フタコイ オルタナティブ
テレビ埼玉 2005年4月7日(木) 25:30~
事前に見たプロモーションムービーでは、何だかしんみりした雰囲気だったので、OPに驚かされた(笑)。まー、見事に制作側の術中にはまってしまったわけだ。
内容自体は前作「双恋」とは全く異なり、やたらと勢いがある作品だったので、その勢いに圧倒されてしまった。内容自体はただ単に騒ぎ立ててるだけという感じだったけど、何も考えずその勢いを楽しむ分にはなかなか良い作品だったと思う。少なくとも、「双恋」よりキャラクターが生き生きしてるので楽しそうだな、と思える。あと、絵もこっちの方が良い。
それにしても、この(アニメ・ゲーム等のメディア全体を指した)双恋という作品は一体何を目指した作品なんだろう。この前作とまるで方向性の異なる「フタコイ」を見てると、ちょっとよく分からなくなってくる。
ツバサ・クロニクル
NHK教育 2005年4月9日(土) 18:30~
原作のマガジン連載は一応パラパラ読んでたりするので、大まかな話は知っている。よって内容の感想は特に無し。あぁ、でも一つだけ。音楽による演出が物凄く「MADLAX」とか「Avenger」っぽいなぁ、と(笑)。さすが監督が同じなだけある。その2作品は、内容がスカスカで雰囲気だけという感じがしてたけど、こちらははまだ内容がある分悪くないかな。
そういえば、そのマガジン連載が始まって読み始めたとき、「カードキャプターさくら」を全く見たことが無かったので、「キャラクター名を他のCLAMP作品から持ち込みすぎ」、「これはアニメ化できるのか?」といった話を聞いたときあまりピンとこなかった(既に「ちょびっツ」は見ていてちぃだけ分かってたので、意味は理解はしてたけど)。その「カートキャプターさくら」を見た今だから分かる。キャラクター名とか役どころがそのまんまだ、と。なるほどねー、そういう事だったのか。しかし、その「カードキャプターさくら」の放送の後にこれを入れてくるというのは、NHK狙ってるのか?まー別に狙うのは構わないけど、小さい子供の混乱を招きそう。
あとこの作品、自分は地上波のNHK教育で見ているのだけど、その放映では上下の帯無しの映像がテレビ画面全体に表示されている。すなわち、映像のアスペクト比は4:3。しかしこの作品はどうやら16:9の制作らしく(HD画質かどうかは知らない)、実際デジタルの方では16:9の映像になっているそうな。んでまぁその弊害か、所々でキャラクターの立ち位置が不自然なほど隅に寄ってたりといった様子が見受けられた。別に上下黒帯でもいいじゃないか…。
機獣創世記 ゾイドジェネシス
テレビ東京 2005年4月10日(日) 8:30~
とりあえず見てみたけど、あぁ、ゾイドのアニメだなぁ、と。主人公が特別な存在で、主人公にしか動かせないメカを動かすという正統派な展開は、燃えるので好きだなぁ。前作は1話目だけ見て、何となく見る気を無くしてしまったし…。ただ、ムラサメライガーというネーミングは、正直あんましいただけない。
しかし一部に、見ていてかなり気になるほど作画が不味い点が見受けられた点が気がかりだ。それも複数。人物画ではなくて、爆発等演出面の作画だけど。視聴者を掴むためにも重要な役割であるところの1話目からそれはどうなんだろうか。
ところで、こういったゾイドを見る度に思うのだけど、自分が子供の頃のゾイドってもっと硬派な、戦争物というイメージを喚起する玩具だったと思うんだけどなぁ。金色の中の人をよく無くした記憶がある。TOMYはいつからこんなイメージをガラリと変えてきたんだろう。ゾイドのアニメからかな?
こみっくパーティーRevolution
群馬テレビ 2005年4月10日(日) 25:30~
最初の数話はOVAの内容だと聞いたのだけど、OVA自体全く知らないので初視聴には変わりない。というか、前作も見てないし原作のゲームも遊んだことないので、設定その他諸々をよく知らない。辛うじて、電撃大王(だっけ?)で連載されていた漫画を多少立ち読みしたぐらいは…。本当に多少なので、正直それほど知っているわけでもない。
で、そういった今まで作品に触れてこなかった人間を完全に無視するかのごとき(実際無視なんだろう)、設定等の解説の無さはどうしたもんか。せめてキャラクターの解説ぐらいは入れてくれよと。キャラクターの掛け合いがメインと思しき作品で、キャラクターの関係を把握できないのは致命的だ。せめて1話でオリジナルのキャラクター解説話を入れるとか、そういった配慮が欲しかった。
内容自体はキャラクターのどたばたコメディという感じなので、可もなく不可もなく。ただ、キャラ付けがやや極端で狙いすぎなのはちょっと苦手だなぁ…。でも、この枠の前番組「まじかるカナン」に比べたらずっと面白そうなので、特に問題ない(笑)。
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