光希桃 Anime Stationさんの方に、アニメ感想サイトへのアンケートを集計した結果が発表されています。集計結果は、感想率ランキング、番組関連づけ、新番組継続率、終了番組評価、サイト別きびしさランキングの5つとなっています。
自分も協力させてもらったので、この結果は結構楽しみにしていた。
まず感想率ランキングについて。まぁ無難な順位かなぁ、と思った。ただ、舞-HiME、ガンダムは分かるにしても、スクールランブルってそんなに人気あるのか…。個人的には、つまらないとは言わないけど、感想書くぐらい惹かれるほどの魅力も感じなかった。厳窟王があまり上に来なかったのも残念。モンキーターンVに関しては、もう何も言うまい…、ファンとしては悲しい限りだけど…。傾向として、月詠、うた∽かた、なのは、神無月、双恋、To Heartなどの萌え系が上位に来るのが何だかなぁ、という気もするけど、全体としてそういう作品が多いので、仕方ない事なのかな。そんな中、原作のゲームもある「下級生2」がかなり低い位置にあるのが、笑えるような笑えないような(笑)。それから、対象サイト自体が増えてるので、感想率が全体的に下がっているけど、そんな中でも過半数の58%を叩き出す舞-HiMEは強い。
新番組継続率は、まぁこんな物かなぁ…と。視聴環境的に「砂ぼうず」とか「SAMURAI7」とか、視聴が結構限られそうな作品でも半数の人間が見てるのが妙だなぁ、と思ったけど、上の方に「可能数」がやたら多くなっていますが、この数字は「全体数-不可数」なので、「よくわからないので[視聴なし]」にした場合も増えてしまうためです。
という光希桃さんのコメントが書いてあった。うーん、そうなると「見ず切り率」の値はあまり信用できないのかな。あとこの表から、ジパングの「視聴なし」が81サイトとかなりの割合を占めているのが気になった。関東では同放送局・同時間帯のローゼンメイデンが26なのに対し、値がかなり大きくなってるので、純粋に見てない人が多いんだろうな。これはやっぱり、絵柄とかテーマの問題かなぁ…、いや、もう一つ重大な問題があったっけ。関東では「舞-HiME」の裏だ(笑)。
続いて、終了番組評価について。個人的にはこれがメイン。
…まず、何故忘却の旋律がそんな高い位置にいるのか、と。あの突飛な演出を受け入れられる人がそんなにいるのか…。自分の場合、あれがどうしても受け付けなかった。作品のキャラクターがそれらの演出を意識する事がないので、その演出に対する感覚は完全に視聴者に委ねられているけど、自分にはそれが、作品の内容と剥離した、関連性が薄い無駄な物としか思えなかった。そんな小難しい事を言わずに簡単に書けば、「馬鹿馬鹿しかった」。そしてそのエロとか、珍妙な演出の印象が強すぎて、肝心の中身が見えにくい。とにかく、駄エロ・駄ギャグ・蛇足のオンパレードといった感じだった。何とか見えてくる内容自体も、それほど面白いとも思わなかった。だから自分は「駄作」に入れたのだけど、同じく「駄作」に入れた人って4人しかいなのね…、うーん…。個人的には、コレと爆裂天使とGIRLブラボーが突き抜けて酷かったと思ってたんだけど…。あとは、MADLAX、RAGNAROK辺りも、容赦なく「駄作」に入れてしまった。それどころか、今回は鋼の錬金術師を「名作」としただけ(これは、最後が少々強引な感じもしたけど、全体的に良くできてて結構面白かった)で、後は全部「おもろ」以下、その「おもろ」すらも4つしか無いという低評価っぷり。ただし、「見切り」はほとんど無い。見なくてもいい物は大体最初だけ見て切ってしまったので。
そんな感じなので、次の評価厳しさランクでこのサイトは、84位ながらも「見切り」を考慮しない平均評価点は4位となっている。同順位は多数ながらも、視聴数17はダントツ。これって典型的な「ダメだダメだと批判しながら、結局アニメてる人間」だなぁ…。最近、少し考え方がネガティブになっている節があるので、それがそのまま結果に出てしまっているような気がする。
まぁそんな感じで、この表から全体の傾向や自分の傾向が色々見えてきたので、大変面白かったです。光希桃さん、どうもお疲れ様でした。次回があれば、また是非参加させていただきます。
個人的に、今期は面白い作品が多いと感じるので、次回があるとすれば結構楽しみ。そういえば、今回のコメント、もう少し気の利いた事書けば良かったなー。
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