2016年11月3日~11日にかけて、フランスに行ってきたので、その話。
疲れるので2,3回に分けて書く。
会社に10年勤めると5日間の休みを貰える制度があり、どうせなら思いっきり遠くまで行こうと思った次第。色々悩んだ末に目的地をフランスに設定。理由は、
- 昔からルーブル美術館を見たかった
- 昔からモンサンミシェルを見たかった
- 聖地巡礼(パリ/コルマール)してみたかった
という大きな3つの目的があったため。ちなみに、聖地巡礼は「異国迷路のクロワーゼ」と「ご注文はうさぎですか?(建物だけ)」の2本。他にも「のだめカンタービレ」とかいろいろあるけれど、あまり興味が。
準備
まず、具体的な休暇の日を決めたのが3週間前ぐらいだったので、手続き関連を急いでやる必要があった。土地勘等が全く無いので、自分で全部調べていると時間がかかる。そのため、旅行代理店に直接乗り込むことにした。とりあえず、一番近場の府中にあるHISまで出向く。
対応してもらったお姉さんに大まかに行きたい場所を説明して色々提案してもらった。しかし、コルマールまでの電車は手配できないとのことで、それは自分で手配することにして、ホテルと飛行機と、あと自分で行くのは面倒臭そうな場所のツアーの予約をいくつか入れてみた。(実際には、提案してもらったあとで一度退却→自分で行程を練る→再訪問して予約という流れ)。
この時、対応してもらったお姉さんに「どうしてコルマールまで行かれようと思ったんですか?」と聞かれてしまい、まさかごちうさの聖地巡礼とも言えなかったので、「まぁ…ちょっとした趣味です」という曖昧な回答をしたところ、「アニメですか?」という直球な質問が飛んでくる珍事。「…はい」としか回答できなかった。ちなみにそのお姉さんは千夜好きだそうな。意外とガチな人だった。
11月3日
飛行機はJAL。10:50 羽田発、15:35 シャルル・ド・ゴール着の便。概ね12時間のフライト。座席には充電用USBあり。ビデオ入力端子もあったけど、対応した機器は持っておらず。HDMI入力端子があれば良かったと思うけれど、恐らく設備更新はかなり長い間隔で行われていて、HDMIに更新されるタイミングはまだ先なんだろう。
ちなみに、機内配信ではまだ円盤が発売されていない「君の名は。」や「シン・ゴジラ」も見られた。周りを見ると、かなりの人数が「君の名は。」を見ていたのが印象的。国民的ヒット作になるというのは、こういう事なんだなぁ、と。
シャルル・ド・ゴール空港に到着後、真っ先にやることを決めていた。それは、SIMカードの入手。事前に以下のサイトでSIMカードの買い方を調査済。
パリでプリペイドデータ通信SIMを買ってみた | Frago95 上智大学外国語学部フランス語学科1995年入学生のサイト
ASCII.jp:パリで現地SIMは簡単に買える! SIMフリーiPhone 6で使った
買えた。35ユーロぐらい。
購入場所は空港のRelay。Relayは出発フロア(2F、大きい)と到着フロア(1F、小さい)に2カ所あり、出発フロア側でデータ専用SIMを注文したところ、「ここには無い。下に行け」と言われてしまったので、到着フロア側のRelayで購入。キャリアはSFR。通信は5GBまで。携帯にSIMを挿して起動すると、以下のようなSMSメッセージが届く。
Répondeur SFR. Le code d’accès à votre répondeur est le : 632094. Pour le modifier appelez 123, puis tapez 3 puis 2 et saisissez votre nouveau code.
何書いてあるかさっぱり分からないけど、とりあえず632094に電話かける。フランス語で何か言ってたけど、しばらくすると再度SMSメッセージが届く。今度は英語。再起動したところ、無事通信ができるようになる。
SFR Welcome : Hello, your SIM is now active. Your phone number is XX XX XX XX XX. Please, restart your phone to enjoy your 5Gb of data and 1h of phone calls + 500 texts in France and to the entire world for 14 days ! Have a nice day
通信できるようになったところで、バス(RoissyBus)でパリ市街へ。どうでもいいけど、バス内のディスプレイがエラー表示されている珍事が。
パリ市街に到着した後、ホテル(Lautrec Opera)着。ホテル自体は綺麗で良い感じ。受付の人は多少日本語を話してくれた。
で、飯を食うために市街へ。少しブラブラして目に付いたカフェ(Le Marivaux opera Grands Boulevards)で飯。ちなみに、日本語メニューがあるという理由で入った店だけど、日本語が無茶苦茶で全く読めない。英語の方がマシだった…。
個人的に、チーズが乗ってるオニオンスープが凄く気に入った。フランスでは一般的な代物らしいけれど。
11月3日
この日は、ルーブル美術館巡り。以前、米国のメトロポリタン美術館に行った時は半日しか時間が取っていなかったため、ほとんど見る事ができず悔しい思いをした反省を活かし、この日は丸一日ルーブル美術館に割り当てた。
ルーブル美術館はガイダンス用のガジェットとしてNintendo DSをレンタル(有料)している。これは結構良い出来なのだけど、何せNintendo DSが重くて、途中で返却してしまった。現在ではiPhone用アプリがある様子だけど、生憎Androidユーザなのでその辺りは断念。
展示されている物は学生の頃に教科書で見たことのある美術品ばかり。やはり、ただ展示されている美術品より、過去の記憶に残る美術品を実際に目の当たりにした方が色々印象に強く残るので、結構楽しかったと思う。ただ、メトロポリタン美術館は世界中から美術品を掻き集めた感じで世界中の美術品が展示されているのに対し、ルーブル美術館はほとんどヨーロッパの美術品、またはエジプト等の美術品がほとんどで、美術館としての方向性はだいぶ異なる印象を受けた。
昼食は、近くにある Crêperie framboise Louvre St Honoré という店で昼食。初日だから最初はよく分からないであろうことを予想して、この店は日本から予約していった。メニューはガレット。美味しかった。
どうでもいいけど、この日は美術館からの帰り道にワンパンマンのBD/DVDポスターを見かけるなど。フランスでも結構人気なのだろうか。
夜は近場のレストランでピザ。
11月4日
この日はヴェルサイユ宮殿とパリ徘徊。
午前のヴェルサイユ宮殿は、事前に日本から申し込んだツアーで移動。日本人観光客と一緒にバス移動なので楽々。この時期はあまり観光客が来ないためか、バスに乗り込んだのは自分を含めて6,7組ぐらい。開催可能人数下限がどんなものかしらないけど、割とギリギリだったんじゃなかろうか。
ヴェルサイユ宮殿は、「ザ・世界遺産」って感じで絢爛豪華な建物に圧倒されっぱなしで結構感動した。
ツアーの最後は市場に寄って終了。ここで売ってたチョコは結構美味かった。
午後は心の赴くままにパリの街をぶらぶら。ここでメトロの乗り方を覚える。
夜は、オプショナルツアーで遊覧船に乗ってみるなど。ちなみにドレスコードがあったので、一応ちゃんとした靴を持っていったのだけど、正直かなり荷物になるので結構後悔してた。
ってな感じで、3日目終了。
次の日はホテルをチェックアウトして東に向かうので、ここで一旦区切り。
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