ATOK 定額制サービスを使ってみた

価格/購入|ATOK定額制サービス ATOK for Windows / ATOK for Mac

ATOK月額サービスを利用してみた。300円/月。 ATOK 2007からの乗換え。
日本語入力サービスなんてそうそう更新する必要のあるソフトではないけれど、複数の環境で変換辞書を同期するATOK Syncに強く惹かれたため、今回購入に至った次第。ATOK Syncは、WindowsのみならずiPhoneやAndroidの同期も視野に入れてるようなので、その辺の将来性を見越した上で個人的に魅力を感じた。
余談だけど、ATOK2010以前を利用している人は、WebDAVサーバさえ用意できれば自前で同期サーバが作れたりする。もっとも、こちらは2010以前の限定だし、将来的にAndroid等の別OS間で同期できると可能性は低い。

ATOK Sync アドバンス(ATOK 2011 向け)|ATOK Sync|ATOK.com

パッケージ版でATOK Syncを利用するためには、Justsystemのオンラインストレージサービスを利用する必要があるが、無償期間が1年間で、それ以降は最低でも315円/月必要となる。一方、月額サービスの場合は契約中であれば追加料金無しで利用可能となる上、常にATOKの最新版が入手できる。
ATOK定額制サービスはパッケージ版とほぼ同じライセンスだが、弱点としては14日間ネット接続が無いと使えなくなる点と、プレミアム版にあった辞書が必要な場合は別途購入する必要がある点。これをクリアできるかどうかで月額制を導入するかどうかを決めると良いと思う。ちなみに、辞書は旧ATOKのがそのまま使えるため、過去バージョンの辞書を持っていた場合は後者のデメリットはあまり考えなくていい。

で、早速インストールして使ってみた。
やはり複数の環境で同じ辞書が使えるというのは強い。変換のヘンな癖や辞書をあまり意識せずにそのまま別の環境でも使えるため、非常に便利。ノートPCを使った際に、デスクトップで使えてたアレが変換できないだのコレが変換できないだの、一々悩まなくて済む。
できれば、ATOKに登録したシステム辞書の同期もやってくれると嬉しいのだけど…。それはさすがに色々な面で難しいのだろうか。
それ以外に良かった点としては、やっぱり辞書は微妙に賢くなってる感じ。まぁ、微妙なのであればあったで悪くないというレベルなのだけど、それでも少しは進歩してるのがちょっと嬉しい。
あと、ATOKダイレクトという、ネット上のデータを拾って検索結果として表示させる機能が割と良いかも。今のところはてなとYahooが使えるけど、ユーザー側で開発もできるようだ。Google 日本語入力 for ATOKなんてのもあるので、後で試してみようかとも思う。でも、Pythonとか余計なソフトはあんまり入れたくないなぁ。余談だけど、ATOKダイレクトは標準でCtrl + Insキーに割り当てられていて、使いにくい。そもそも自分の場合Insキーそのものをカスタマイズして潰している。どちらにせよ、キー割り当ては変更した方が良いと思う

どうでもいいけど、いい加減UIに半角カナ使うのやめてくれないかなぁ…と思った。


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コメント

“ATOK 定額制サービスを使ってみた” への1件のコメント

  1. […] ssportが11月8日に開始された。インストールは合計10台まで。 自分は以前からATOK 定額制サービスを利用していたので、環境の移行はシリアルキーの切り替えだけで終わった。というか、ATO […]

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