イギリス旅行 その7 (7/11) Bibury

出立からCastle Combe

早朝、Fosse Farmhouseを出立。どうもありがとうございました。

前日にもらった地図を見ながらCastle Combeに向かう。この道は、基本的には雑木林の中を突っ切るような道程になるので、身軽でないとちょっと厳しい。自分は全部背負って行けるだけの荷物しか持ってなかったので問題はなかったけれど。
もらった地図の内容は概ね合ってたのだけど、最初のゲートを通ってから石の橋に向かう辺りで少し迷う。その辺はゴルフ場になっているので、「え、ここ通っていいの?」という感じで戸惑ってしまった。ここはゴルフ場の中の道を突っ切るのが正解。

そんな感じで、道なりに進む。所々に結構罠があり、写真のような分かれ道も登場するので、地図と睨めっこしながら進んだ方が良い。ちなみにこの道は左側が正解だったはず。

しばらくすると、Castle Combleの街並が見えてくる。ここは、古い街並を残している村で、有名な観光地でもある。

ちなみに、ここにも舞台めぐりのチェックポイントがある。

ふと、町の中にあるゴミ箱を見ると、その中に「おーいお茶」(日本語)のペットボトルが転がっていた。「え、なんで?」と思っていると、村の中に場におおよそ似つかわしくない観光バスが入ってくる。バスの前面には「イギリスベストハイライト9日間」(日本語)というプレートが掲げてある。どうやら、日本の団体ツアー客がここにたくさん泊まっていたらしい。

電車とバスの乗り継ぎ

そんなのを横目に見ながら、自分の乗るバスを待つ。しばらくすると、近所の学生と思しき子どもたちがバス停近くにやってきた。そういえば、Caronさんはこの時間に来るバスを「School Bus」と言っていた。なるほど、路線バスとスクールバスが一緒になっているのか。バスが来るのだけど、中には大勢学生が乗っているわけで…ちょっと肩身の狭い思いをしてしまう。ただ、バスの運転手(女性)の方はこういう客に慣れているようで、旅行者の自分を前の方の席に案内してくれた。

そのバスが行き着いたのは、Chippenhamにあるシェルドン・スクールという学校。めちゃくちゃ広い敷地があって、年齢層的に見ると小中高一貫のスクールっぽい?よく分からない。ちなみに、周囲は通学中の制服金髪美少女がいっぱいでした。きん!ぱつ!きん!ぱつ!(通報しないでください)

乗ってきたバスはここで終点。目的の場所までは次のバスに乗換える。その乗換えもバスの運転手が丁寧に案内してくれて、次のバスの運転手にバトンタッチしてくれたので、全然問題なかったです。(ちなみに、乗換えたのは自分一人)
乗換えたバスで向かった先は、Chippenham駅。ここから電車に乗ってSwindon駅に移動する。

辿りついたSwindon駅は単に乗換えというだけでなく、舞台めぐりのチェックポイントになっている。ここ立ち寄るために、結構無理な行程を組まないといけなくなったのよ…。ここは立ち寄るのがめんどくさいチェックポイントの一つ。

Swindow駅で電車を乗換えて、次に行ったのはKemble駅。ちなみに、ここもチェックポイント。

この駅は、ざっと見た感じ周囲に駐車場ぐらいしかない無人駅になっている(小さな売店はあった)。きんモザ的には、日本から来たシノを車で迎えに来た駅という設定のはずなんだけど、異国の女の子一人をこんな所まで来させるとか、めっちゃ鬼畜だなぁ、と思った。そのぐらい田舎で何も無い場所。

この駅から路線バスが出ているので、ここからバスに乗換え。向かう先はCirencester。Cirencesterは結構大きな町になっていて、ロンドンから直通の路線もある。ここまでずっと地方の町を移動していたので、大きな町に辿り着いてホッとした。ちなみに、この街にも舞台めぐりのチェックポイントがある。

チェックポイントを回収した後、今度はBibury行きのバスに乗る。
ところで、Kembleから乗ったバスで、とある日本人の年配の女性と乗り合わせて、Biburyまで一緒に行くことになってしまった。正直なところ少し困惑してたのだけど、まぁ困ってたようなので仕方ない。

Bibury

Biburyは、「イギリスで最も美しい村」として有名な観光地になっている。石造りの古い英国の村の姿が残っているということで、世界中からとても多くの観光客が訪れる。日本で言うところの、町並み保存地区みたいなものだろう。多分。確かに、ファンタジー世界みたいな村の姿があるので、風情がある。ただ、道端に止まってる車の列でかなり台無しだけどな!

まぁここに来た主な目的は、観光するためというよりも、舞台めぐりのチェックポイントがあったからなんですが。

アリスとシノが分かれる「ハロー!」「コニチワー!」の道なんだけど、車の路駐で台無しだよ!

電話ボックスはわりとそのままの姿だったのでちょっと感動した。

奥の方に行くと、ここにしかないちょっと変わったイラストが見られたり。

1期エンディングで歌ってる辺り。実はこの辺はゲートが閉まっていて、奥の方に行けなくなっていた。ただ、この辺はチェックポイントの範囲が広めに取られているようで、多少離れてても問題なかった。

そうこうしているうちに、ここで舞台めぐりの全ポイントの回収を完了した。

いやー、長かった。特にSwindon駅やKemble駅は本当に行くのが厄介で、行程を組むのが大変だったけど、とりあえず何とかなった。舞台めぐりを100%達成したからといって、特にこれと言って美味しい事があるわけではないのだけど(特典ボイスは聞けるけど)、各地を巡るためのネタになるので、観光の取っかかりとしてはなかなか良かったと思います。達成した後だから言うけど、もっと色んな海外舞台アニメのネタがほしいなぁ、と思いました。

そんなこんなで、残った時間でBibury観光をブラブラ。なお、一緒に来た年配の女性は自分と一緒にずっと巡ってた。この方、英国の交通事情や距離感を全然認識していなくて、別の村に行きたいとか無茶苦茶言ってたけれど、隣の村まで8kmぐらいあるし、バスは1,2時間おきに1本ぐらいしかないから今行ったら時間的に戻って来られないし、「絶対やめておいた方がいいです」と諫めて諦めさせたのだけど、あのまま放っておいたらそのまま行ってしまったかもしれないな…。そういうのを見ていると、こういう適当な感覚でも海外を巡ることができるんだな…と少し考えてしまった。自分は少し前準備しすぎたかもしれない。

ロンドンへ

そんなこんなでバスの時間になって、バスでCirencesterまで戻り、そこからロンドン行きの電車に乗る。この辺は何の問題も無く、無事ロンドンまで戻ってくることができた。一緒にいた女性とはここでお別れ。

ロンドンに戻ってきたところで、宿泊先まで地下鉄に乗って移動。地下鉄で移動中に、突然周囲の観客が歓声をあげる場面に出くわしたのだけど、この日はサッカーのワールドカップ準決勝でイングランドが戦っており、歓声はイングランドが得点をあげたタイミングだった模様。

今度泊まるホテルは、ibis London Earl’s Court Hote。このホテルに宿泊を決めた理由は、「けいおん!」の映画で泊まってたホテルだから。それ以外に特に理由はない。ただ、立地も悪くないし、値段もそんなに高くないし、部屋も綺麗なので、宿泊先としては全然問題ないというか、むしろかなり理想的と言える。

ちなみに泊まった部屋の窓から見える景色がかなり良い感じだった。夜景も綺麗。むしろこんな所泊まっていいの?と心配になるぐらい。

部屋に戻って落ち着いた後は、テレビ見ながらイングランドを応援していた。残念ながらイングランドは負けてしまったけど、白熱した良い勝負だった。

そんな感じで、この日は終了。各地を巡ったイギリス周遊旅行はここでおしまい。色々あったけど、見たかった色んな所を巡ることができてかなり楽しかった。トラブルもあったりしたけど、何だかんだで上手くいって良かった。ちょっとスケジュールに余裕がなさ過ぎな気もしたので、次があればもっと余裕をもった行程を組みたいところ。特に、Fosse Farmhouseで朝食が食べられなかったのは絶賛大後悔時代中なので、これについては大失敗だった。次はもっとうまくやる。いつかは知らん。

この日の行程


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コメント

“イギリス旅行 その7 (7/11) Bibury” への1件のコメント

  1. Banda etária dos quadro da aptidão.

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