X05HTの選択に至る経緯

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先日購入したスマートフォン、X05HTの選択に至る経緯についてダラダラと書いてみる。
これを選択する上で判断材料となるメモを残してたので、そこから適当にピックアップ。

まず、スマートフォンの購入動機。

  • もともと、以前からスマートフォンに興味があった。
  • 諸事情により海外で使える携帯電話が欲しかった。できれば早めに。
  • 日本の携帯のPCとの連携の悪さに嫌気が差していた。
  • さらに言えば、使用中キャリアであるauのしょうもない独自サービス囲い込み姿勢に嫌気が差していた。
  • 携帯端末とGmail/GoogleカレンダーとデスクトップPCの、連絡帳・カレンダー・メールの連携がしたい
  • 手持ちの音楽ファイルが手軽に持ち運べる環境がほしかった。
  • 携帯サイトはほとんど利用しないので、その辺はどーでもいいや。

んで、色々探った結果候補として残ったのは、Appleの「iPhone」と、HTCの「Touch Pro」シリーズ。ちなみに、HTCの「Touch Diamond」シリーズについては、入力にキーボードがあった方が望ましかったことと、バッテリーの持ちがあまり良くないという話を聞いたので、ボツにした。
以下は、その2機種の比較。自分が気になった項目にポイントを絞っているので、ちょっと偏ってるかも。

機種比較
機種 メリット デメリット
HTC
Touch Pro
  • Windows Mobileなのでカスタマイズ性が異様に高い。
  • フリーのツールが豊富で、好きな機能の追加が容易。
  • Windows同様、様々なファイルが取り扱い可能。
  • 標準でBluetooth、Wi-Fi接続が可能。
  • Outlook搭載かつ同様の連絡帳・スケジューラを搭載しているため、スムーズなデータのやり取りがしやすい。(変換ソフト等はOutlook基準の事が非常に多いので…。)
  • 特別なソフト無しに音楽の転送・再生可能。
  • microSDが使えるため、データ容量32GBまで増設可能。(ただし、microSDは現在16GBまでしか無い)
  • キーボード搭載により素早いキー入力可能。
  • バッテリー交換可能。いざというときはバッテリー2台持ちや増量バッテリー使用可能。
  • 着信音やアラーム等に任意の音を設定可能。
  • 動作がやや遅い。もっさり。
  • バッテリーの持ちがちょっと悪い。
  • 指でタッチする事をさっぱり考えてないような狭い画面とインターフェース設計。
  • イヤホン端子とUSB端子が共通。(オプション追加で回避可能)
  • 一般人気が無いので拡張パーツに乏しい。
  • 赤外線通信が無い。
Apple
iPhone
  • インターフェースが秀逸で操作性優秀。
  • 動作が機敏。
  • カスタマイズ性は豊富。
  • Wi-Fi接続可能。
  • アップデートにより機能やパフォーマンスが向上するかも。
  • (タッチパネルにしては)バッテリーの持ちはやや良い。
  • ユーザーが多いのでソフトや拡張パーツが充実していく可能性が高い。
  • iTunes必須。鬱陶しい。
  • Bluetoothで音楽再生不可。通話のみ。パーツ追加で利用可能。
  • 着信音やアラームの形式が限られている。
  • バッテリー交換不可。
  • データ容量増設不可。現状最大16GB。
  • SoftBankなので、プッシュ型メールが強制的にi.softbank.jp。
  • コピー&ペーストが標準で不可。
  • 写真機能が貧弱。画質とか、メール送付が1つだけとか。
  • 赤外線通信が無い。

色々考えた結果、機種はTouch Proシリーズにした。決め手は標準のBluetoothと有無と、データ容量。手持ちのmp3ファイルが全部で24GBあり、面倒なのでこれを全部投入する予定だった。しかし、現状のiPhoneだとどう頑張っても16GB上限になってしまうのが痛かった。…まぁ、microSDも現状16GBが上限なんですけどね。きっとmicroSDの上限が32GBになってる頃には、iPhoneも32GB版が出ているだろうと思う。ただ、ちょっと早めに端末が欲しかったので選択肢から外れてしまった。

さて、Touch ProシリーズとはいってもdocomoのHT-01AauのE30HTSoftBankのX05HTと、3キャリアにそれぞれ端末がある…いやまぁ、auのはまだ発売されてないけれど。大小の差こそあれ、機能的にほとんど差はない。
今回は新規機種購入する事を前提としているので、特にキャリアは問わない(機種変が可能なら、そっちの方がいいけれど…)。
以下、キャリア別の比較。

キャリア比較
キャリア メリット デメリット
SoftBank
(X05HT)
  • SoftBankメール使用可能。
  • SoftBank自体がスマートフォンに対してやる気あり。
  • 電波範囲が狭い。
  • SoftBankのコロコロ態度を変えるサービス姿勢に少々不安。
  • docomoに比べて端末が高い。
docomo
(HT-01A)
  • 電波範囲が広い。
  • SoftBankに比べて端末が安い。。
  • 一セッションにつき上限20MBの通信制限あり。
  • imodeメール使用不可。moperaを使う事になる。
  • 3G通信とBluetooth/無線LANの同時使用不可…らしい。
au
(E30HT)
  • 現在はau端末使用なので、auのメールアドレスがそのまま使えるかも?という淡い期待。
  • 電波範囲が非常に広い。
  • そもそもまだ出てない。遅すぎ。
  • auがスマートフォンに対してやる気なさ過ぎ。
  • 何か無理矢理auの独自仕様を乗せようとしているという、よからぬ噂が…。

上記のようなポイントを考慮した結果、SoftBankのX05HTの購入に踏み切った次第。一番のポイントは、スマートフォンでありながらきちんとSoftBankのメールアドレスに対応していた点。いやね、携帯からのメールじゃないと弾かれてしまったりする事があるので…。あと、docomoは変な規制が入ってくるので減点。auは論外。
メールソフトの出来自体は悪いけれど、何やらSoftBankメールを端末のOutlookで受信する方法があるらしいので、後でその辺もカスタマイズしてみようか。

ってな感じでダラダラ書いてきたけれど、以上が今回X05HTを購入した経緯。こんな感じで、結構色々考えたので正直疲れた。あんまり他人の参考にはならないような気がします。


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