EREMENTAR GERAD
テレビ東京 2005年4月5日(火) 18:00~
何というか、いかにもガンガン系アニメらしい作品だなぁ、と。あまりにも普通、というかベタ、あるいは微妙。空族の少年が、謎の少女を助けたことから始まる冒険活劇…という、どこかで見たような設定とか、どこかで見たようなキャラクター付けとか。まー、ガンガン系には元々あまり強烈な物を期待しているわけではないので、期待通りといえば期待通り。「鋼の錬金術師」に関しては、良い意味で期待を裏切られたけどね。
ただ、話を見ている中でどうしても納得いかない点が一つ。主人公が少女を助けようとする理由が全く分からない。別にあの帽子被った女…えーっと、シスカの言う通り、謝礼という形で報酬を貰えばいいじゃないかと。
ガラスの仮面
テレビ東京 2005年4月5日(火) 25:30~
この作品って、物凄く古い作品だよね?確か昔「ドラえもん」で、「ガラスのカメ」ってネタにされていたぐらいだし。最近日本ファルコムから発売した「ぐるみん」でも、「ガスの仮面」ってネタにされてたなぁ、そういえば(笑)。しかし最近、6年ぶりの新刊となる42巻が出たとかで、少し話題になってた記憶もある。調べてみると、1976年連載開始。…って、自分が生まれるより前か!最近、「ああっ女神さま」が今さらTVアニメ化されて驚いたけど、こっちはもっと年期が入ってるなぁ。女神さまよりもこっちの方を「何故今頃?」と問いかけたい。
自分は今まで、この作品を一度も見たことがない。たまにパロディとして見かける、「恐ろしい子!」とかキャラクターが白目になったりするネタは、この作品が元という事だけは知っていたのだけど、読んだことは一度もなかった。そんなわけで、今回アニメ化して初めて内容を知る。
内容を見た感想としては、いかにも昔の作品らしいなぁ…、と。「アタックNo.1」とか、「巨人の星」とか、そういったスポ根系統の作品と同じ臭いがする。主人公が苦しい立場とか試練とかに耐えて大きくなっていくというストーリーは、少年・少女向け作品としてはセオリーとも言えるけど、昔の作品は今の作品と比べてその主人公が苦しむ部分に何かこう、歪んでいるというか、容赦がなくて不気味な感じがする。マヤがチケットを求めて海に飛び込む辺りは、さすがにちょっと引き気味。
ストーリー自体は、1話からやたらと重い雰囲気にちょっと気圧されてしまったけど、舞台をテーマにしている言うことで、最近あまり見られない傾向の作品として結構楽しかった。黒いローブを羽織ったおばさんが、まるでギャグのようで面白かった、というのもあるけれど(笑)。
ところで、この作品の途中で入る「花とゆめ」のCM。少女漫画雑誌に対して「鼻血が吹き出しちゃう面白さ」ってフレーズはどうなんだ(笑)。
いちご100%
テレビ朝日 2005年4月5日(火) 26:40~
ジャンプで連載しているということは知っているのだけど、一度も読んだことない。というか、わざわざ読むほどの物でもないと思ってた。でも集英社にとってはアニメ化するだけの価値はあるらしい。で、実際に見てみたけど、やっぱり何がよいのかさっぱり分からない。ジャンプには慣例的に恋愛物のポジションとして一つ連載があったりするけれど(電影少女とかI’sとか)、いくら何でもこれは…。
主人公がやたらと馬鹿なのはいかがなものか。これは中学生の青臭さとかそういうレベルではなくて、ただ単に頭が悪く、行動も支離滅裂。だから見ていて不快になる。大体、パンツで人間を認識する主人公ってのは…。いやまぁ、そういう所に真面目に突っ込んで見る作品ではないということは一応分かってる。分かってるんだけど、キャラクターの作りにやたらと腹が立ったので書かずにはいられない。これが「巌窟王」の後番組だってんだからもう…。
この作品って、そもそも小学生~中学生辺りを対象にしていると思うんだけど、こんな深夜アニメをわざわざ見る小・中学生なんているのかなぁ。
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