Logitech (Logicoolじゃない方)の無線LANアクセスポイント、「LAN-W150N/AP」を購入した。購入動機、選択基準は以下の通り。
- 来週ベトナムに海外出張がある。持っていく予定の携帯(X05HT)を使い、海外ローミングでデータ通信を行うととんでもなく金がかかるので、無線LANでデータ通信を行いたい。そのため、ホテルで使える有線LAN→無線LAN変換を行う機器が欲しかった。
- 荷物になるのが嫌なので、小型であること。携帯アクセサリを入れるポーチに収められること。
- ACアダプタが鬱陶しいので、USB充電ができること。(USB充電アダプタは携帯充電のため持っている。)
- 安価であること。
上記の条件で色々見てたところ、本製品をビックカメラで3000円ぐらいで見つけたのでサクッと購入。
この製品自体はアクセスポイントなのでルータ機能は持ってない。ただし、設定をブラウザから行うための機能はあるため、IPアドレスを設定することで機器にアクセスする事はできる。
なお、以下の内容はファームウェアVer.1.04をベースとしている。
家に帰って携帯電話を無線で接続してみると…できない。PSPもできない。ノートPCはできた。色々調べてみると、以下のことが何となく分かった。
- 暗号設定で、WPA2-Mixedモードで使用すると、携帯、PSPは通信不可。ノートPCはWPA2-AES暗号で通信可能。
- 暗号設定で、WPAモード(TKIP固定)で使用すると、ノートPC、携帯、PSPで通信可能。
- 暗号なしでも通信可能。
- SSID非表示にすると、携帯で通信不可になる。
恐らく、セキュリティのプロトコル実装がとてもザルで、製品の相性が強いのではないかと予測。ノートPCの無線LANアダプタはIntel製で普及率の高い製品なので、しっかり接続できるようになっているのではないかと。
SSIDを非表示にすると携帯が通信できなくなる理由も同様だろうか。携帯の設定も正しいはずなのだけど…。
それから、Webブラウザからアクセスする設定画面について。セキュリティ設定を変更し、保存しても画面上の設定が更新されず、変更前の設定状態が表示されるというステキな動きをする。これは、一度USBケーブルを引っこ抜いてまた差し直すと更新される。いくら安物とはいえ酷い出来だ(笑)。
まー、3000円の安物なので、あまり気にしないようにしよう。とりあえず、SSID表示、WPA/TKIP暗号固定に設定することで、ノートPC、PSP、携帯でセキュアな通信できる環境が整うので、別にいいや。
そんなわけで、この製品は、小型・USB給電という点にメリットを見出せないのであれば、決して買ってはいけないと思います。同価格帯で、同様の使い方ができる製品があれば乗換えたいなぁ。
追記
なみに、いつも常備している携帯用ポーチは以下のような物。ずっと前にホームセンターで購入した。
今回の無線ブリッジを購入した結果、以下の物品が入ることになる。
- イヤホン & RC E100互換リモコン & USB→イヤホンジャック変換アダプタ
- 予備バッテリ
- miniUSBケーブル x 2
- USB電源アダプタ (PL-WUCHG01-B)
- LANケーブル
- LAN-W150N/AP
普段からこんな物持ち歩くのは、我ながらどうかと思います…。
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