「ああっ女神さまっ」の最終回(1期未放送話)で気になった1シーン。
キャプチャボード経由
TV出力
顔が見えないけど、この状態で圭一とスクルドは会話をしている。以前、「ローゼンメイデン」でも似たような事を書いたけど、最近はこの傾向が特に顕著に見られるようになってきたな、と感じる。
基本的にTBS放送の深夜アニメは、16:9の映像の左右を切り落としたトリミング放送をしている。単純に考えれると16:9を4:3にするためには、横の長さを本来の3/4にする、つまり映像情報の1/4を切り落としている事になる。まぁ細かい仕組みを突き詰めると多少違うのかもしれないけど、大体そんな感じ。ちなみに、レンタルDVDもこの4:3サイズだったはず。デジタル放送を見るか、一般販売されているDVDを購入して、初めて16:9の映像が見られる事になる。
なお、現在放送中の「夜明け前より瑠璃色な」もU局放送でありながら同様の現象が見られる。これも製作にTBSが入っているところを見ると、どうやらこの現象はTBS自体の方針らしい事が分かる(MBSも?)。
で、最近TBS放送中の「009-1」を見ていたところ、「16:9の映像が見られる事」を売りにしたDVDのCMが流れていた。このCMから、つまりこのトリミング放送はDVDを売るためのTBSの意図的な戦略である事が分かる。
となると、上に示したような、4:3で見る事を全く想定していない映像の数々は、意図的に仕込まれたものではないか、と勘ぐってしまうわけで。実際のところ、どーなんでしょう。
関連
光希桃 Anime Station だらけ日記ログ 2006年1月
16:9制作アニメ作品のトリミング放映リスト(暫定版)
追記
く見たら、TBS放送の深夜アニメでも、作品によって上下に帯があったり無かったり。この辺はどこが決めてるんだろう。
「ウィッチブレイド」
製作:CBC、放送時間:26:25~26:55、映像:16:9
「コードギアス 反逆のルルーシュ」
製作:MBS、放送時間:25:55~26:25、映像:16:9
「銀河鉄道物語 ~永遠への分岐点~」
製作:CBC、放送時間:26:25~26:55、映像:?
11/04 追記
少しまとめてみた
TBS系アニメのテレビ放送
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