DOOM3クリア

PCと同時に購入し、少しずつ進めていた「DOOM3」を今日クリア。

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この「DOOM3」がPCの購入動機の一つだったので、遊ぶ前は結構楽しみにしてたんだけど、クリアした今となると、まぁ…何だかなぁ、と。
いや、確かにゲームとしての質は高いと思う。このへんを見れば分かるように、グラフィックとかゲームエンジンとかの完成度は物凄い。新PCではこのグラフィックが1280×1024の解像度でグリグリ動くもんだから結構感動する…最初のうちは。ただ、ゲームを遊んでいくとそういった細かい作り込みがあまり気にならなくなってきて、他のゲームと差異があまり感じられなくなってくる。ハッキリ言うと、ゲームのスクリーンショットを見ると凄そうに見えるんだけど、それはスクリーンショットという静止画だからそう見えるのであって、実際に遊ぶとその辺はあんまり見ない。
いやまぁ、確かにゲームエンジンの売りの一つである、リアルタイムの影の生成は凄いと思う。かなりリアルな影が生成されるので、その表現に時々驚かされる。ただねぇ、そのエンジンを活かした演出はほとんど無い。戦闘中、火の玉を投げつけてくる敵が作る影は凄いけど、そればっかり見せられても。
それから、ゲーム中ほとんどの場所が暗いのは、その影を演習するための趣向なんだと思うけど、暗いところを延々と行くのは結構気が滅入る。それに、全体的に同じようなステージばかりだし、敵の出現タイミングが大体似たようなものなので、後半になると段々飽きてきてしまった。

そのような理由により、この「DOOM3」は正直自分の中では期待外れ感が強い。グラフィックは一流だけど、それを活かすゲームデザインができず、ただの一FPSゲームとなってしまっているという印象を持った。あ、内容は英語でストーリーは全然理解できてないので、その点は評価不能(笑)。ただ、「Half-Life」のパクリみたいだなぁ、とは思った。

しかし、このゲームエンジンで別のゲーム作ったら面白そうだとは感じた。
例えば「バイオハザード」のようなホラー物。影の演出に関しては相当な物なので、それを活かしたホラーゲーム作りには最適かなぁ、と。もっとも「DOOM3」自体、序盤が「バイオハザード」みたいな感じなので、特に目新しい物ではないかもしれない。
それから「Thief」シリーズ。「Thief」というのは、影に身を潜めながら盗みを行うスニークアクションゲーム。影の生成が綺麗な「DOOM3」エンジンは、正にこのゲームのために活かすべき物だろう…などと考えていたら、やっぱり海外にも同じ事を考える人はいるようで(笑)。Keeper’s House [Keeperの館]Thieves’ Confessionalさんの辺りで知ったけど、どうやら「THE DARK MOD」という、「Thief」をモチーフにした「DOOM3」のMODが作られているそうな。スクリーンショットを見ると、見事に「Thief」。これもう4作目でいいんじゃないのか?などと考えてしまう(笑)。3作目は体験版をやったけど(製品版は日本では未発売)、正直ゲームエンジンとかゲームデザインとかが今ひとつな感じがしたので、このMODの完成が本気で待ち遠しい。しかしこういうのを見ると、「Thief」という作品は本気でユーザーに愛されている作品なんだなぁ…と感じる。もちろん自分も好きだけどね。そういえば以前、「Unreal Tournament」MODの「Thievery」なんて物もあったっけか。

さて、DOOM3も終わったことだし、次はPCの購入動機となったもう一つ「Half-Life2」でも遊ぶかぁ。もう既にオンラインで購入してはいるので、後はダウンロードするだけなんだけど、ダウンロード完了までに300分とかかかるとか言われてやる気がダウンしたので、また後で。


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