録画した番組をDVDにムーブしようと思ったら、ムーブに失敗して番組が消滅した…。
アレの第13話が消えてしまった。もうムーブなんて使ってやるか!バーカバーカ!
なんかね、「コピーワンス」見直しは、コピー9回+1回へとか言ってるけど、もういいよ…。孫子ピーできないなら、回数制限を設けたところで9回コピーするためには録画したオリジナルの機器を持っていないといけないわけで…。そんな長期間録画機器を持っておけないし、溜めておけない。それなら、ただのムーブ失敗時の保証程度の役割にしかならない。
ポータブルメディアに入れておくにしても、9回なんて制限だと使い方によってはすぐ消費されてしまう。もっとも、録画した物はその9回コピー制限に対応した機器じゃないと扱えないのだから、そんな製品が登場するかどうかも謎だけど。携帯のキャリア辺りならやりそうだけど、今の時代では、携帯よりもiPodで使えないと全くお話にならないのではなかろうか。
そんなわけで、この期に及んでこれ以上ややこしいコピー制限とか勘弁してください。本当に自滅する気ですかと、TV関係者に言ってやりたいです。
追記
ジタル化に当たってTV局が目指しているものは、もしかしたら携帯キャリアなのかもしれない。
携帯で購入したコンテンツは機種ごとに対応付けられていて、コピーもろくにできないどころか、機種変更時のコンテンツ移行はそのサービスの対応次第。こんなガチガチに保護されているにも関わらず、その利便性からか金を出す人はそれなりに多いようだ。実際、携帯コンテンツ市場は急成長を遂げている。テレビ局にとって、音楽配信サービス等の携帯コンテンツを主導する携帯キャリアのような存在は相当魅力的に映るはず。
携帯コンテンツ市場が何故ここまで伸びたのかと言えば、それまで市場が存在しなかったからという理由が最も大きい。市場が無かったからかそ、こんなガチガチに著作権保護で固められたコンテンツでも、「携帯サービスはそういうもの」という事で多くの人は納得してしまう。もちろん納得していない人もいるだろうけど…。
しかしテレビ録画に関してはそれと事情が異なり、今までもアナログ放送の録画やPCキャプチャといった同様のサービス・機能は存在していた。そこでは、ダビングやデジタル編集等をユーザーが自由に行うことができていた。それらができなくなるという事は、今まで出来ていたことが出来なくなった、即ちサービスの劣化を意味する。実情がどうあれ、ユーザー側にしてみれば間違いなくそう映る。
劣化したサービスに対して最後まで真面目に付き合う人間は、余程そのサービスに対して魅力を感じている人間だろうけど、全体で考えれば付き合う人間が減って客離れを起こす事になる。
ただでさえアナログ停波によってユーザーが減少する事は間違いないのに、この上さらにユーザー離れを誘発する要素を引きずってていいのかな…と。
携帯コンテンツが成功しているのは携帯だからであって、テレビで同じ事をして上手くいくとは思えない。携帯コンテンツもiPhoneのような強力なメーカー端末や、無線による通話といった他の代替サービスによって、徐々に今までの成功が通じなくなっていくのではないか、と個人的には予想しているけど。
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