アニメ最終回あれこれ 2006年9月 その6

ゼロの使い魔

ゼロの使い魔絵も綺麗だし、キャラクターの掛け合いも面白かったし、気軽に楽しめる良い作品だったのだけど…それだけに終盤の詰め込みすぎストーリーが惜しい。締め方は順当で悪くなかったと思うんだけど、色々な伏線を消化しようと必死な様が露骨に物語展開に反映されてしまい、一つ一つの要素が魅力に欠けるものになってしまった。水の精霊の指輪…だっけ?あれをわざわざ短い間で消化する必要は無かったと思うし、ルイズの虚無の魔法云々に関しても、もう少しじっくり見せるような劇的な演出が欲しかった。
2クールぐらいの尺でゆっくりやるか、あるいは最近流行りの放送形態として1クールx2で分割するぐらいで良かったのに。内容的には原作を思いっきり端折ってるそうだけど、そこまでやる必要はあったのだろうか。もったいない。
ただまぁ、最初に書いたように作品としては結構面白かったと思う。ノリの良いキャラクターの掛け合いとか、ルイズの性格とか、需要のツボを押さえた作りだったなぁ、と。あと、この手の作品にありがちなやたら覚えにくい固有名詞が極力削られていた感じで、作品にすんなり入っていけた点も好感触。
それにしてもあれだ、釘宮さんの声は何かこう、脳にくるね(笑)。「りぜるまいん」の時に受けた衝撃をちょっと思い出した(笑)。

余談だけど、この作品中に流れていたDVDのCMは、何であんなに音が悪かったんだろう。

シムーン

シムーンごめんなさい、序盤でつまずいてしまったので、内容をほとんど理解していません…。それでも一応全話見たのは、もしかしたら面白くなるかと期待してたから。面白くなんったんでしょうか。
男になるだの女になるだのといった要素は露骨に狙ってる感じがしてあまり好きになれなかったんだけど、何か作品の根幹に深く関わっている様子だったので、結果的に悪くはなかったのかなぁ。よく分からんけど。まぁ以前のような嫌悪感は感じなくなった。
そういえばこの作品は、出演声優が女性のみ、男性キャラも女性が演じるという点で話題作りをしていたっけ。下記アニメも女性声優しか登場してないけど、男性すら女性が演じているという事でこっちの勝ちかな。多分。

ストロベリー・パニック!

ストロベリー・パニック!一応全話見た。
何というかこう、「マリア様がみてる」を男性視点で作ったような作品だなぁ、と思った。多分その通りなんだろう。っていうか、エロアニメじゃないかこれ(笑)。序盤は渚砂と玉青がイチャイチャしてる程度だったので微笑ましいレベルで済んでたのに、後半になるとエトワール様とくんずほぐれつ(略)。もう立派にエロアニメです。まー、女の子しか出てこないから「学園ヘヴン」や「プリンセスプリンセス」と対極ではあるけれど。最後は何だか、前々から目を付けてたのに、静馬に横取りされた玉青が可哀想だなぁー、と思った。あんな嫉妬深いのより、玉青の方が絶対いいって(笑)。
最近はBL系アニメが増えているけど、今後はこういった百合系アニメも増えていくんだろうか…。っていうか、既に上記に似たような作品があるしねぇ(笑)。

余談だけど、自分は途中までこのキャラこのキャラの区別がついていなかった…。だってキャラ多すぎて把握出来ないんだもの。


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コメント

“アニメ最終回あれこれ 2006年9月 その6” への2件のフィードバック

  1. お初です。
    ストパニはマリみてのような展開を期待して観出したんですけどねぇ…(^^;
    そういえば一般的にどの程度の関係までを百合って言うんですかね?体の関係まで行くと百合じゃないような気がするんですけど…。
    わたしは玉青ちゃん萌えだったので終盤は辛かったです。特に渚砂をエロワールのもとへ送り出すシーンとか。
    どう考えてもエロワールより玉青ちゃんですよ!
    エロワールがいなければもっと面白いアニメになっていたと思います(><)

  2. 海水瓜

    コメントありがとうございます。
    百合とレズの境界は…どうなんでしょう(笑)。人によって意見が分かれそうな気がします。個人的には、「憧憬」とか「慕ってる」というレベルが百合だと思います…などと真面目にレスをお返しするほどそっちの世界に詳しくはないんですが(笑)。
    静馬ENDがイマイチ受け入れにくいのは、渚砂に対して対等な関係を築くというより、独りよがりな独占欲が強かったからじゃないかなー、と思いました。多分。
    一応言っておきますが、この作品はそれほど真面目に見てませんよ(笑)。あくまでも自分が見た上での感想ですので。あしからず。

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