以前少し気になった、Bluetooth接続の無線テンキー「Majestouch Wireless TenKeyPad」を購入。
購入動機は、土曜日に秋葉原に行った時に見かけて衝動買い。
キー構成は、普通のテンキー配置に加え、ESC、TAB、BackSpace, = キーが上部に、00キーが0キーの横についている。裏面には電源ON/OFFスイッチとBluetooth接続ボタン。
個人的には、00キーよりも,(カンマ)キーが欲しかったところ。00キーや000キーって、キー押下回数と入力数が一致しないから、使いにくいんだよね…。追加の4キーについては使いやすい。特にBackSpaceがあるのは有り難い。現在使用中のdiNovo Media Desktop Laserにあるテンキーは、これらのキーが無く、あくまでもテンキーのみ分離するというコンセプト。しかしこれだと、本当に数字を入力するだけなので不便なのですよ。特にBackSpaceが無いために、右手でテンキー、左手をキーボード側のBackSpaceに構えるという変な体勢になりやすい。
NumLockを残した点は、カーソルキーとしての用途としてつかえるので悪くない。ただ、どうもNumLockの挙動が特殊。NumLockキーを押した時ではなく、数字入力と同時にNumLockのON信号をPC側に対して送信している様子。また、仕様上キー操作が行われて1秒後にスタンバイモードへ移行するそうで、この時同時にNumLock OFF信号を送信している様子。
というのも、NumLockやCapsLockの切換時に画面上にその状態を表示するようになっていたのだけど、それがキー入力する度にパッパパッパ画面に出てくるのですよ(下図参照)。これは別に表示しないように切り替えればいいだけの話なのだけど(自分は別に気にしないから表示させていただけで)、こんな挙動でいいのだろうか。
キータッチに関しては自分はあまり気にしない方なので特にこれといった印象は無いけど、まぁ軽くて押しやすいかな…と。
あとは、電源スイッチがあるのが有り難い(笑)。diNovo Media Desktop Laserのテンキーは電源スイッチがないクセに常時液晶に文字が表示されているというどうしようもない仕様だったので、あっという間に電池切れるから使いにくかったのですよ。
まぁそんなこんなで、テンキーとしては悪くないと思います。この製品の強みはBluetooth接続であること、つまりPCにBluetoothアダプタが接続/内蔵されているならば、何も入れなくてもそのまま使用できる点にあると思うので、そこら辺に価値を見出せるのであれば良いものだと思います。
難点は、BluetoothだけあってBIOS画面やOSインストーラ等、ドライバのインストールされたOSが起動していない状態での使用が不可能な事。現在使用中のLogitechキーボードは、Bluetoothのペアリングをしてない状態だと、(付属のBluetoothアダプタ使用時限定で)普通のUSBデバイスとして認識される様子なので、BIOS画面等でも普通に使えたりする。
あと、価格が高い。7000円した。高々テンキーにこんな金払うのは、自分みたいな一部の酔狂な人だけじゃなかろうか(笑)。
あとは、テンキーレスのBluetoothキーボードがあるといいなぁ。でも、前述のBIOS操作ができない点については他のキーボードのサポートが必要になるので、あんまり使えないかも。
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