見ていて面白かったので、たまには感想でも。グレン団及びニアを狙ってきたアディーネと戦う話。
今回は、カミナの死に対して塞ぎ込んでしまっていたシモンが発起して戦いに臨むという大変盛り上がる場面だったのだけど、シモンが立ち上がる様子がちょっと自己完結気味で、個人的にはもう少しインパクトのある理由付けを描いてほしかったかな、と思った。確かにニアを助けたい、人を死なせたくないという思いがあればこそ、というのは分かるけど、ニアが殺されそうになる→シモンが助けるという流れの間に仲間が捕まるという展開を挟んで欲しくなかったかな、と。
とはいえ、シモンが立ち上がるシーンの爽快感はなかなか良かった。シモン自身が自分の力を信じられるようになった事、それがシモンを奮い立たせ、戦いに臨むという展開は見ていて気持ちがいい。また、重要なシーンでの相変わらず気合いの入った作画・演出が、その場面を非常に魅力的に見せてくれている。熱血アニメとしては大変正しい姿勢だ、と個人的には思っていたりする。
まぁそんなわけで、今回はなかなか良い物を見られたので、今後も楽しみな作品です。
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