Google Appsに新機能追加

Google、「Google Apps」で60以上のサービスを利用可能に – ITmedia News

独自ドメインで運用できるWebサービス「Google Apps」に新機能が追加された。

 米Googleは11月18日(現地時間)、オンラインオフィススイート「Google Apps」でほぼすべてのGoogleサービスを利用できるようにしたと発表した。5月に予告していた通り、BloggerやPicasa Web Albumsなど、60以上あるサービスを、Google Appsのアカウントで利用できる。

 これまでGoogle Appsに含まれていたのは、Gmail、カレンダー、Google Docs、Google Groups、Google Site、Google Videoのみで、顧客からほかのサービスも追加してほしいというリクエストが多数寄せられていたという。

追加されたというよりは、今まで通常のGoogleアカウント(*@gmail.comアカウント)で使えてた機能が有効になったというべきか。

個人的には、5月にこの発表があってからこの日をずっと心待ちにしていた。(参考:Google、「Google Apps」の利用可能サービスを大幅拡大へ – ITmedia News)
というのも、自分はGoogleの各種機能を使うために、Google Appsアカウントとは別に通常のGoogleアカウントを所持して補完するように使用していたため、これを統合してすっきりさせたかった、という野望があったから。

自分は現在、4つのドメインとGoogle Appsアカウントを持っている。

  • 個人利用アカウント
  • Melog用アカウント
  • 父親の仕事手伝い用アカウント
  • 友人の連絡網用アカウント

それぞれ用途が違い、欲しいサービスが微妙に違ってたりする。
個人利用アカウントには「Googleブックマーク」と「Googleリーダー」が欲しかった。
Melog用のアカウントにはサイト解析用の「ウェブマスターツール」が欲しかった。
父親の仕事手伝い用アカウントにはブログ作成用の「Blogger」が欲しかった。
友人の連絡網用には写真アップロード用の「Picasa」が欲しかった。

今まではそれぞれ別の方法やアカウントで代用させていたため、管理が煩雑だった。しかし、これでGoogleにサービスを統合させることができるので、大分楽になる。

そんなわけで早速移行させてみる。管理画面から移行ウィザードを実行できるので、画面に従って行う。
…が、ここで一つ問題発生。以前、通常のGoogleアカウントを独自ドメインのメールアドレスで作成したことがあるため、移行の際にアカウントの競合が発生してしまったらしい。適当にウィザードを動かしたところ、個人用アカウントで以下のようなメッセージが表示され、それ以上何もできなくなってしまった…。

移行に問題が発生しました。

現在、1 つ以上のアカウントを移行できません。 これらのアカウントが移行できるようになりましたらお知らせいたします。

とりあえず、競合アカウントの名前を変えたりしてみるけれど、相変わらず無常なメッセージが表示されるだけ。うーむ、どうしたものか…。一番メインで使うアカウントなので、これが正しく移行できないととても困るのだけれど…。
(2010-11-23 解決済み。追記参照。)

競合するアカウントの概要 – Google Apps ヘルプ
競合するアカウントの例 – Google Apps ヘルプ
競合するアカウントの数 – Google Apps ヘルプ
競合するアカウントを持つユーザーへの連絡 – Google Apps ヘルプ
アカウントの競合の解決 – Google Apps ヘルプ
競合するアカウントのトラブルシューティング – Google Apps ヘルプ

追記

oogle Appsの新機能移行に際し、ウィザード実行後にGoogle Appsのダッシュボードに以下のエラーメッセージが表示される場合の対処方法について。

移行に問題が発生しました。

現在、1 つ以上のアカウントを移行できません。 これらのアカウントが移行できるようになりましたらお知らせいたします。

このエラーは、Google Appsアカウントとは別にGoogleアカウントを所持しており、かつGoogleアカウントをGmailではなくGoogle Appsのメールで使用していた場合、アカウント名の競合が発生してエラーとなるために表示される。(参考:Google Apps アカウントの新しいインフラストラクチャ – Google Apps ヘルプ)

自分の場合は、Google Appsを使用しながらもGoogleアカウントにしか無い機能が使いたかったために、何も考えずに同じメールアドレスを使用してしまったため、このような事象が発生した。
これに対処するには、以下の手順を実施する。

1. Google Appsと競合するGoogleアカウントの変更または廃止。

競合を起こしているGoogleアカウントのメールアドレスを変更するか、またはアカウントその物を廃止してしまう。複数ユーザーの場合は、その旨を対象ユーザー通知する必要があるけれど、自分の場合は個人利用だったので関係ない。

2. Google Appsの移行ウィザードの再開。

移行ウィザードを再開するためのリンクは、とても分かりにくい位置にある。おかげで移行できないのかと思って非常に悩んでしまった。
Google AppsのGmailページから、「ドメインの管理」→「組織とユーザー」→ 対象ユーザー → 「解決済みの設定」 → 「他のユーザーを移行」の順で辿っていくと、移行ウィザード画面に入ることができる(下画像参照)。

20101123_googleapps_1.png

あとは、ウィザードに従って手順を完了させると移行が完了する。

以上。


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“Google Appsに新機能追加” への2件のフィードバック

  1. Google Readerのクリップをサイトに貼り付ける

    Googleリーダーとは、Googleの提供するフィードリーダー。利用はWeb上で行われる。 Google リーダー 少し前に、色んな環境にあった自分用の…

  2. […] Melog: Archives > Entry – Google Appsに新機能追加e、「google apps」で60以上のサービスを利用可能に – itmedia news 独自ドメインで運用できるwebサービス「google apps」に新機能が追加された […]

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