止まってしまった真紅を起こすために、ジュンが奔走し、学校にまで行く話。
真紅を直すための資料を探すために学校に言ったジュンが、学校に入ろうとしても入れなくて、必死になって葛藤している様、そこで逃げ出して公園で涙目になって苦しむ様、家に帰って自分を役立たずと罵って自虐的になる様、次の日、覚悟を決めて学校に踏み込む様。今回、この一連のジュンの様子が凄く良くて、何か見てて応援したくなってきた。
ただ、これだけジュンが必死になって真紅を起こす手段を模索してきたにも関わらず、結末は何だかあっけなかったのが残念。それに、雛苺まで止まってしまう必然性を特に感じず、その点がちょっと蛇足だったようにも思えた。
これだけの葛藤を乗り越えた上で真紅を目覚めさせたということは、ジュンにとって真紅がそれだけ大きな存在となっているということか。そこに恋愛感情が含まれているような様子ではあるけど、人間と人形というかなり妖しい関係だけに、その辺がどうなるのか気になるところ。
今回および今までの、人形を直す技術に長けていたり、人形を使ってキャラクターを演じたり(前々回のドタバタ話でくんくん人形で真紅を引っかけたのも伏線だったのか…)、のり姉ちゃんに人形を作った過去があったりといった描写を見ると、ジュンは人形が相当好きだった(今も?)らしいことが窺える。学校に来なくなったのも、その辺に原因があるのかも?
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