アニメ新番組あれこれ 2007年4月 その1

とりあえず終了番組と平行して進めるかな、と。
順番は、大体放送日順(HDDレコーダに録画された順)。かなり前に始まったほったらかしのアニメも含む。

ロケットガール

ロケットガール宇宙物といえば、自分の場合はやはり「プラネテス」を思い出す。アレは個人的に一番好きなテレビアニメ作品なので。
で、この作品はアレよりギャグや非現実的な要素が多く、「プラネテス」よりはやや軟派な印象。「女子高生を宇宙に飛ばす」というコンセプトを起点として作品を作り上げ、強引にシナリオをこしらえたような感じがする(笑)。とはいえ、所々に真面目っぽい設定を入れ込んでいる様子あるので、まったくのギャグ作品というわけでもないようだ。でも、あのスーツはエロい。
ところで、この作品に「プラネテス」のハチマキの声優さんが出演しているのは、やっぱりちょっとした洒落を込めた人選なんだろうか(笑)。

ケータイ少女

ケータイ少女Yhoo!動画で見られるやつ。
5分ぐらいしか無いのに、OPとEDの両方が付いてる事にビックリだ(笑)。何かこう、萌えアニメの一コマを切り取ったような感じで、内容としては本当に何てこと無いもの。感想書くにも困るぐらいに。ヒロインとフラグ立てるどころか、フラグが立ってるのかどうかも良く分からないような中途半端さ(笑)。まぁ内容はともかく、アニメーション作品としては普通かなぁ、と。
この作品の元は、携帯ギャルゲの「ケータイ少女」という作品。今まで携帯ゲーム原作のアニメ作品と言えば、「ラブゲッCHU」「マージナルプリンス」がある(他に何かあったかな…)。こうして携帯ゲーム原作アニメが作られていく現状から、「どうやら携帯コンテンツ業者(の一部)は結構儲かるものらしい」という事、「アニメはこうした宣伝媒体として効果的なメディアと認識されているらしい」という事などが窺える。DVDを売る気があるのかどうか知らないけど、OPとEDを入れている点からCDの収益も見込んでいるらしい点も何となく見える(そういやこれの主題歌CD、今日CD屋で見かけたな…)。
どうでもいいけど、あのOPとEDに出てくる小さいのは何なんだろう。OPを見る限り、原作ゲームに登場する携帯から出てきた携帯の妖精みたいなものだろうか。きっと、以前遊んだエロゲ「こころナビ」のコナさんみたいな感じだな。多分。

ゲゲゲの鬼太郎

ゲゲゲの鬼太郎正直「今さら?」と思わないでもない。ちなみに、「鬼太郎」のアニメ作品自体は子供の頃見てた(1985年に放送されたアニメ3作目。今回のは5作目)。
しかし実際見てみると、古臭さをあまり感じさせないように仕上がっていて、今見ても意外と違和感なく楽しめた。内容的も無難な作りながらなかなか面白い。猫娘が健気でいいねぇ(笑)。どうでもいいけど、猫娘って今だと「ツンデレキャラ」で括られるんだろうか。
最近知ったのだけど、1985年放送版のアニメに登場した「妖怪オカリナ」って、そのアニメオリジナルのアイテムだったのね。てっきり元からそういう設定があるものとばかり思ってた。だってファミコンのゲームにも登場するし…。これに関しては、当時のスポンサーの思惑もあったんだろう。

ハヤテのごとく!

ハヤテのごとく!サンデー連載。既読。
これも日曜朝に放送するのは明らかに不適切だと思うんだけど、まぁいいや。でも、サンデーは「美鳥の日々」をローカル局で放送した実績があるんだから、同じような感じで放送すればよかったのに、と思わないでもない。

オタ受けを狙ったパロディ満載のギャグアニメであり、ハーレムアニメ的な要素も持ち合わせた内容。ついでに声優のラインナップが狙いすぎで、方向性があざといにも程があるけど、まぁこれはこれでいいんじゃないかと。まさか「BLACK LAGOON」のパロディを入れてくるとは思わなかったけど(笑)。
方向性は「ぱにぽに」とちょっと似ている感じだけど、こちらはまだ作品の中心となるストーリーがあるし、笑い所なのかどうかも良く分からない意味不明のギャグも無いので、印象は特に悪くなかった。とりあえず、当面の対抗馬は「銀魂」だろうか。

この作品、以前読み切りの時、「ときメモファンド」云々でコナミから苦情を受けたはずだけど、そのコナミが提供に入っているのは何の皮肉なんだろうか。

ところで、放送中の合間に文房具のCMが入るけど、子供がこんな作品の文房具使ってたら嫌だなぁ(笑)。


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