ITmedia エンタープライズ:裁定次第では「韓国からWindows引き上げ」とMS
スラッシュドット ジャパン | 裁定次第では「韓国からWindows引き上げ」
韓国の独占禁止当局がMicrosoftに対して、WindowsにインスタントメッセンジャーやメディアプレーヤーのOSへのバンドルを止めるように命じたところ、MicrosoftからWindowsを引き上げると脅しをかけた、という話。
まぁ普通に考えれば、OSのシェアを盾に脅しをかけるMicrosoftを攻めるべきなんだろうけど…、韓国ねぇ…。
あそこは本当にコピーが多いそうで、オフラインのソフトなんか出した日には、あっという間にコピーが出回り、商売として成り立たないんだとか。最近、日本ファルコムのゲーム「英雄伝説6」(当然オフラインゲーム)が、韓国でオンライン配信という販売形態で売り出されるという記事は、それを非常によく象徴している。
当然Windowsも対象…というか、最も狙われやすいソフトの一つ。PCを購入しても、普通にコピーCDを渡されるとか何とか(この辺は記事が見つからないし、記憶が曖昧なので何とも言えないけど…)。まぁ韓国に限らず、自分の使ってるWindowsが、正規品かどうかも知らないユーザーは多数いるそうだけど。
だからこそMicrosoftは、こういった強固な姿勢が取れるんじゃないかと。違法コピーの温床となる市場で、あえてコストをかけて新しいバージョンのWindowsを開発するよりも、そのまま撤退してしまった方がマシと踏んでいるのかもしれない。ちなみに、EUの要求したメディアプレイヤー非搭載Windowsには同意している。まぁ、EUと韓国ではそもそも市場規模が違うから、という理由が大きいと思うのだけど。
しかし、もし韓国からWindowsが撤退したら、韓国のゲーム市場はどうなるんだろうねぇ。あそこはWindowsのネットゲームが主体なので、Windowsが撤退してしまうと市場が滅亡しかねない。もしそうなると、ゲーム機に市場が移っていく事になるのかな。結果、喜ぶのはゲーム機を販売するSony、任天堂、Microsoft…はっ!(笑)
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