Windows XP上でプロセス別のCPU使用率をリアルタイムで計測し、ログに残すという作業がどうしても必要になったので、どうせネット上に何か落ちてるだろと思って適当にツールを探してみたけど、なかなかいいのが見つからなかった代わりに、どうやらWindowsが標準でそういう機能を持っているらしい事を突き止めるも、そのやり方がよく分からず試行錯誤してみたら、何かできたっぽいので、その手順をメモの代わりと情報の共有を目的として書いておくのが以下の解説。多分、XPと2000対象。
「コントロールパネル」から、「管理ツール」を呼び出し、そこからさらに「パフォーマンス」を呼び出す。
ツリーの中にある「カウンタ ログ」を選択し、右クリックしてメニューから「新しいログの設定」を選択する。
出てきたダイアログにログの名前を入力する。
その後に出てきたウィンドウから、「カウンターの追加」を選択。
その後に出てきたウィンドウの「パフォーマンス オブジェクト」のメニューから、「Process」を選択。すると、「一覧からインスタンスを選ぶ」のリストに現在起動中のプロセスが一覧表示されるので、そこからCPU使用率を計測したいプロセスを選択する。プロセス名が重複した場合、後から起動したプロセスに「#1」といったナンバーが付く。「一覧からカウンタを選ぶ」のリストは「%Processor Time」を選択する。ちなみに、「%Privileged Time」はCPUがカーネルコマンドに費やしている時間の割合で、「%User Time」はCPUがアプリケーションの処理に費やしている時間の割合。「%Processor Time」はその合計。「追加」ボタンを押すと、選択した項目が追加される。これ以上測定する項目が無ければ、現在のウィンドウを閉じて一つ前のウィンドウに戻る。
ログの取得間隔を、必要に応じて変更するといいかも。最低は1秒間隔。
「ログファイル」タブを選択し、「ログファイルの種類」のメニューから、「テキストファイル(カンマ区切り)」を選択しておくと、CSV形式で出力されるので、Excel等でそのまま読み込めて都合が良い。「構成」からログ保存フォルダを変更することができる。
「スケジュール」タブでは、ログ取得のスケジューリングが行える。
「OK」ボタンを押すと、ウィンドウが閉じる。「スケジュール」を操作していなければ、すぐにログの取得が始まる。
おしまい。
追記
何で唐突にこんな事を書いてるかといえば、修論がだんだん逼迫してきたから。現実逃避。
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