いつもこのサイトを見ている人は気付かれたかもしれませんが、本日本サイトで、Movable Typeの機能の一つである「エントリー・タグ」の機能を有効にしました…っていうか、自分でテンプレートHTMLを書き換えたのだけど。
エントリー・タグというのは、エントリーにタグ(キーワード)を与えて、共通のタグを持つエントリーを一括りで扱えるようにして分類するための機能。もちろん、自分でタグを与えてやる必要がある。エントリーを構造化して分類するカテゴリーとは使い方が異なる。
ちなみに、カテゴリーのような分類をトップダウン型、エントリー・タグのような分類をボトムアップ型と言う事を、最近初めて知った。
さて、以前書いたようにこのエントリー・タグ、Movable Typeのデフォルト状態では、共通のタグを持つエントリーを抽出し、それをカテゴリーによって構造化するという手法が無い。ただ単に同じタグを持つエントリーを列挙するだけでは、情報が煩雑になってあまり意味を為さないと考えたため、列挙したエントリーをさらにカテゴリで分類する方法が無い以上、このカテゴリー・タグを使う気にはならなかった。
しかし、それを何とかして実現できないかと考え、色々プラグインを漁ってみたところ、何か良さそうなプラグインが見つかった。
これは、一度複数の情報(主にエントリー)を再帰的に呼び出してそれを要素としたリスト(複数の要素も可)を作り、そのリストをソートしたりして出力させるという物。つまり、一度同じタグを持つエントリーを抽出し、それをソートして出力させることで、目的の構造化を達成できる。これの詳しいやり方については、時間があればまた。
このエントリー・タグ結果、何時間かかけてサイト構成を見直し、いくつか手直しを行った。
まず、従来のカテゴリをいくつか削除し、置き換えた。例えば、今まで「ローゼンメイデン」のアニメ感想をまとめたページがあったのだけど、それを「ローゼンメイデン」というタグを持つページの抽出結果で代用する事にした。
あと、当然の事ながら各エントリーに対して、タグおよびタグリンクを出力するようにした。
また、エントリー・タグ専用のインデックスも作成した。
とりあえず、昔のエントリー・タグ機能が無い頃のエントリーに関しては、後から修整をしていくしかない。カテゴリーを置き換える上で必要な物は変更したけど、あんまり目立たないエントリーの扱いは困るな…。もうすぐエントリー数が1000を達成してしまうだけに、昔に遡るのはちょっとしんどい。
ちなみに、「カテゴリー」「エントリー・タグ」などと書いても普通の人は何のこっちゃという感じだと思うけど、このサイトの場合はカテゴリーを「記事の種類」、タグを「記事の内容」と置き換えて考てもらえると有り難い。カテゴリーの種類はこの先ほとんど変わらないと思うけど、エントリー・タグの種類はモリモリ増加していく。
本当はこんな呼び方より、他者に分かりやすい表記(さっきの「記事の種類」とか「記事の内容」)にしようと思ったんだけど、インターフェース的な部分の文字はASCII文字で統一したいと考えているので、結局表記はそのままに…。本当は、どういう意図で用いて何を表した物なのかを明確に理解できる表記にする事が望ましいんだけど(さらに言えば、日本人が対象なら、変に気取らず日本語が望ましいと、個人的には思う)。
さて、あと色々手直ししないといけない箇所があるな…。
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