ヴァンvsガドヴェド、レイvsカギ爪の男、の話。
ヴァンとレイ、それぞれのカギ爪の男を見つめる鬼気迫る表情と、狂ったように笑う姿は凄まじかった。それに対し、カギ爪の男が静かに放つ「私がその人を殺した事が、それほど重大ですか?」といった台詞は、一見まともに見えるけど、二人よりも狂気じみた恐ろしい物を感じる。一体どっちが狂ってるんだか…。今回の話は、カギ爪の男が二人の前に姿を晒す事で、二人がどれだけカギ爪の男に対して執着しているかを示す重要なキーポイントになっていたけど、まさかここまで狂気じみた話になるとは思わなかった。何か清々しいほど狂ったキャラクター達を見ていて、逆に気持ちよかったなぁ(笑)。
しかし、オリジナルセブンの面々は、何が楽しくてこんなカギ爪の男について行っているのやら。結局、カギ爪の男の夢って何なんだろうな?
オリジナルセブンと言えば、今回ガドヴェドが気になる事を。ガドヴェドは、導師をかつてのオリジナルセブンに引き合わせたのは自分だと言っていた。確か元オリジナルセブンは、ガドヴェドを除いて全滅していたはず。と言う事は、カギ爪の男は元オリジナルセブンを殺してしまったと言う事に。そこにヴァンが怒ったという事は、ヴァンの元婚約者エレナ=オリジナルセブンか、それに近い存在…という事になる…のかな?
それにしても今回は、見事なまでにエピソードの区切りの話だったなぁ。最後の「今日から俺は、夜明けのヴァンだ」という台詞がそれを象徴してる。話数的にちょうど1クールの終わりだから、こういった話を持ってきたんだろうけど。1期・完、とか言われても全然違和感無いね。
さて、今後はオリジナルセブンとの戦いという事になっていくなかな。オリジナルセブンに二つの欠番、相対するはヴァンとレイ…という構図に何となく引っかかる物があるけど、まぁその辺含めて今後に期待。
そういえば、OPの明かされてないシルエットはあと一つ。どうも次回登場するキャラがそれっぽい?
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