BLACK LAGOON 第11話 「Lock’n Load Revolution」

20060625_black.jpg香港マフィアの張から、テロ計画書の運送の依頼を受ける話。

前回までのロベルタ編があまりに面白かったので、今回の話はさすが少々インパクトが弱い。とは言っても、冷静に見れば相変わらずヤバめのネタが満載なんだけど。

相変わらずこの作品の撃ち合いはオサレというか何というか。レヴィと張の二人の2丁拳銃が、落ち着きを払って敵を薙ぎ払う様は、カッコいいというよりも、苦笑が込み上げてくると言うべきかな(笑)。いやまぁ、割と好きなんだけど。アニメーションとして良くできてるから、結構見栄えするしね。

今回、あるシーンで一つ気になった事がある。襲撃された事務所から逃げる際に、張が4人に向かって「合い言葉は──!」と言う台詞。あのシーンでは合い言葉を聞き逃したように見えたんだけど、あれ実際には聞き取っていたという事だそうで。確かにそうでないと台詞の繋がりがおかしいし、実際原作で確認したらそうなっていた。これはちょっと演出上の失敗かなぁ、と思う。きちんと合い言葉を聞き取っていた、と確信させる描写は欲しかった。

あと、タケナカとレヴィのやり取りはなかなか緊迫感があって良かったかな。それと、その後ろでホッとしてたり、その後あっさり捕まったりする、相変わらずヘタレなロックも良い(笑)。

ところで、とりあえず原作を3巻まで買ってきた。今回のエピソードの前まで読んだ。
アニメは原作にくらべ、いくつか削られてる場面、微妙に台詞が置き換えられている場面など多々ありつつも、原作のコマとコマの間を上手く補っている感じでなかなか良くできているなぁ、と思った。特に原作だと、戦闘シーンにおいてキャラクターの動きやコマの流れが無茶苦茶になるから、何が起こってるのかさっぱり分からなくなる事がしばしばなので、アニメではその辺が補完されてかなり良い感じに仕上がってるなぁ、と。
ただ、原作のロックのカッコいいシーンがいくつか飛ばされてるのが何だかなぁ、という気がしないでもない。
ところで、原作のすっ飛ばされた双子の話はやらんのかなぁ。倫理上の問題?以前「GUNSLINGER GIRL」をTV放送したぐらいなんだから、これぐらい余裕余裕(多分)。いやまぁ、無理に事を荒立てる必要も無いだろうけど…。
まぁ1クールの構成上削られただけなのかもしれないけどね。

あと、何やらロベルタが再登場しているらしい今号のサンデーGXも買ってきましたですよ。いやーこれはもう、もう一度アニメ化してもらうしか(笑)。


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