Falcom jdk BAND LIVE 2008 春 行ってきた!

ファルコムライブ2008春

というわけで、またもや行ってきましたファルコムライブ。
FALCOM LIVE 2007Falcom jdk BAND LIVE “REBIRTH”に続き3回目の参加です。

今回はCLUB CITTA’というそれなりに大きな会場という事で、人の入りもそれなり。ただ、スタンディング→全席自由へと変更されたところを見ると、見込みよりも人が集まらなかったのかなぁ、と邪推。会場はスタンディング時1300人、椅子使用時で601人収容という事を考えると、集まったのは500~600程度?(一応座席は大体埋まっていた感じ)この辺の数字が、東京開催ファルコムライブの集客の上限という事なんだろうか。まぁ、今回は妙にチケットが高かった事もあるだろうけど…。
…などと泥臭い話はさておき。今回は、チケットの整理番号9番という特権を行使し、真っ先に会場に入りました。1番最初に会場に入れるのが整理番号1~10番だったもので。会場までの通路で物品販売をやってたので、「jdk BAND 2008 Spring」のCDだけ購入。

で、今回のライブの曲目は以下の通り。この辺はかなり記憶が曖昧だったので、他のサイトを参考に(笑)。

  1. Overdosing Heavenly Bliss (英雄伝説 空の軌跡 the 3rd)
  2. 銀の意志 金の翼 / Vo. イカルス渡辺, 小寺可南子 (英雄伝説 空の軌跡 SC)
  3. RELEASE OF THE FAR WEST OCEAN ~I’m here for you / Vo. イカルス渡辺(Ys VI)
  4. そして新たなる道へ (Vantage Master PORTABLE)
  5. ブルードラゴン (ソーサリアン)
  6. THE DAWN OF Ys (Ys IV)
  7. 空を見上げて Ending version / Vo. 小寺可南子 (英雄伝説 空の軌跡 the 3rd)
  8. 星の在り処 / Vo. 小寺可南子 (英雄伝説 空の軌跡 FC)
  9. I swear… / Vo. 小寺可南子 (英雄伝説 空の軌跡 SC)
  10. バレスタイン城 (Ys フェルガナの誓い)
  11. GENESIS BEYOND THE BEGINING (Ys ORIGIN)
  12. TO MAKE THE END OF BATTLE (Ys II)
  13. MIGHTY OBSTACLE ~The Wind of Zemeth / Vo. イカルス渡辺 (Ys VI)
  14. Cry for me, cry for you / Vo. 小寺可南子 (空の軌跡 the 3rd)

以下、アンコール。

  1. OVER DRIVE (Ys II/ORIGIN)
  2. SCARS OF THE DIVINE WING (Ys ORIGIN)
  3. 銀の意志 金の翼 / Vo. イカルス渡辺, 小寺可南子 (英雄伝説 空の軌跡 SC)

今回は、初っ端が個人的に大好きな曲であるところの「Overdosing Heavenly Bliss」だった事が嬉しかった。さらに、薄い幕が引かれたステージからイントロが流れてきて、曲が始まった瞬間に幕が落とされて、ステージが一気にワッと盛り上がる演出は鳥肌が立つほど良かった。あの瞬間に観客が一斉に立ち上がった時の一体感は非常に印象深い。

「銀の意志 金の翼」は、イカルスさんと小寺さんが交互にヴォーカル、最後は2人で一緒に。イカルスさんの声量あるヴォーカルでこの曲が聴けたのは、なかなか貴重かも。その後のイカルスさんの「ELEASE OF THE FAR WEST OCEAN」は、相変わらず熱くて迫力のある歌で良かった。

やはり最近発売された「Vantage Master PORTABLE」は外せないのか、「そして新たなる道へ」。「Vantage Master」なんてまともにプレイしたのはもう10年ぐらい前の高校時代だけど、この曲こんなに格好良かったっけか。何か偉く盛り上がってしまった。個人的にはV2の方が好きなんだけど、あっちはオーケストラとかに向いてる曲だよなぁ。

ちょっと変わった印象を受けたのは、「ブルードラゴン」と「THE DAWN OF Ys」。「ブルードラゴン」の方は最初聞いたときあまりピンと来なくて、ソーサリアンの曲という事は分かったけど、具体的な曲名とか場面がすぐ出てこなかった。「暗黒の魔道士」ってどんなシナリオだっけ。「にほんのはしらのなかのじめんをおせ」だっけ?「THE DAWN OF Ys」の方はすぐ分かった。これはずいぶん懐かしい曲が流れてきたもんだ。これは「Ys IV」のリメイクの伏線と考えてよろしいのでしょうか。この2曲は割と年食った人しか食らいつかないような気もする(笑)。個人的に、こういうレトロ作品の曲はもっとやってほしいんだけどね…。

空の軌跡のED3曲は、熱気溢れる曲から一転してしっとりとした雰囲気。小寺さんが歌い上げる曲を聴いてると、ちょっと感じ入ってしまったり。「星の在り処」はやっぱり凄く作品にマッチした良い曲だよなぁ…と思う。

会場の熱気が程良く和らいだところで、再び激しいインストが続く。「バレスタイン城」と「TO MAKE THE END OF BATTLE」はファルコムの曲の中でも(多分)定番中の定番。何回聞いたか知らないけど、相変わらず非常に良い曲だと思います。その間にあるYs ORGINの「GENESIS BEYOND THE BEGINING」は、新たな定番曲となるんだろうか。

その後は再びイカルスさんのヴォーカル曲で、最後は恒例の「Cry for me, cry for you」で締め。
アンコールは3曲で、最後は再び「銀の意志 金の翼」を熱唱して終了。ちなみに、アンコール曲の前に「STAR TRADER」の曲(GO FIGHT!)が流れるという一幕も。

全体的な感想としては、今回も非常に盛り上がったライブでした。
特に今回は、前の方の席を確保できた事が大きい。目の前で演奏が見られるという点もさることながら、前方は周囲の人も気合いが入っていて熱気が凄いので、激しく盛り上がれる。
あと、会場が大きくて周囲のスペースにかなり余裕があったので、ある程度動いても大丈夫だった点も良かった。今回は終始腕振ってたので(振っても大丈夫なぐらい余裕があった)、次の日は筋肉痛で…。
あと、空調が効いていて程良い熱気だった事、音響が良く曲がよく響いていた事など、会場の設備の良さはこれまでで一番良かった。

ステージ上もかなり慣れてきたためか、演奏中にかなり激しい動きで、ノリの良いステージを見せてくれた点も良い。イカルスさんと小寺さんの漫才も(笑)。

そんな感じで、今回のライブも非常に楽しむことができたと思います。
メンバーの皆様、本当にどうもお疲れ様でした&ありがとうございました。

追記

で、ここからはちょっとアレな話。
不満等を書き連ねているので、気になる人は読み飛ばした方が良いかと。

まず、ちょっと気になったのは曲がちょっとマンネリかなぁ、と。毎回同じような曲を聴いているので、ちょっとバリエーションに乏しい感じがする。確かに、2007年のライブの反応を見ると、「空の軌跡」等最近の曲の方が反応が良く、レトロ作品の反応はイマイチだった印象がある。そう考えると、「空の軌跡」と「イース」に偏った選曲になるのは仕方ないとは思うのだけど、もっとこう、それ以外のレトロ作品の曲を増やしてくれてもいいんじゃないかと。いっそのこと、DOS以前の作品と、Windows以降の作品ぐらいで、それぞれライブを分けてもいいんじゃないかと思ってしまう。ブランディッシュの曲とかぽっぷるメイルの曲とか本気で聞きたいんですが。
それに関連して、これまでのライブの曲に英雄伝説の旧作(1~5)が一切無いのはどういう事なんだろう。ライブ映えしそうなアップテンポな曲ならいくらでもあるのに…。少なくとも、ガガーブはPSPで売られた(一応)現役の作品なのに。ここまで排除されていると、何かの意図があるようにしか思えないのだけど…。色々邪推してしまう。

あと、盛り上がりの要素となる新曲がまるで無い点はいただけない。…っていうか、コレは明らかに全然新作を出さないファルコムが悪い。
あのライブ会場にいる多くの人はファルコム作品のファンのはず。ライブに行くのは、そのゲームの延長線上と考える人も多いと思う…っていうか自分がそんな感じ。それだけに、その根本の部分がしっかり盛り上がってくれないと少々残念な気分になる。

そういう意味で、個人的には2007年のライブが一番良かったと思う。曲のバリエーションも豊富だったし、「空の軌跡 the 3rd」の新曲発表&新作ムービーという盛り沢山な内容で非常に楽しかった。
またああいう感じで、ゲーム好きに向けた盛り上げ要素が欲しいところです。


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コメント

“Falcom jdk BAND LIVE 2008 春 行ってきた!” への1件のコメント

  1. […] ちなみに今回は、「Falcom jdk BAND LIVE 2008 春」以来の座席有りの会場。 […]

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