Six Apart – MovableType News: Movable Type 3.2 日本語版の提供を開始
というわけで、このサイトもMovable Typeを3.2にバージョンアップ。中身が結構あれこれ変わっている様子で、一部ファイル名やディレクトリ構成が変わっているために、今までのように上書きだけしてバージョンアップすると、ちょっと汚くなるかも。一回全部消してから、再度プログラムをアップロードした方がいいと思う。環境にもよると思うけど、各データはデータベースに保存されているため、Movable Typeをインストールしたディレクトリを消しても今までのデータは消えないので。注意するのは、環境設定ファイル(mt.cfg)とプラグイン、検索画面のテンプレート、あとはCGIを改変した場合はそれのバックアップ、…ぐらいかな?もちろん、念のためデータベースのバックアップも忘れない。
アップデート方法は、
Movable Typeユーザー・マニュアル: 既存環境からのアップグレード
アップデートしてまず目についたのは、管理画面が綺麗になった事。以前の野暮ったい感じから、少しイメージチェンジしている。インターフェースもちょっと違う。まぁ、機能的には大して変わらないけど。
あと、何やらコメントスパム対策が導入されている模様。このサイトは既に「ASCIIのみで書かれたコメントを弾く」という、大部分を占める海外からのスパムには絶大な力を持つけど、ちょっと排他的なので個人的には今ひとつな方法を取り入れていて(参考:MTBanASCII: コメントSPAM対策を MT3 に移植: blog.bulknews.net)、おかげで最近はスパムに悩まされることが無くなったけど、まぁこれはこれでなかなか有り難い。しかし、こういう対策ってイタチごっこだから、すぐこの対策をかわす手段が広がるんだろうね…。
あと困った点として、バージョンアップした後にインデックスを再構築しようと思ったら、エラーを吐かれた事。しかしこれはすぐ解決。こちらのタグの書き方が悪かった。以前よりもタグの書き方が厳密になっているらしい。ちなみに、引っかかったのは2カ所。
一つ目は、本来カレンダーのタグ「MTCalendar」の内部で、日付タグを用いるには「MTCalendarDate」タグを用いなければならないのに、「MTEntryDate」タグを使っていた。以前はこれで通っていたけど、これは確かに間違い。
次に引っかかっていたのは、エントリーのタグ「MTEntries」の外部で、「MTEntryIfAllowPings」タグを使っていた事。これは多分、自分がこのタグの意味を勘違いしてただけ。このタグを外したところ、きちんと再構築が通るようになった。ちなみに、この場合「Can’t call method “allow_pings” on an undefined value at lib/MT/Template/ContextHandlers.pm line 2998. 」という、意味の分かりにくいエラーを吐かれるで注意。
とりあえず、バージョンアップ後に何か気になる事がありましたら、ご一報いただければ幸いです。
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