イギリス旅行 その11 (7/15) リーズ城、Science Museum

この日も適当にブラブラする

リーズ城

この日は「世界で最も美しい城」(多分自称)と言われるリーズ城に行くことにした。この城に行く事にした理由は、地方の古城を一つ見てみたかったというのもあるけれど、それよりも「リトルウィッチアカデミア」の登場キャラクター、ダイアナ・キャベンディッシュの実家のモデルとなっていたという理由が大きい。

リーズ城までは結構遠いので、ちょっとした小旅行。Victoria駅からの出発で、今回初めて鉄道の往復切符を買ってみた。そこで初めて知ったのだけど、鉄道の片道切符と往復切符は、ほとんど値段に差がない。日本なら往復でそれぞれ個別の料金をとられるところだけど、往復切符を買えば+1£ぐらいで済む。ロンドンを軸にしてあちこち往復するのが、賢い観光だったのかもしれない…。

Victoria駅から電車に乗ってBearstedという駅まで1時間以上電車に乗る。Bearsted駅は、例によって無人の田舎駅。英国の駅、一部の都市を除いてほとんど無人駅なの?

ここからバスに乗るのだけど、バスはリーズ城と駅を結ぶシャトルバスのような感じになっている。ちなみに、そんなバス路線でも、Google Mapはきっちり時刻表を出してくれる。日本だとこういうバスはGoogle Mapに出てこないことが多いので、英国におけるGoogle Mapの交通機関網羅度は羨ましい。

しばらく待ってやってきたバスの運転手の兄ちゃんは、とっても陽気で明るい感じだった。それから、平易な英語で「このバスでリーズ城行けるぜ!」的なことを説明してくれたり、リーズ城に着いた時は、「バスは1時間おきに往復しているから、この時間ぐらいにここに来てくれれば駅まで送ってやる」的な説明をしてくれたり、とても親切だった。

リーズ城に至るまでの道は、水鳥ががたくさん歩いている。かわいい。

そして、ついにリーズ城に辿り着く。ダイアナの家だー。

ざっと見た印象では、広い敷地と水に囲まれた綺麗な外観で、すごく見栄えする城。お伽話に出てきそうな城で、お姫様と馬車があれば完璧、っていう感じ。なるほど、世界一かどうかはともかく、優雅な外観をしていることは間違いない。

城は内部を見学することができるようになっている。まず最初に城の外をグルッと回る。

すると、地下の酒樽が並んだ倉庫に辿り着き、そこが入り口になるという変わったルートになっている。昔遊んだ、ステルスFPSの元祖とも言えるThiefというゲームを思い出した。気分はまさにあんな感じ。

ここから順路がずっと続いていて、内部の部屋を一通り見られるようになっており、最後に外に出られるようになっている。

内部についても、自分が想像していたヨーロッパの城らしい城になっていて、とてもファンタジーRPG感あって中二病を激しく揺さぶられる。実はここはそれほど期待していなかったのだけど、思いの外見応えがあって、本当に来て良かったと思ってる。

城の横には、大きな庭園がある。この辺も実にヨーロッパのお城っぽいなぁー。綺麗に手入れされていて、お姫様かお嬢様でもいてほしいところだ。

さらにその向こう側には、垣根で作られた迷路がある。

時間もあったのでチャレンジしたけど、思ったより複雑で結構時間がかかった。しばらくウロウロして、「あ、これは他の参加者がやってこない方に進んめばいいんだな」ということに気付いてからすぐ出る事ができたけど、他に人がいなかったら危なかった。終点は、中央の高台になっている。

中央からは地下道を通って外に出る。この地下道、不気味な地下道を演出する趣向が凝らしてあって結構雰囲気ある。

そんなことをしてたら帰りのバスの時間になったので、バス停まで戻ってここに来た時と同じ運転手のお兄ちゃんのバスに乗って駅まで戻り、そのままVictoria駅まで電車で戻る。

リーズ城、結構面白かったので個人的には結構お勧め観光スポットだった。

Science Museum

ロンドンまで戻ってきたのが3時過ぎぐらいだったので、次に来たのはSchience Museum。いわゆる科学博物館。自分は海外で科学博物館に行くのが好きで、その国の技術の成り立ちとか、力を入れてきた技術の展示とか、そういうのを見るのをとても楽しみにしていた。(そういえば、フランスで行かなかったのは失敗だったな…。)

このScience Museumは例によって入場料が無料なのだけど、まぁそこはいくらかの寄付をして中に入る。
流石産業革命を起こした国だけあって、その手の展示が最初にたくさんある。こういう展示見てると、昔見た「スチームボーイ」という映画を思い出す。

ロマンありすぎ最高。めっちゃ興奮する。たまんねぇ。

車の展示もある。昔の日本車も置いてある。

宇宙系の展示も充実してる。ちなみに、上の写真はプラネテスのOPにもあったツィオルコフスキーのロケット。

ただ、中でも一番凄かったのは、航空機の展示。1フロア丸ごとつかって、色んな時代の航空機が展示されている。

これが館内に所狭しと展示してあって、かなり見応えがあった。

そして!一番興奮したのは何と要っても情報技術のエリア!初期の計算機やスパコン、最新の情報通信端末まで、色んな時代の情報通信技術が展示してある。たまんねぇよこれ。

ああ…素晴らしい…(語彙力不足)。
色んな時代の情報技術に関する機器やソフトウェアが展示してあって、そういうのに大変興奮する性癖の持ち主としては最高に楽しかったです。

ワールドカップ

Science Museumを見学している間、館内でやたら騒いでる人間がいた。五月蠅いなぁと思っていたのだけど、よく考えたらこの時間はワールドカップの決勝戦が行われている真っ最中だった。ちなみに、フランスとクロアチアの対戦。やはりサッカー大国だけあって、ワールドカップは盛り上がるらしい。

せっかくなので、盛り上がってそうな場所まで移動することにした。そういう場所でパッと思いついたのは、反米デモも行われたトラファルガー広場だけど、ちょっと遠かったのでピカデリーサーカス前まで行ってみることにした。ただ、試合自体は辿り着く前に決まってしまう時間だったので、フランスの優勝を見届けてから移動。

移動中、フランスサポーターがめちゃくちゃ大さわぎしている光景に頻繁に出くわした。あちこちで奇声をあげてる人もいる。

ピカデリーサーカス前広場に辿り着くと、案の定物凄い盛り上がり。警察も出動しているんだけど、参加者と一緒に記念写真撮ってたりしてる。警察、それでいいのか。

フランス優勝でこのザマなら、イングランドが優勝していたら一体どうなっていたことか…。ちなみに、相変わらず道路はゴミまみれだった。

そんな感じで、1日が終わる。

この日の行程


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