ドクターヘリの導入で会社悲鳴、運航費持ち出し : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
医師を乗せて事故や災害の現場に急行する「ドクターヘリ」を導入している全国18の病院のうち、12病院で国が想定する出動回数を大幅に上回り、公的な補助金だけでは運航費をまかなえていないことがわかった。
去年の9月に、父親が事故で入院した際に、ドクターヘリのお世話になった。その時、「ヘリで運ばれなかったら危なかった」とか言われた身としては、ドクターヘリにはきちんと予算を回して欲しいと思う。
父が事故を起こした長野県は、山が多くて車で運ぶとヘリよりもずっと時間がかかるため、一刻を争う状況ではドクターヘリの有無が生死を分けると言っても過言ではない。そういう意味で、長野県はドクターヘリを導入していたのは不幸中の幸いとも言える。本当にありがとう佐久病院。
そういえば、その佐久病院に見舞いに行った時、病院にいる間ヘリがひっきりになしに出動している光景を見た。たかだか数時間いる間に3回ぐらい出動してた日もあったような。確かに、あれでは国の想定する240回を簡単に超えそうだな、と思う。
ちなみに、ドイツではドクターヘリ発祥の地であり、ドクターヘリの導入については世界的にかなり先んじている。そこでは、ヘリコプター救急 – Wikipediaによると、
日本に先んじて導入されたドイツでは、国内に73機配備されており、国内何処にでも要請から15分以内に到着できる。ドクターヘリ導入後、交通事故の死亡者が1/3に激減したと言われている。
と、その効果は折り紙付き。
そんなわけで、国がドクターヘリの充実及び補助を行っていく事を切に望みます。
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