…というのは、アニメ「PLANETES」のOP「Dive in the Sky」の2番にあるフレーズ。最近再放送をやってるので、ちょっと曲を聞き直したりしているところ。
暇つぶしに何をやっているかがその人の本性。 – マボロシプロダクト
暇つぶしや気晴らしに出来ることは「自分が比較的苦に思うことなく出来ること」や「何時間でも出来ること」であって、それが仕事に結びつくと、オフの時間も遊んでいるのか仕事しているのか分からない状態になる。結局無茶苦茶な勢いで技術力や生産性が上がっていくという好循環を生みつつも、本人はそれが労働だとは思っていなくて、ただ自分の大好きな玩具をひたすらいじり続けている状態でしかない。
反対に気合いを入れて「これをやるぞっ!」と思わなくちゃいけない行為は、「気合いを入れる」というワンアクションを必要としてしまう。「暇潰し派」が信じられないぐらいに楽しげに、他の人が「義務」だと思っていることをやっていると、決して越えられない壁を見せつけられる。だから義務とか努力とか血の滲む云々よりも「暇潰しに出来ること」を基点に据えないと、決して「暇潰し派」には勝てないのだと思い知らされたあの日の夏。
これはずっと自分もそう思ってる。多分、業として割り切って取り組んだ成果は、「好き」や「憧れ」で取り組んだ成果には遠く及ばない。それは、他人が「苦労」や「努力」と思う事を、「面白い」という意識でやってしまうのだから、当たり前と言えば当たり前の話ではあるんだろうけれど…。
「努力」せずに「好きな事」を継続してくと、特別な意識無しに勝手に能力が伸びていくのだから、「好き」という意識はそれだけで他人に対して物凄いアドバンテージになる。「下手の横好き」なんて言葉もあるけれど、下手がいつまでも下手のままでいるわけもなく、継続によって得られる力の方が圧倒的に勝るはず。
正に「憧れ」こそが最上のエネルギーだと思う。
…それにつけても、仕事上の義務感しか感じられない事務的に書かれたプログラムソースの何と酷い事か…。
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