踊る大捜査線

年末特番の「踊る大捜査線」スペシャルを見て思った事。
自分は専らアニメばかりを見て、ドラマはほとんど見ない、ほぼ2次元専門の人だけど、「踊る大捜査線」だけは結構楽しく見ている。以前の2作目映画も映画館に行って見に行った。

ドラマを見ない自分が何故これだけ楽しんで見ているかといえば、多分自分の中で登場人物が確立していて、そのキャラクター性を楽しむ事ができるからなんだろうなぁ、と思う。
アニメの場合は、キャラクターはそのキャラクター以外の何者でもなく、キャラクター性その物を大いに楽しむ事ができる(微妙な声優を聞き分けるほどのダメ絶対音感を持ち合わせていないこともあるのかもしれない)。ところが、多くの邦ドラマに言える事だけど、芸能人等の有名人が使われると、既にその人物のイメージが刷り込まれてしまっているために、そのドラマに対する感情移入を疎外されてしまい、物語に入っていきにくいという難点がある。ところが、自分の場合「踊る大捜査線」は登場人物を役者それ自体よりも把握できているため、すんなりと入り込む事ができる。
自分は主に、物語は物語として楽しみたいと考えている。だから、そこに芸能人の履歴等の、ドラマ以外の要素が入り込む事は、ノイズと感じられてしまう。邦ドラマにほとんど興味が無いのも、最近の邦ドラマがそのノイズを前面に押し出してアピールしているから。

…まぁ2次元好きが詭弁を弄しているだけのような気もするけど、それは気にしない方向で。もちろん、「踊る大捜査線」はストーリー構成や演出が上手いから楽しめる、というのもあるけどね。


Posted by:

Posted At:

Modified At:

Category:

Tag:

コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください