プル型のメール

もうずっと昔の話、まだRSSが広まってきて間もない頃の話だけど、「今後メールはプル型になっていくのではないか」という主旨の記事を読んだ記憶がある。どんな記事だったか忘れてしまったけど。

つまり、現在のメールが「送り手側が『誰に送信するか』を決定する」のに対し、「受け手側が『誰から受信するか』を決定する」というもの。要は、メール自体は自分のサーバに配置しておき、宛先を設定したRSSの配信のような形で受け手がメッセージをサーバまで取りに行って受信する、という形式になる。
この一番のメリットは、スパムが発生しにくくなるというもの。この場合、スパムを受け取る、受け取らないは受信者側が決定できる。そのため、不要なスパムが発生しなくなるという理屈。
この記事を読んだとき、なるほどと思った記憶がある。

でもよく考えたら、それって既に従来のメールという概念とはちょっと異なるような。っていうか、今で言うTwitterのシステムに近いんじゃないかという気がする。

ただ、Twitterは最初のコネクション部分がプル型であって、実際の概念的にはプッシュ型のコミュニケーションツールとなっている点で、やっぱりちょっと違うような気もする。
まぁ実際のところ、プッシュ型とかプル型とか、システムではなく表面的なレイヤで覆ってしまえば、どちらにでも見せることはできる。要は、何を目的としたツールであるか、という概念を明確に示すことで、ツールなんてどうにでもなるよね、という話。

すいません、ツラツラ書いてたら内容にまとまりが無くなりました。


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