タグ: 神様家族

  • 天保異聞 妖奇士

    時代劇風にして新規層を取り込もうとした心意気や、肉を喰らったり漢字を具現化するといった変わった設定による試みは、個人的に結構感心した。しかし、これはさすがにチャレンジ精神が旺盛すぎるように思う。
    同じボンズ制作の「エウレカセブン」同様、視聴者のニーズを汲み取れておらず、多くの人にそっぽを向かれてしまったようだ。それゆえに、打ち切りという残念な結末で終わってしまった。土曜6時の時間帯なんてティーン受けするような作品の方が人気が取りやすいだろうし、あの時間だとスポンサーやTV局の力(視聴率)も関わってくるから下手な作品を撃つべきではないと思うんだけど。プロダクトアウトよりもマーケットインによる作品作りを。
    オリジナルでヒットを飛ばすのはGONZOの様子を見ていれば分かる(笑)。その点、サンライズは深夜でありながら「コードギアス 反逆のルルーシュ」を大当たりさせているし、「舞-HiME」もヒット作と言って差し支えない売り上げを誇っている。サンライズは非常に視聴者のニーズを汲み取るのが上手いと思う。まぁ「ゼーガペイン」は…いや、少なくとも自分のハートをガッチリ捕まえてくれたけど。
    「鋼の錬金術師」の成功があるとは言え、2度も大型企画を失敗させたボンズはもうMBSからあまり大きな仕事を回して貰えないかもしれない、などと余計な妄想。

    個人的に、この作品は後半がやや面白かったとは思うけどね。しかし、前半のボンズ作品恒例の掴みの悪さ、パッと見た感じのキャラの魅力の乏しさが痛い。
    1話で「こういう作品なのか」と理解させるぐらいの分かりやすさ、面白いと思わせるようなキャラクター、話、演出を作ってくれないと、やはり少々厳しい。その点、「鋼の錬金術師」は双子の兄弟が賢者の石を求めて旅するという明朗快活なあらすじと、キャラクター同士の掛け合いによる楽しさ等がよく伝わってきた。もちろん本筋は単純な話でもなければ明るい内容でもないけど、まず「見せる」ことに関しては良くできていた。「きちんと見て貰えれば面白い」なんて言葉はきちんと見て貰う努力をしなかった作り手の言い訳だろう個人的にはと思う。

    何か他作品を引き合いに出した話ばかりだけど、自分も正直それほど真面目に見ていたわけでもないので、あまり語る事が無いというのが実情。敵の容姿が気持ち悪かったとか、肉を食うという妙にエグい設定に、何か不気味な物を感じたぐらいで。
    あと、「倒した相手の肉を食べる」という設定に「ダンジョンマスター」を思い出していた(笑)。妖夷の肉ってドラゴンステーキぐらい美味しいのかなぁ…とか。

    ひまわりっ!!

    ひまわりっ!!1期同様、筋が通ってない突飛な展開ばかりの脚本、場面と全然合ってないBGM、棒読み声優主人公など、見ていて面白くなるほど人気が出るような作品ではないと思うのだけど、何故か2期が作られた不思議な作品。実際売れてないようだ。まぁ元々2期放送を前提として作られたために引くに引けなくなった、といった感じだろうかと勘繰っておく。
    ハッキリ言ってそんなに面白くはなかったけど、「ばっかでー」と思いながら指差して突っ込みどころを笑い飛ばす作品としてならそこそこ楽しめた感じ。
    ちょっと印象的だったのは、作中でひまわりが棒読みの演技をする場面。元々棒読みな声で棒読みの演技をさせるのは…アレはやっぱり突っ込んでくれという事だったんだろうか(失礼すぎる)。
    でも何と言っても一番強烈なインパクトがあったのは、エンディングのヒメジバージョン。いやー、あんな見事なキャラソン初めて聞いたわ。ぴっと背筋を伸ばしたら~ 違う景色が見えてきた~♪

    少年陰陽師

    孫ゆーな!
    女性向け作品の感じでちょっと敬遠してたら、あんまり真面目に見ないまま終わってしまったのでちょっと後悔。
    最後は何だか悲しい終わり方だったので、本当にこんな終わり方でいいのだろうかと思ったけど、まぁこれはこれで悪くない終わり方のように思えた。
    あんまりきちんと見てないので、感想はその程度。

    神様家族

    神様家族東映のオタ向けは今ひとつという印象を持っていたけど(「銀色のオリンシス」とか)、東映もやればできるじゃないかと思わせた作品。
    佐間太郎を中心としrwその周囲の取り巻きが巻き起こすドタバタや、佐間太郎とテンコの関係とか、そこに割って入る久美子の存在とか、賑やかな感じのキャラクターが起こす話が魅力的だった。個人的には「えーかチョロミ」で始まるママさんの説教の場面が好きだったかな。普段のママさんからは想像できないけど、妙に説得力あるなぁ、と。

    ただし、最初のテーマであるところの「佐間太郎がパパさんの呪縛から逃れる」という点が何か有耶無耶な感じだった事、久美子の話→愛の話→久美子の話という構成が妙に中途半端に感じた事、各エピソードの結末が少々無理矢理っぽい印象を受けた事、などは今ひとつ。特に話の構成は、久美子の話一本に絞るか、バラバラのエピソードで構成するか、もう少し一貫性があった方が良かったかな、と思う。愛の話だけが妙に浮いてしまっている感じ。あとは、メメの出番がさっぱり無かったのが残念。

    まぁそんな感じで、全体的には結構面白い作品でした。

    あと主題歌は結構好きだった。特に「Brand New morning」の方。ローリング廻し蹴りさん、主題歌CDの折はどうもありがとうございました。
    あんまり関係ないけど、EDのの「図書館では教えてくれない、天使の秘密」が「ラブ★コン」で流れていたっけか。

  • 僕の声は全てを超える 二人だけで約束の日にー♪

    神様家族 ミニアルバム

    ローリング廻し蹴りのしらさんのおかげで、以前限定販売された「神様家族 ミニアルバム」を無事入手することができました。
    本当にどうもありがとうございました。

    個人的には「Brand New Morning」がお気に入りだったけど、改めて聞いてみると「図書館では教えてくれない、天使の秘密」も何だか結構好きになってきた。神様おねーがーい♪

    それにしても…、オークションサイトを覗くとこのミニアルバムにえらい高値が付けられている事に驚かされる。需要があるなら一般販売してくれればいいのに。
    この前再版された時にあっという間に在庫が無くなったのも、こういった転売屋が買い占めたんだろうなー。何とも釈然としない気分だわ。

  • ローリング廻し蹴りのしらさんからの情報。

    以前限定販売された「神様家族」のミニアルバムCDが、ANIMAXオンラインショップにて限定販売されたそうです。

    神様家族 ミニアルバム | その他│Animax Online Shop

    販売され「た」。過去形です。
    カートに入れようとしたらこんなメッセージが。

    以下の商品はカートに入れることができません。
    商品コード:[G50700486A]
    商品名:[神様家族 ミニアルバム]
    この商品は在庫がありません。
    ——————————————————————————–

    すいませんすいません、せっかく教えていただいたのに本当にすいません。
    本当は21時頃に一度覗いたけど、その時は確かにカートに入れて住所入力までは行けた。しかしそこまでやっていながら、他の用事を済ませてからでいいやと思って放置したのが運の尽き。お馬鹿。やっぱり何事も後回しにするのは良くない!
    というわけで、神様家族のCDは入手失敗。
    OPとか結構気に入ってるので、割と欲しかったんだけど…。何で一般販売してくれないかなぁ。

    追記

    29日18時から再版があったようですが、残念ながらまた買えませんでした…。

  • 僕の声は世界を超えて いつか君に辿り着くだろう♪

    ってなわけで、現在tvkで放送中の「神様家族」のOP、「Brand New Morning」が売ってない。昨日ちょっとCD屋に寄った折、結構気に入っていたその曲を購入しようと思い立ったはいいけれど、売ってない。「以前CSで放送されていた作品なわけだし、どうせもうCDぐらい出てるだろう」ぐらいに考えていたので、アテが外れてしまった。
    もしかしたらまだ発売されていないのだろうかと思ったら、丁度良くローリング廻し蹴りさんの方で「イベント限定と少量のネット通販(終了)」という記述が。なんてこった。

    せっかくローカルとはいえ地上波で放送してるのに、何故にそのタイミングでCDを一般販売しないのか理解に苦しむ。実際、ここに欲しがっている人間がいるというのに!

    そんなわけで、「Brand New Morning」の一般販売を希望。

  • ひまわりっ!!

    ひまわりっ!!2期。どの辺が2期かと言えば「!」が「!!」になった辺り。1期見たときは正直な話、あんまり面白いとは思わなかった。っていうか駄アニメの領域だと思った(笑)。
    でまぁ、2期も2期で1期と大して変わらない内容だけに、もうどうでもいいや、って感じで。主人公の声が相変わらず滑舌悪いのはどうしたものか。未だに「隼人殿」が「はやとどど」って聞こえる。あと、場面にまるで合ってないBGMも健在。アップテンポな曲で盛り上げるべき戦闘シーンで、えらくゆったりした音楽が流れるのはさすがにどうかと(笑)。
    そんなわけでまるで期待してない作品だけど、tvkだと放送枠が土曜日の比較的浅い深夜帯という大変見やすい時間帯だけに、うっかり全部見てしまう可能性が大。
    ああ、そういえばEDが確か1話がenfoniusの人が歌ってたのに、2話が平野綾さんになってたのは何だったんだろう。毎回ボーカル変えるんだろうか。

    京四郎と永遠の空

    京四郎と永遠の空見た後で絶句してしまいそうになる作品だな、と。
    何せ、超美形の起動風紀委員とやらが唐突に出てきたり、美少年フラッシュでキラキラしてたり、男が白馬に乗ってたり、いきなり主人公の服をはだけさせたり、メイドがニャーニャー言ってるネコミミ少女とロボ戦したり、突然キスしてたりするようなアニメだ。この先、脳がついていける自信がありません(笑)。
    「ルルーシュ」並に売れ線要素を詰め込んだ感じがするけど、こちらはアレよりも計画性を感じないというか、それらの要素をアレンジせずにただ配置して見せているだけ、という感じはする。まぁ「白馬の王子」などの狙ってやっているのかどうか解釈に苦しむ部分はある意味作品の持ち味ではあると思うので、コレはコレでアリかな、という気はする。
    どうでもいいけど、この作品は今にも「千歌音ちゃん!」「姫子!」とか呼び合いそうな勢いだな…と。

    神様家族

    神様家族以前アニマックスで放送されていたものがtvkに降りてきたという事なので、厳密には新番組ではない。
    何となく作風がGAINAXみたいだなぁと思ったけど、東映なのねこれ。東映のオタ向けアニメ作品というと、個人的にどうにもイマイチという印象が付きまとっているのだけど、とりあえず本作品の1、2話を見た限りではなかなか良さそうな印象。
    作品としてはドタバタラブコメという位置付けでいいと思うのだけど、佐間太郎の変わった境遇がちょっと面白いな、と思った。また、その境遇が作品の中でとても分かりやすく示されていたので、結構作品にすんなり入って行けた。ドタバタっぷりがちょっとエスカレートしすぎかな、と思う点もあるけど、今のtころは概ね楽しんで見ている。とりあえず個人的には、テンコを応援したい(笑)。
    どうでもいいけど、あのテンコが頭から湯気を出すというのがアニメの記号的な表現でなくて本当に出している設定ははちょっとビックリした。

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