提供するという形なのね。まぁどうせそのうち、HD DVD搭載のXbox360も出るんだろうけど。
    Xbox360は、少なくとも日本では売れ行きが悲惨なようで。これで、売り上げの低下にますます拍車がかかるんじゃなかろうか。

    しかし、ゲーム機器に周辺機器を追加していくことで性能を上げていく…というのは、あんまり好ましくないんじゃないかなぁ、と思う。これは、一度買った機器を使い続ける、壊れたら買い換える、といった家電的な使い方とはかけ離れたもので、マニアがパーツを追加して性能を上げていく方向性に近い。そんな物が、一般人に受け入れられるとは思えない。Xboxが提示した方針は、今いるコアなゲーマーを対象にしたもので、ゲーマーの裾野を広げるものではないと思う。それでは、PSととパイを食い合うだけ。むしろ、パーツの追加によるスペックアップなどといったマニアックな要素が、ユーザー層を狭めている。そりゃ売れるわけない。
    そういう意味で、任天堂は「ゲーム」という言葉の本来の意味をきちんとわきまえて、幅広い層にアピールしたゲーム及びゲーム機を提供しているので感心する。スペック争いそっちのけで、コンピューターゲームの裾野を広げる努力が感じられる。
    XboxもPSも、やれBlu-rayだのHD DVDだのといった、しょうもないスペック争いやってる場合じゃないよ…。

  • Windows XP上でプロセス別のCPU使用率をリアルタイムで計測し、ログに残すという作業がどうしても必要になったので、どうせネット上に何か落ちてるだろと思って適当にツールを探してみたけど、なかなかいいのが見つからなかった代わりに、どうやらWindowsが標準でそういう機能を持っているらしい事を突き止めるも、そのやり方がよく分からず試行錯誤してみたら、何かできたっぽいので、その手順をメモの代わりと情報の共有を目的として書いておくのが以下の解説。多分、XPと2000対象。

    「コントロールパネル」から、「管理ツール」を呼び出し、そこからさらに「パフォーマンス」を呼び出す。

    ツリーの中にある「カウンタ ログ」を選択し、右クリックしてメニューから「新しいログの設定」を選択する。

    20050105_cpu_1.png

    出てきたダイアログにログの名前を入力する。

    その後に出てきたウィンドウから、「カウンターの追加」を選択。

    20050105_cpu_2.png

    その後に出てきたウィンドウの「パフォーマンス オブジェクト」のメニューから、「Process」を選択。すると、「一覧からインスタンスを選ぶ」のリストに現在起動中のプロセスが一覧表示されるので、そこからCPU使用率を計測したいプロセスを選択する。プロセス名が重複した場合、後から起動したプロセスに「#1」といったナンバーが付く。「一覧からカウンタを選ぶ」のリストは「%Processor Time」を選択する。ちなみに、「%Privileged Time」はCPUがカーネルコマンドに費やしている時間の割合で、「%User Time」はCPUがアプリケーションの処理に費やしている時間の割合。「%Processor Time」はその合計。「追加」ボタンを押すと、選択した項目が追加される。これ以上測定する項目が無ければ、現在のウィンドウを閉じて一つ前のウィンドウに戻る。

    20050105_cpu_3.png

    ログの取得間隔を、必要に応じて変更するといいかも。最低は1秒間隔。

    20050105_cpu_4.png

    「ログファイル」タブを選択し、「ログファイルの種類」のメニューから、「テキストファイル(カンマ区切り)」を選択しておくと、CSV形式で出力されるので、Excel等でそのまま読み込めて都合が良い。「構成」からログ保存フォルダを変更することができる。

    「スケジュール」タブでは、ログ取得のスケジューリングが行える。

    「OK」ボタンを押すと、ウィンドウが閉じる。「スケジュール」を操作していなければ、すぐにログの取得が始まる。

    おしまい。

    追記

    何で唐突にこんな事を書いてるかといえば、修論がだんだん逼迫してきたから。現実逃避。

  • 正月はあんまりニュースが転がってないなぁ…。

    ITmedia +D LifeStyle:「次世代版HDMI」発表
    帯域2倍の次世代「HDMI」が2006年前半に登場

    まだHDMIが普及しているとは言い難いのに、もう次世代HDMIだと。
    とはいえ、後方互換性や、少し前に出てきたUDIとの互換性も保証されているとのことで、規格の乱立に繋がるというわけでもなさそう。それならむしろ、UDIと統合してくれてもいいじゃないか。

    しかし、映像がどこまで進化していくのかは知らないけど、その次世代HDMIの大きな帯域を使うようなコンテンツが、本当に一般に広まるのかね。一般人は、普通にDVD辺りで満足してると思うよ。
    今だって、Blu-ray vs HD DVDがもう完全に泥沼に入ってきたので、その辺から高品質映像の普及はしばらく見込めないと思うから、あとはデジタル放送…と行きたいところだけど、日本ではこちらはこちらでデジタル化に伴う問題で普及率が低迷するのは容易に想像できる。そうなると…ストリーミング放送?いや、そもそも高品質な映像を再生する土壌が出来上がらない状態で、そんな広帯域を使うサービスをやるようなアホな企業は無いだろう。何かもう、どう転んでも泥沼のような気がしてきた。
    この次世代HDMI自体は、その更に次の技術を想定した物みたいだけど、今の状態で本当に次があるのかどうか、疑わしくなってくる。

    ただまぁ、個人的にHDMI自体には普及してもらいたいと思うけどね。便利そうだし。

  • 20060102_gunsword.jpg最終話。ヴァンがカギ爪への復讐を果たす。

    最終決戦は、かなり熱くてかなり面白かった。ヴァンとカギ爪のいかれた会話の応酬と、正面からのぶつかり合いは、見ていて思いっきり興奮した。ガドヴェド戦やサウダーデ戦など、この作品はこういった熱くて見応えのある場面が多かったなー。
    また、ヴァンもカギ爪も最後まで、自分の考えを曲げず、姿勢を貫き通してきたことが、この戦いを面白く見せているな、と感じる。自分の思想を信奉して行動を貫き通すカギ爪と、ただカギ爪を倒すことを求める馬鹿代表のヴァン、ってな感じで。まさに痛快娯楽復讐劇。
    もちろん、ロボ戦の演出がよくできていた事も面白さを引き立てている。OPに合わせてヴァンが復活する場面などは、かなり良かった。まぁ、ちょっとご都合主義的な感じはするけどね(笑)。

    また、ミハエルとウェンディの決着、エルドラファイブの活躍など、見せ場も盛りだくさんで、最終回に相応しい内容だった。
    あと、最後成長したウェンディの元に、感慨も何もなくヴァンがひょっこりやってくる場面は、いかにもこの作品らしい締め方だなぁ…と(笑)。

    それにしても、この作品を最初見た時は、スクライドとかトライガンとか、あの辺をごちゃ混ぜにして出来上がった作品みたい、という印象が非常に強かったけど、最後はきちんとこの作品の色を出していたな、と感じる。いや、ちょっとスクライドの色が最後まで抜けてない感じはした…かな?まぁ、監督同じだからしょうがないのか(笑)。それでも、26話を通して、きちんとガンソードという作品は描き出せていたとは思う。

    そんなこんなで、この「GUN×SWORD」は、大変痛快で楽しい作品だった。またこういった作品に巡り会えればいいな。というか、谷口監督は次どんな作品を手がけるんだろうな。

  • 年明けちゃった…。

    涼風

    20060101_suzuka.jpg一応通して見たけど、まぁ普通の少年漫画風恋愛物、といった印象。特筆するような物はあまり無かったっけど、今時こういう直球な感じの作品なんてあまり見かけないから、逆に物珍しさみたいな物を感じたかな、と。
    ただ、キャラクターが突然妙な行動を取ったりといった感じで、性格に不安定な点が多く、見ててイライラする場面が多いのは少々いただけない。まぁ、そういう(無理矢理にでも作られた)もどかしさみたいな物が、少年漫画物の特徴なのかもしれないけどね。
    あと、最終話で大和が涼風に対して言った「(先輩の)墓参りなんて止めろよ!」という台詞は、さすがに酷いというか不謹慎すぎるような気がする。これはいくら何でもやりすぎ。
    余談だけど、以前放送されたテレ東のオタク特集みたいな番組で、涼風が「ツンデレ」の例として挙げられていたのが印象的だったなぁ。

    ARIA The ANIMATION

    20060101_aria.jpgまったり楽しめる作品として、なかなか面白かった。劇的な物語が展開されるわけでもなく、ただこの世界においてゆったりと流れる時間と、その中で過ごすウンディーネのお話を描いた作品。その世界観やお話、キャラクターの会話といった中から作られる作品の雰囲気が、とても心地よかった。うーん、何だろう、具体的に上手く言葉で言い表せないな…。
    個人的に、恥ずかしくて使うのをはばかってしまう言葉がいくつかあるのだけど、その中に「癒し系」という言葉と「素敵」という言葉がある。この辺はもう、素面ではあまり口にしたくないし書きたくもないので(今これ書いてるのも結構躊躇う)、自分ならこれだけで「禁止!」とでも言いたくなるのだけど、この作品はまさにこの辺の言葉が似合ってるかなぁ…と思った。
    あと、この作品における藍華というキャラクターが、作品を見て感じる気恥ずかしさや妙に気取った感じを微妙に中和して、作品を上手く方向付ける機能を果たしてるな、と感じる。多分これ無かったら、恥ずかしくて見てらんないような気がする(笑)。まぁしつこく「恥ずかしい台詞禁止」と突っ込むのもそれはそれで恥ずかしい感じはするんだけど、一種のノリつっこみみたいな感覚で捉えられるので、必要以上に気恥ずかしさを感じる事はないかなぁ、と。
    まぁそんなこんなで、なかなか楽しかった作品でした。何やら2期も決定しているそうで、次もこんな感じでよろしくお願いします。ぷいにゅー。

    Paradise Kiss

    一度見逃しただけで、それ以外は一応見た。いやー、正直あまりに特異な文化だけに、どう反応してよい物やらといった感じで(笑)。
    個人的には、面白さよりも物珍しさの方が強い。今までアニメでこういった文化を描いた作品はあまり無いと思うし、作品のセンスも奇抜で個性的。これは若い女性向けに作られた現代のシンデレラ・ストーリー作品ということだけど、前回の「ハチミツとクローバー」よりもずっとトレンディドラマ風味に仕上がっていて、今までになく印象的だった。そういう意味では、割と楽しんでいたのかもしれない。
    ただ、ちょっと気になった事が一つ。この話は、主人公が駆け上がっていくストーリーを描いた話だけど、主人公に対する挫折や壁という物が、とても小さく感じられた。こういうストーリー物だと、結構大きな挫折や壁が主人公を阻むというのが定番だけど、この作品からはそういう物があまり感じられなかった。高校や親の問題も何だかんだで結構あっさり認められたし、ジョージとの仲も結構あっという間だったように思える。苦悩を乗り越えて結果を勝ち取るといった物ではなく、結果その物を早々に手に入れてしまって周りが後からついてくる、といった感じ。その辺に、若い女性向けに対するアプローチの違いがあるのかもしれない。まぁ1クールで描ききれなかった、あるいは自分が作品を捉えきれなかったという面もあるかもしれないけど。

    だぁ!だぁ!だぁ!

    20060101_dadada.jpgちょ、こんなところで終わり?何とも中途半端な。100人に分裂する病気なんて、そんな重要なエピソードじゃない…よね?
    どうやらこれは1期で、まだ2期があるらしいけど、いつ放送されることやら…。同じNHK-BS2の「今日からマ王」も1期が凄く中途半端な区切り方だったけど、アレは総集編を挟んですぐ2期が放送されたからなぁ。
    何だかんだで楽しんだ作品なので、是非2期希望。

    追記

    個忘れてた

    魔法少女リリカルなのは A’s

    1期と比べてあまり面白くない、という感想をちょくちょく見かけたので心配してたけど、1クールにしては見せ場が結構多かったし、話はそれなりにきちんとまとまってたし、個人的には結構面白かった。まぁ、1期の内容をあまり覚えていないので比較できないという事もあるんだけど(笑)。まぁ、戦闘場面ばっかりだったのがちょっとしつこかったかな、後半はちょいとご都合主義的な展開が多かったかな、という気がしないでもない。
    闇の書の防衛プログラムとの戦いは、それぞれが技を打ち込んだだけで、特に反撃らしい反撃もなくあっさり終わったなーという印象。もう少し苦戦するような場面があってもよかったのに。まぁ、各キャラクターを派手に演出する最後の見せ場としての役割は果たせていたと思うから、これは別にいいと思うけどね。
    それにしても、最後なのはの友達二人に魔法少女の見せる必要はあったのかねぇ。自分の正体を明かすエンディングのために取って付けたようで、何となく蛇足に感じる。あと、最後成長後の姿を描いたということは、もうこの作品の続編を作る気が無いということか。ずいぶん思い切りがいいな。まぁ個人的には、未練たらしく伏線を張るような作品よりはずっと好感触。

    そんなわけで、このシリーズは結構面白かったです。最初、「魔法少女」というタイトルが安い餌だなぁと思ったり、よくあるエロゲーのアニメ化でしょ?と思ったり、内容自体にはまるで期待してなかったけど、良い方向に期待を裏切ってくれたな、と。まぁ個人的には、妙に恥ずかしい台詞が最後まで今ひとつ馴染めなかったけど(笑)。
    余談だけど、この作品のOP「ETERNAL BLAZE」を以前普通のCDショップのBGMとして流れているのを聞いた時、「この店は何考えてるんだ?まぁ確かに、群馬だと首都圏近郊に比べて視聴者が圧倒的に少ないので、普通の人は分からないと思うけど…」などと思った事がある。その曲が、オリコンで2位を獲得したのを知ったのは、その夜だった。あの時は、CDショップのBGMに使われていた理由を理解した事と、この曲が2位を獲得した事の、二つの意味で驚愕したな。「Hey!Hey!Hey!」で水樹奈々さんがゲストで登場した回を見たけど、こういう人が音楽番組に呼ばれる時代になったのかー、などとちょっと感慨深い物が。

  • あけましておめでとうございます。
    2006年もよろしくお願いします。

    あー、ついに年が明けてしまった。
    今年から自分は社会人なので、今年はいつもとはちょっと違うと思うけど、このサイトはまぁいつも通りやっていこうかと思います。多分アニメも見るし、アニメ感想書くし、ゲームやるし、漫画読むし、PCもいじる。
    ちなみに、本当は何か年賀状の絵を描こうと思ってたけど、ちょっと時間が取れなかったので残念ながら今年は無しの方向で。まぁ、期待してた人はいないと思いますが…。その代わり、今年はもう少し絵を真面目に練習して、もっと絵が上手く描けるよう努力したいと思います。イラストサイトとは言わないまでも、気が向いた時にちょこちょこ落書きできるようになりたいです。とりあえず、その辺が今年の抱負…かな。一応。
    そんなこんなで、これからもよろしくお願いしていただければ幸いです。

    どうでもいいけど、年末年始の番組って面白くないなぁ。芸能人が適当に盛り上げてるような番組ばっかりで。番組の質が下がったのか、自分の年齢が上がったせいか。…そういえば、去年か一昨年辺りも、同じようなことを書いた記憶が。

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