オレが聴きたい、オレが選んだ 「オレ紅白歌合戦プログラム決定!」
今年の紅白歌合戦にオタク枠があるという話なんですが、中川翔子さん以外はどこら辺がオタク枠なのかさっぱりです。というか、リア・ディゾンって誰。
それはさておき、記者の偏った嗜好で考えられた紅白歌合戦のプログラムの記事。偏った嗜好というのは要するに、アニメソング・特撮ソングを主体に構成されているという事。
自分は以前から常々どこかの放送局で「アニソン紅白」なる番組を打ち立ててくれないものかと思っているので、こんなプログラムの紅白歌合戦があったらもう喜んでテレビの前にかじりつきます。アニソン大好きですので。
何かもう最近はテレビチャンネル増えすぎだから、1局ぐらいそんな放送局があってもいいんじゃなかろうか。もうこの際ラジオ番組でもいいです。今日は一日アニソン三昧みたいな番組が放送できるNHK-FMならあるいは…。
あと、記事中の以下の内容に関して。
「CD全体の販売数は急速に落ち込んでいるのですが、その中で、アニメ・ゲームのキャラクターCDは、数年前からほとんど数に変動がないんですよ。だからCDの販売数全体に占めるキャラクターCDの割合が相対的に増しているんです」
自分が中学生の頃(1995年ごろ)は物凄くCD音楽文化が盛んで、trfやB’z等のアーティストについての話題がよく挙がっていて、ミニコンポのようなCDプレイヤーを持っている事が中学生としてのステータスみたいな風潮があったように思う。音楽に全然興味のなかった自分は中学2年生までCDプレイヤーなる物を所持したことがなかったけど、何だか物凄く肩身が狭かった記憶がある。そんな文化の中では、自分の周囲でアニソン好きはさっぱり見かけなかった。ただ、当時大流行していた「エヴァンゲリオン」だけは別格だったように思うけど。
それから比べると、ずいぶんと音楽に対する求心力が失われてしまったのだな…と、この記事から少し感じてしまった。あまり馴染めなかったとはいえ、昔の文化が衰退してしまうのはやはり少々寂しい物がある。
ただ、自分の場合は大学生になってアニメを見まくるようになってから、やたらと主題歌CDを買い漁るようになった人なので、特定のアーティストに人気が一極集中よりも、音楽のジャンルが 「地ならし」されて、好きな音楽を好きだと自由に言いやすくなった今の音楽市場の方が魅力的かな、と思う。
個人的な余談。
中学2年でミニコンポ購入と同時に初めて買ったCDが、当時大流行アニメだった「エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」。その後あんまりCDとか買わなかったけど、当時兄貴に買わされた「Brandish」や「英雄伝説III 白き魔女」のサントラは延々と聞いていた(笑)。その後「Falcom Vocal Collection IV」を購入して、そのCDを何百回と聞き、徐々にファルコムレーベルCDを買い揃えて今に至る。
そりゃ他人と音楽の趣味も合わないわな…。
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