少し前に、ホームページのレイアウトを少し変えた際に、サイドメニューにある検索フォームをページのやや上の方に表示されるようにした。
というのも、以前からGoogle等の検索エンジンからやってくる人は結構いるけど、その対象ワードに引っかかる記述が既にホームに残ってない(アーカイブに格納されている)事が多く(検索エンジンのインデックスには残っているため、検索対象になってしまう)、申し訳ない気分になっていた。しかし、記述が無い割にはページ検索を使ってくれる人がいない事が気がかりだった。
自分の場合で考えてみると、検索エンジンから訪れたページに目的の記述がなかった場合、キャッシュを使うか、探すのが面倒なので諦めるかのどちらか。こんな個人ページに、目的に見合った重要な記述が含まれているとも考えにくいしね。しかし、ページ検索が置かれているなら、それを使おうという気になるかもしれない。ただ、その検索する方法を探し出すまでが問題。仮にページ検索があったとしても、それが見つけにくい場所に置いてあれば、当然使わないだろう。
そこで、検索から飛んできた人がすぐに目に付く場所に検索フォームを置けばいいんじゃなかろうかと考えた。そしてトホームの上の方、ある程度の大きさのブラウザであればすぐに目にとまる位置に検索フォームを持ってくる。
すると、この検索フォームを使う人が格段に増えた。以前なら、1ヶ月の間に数件~10数件程度だった検索が、この1ヶ月で20件を大きく越えている。
やはりウェブサイトは、初めて訪れた人が直感的に理解できる、パッと見て目的の情報にたどり着けるような、分かりやすいインターフェースを提供すべきなのだなぁ、と改めて認識。例えそれが検索フォームを少し上に持ってくるだけだとしても、大変に意味のある事だと、今回の件で気付かされた。
いくらウェブサイトが自らの個性を表現したものでも、それが独りよがりになってしまっては意味がない。まず前提として誰もが理解しやすいレイアウトを整え、その上で自らを表現していく事が望ましいのかな、と。
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