石川県にある金沢市に行ってきた。現在福井県に出張中だけど、土日にする事が無いからブラッと観光に。
大体特急で1時間半ぐらいかけて、金沢駅まで。
そういえば金沢まで来る途中、敦賀駅と南今庄駅の間で交流・直流の電流を切り替えるためのデッドセクションを通過した。日本にはそう言う場所があるという事は知っていたけど、こんな所で実際にお目に掛かれるとは。通過前は社内にアナウンスが流れて、およそ20秒程度社内の電気が消灯する。自分にとっては初めての経験なので、ちょっと興味深かった。
金沢で主に行ってきたのは、兼六園と金沢城。あとは、その周辺をブラブラ。
まぁ正直な話、そんなに面白いところではなかったような気がする(笑)。
金沢城の方は天守が無いので、小規模な建物がいくつか建っているだけのだだっ広い敷地という印象。どっちかというと、兼六園の方が面白かった。いかにも日本の庭園、という感じで。まぁ、日本三名園の一つと言われるぐらいだしね。
余談だけど、園内にあった噴水にはちょっと違和感。日本は噴水みたいな人工的で「不自然」な動きよりも、「自然」を美とする文化が発展してきた。庭園の作りも、滝や山といった自然をそのまま表現するような趣向が凝らされている。ただ、噴水という文化は明らかに西洋的な物だ。
この噴水自体は、1800年代に作られた日本最古の物だそうで。当時の人が物珍しさから作った物なんだろうか。
関連:噴水
なお、3時過ぎから雨が降ってきたので、早々に引き上げてしまった。帰りのデッドセクション通過時はもうすっかり日が落ちていたので、車両内が真っ暗になったのが印象的。
ホテルに帰り着いた後、時間的に「電脳コイル」が見られることに気付いたので、ホテルのテレビで「電脳コイル」の第24話「メガネを捨てる子供たち」を見る。
ヤサコとハラケンは、無事イサコを救う事ができるのか、デンスケは本当にいなくなってしまったのか、といった先の気になる展開にワクワクしつつ、ダイチの侠気に関心した直後のオチに笑う。デンスケは仮想的な存在であっても、デンスケと共に過ごして生まれた気持ちは本物であると感じるヤサコには、結構グッと来るものがある。いやー、やっぱり面白いですこのアニメ。
そして終盤、ヤサコはキーポイントとなるはざま交差点へ行くために金沢へ…いや、ちょっと待った。そういう展開は自分が金沢に行く前にやってほしかったんだけど(笑)。せっかく舞台訪問のチャンスだったのに。
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