アニメ最終回あれこれ 2008年3月 その3

ウエルベールの物語 第二幕

ウエルベールの物語 第二幕何か色んな物が抜けてるアニメだなぁ…と。抜けてる所に突っ込んでみたくなるアニメでもある。
ジンがパーティーから抜けたので後で颯爽と登場する展開があるのかと思ったら何も無いとか、何の前触れもなくいきなり飛行機が登場したかと思えば、何故か敵側に対空砲があったりとか、数え上げればキリがないぐらい突っ込みどころが多くて、何かもう見てる間中笑いっぱなしですよ。
あと、最終回でティナが溺れた事とか、孤児院の取って付けたようなエピソードとか、そんなに要らないんじゃ。そもそも、メインエピソードとなる死神蜂の話が、何かもうどうでもいい感じだ(笑)。

そんな感じで、脚本のグダグダさ加減が何とも素敵な作品だったかな、と。笑いの種にはなったけど、アニメ作品として褒められた代物ではないなぁ。

狼と香辛料

狼と香辛料ホロが大変に可愛かったです(笑)。いやもう、ホロのキャラが物凄くツボに入ってしまって。わっち良いよわっち。

作品の話としては、一貫して主人公が商人として活動している様子を軸に描かれていた点は好印象だった。欲を言えば、もう少し話に起伏が付けられるような展開がいくつか欲しかったかな、と。最終エピソードのような破産寸前に追い込まれるような物がもう少し見たかった。
ただ、全体的には最初から最後までずっと地味だったな、という印象。まぁ商売をテーマとした作品という辺りでそれほどの派手さは期待していなかったのでそれはいいのだけど、やはり映像作品として地味であるという点は魅力を狭めてしまうように感じた。
まー、その辺はホロのキャラで補え、という暖かい心遣いだったような気もする(笑)。

まぁ、個人的には商売がテーマという物珍しさも相まって結構楽しめた感じです。もう少しこういう一風変わったテーマを持った作品が増えるといいなぁ。

ドラゴノーツ

ドラゴノーツうーん、変なアニメ(笑)。それ以外にどう評価しようか。
主人公とトアが惹かれ合う理由付けの描写もさっぱりなので、愛云々を持ち出されても全然共感できないし、カズキの豹変っぷりがあまりにも唐突だし…。いや、そもそももっと根本的な部分が何かずれてるような気がしたのだけど、どこから突っ込んでいいのか良く分からないので、とりあえず印象に残った違和感だけ挙げてみた。女性キャラの胸も違和感といえば違和感だけど、まぁそれは置いておくとして(笑)。エンドカードの指6本の件も置いておく。
壮大な話を作ろうとしたのは何となく分かるけど、色んな描写があまりにも適当すぎて、安っぽさと薄っぺらさの際立ったハリボテ感がある。実力に見合わない話を作ろうとした脚本の暴走という印象です。

それにしても、どうしてGONZOは相も変わらず、こういう不思議アニメにGOサインを出せるんだろうな…。いや、GONZOの不思議アニメは好きなんだけど、この作品はさすがにいただけないなぁ。

ロザリオとバンパイア

ロザリオとバンパイア日常→確執→戦闘→つくねがモカのロザリオを取る→パンツ→コウモリ「今週の決着ー」。
おお、何かこれだけでほとんどの回が語れそうだ。
うーん…、色々と安っぽい感じで1クールに1本はある駄エロアニメという印象しか無いので、特にコレと言って語るような事もないけど、あえて言うなら5人目のヒロインが微妙すぎた(笑)。他のヒロインは担当属性が何となく分かるのだけど、5人目は何というか…おばさん属性担当?
2期があるらしいけど、まぁ期待するような物でもないなぁ…と。

余談だけど、水樹奈々さんは歌手として結構な人気があるにも関わらず、持ち歌の方向性とはかなり異なった、こういうアニメを普通にこなしている仕事っぷりは、何というか少々感心してしまうな…と。


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