I-O Dataの地上デジタル放送キャプチャボード

アイ・オー・データ、パソコン用 地デジキャプチャボードを市場投入へ (I-O DATA Press Release)
アイ・オー、地デジ用キャプチャカードの市場投入を表明

I-O DATAから、地デジ用のキャプチャカードが発売されるとのこと。
これは、つい先日PC用の地デジチューナーが解禁された事を受けての発表か。

PC向け地デジチューナーの単体販売、4月上旬にも解禁:日経パソコンオンライン
PC用外付け地デジチューナーが解禁、週内にも製品発表へ:ITpro

地デジが解禁されたのは、「Friio」の存在が世に出てきた事が理由となっているけれど、そのフリーオの存在が明るみに出たのは去年の11月。そこから地デジチューナー解禁の方針が固まるまでが約4ヶ月強ぐらいで、そこから半月も経たないうちに今回の発表。
着々と準備を進めてたんだろうとは思うけど、解禁されなかったらどうなっていたんだろう。

アナログTVキャプチャカードでは定評のあるIO DATAだけど、地デジ対応になって果たしてどうなるか。デジタル放送の録画なんて、チューナーで受けた信号ストリームをそのまま記録媒体に流し込むだけで、どのメーカーでも同じ画が得られてしまう事を考えると、従来のアナログキャプチャ技術がアドバンテージになるとはあまり思えないわけで。
PC用の地デジチューナーが発売できようができまいが、IOのキャプチャカードにはあまり明るい未来は無いような気がする。

で、肝心の地デジチューナーとしての使い勝手について。PC用地デジチューナーが解禁されたとはいえ、以下のような制限があるようだ。

(1)映像・音声のほかデータ放送や字幕も保護対象となること
(2)チューナーと視聴ソフトなどとの間で1分間に1回以上相互認証を行うこと
(3)パソコン内部でテレビ映像を扱う際は必ずローカル暗号化を施すこと
(4)テレビ映像の視聴時に画面をキャプチャーできないよう設計すること

…これはダメだ(笑)。特に(4)。気になったシーンの静止画をキャプチャできないのは不便で困る。
こんな面倒な物買うぐらいならFriio買うわなぁ。最近、BS対応のFriioも発売されたそうだし…。地デジ・BS両対応の灰色Friio(何それ)が出たら欲しいわ。

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フリーオ駆逐の最終兵器、「合法外付けチューナー」の胎動:ITpro


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