アニメ最終回あれこれ 2009年3月 その2

仕事終わらないよ…。
そのうち倒れるんじゃないかという危機感を抱いてきた今日この頃。

タイタニア

田中芳樹原作という事で、銀英伝のような物を想像していたのだけど、ほぼ全編に渡って主人公がタイタニア逃げ回るばかりで、まともに戦ったのが第1話ぐらいしか無いってのはどうなんだろう。
あと、クザーリッシュの遺体引き取りでファンとザーリッシュが出会うのがクライマックスってのは…。
もうちょっとこう、話の起伏とか爽快感が欲しかったなぁ、と。

源氏物語千年紀 Genji

光源氏がひたすら女を食い散らかすアニメ…という認識でよろしいでしょうか。原作未読なので原作に忠実なのかどうか詳しくは知らないけれど、伝聞で聞く内容と大体合ってるような気はする。
最終話は「あれ?これで終わり?」と思うぐらいあっさり終わったなぁ。こんな終わり方でいいのかな。

明日のよいち!

概ね期待通りの作り。よくあるラブコメ作品なので際立った特徴は無かったけど、期待を外すような出来でも無く、ギャグもあってシナリオも手堅くまとまってたので、割と楽しめた。
どうでもいいけど、鳥谷が小さくなったり女になってたのは、何のネタだったのかはイマイチ理解しかねる。

ドルアーガの塔 ~the Sword of URUK~

20090412_druaga.jpg

1~3月期の中で一番楽しめたかもしれない作品。
ギャグ要素が多かった1期に比べて、2期は結構真面目なストーリーが展開されていた。1期の軽いノリも良かったんだけど、2期のちょっと重いシナリオも結構好き。

全体的に、キャラクターの見せ方がとても上手い作品だと思う。
主役達もそうだけど、ケルブ&エタナとか、ウラーゴンとか、サブキャラに色んな背景や役回りがあるのでキャラがよく立っていて、見ていて楽しかった。個人的に、どのキャラも結構好きだったりする。
また、常春の館でアーメイやカリーが登場したり、最終話でウトゥが死亡フラグを立てたり、1期からきちんと見ていれば色々感じ入ってしまう場面も多々ある辺りは、キャラクターをきちんと作品の一部として丁寧に扱っている感じがして、ちょっと嬉しかった。
また、作品自体は軽いノリのファンタジーだけど、作品の端々から色んな背景が垣間見える辺り、恐らく設定は結構練られてるんじゃないかなぁ、と思えた。
そういった、キャラクターや背景の下地がしっかりしているからこそ、前半の軽いノリも後半の重いノリもきちんと描けていたのではないかと思う。

あと、この作品を支えた重要な部分として、戦闘シーンを丁寧に描いていた点が挙げられると思う。特に最終話のジルvsニーバ戦の出来は非常に良かった。惜しむらくは、その直前のギルとの戦闘をもっと丁寧に描いてほしかった…。
そんな中でも、ジルとウトゥがそれぞれ前衛で防御と攻撃、ファティナとメルトが攻撃魔法、ヘナロが後衛から補助と遠距離攻撃、といった感じで、きちんと特徴付けしてキャラ立てしていた辺りはさすがだと思う。個人的には、メルトの魔法モーションがゴルフのスイングというのが面白くてツボ。

そんなこんなで、本作品は個人的に非常に気に入った作品。こういう主人公が成長するファンタジー冒険活劇物は大好物なのだけど、最近はあまり見かけなくなってしまったなぁ…。もっとこういう作品を希望したい!


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