イギリス旅行 その6 (7/10-11) Fosse Farmhouse

バスやら電車やらを乗り継いで、ようやく今回の旅の最大の目的地である Fosse Farmhouse(フォスファームハウス) にお邪魔することができた。

概要

Fosse Farmhouseは、きんいろモザイクでアリスの実家のモデルになった家。ベッド・アンド・ブレックファスト(B&B)という形態の宿泊施設になっていて、Caron Cooperさんという方が管理されている。

公式サイトからも分かる様に、きんいろモザイクの舞台になっている事はすごく好意的で、専用の宿泊プランが用意されていて、シノの部屋(パインルーム)と、アリスの部屋(ピンクルーム)から選択することになる。

宿泊予約はメールでのやり取りになるのが、普通の宿泊に比べて少し難易度が高いかも知れない。

訪問

Fosse Farmhouseに辿り着いたところで、とりあえずは舞台巡りで写真撮る。

着いた時に出迎えてくれたのは、マユさんという日本人の方だった。英国留学中で、休み中にここでバイトをしてるという話を伺った。聞くところによると、ここには日本人の人が多く宿泊に来るので、そのサポートを兼ねてアルバイトを雇っている話だった。多分時期によってアルバイトの方が入れ替わりで入っていると思われるけれど、いつもいるのかどうかはよく分からない。自分は全部英語で何とかするつもりだったのだけど、そんなに英語力は無いのでちょっと安心した。

家主のCaronさんは外出中とのことで、しばらく家の中を案内してもらったり。

アニメ通りにクマのドアストッパーを置いてくれるという粋な計らいもあって、きんいろモザイク好きを歓迎してくれてる感は凄く伝わってくる。

このFosse Farmhouseの宿泊予約を入れる際は、シノの部屋かアリスの部屋を選択する。自分はシノの部屋を選択したのだけど、抱き枕が標準装備っていう。しかも声優さんの直筆サインとか入ってるやつ。何というか、どうしたらいいんだ自分は…っていう気持ちでいっぱいでした。

ちなみにこの日は自分以外に宿泊客がいないので、アリスの部屋も写真だけ撮らせて貰うことはできた。

なお、シノの部屋はこの2期エンディング画像で言うところの、左の灯が点いている窓のある部屋。右側はアリスの部屋になっている。

あと、リビングにはよくアニメ聖地に出現するいわゆる「祭壇」があった。過去に来た人のお土産がどっさり積まれている。自分も少しだけ持って来たグッズを置いていく。(このお土産、直前にアニメイトで買ったんだけど、よく考えたら未だにきんモザグッズが出てるの凄いな)

ここ以外にもう一つ、声優さんの直筆のサインとか色々書かれた棚があったのだけど、写真撮影しないように書かれていた。見たい人は現地行ってください。

その後、マユさんに色々話を伺ったところ、以下のような知見を得た。聞く限りでは、最後の映画上映からずいぶん時間が経っているけれど、来る人はそこそこいるらしい。

  • 月に5,6組ぐらいは泊まりにくる模様
  • 日本以外からでも、インドや中国といった方か来る人もいる
  • 少し前に泊まった人の中には、シノの部屋とアリスの部屋それぞれ1泊ずつするという剛(業)の者がいたらしい

Caronさん帰宅

そうこうしているうちにCaronさんが帰宅。簡単な挨拶を交わす。残念なことに英語がパッと出てこないので、肝心なところはマユさんに通訳してもらったり。自分で会話できるようになりたいな…と強く思いました。

お土産に、成田空港で買った日本限定KitKat(抹茶味とほうじ茶味とわさび)を持っていったのだけど、これが大層喜ばれてしまった。CaronさんKitKat大好きらしい。そういう事前リサーチはしてなかったのだけど、結果オーライです(KitKatを選んだのは英国でも受け入れられて、日本テイストのある何か、という基準で探した結果)。
ただ、暑い中をずっとカバンに入れて運んでいたので、溶けていないかどうかが心配だった。その事を伝えると、「No problem」って言ってくれたので、少し安心。

しばらくして食事が出たのだけど、これがどれも大変美味しい上にかなりのボリュームがあり、昼飯を抜いてくれば良かったと激しく後悔したところです。余談だけど、食事中はずっときんいろモザイクの主題歌やらキャラソンやら流れてた(笑)。



食事後はリビングで、この時丁度開催されていたウィンブルドンのテニス大会をテレビで鑑賞していた。ちなみにCaronさんは大のテニス好きらしい。あと、錦織選手からサインを貰ったことにがあり、そこに「Kinmoza」と書いてもらったことがある様子。この時、自分はこの事をすっかり失念してて、このサインを見せてもらうの完全に忘れてしまった…。惜しいことをした。

それにしても、自分はやはり英語はそれほど堪能ではないので、この時に会話が思うようにできなかったのが悔やまれる。

それから、時間を見計らって巡礼ノートに記録を残す。アニメの聖地によくあるアレです。この巡礼ノート、宿泊に来た人はもちろんなんだけど、原作者やらアニメ制作スタッフやら声優さんやらが書き残したものがたくさんあるので、今まで見た中で一番豪華な巡礼ノートだった。これ見てると、「この一見何のイベントも無い時期に声優さんがアニメスタッフと来ているのは、慰安旅行か何かなのかな、それとも何か企画が動いてるのかな」みたいな観察ができる。いつ誰が来ているのは書かないので、気になる人は現地で見てください。

夜になって、次の朝の予定を聞かれた。次の朝は隣のCastle Combeという村から出る早朝のバスに乗る予定だった。ただ、結構遠いのでタクシーを使おうと思う旨を話したところ、タクシーは高いから止めておいた方が良いというアドバイスを受ける。しかし、結構距離があるのでどうしようかと思っていたら、Fosse FarmhouseからCastle Combeまで行く裏道があって、そこを通ると30分ぐらいで行けるとのこと。そこで貰った地図がこれ。こういうのがあったのか…。

ちなみに、Google Mapで調べてもこの道は出てこないので、この地図に頼るしかない。とりあえず、明日の朝はこの地図に従って村まで出る事にする。

なお、予定していたバスは朝が早すぎるので、朝は1人で起きて勝手に行ってくれとのこと(家の鍵の開け方とか教えてもらった)。よく考えたら、今サマータイムなので、ここを出る時間は通常なら朝5時過ぎぐらいの時間だった。そりゃそうよね…。ちなみに、8時ぐらいまでいれば朝食を食べさせて貰えたとのことなので、このスケジュールは大失敗だったと言わざるを得ない。もしここに宿泊する人がいるなら、ここは朝10時ぐらいに出発するぐらいの余裕を持った行程にするべき、ということを個人的に強くアドバイスしたいです。

それから、Caronさん手作りのジャムを貰う(写真は帰国後撮った物)。帰国後に食べたけど、とても美味しかったです。ちなみにこれ、空港の手荷物で引っかからないか心配だったけど、特に問題なく通り抜けました。

そんなこんなで、この日は自室に引き上げて、風呂入って就寝。シノの抱き枕の横で。いや、抱き枕使う生活したことないし、サインが入ってるから何か申し訳なくて、抱いて使う気にはならないなこれ…。

そんなこんなで、全力でFosse Farmhouseを堪能した1日でした。居心地は最高だったので、もし次来る機会があるとすれば、1日丸ごととってゆっくりしたいです。

Caronさん、マユさん、この日は本当にどうもありがとうございました。

余談

ここでも懲りずにパワースポットガチャ回したら☆5が2枚同時に出たので、多分ここすごいパワースポットだと思います。(適当)

1枚目
2枚目


Posted by:

Posted At:

Modified At:

コメント

“イギリス旅行 その6 (7/10-11) Fosse Farmhouse” への2件のフィードバック

  1. […] Melog: イギリス旅行 その6 (7/10-11) Fosse Farmhouse […]

  2. […] 自分は実は声優自体にそれほど関心が無くて声優イベントとかには行かないのだけど、以前行ったファイナルライブに大変感動したこともあり、できればそれを自分の口から伝えたいという気持ちが頭をもたげた。しかし、熱烈なRhodantheファンというわけではない自分がそんなことをするのは、恐れ多い気がして躊躇う。ライブ行った以外はせいぜい、終わりかけのRhodantheラジオを聞いてみたり、きんいろモザイクのアニメと漫画全部見てたり、Thank youの映画を映画館で7回行って特典コンプリートしてたり、劇場版Blu-ray買ったり、主題歌やキャラソンを聞いてたり、英国行ってアリスの家のモデルのFosse Farmhouseに泊まってサイン入り抱き枕と添い寝したり舞台めぐりの英国スポットをコンプリートしてたり英語版のBlu-ray買ってたりしたぐらいなので…、いや、よく考えたら作品含めて結構入れ込んでるな。じゃあ別にいいか。 […]

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください