手持ちのDVDドライブ、「パイオニア DVR-S15J」をリージョンフリー化してみた。何か面倒臭そうだったので今までスルーしてたけど、ちょっと用事があったので調べて実践。
使用したファイル/ツールは以下の3点。
- DVR-S15Jの純正ファームウェア (現在のバージョンは1.18)
- Media Code Speed Edit (現在のバージョンは1.1.0.18)
- DVRFlash (現在のバージョンは2.6.0)
Media Code Speed Editはファームウェアのファイル改造を行うツール。DVRFlashはファームウェアをDVDドライブに書き込むツール(ちなみに、純正ファームウェアに付いてるファームウェア書き換えツールでは、バージョンが変更されないと更新できないため、今回のケースでは使用できない。)。両方とも「DVR-S15J」には対応済み。
改造した手順は以下の通り。なお、ドライブは純正ファームウェアで更新済み。
- 純正のファームウェアライター「DVRS15J_FW118EUJ.EXE」からファームウェアファイル「S0414431.118」を取り出す(直接実行 or アーカイバ使用)。
- MediaCodeSpeedEditを実行。
- 「Load」ボタンを押してファームウェアファイルを読み込む。
- 「RPC1 Patch」にチェックを入れる。
- 「Save」ボタンを押してファイルを保存する。
- コマンドプロンプトを実行し、DVRFlashの実行ファイルのあるフォルダをカレントにする。
- 以下のコマンドを実行する。
DVRFlash -v Q: S0414431.118
- -v: コマンドオプション。詳細な意味やその他のオプションは知らね。
- Q: ドライブレター。
- S0414431.118: MediaCodeSpeedEditで改造したファームウェアファイル。
- 「Are you sure you want to flash this drive (y/n)?」に対して「y」を入力。
- しばらく待つ。コマンドプロンプトが表示されたら完了。
以上でリージョンフリー化は完了。以下のように北米版のDVDも普通に見られるようになりました。
Well done. Prove it by kissing the rose.
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