ちょっと面倒な作業をしてるので、その息抜きに何となくどうでもいいヨタ話。
「暗号」という言葉は、特殊な手法によって変換された記号(文字列)を示す。英語で書けばcode。そして、ある文字列を暗号に変換する行為を指し示す言葉は「暗号化」と言う。英語で書けばencode。
ところが、「復号」という言葉はそれだけで暗号を解読する行為(decode)を指し、「暗号化」という言葉の対になる。例えば、「暗号化する」「復号する」とは言うけど、「暗号する」とは言わない。「復号化」という言葉も使われるけど、「復号」という言葉に対して「化」という状態を変化させることを示す言葉を重ねるのは、冗長になってしまう。場所によっては、両方書かれている場合もある。
ちなみに、「暗号」という言葉の対は「平文」…かな?ただ、「暗号」という言葉には、暗号化された記号(文字列)以外に暗号化の手法や概念といった意味が包括されているような感じなので、厳密には違うかもしれない。正確に書けば、「暗号文(ciphertext)」に対して「平文(plaintext)」が対義語になる。
いやまぁ、日本語って面白いなぁ…って。それだけ。
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