デジタル放送に伴う放送局の周波数の変更以来、地域上テレビ埼玉の視聴に色々支障をきたすようになってしまい、ノエインは完全にネットのストリーミング放送にシフト。で、12話を見たので、ちょっと感想。
何かもう、色々面白すぎですこのアニメ。たまらん。
今回のカラスとフクロウの激突は凄まじい。スタッフ気合い入れすぎ。作画の質を極端に省略して、24フレームをフルに使った動きで戦いを描いてるシーンは、その動きとか演出が素晴らしかった。どうやら、「創聖のアクエリオン」で、作画よりも動きだけを追求した19話のうつのみや氏が関わってるようだ。
個人的に、「かみちゅ」や「魔法少女リリカルなのは」の1話で見られたような、やたらと細かい動きというのは、それほど関心しないけど(それでも、凄いとは思う)、こういった無茶苦茶に勢いのあるダイナミックな動きというのは大好き。多少絵や構図が崩れててもいい、むしろ多少歪めて強調していると、なお好ましい。もっとも、前に挙げた2作は、原画担当の人が描いた絵の間のコマを、人海戦術でたくさん埋める事で何とか実現できるような気もするけど、こちらはほとんど特定の人間の作画センスにかかってくると思うので、技術的にはこちらの方がずっと実現が難しい事なんだろうけどね。
それと、カラス-フクロウとユウ-イサミの関係が面白いんだけど、せっかくカラスとフクロウの関係が良くなったと思ったら…、こんなところでフクロウ退場ですか…。何てこった。でも、フクロウがいなくなって、アイが泣くのも妙な感じ。この時空で死んだからこそ、アイに対してイサミが死んだ事と同じような感覚をもたらすような影響を与えたとか。でも、当人のイサミに対しては何も影響無いのかなぁ。
互いの時空がどう繋がっているのか、あるいは全く関わりが無いのか、その辺は作品の肝だろうから、今後どう解明されていくのか気になる。
ハルカが見た物が現実になり、確定する…って事は逆に言えばハルカは予知夢を見ているという事になるのかな?ただ、その未来は変えられない…とノエインは言う。しかし今回を見る限り、ノエインが意図的にハルカの夢を実現させてしまったように見える。本当に未来を変えられないのか、あるいはノエインが変えないようにしているのか。
…なんか色々考えてたら面倒になってきたので、あとは作品が進んでいく中で色々考えてみよう。
とりあえず、デコヒーレンス化したアトリは気持ち悪かったです(笑)。
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