第8回 アニメ感想率調査 2006春

光希桃 Anime Stationで、第8回感想率調査の結果が発表されています。今まで長い間続いてきた感想率調査は、今回が最終回となっています。

アニメ感想率調査 2006年5月[感想率]
アニメ感想率調査 2006年5月[新番組好感度調査]
アニメ感想率調査 2006年5月[終了番組評価]
アニメ感想率調査 2006年5月[終了番組評価[追加番組]]
アニメ感想率調査 2006年5月[サイト別データ 等]

というわけで、今回も参加。今回は提出締め切りが5月14日の日付が変わるまでだったのだけど、自分がデータを提出したのは、締め切り30秒前の5月14日23:59:29。何らかの障害でメールが遅れたら遅刻になりそうな酷いギリギリっぷり。多分遅刻はしてないと思うけど…。だから、今回の調査の「第8回アニメ感想率調査 2006年春[最終回] 参加促しページ」の中で、このサイトより後ろのサイト方々は、自分と同様ギリギリ提出か遅刻かのどちらかではないかと(笑)。
感想率調査は今回が最終回という事で、以前から参加していた自分としては寂しい限り。そういえば、何回目から参加してたっけなぁ…と思って調べてみたら、第2回からだった。その辺が丁度今のサイトを始めた頃だったっけか。ちょっと見返してみると、「あー、当時はこんなアニメが放送されてたなぁ…」などと色々感慨深い物がある。
で、今回の調査結果。

「感想率調査」については、次の「新番組好感度調査」とある程度被ってしまうので、作品ごとの詳細はパス。ただ、「涼宮ハルヒの憂鬱」が1位なのは想定の範囲内だったけど、感想率が50%を越えてぶっち切りなのはさすがに驚いた。ネットを見てもこの作品の話題ばかりだけど、こうして人気のを裏付けをある程度客観的に示す数字を提示されると、さすがに凄いとしか言いようがない。個人的には周囲の盛り上がりほど好きではないのだけど。あと、感想率調査はほとんど新番組が上位に来るけど、その中でも「Fate/stay night」が3位に来ているのは、さすが人気作品といったところか。あと、「Blood+」が12位とやや健闘しているのも面白い。1年作品だとだんだんモチベーションが落ちていくのが普通だと思うのだけど、半年経って今なお12位というのは割と頑張ってる気がする。放送枠が有利に働いているだけかもしれない。

「新番組好感度調査」について。
ここでもやっぱり「涼宮ハルヒの憂鬱」が1位。ギャグはそこそこ面白いと思うけど、今のところ内容的に大して面白いとは思ってないので、何故ここまで人気があるのかあんまり良く分かってないのだけど、まぁここまで人気を勝ち得るなら大したもんだと思う。ただ個人的には、周囲の変な盛り上がり方はあんまり好きではない(その辺が、相対的に自分の中の評価を下げているように思う)。
2位は「桜蘭高校ホスト部」。自分の中では今期の中でピカイチの作品なだけに、好位置に付けているのは結構嬉しい。
3位が「ひぐらしのなく頃に」。これも結構面白いと思ってるだけに、納得の成績。人気原作という点がプラスに働いているのも大きいのだろうけど。そういえば、これが始まった頃、タイトルの「な」を赤文字で表記している感想サイトをいくつか見かけて、それが奇異に映ってしょうがなかった(笑)。
4位は「ARIA」。続編としての強みかなぁ。5位は「うたわれるもの」。これはあんまり印象に残ってないのでよく分からないのだけど、アニメーションの出来は丁寧で好感は持てる。6位の「BLACK LAGOON」は、もうちょっと低いと思ってただけにやや意外。自分も結構面白いと思ってるんだけど、こういったカッコつけた雰囲気の作品は、あんまり良く思われないのではないかと考えていたので。
少し飛んで「錬金3級 まじかる?ぽか~ん」が12位と、割と好位置に付けてるのが何だかなぁという気がしないでもない(笑)。個人的に、アレは中身が無さ過ぎて駄目だった。自分の中では、これと「姫様ご用心」「魔界戦記ディスガイア」が、中身のない今期アニメの御三家という位置付けになっているのだけど(笑)、順番は結構バラバラだ。やっぱ人によってその辺の感じ方は違うのかなぁ。
今期の中でも結構お気に入りの「獣王星」が18位とあんまり高くないのは残念。”範疇外”の数が多いので、「堂元光一が出演」といった宣伝で、有名人のプロモーション臭を感じ取って寄りつかなかった人も多いのかもしれない。ちなみに、堂本光一さんの声は結構上手いと思った。
あと今期のアニメの中では、今現在において酷い作画の伝説を作り続けている「GUN道 MUSASHI」の行方が気になるなぁ(笑)。

あと、「終了番組評価[本放送]」について。
とりあえず、1位「おねがいマイメロディ」に関しては、子供向けアニメ作品とは思えぬ視聴数と評価を誇っている点が凄まじい。1位というのは意外だったけど、まぁこれに関しては1位でも別に不思議じゃない面白さだったと思う。
同じ子供向けで言えば、5位に「ゾイド ジェネシス」が位置している辺りも凄い。確かに面白かった作品だけど、子供向け+作画の悪さというイメージであんまり高評価は得られないと思ってたので、結構意外。ただ、コメントを見ると「後日談が欲しかった」といった内容のコメントが多数目につく。その点は自分としても残念だった。
それにしても、最近は子供向け作品でも侮れないね…。でも個人的には、制作側は本来のターゲットである子供に対して向けている事を忘れて欲しくはないと思う。オタ受けだけして本来の子供にそっぽ向かれてたら、それは作品としては失敗と考えているので。「マイメロ」に関しては比較的幅広い年齢層に受けている様子だけど、「ゾイド」の方はどうだったんだろう…。
2位は「蟲師」。これはもう、本当に素晴らしい作品だった。「マイメロ」の人気はやや変則的な要素があるけど、こちらは高いクオリティと深みのある話で描かれたアニメ作品で、鉄板の面白さを誇っていると考えていい思う。20話までというのは残念だけど、これだけの作品をテレビアニメとして放送してくれた事に感謝。できれば劇場とかで見たいなぁ。
4位「ノエイン もうひとりの君へ」。これも面白かった。魅力的な設定とストーリー展開で、グイグイ引き込まれる面白さがあった。また、たまに凄いアニメーションが見られる辺りも良い。
6位「よみがえる空 -RESCUE WINGS-」は、今回自分が唯一「殿堂入り」をつけた作品。シリアスで力強く描かれたドラマには、かなり引き込まれた。「蟲師」同様スタッフの気概が伝わってくる。これだけ面白くて真面目で骨太なオリジナル作品を、TVアニメとして送り出した点は、作品内容とは別の意味で感動してしまった。12話と言わず、もっと見たかった…。
「かしまし」が32位とあんまり振るわなかったのが意外。やっぱり「あのね」が悪かったのかなぁ。「怪~ayakashi~「化猫」」がやたら高評価なのが気になる。「怪」は最初の「四谷怪談」があんまり面白くなくて切ってしまったので、残念ながら見てない。
下の方の作品は「あちゃー」って感じで、作品内容とは別の意味でもう見てられない(笑)。「ガンパレード・オーケストラ」とか大丈夫?ゲームの販促になってる?逆効果になってない?

今回のアニメ感想率調査の結果に関しての感想は以上のような感じ。細かい数字の考察とか、数字が多すぎてもう考えるのが面倒臭いので、その辺は他人任せで(笑)。
最初にも書いたけど、この感想率調査は今回が最終回とのこと。毎期の作品に対する総合的な評価としてこの感想率調査のデータは大変興味深く、こんな作品が人気あったんだなぁとか、最初の期待度に対して終了後の人気落ちっぷりを憐れんだりとか、そういった悲喜交々を毎回楽しみにしていただけに、何とも惜しい限り。良作なら良作で何が良かったか、駄作なら駄作で何が駄目だったか、といった物をあれこれ考える上でも色々参考になってくれた。

とりあえず、自分としては今まで参加できて楽しかったです。
光希桃さん今まで本当にお疲れ様でした。

追記

a href=”https://melog.info/archives/items/2006/20060521_ouran.jpg”>落書き1: 今期一番好き
落書き2: 以下二番手組、声変わりしすぎだって(笑)。でも、堂本氏の演技力は悪くない。
落書き3: 序盤の終わりの展開が衝撃的だった…
落書き4: 原作をかなり端折ってると聞くけど、アニメのみだと別に違和感ないなぁ
あと、「BLACK LAGOON」が2番手組に食い込みそうです。

もう一つ追記。
今回提出したデータは以下の通り。
アニメ感想率調査 2006年5月 サイトデータサーチ
感想率に関してはかなり適当。「新番組好感度調査」で”表明不可”が多いのは、まだ色々迷っている物が多いから。


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