XBMCで以下の画像のように、曲に同期した歌詞を表示させる方法について。
この内容は、以下のような環境があることが前提。
- XBMCがインストールされている。なお、ここではWindows環境を前提とする。
- XBMCのアドオンであるCU LRC Lyricsがインストールされている。
- 再生する音楽ファイルと同じフォルダに、「音楽ファイルのファイル名.lrc」というファイル名の同期歌詞ファイルが置かれている。
- XBMC標準のスキンConfluenceを使用している。(多分、他のスキンでも良いと思う)
これらの条件を整えた状態で音楽ファイルを再生すると、全画面でビジュアライザー表示した時、またはプレイヤーコントロールの子ウィンドウを表示した時、以下のような歌詞アイコンが表示されるので、これを押すと画面上に歌詞が表示される。
ただ、このアイコンを押すためにはいくつかの操作が必要になり面倒なため、あまり頻繁に表示することはない。でも、たまには歌詞が見た時もある。そこで、曲再生時に自動的に表示させる方法はないかと探してみたところ、以下のページを発見。
これによると、現在利用しているスキンに含まれている「MusicVisualisation.xml」というファイルの「<controls>」タグの直前に、「<onload>RunScript(script.cu.lrclyrics)</onload>」という一文を追加する事で、全画面ビジュアライザーを表示した際に自動的に歌詞が表示される。
MusicVisualisation.xmlファイルは、Confluenceスキンの場合は「(XBMCインストールフォルダ)\addons\skin.confluence\720p\」フォルダの中にある。なお、skin.confluenceフォルダを「(Windowsユーザーフォルダ)\AppData\Roaming\XBMC\addons\」フォルダにコピーすると、そちらが優先して使用される。元データを変更せずに、XMLファイルに修正を加えられるため、どちらかと言えばこちらの方がお勧め。
ちなみに、プレイリストから再生した場合やファイルリストから再生した場合など、別のタイミングで自動的に歌詞表示をしたい場合は、同フォルダ内のXMLファイルに、同様の変更を加える。それぞれのファイルが何れかのタイミングの画面(もしくは画面部品)を示しているはずなので、そのファイルで「<onload>RunScript(script.cu.lrclyrics)</onload>」を記述すれば良い。
どのファイルがどの画面かは自分も知らない。ファイル名とファイルの中身を見て勘で判断するか、XBMC Skinning Manual – XBMCから調べるしかない。
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