最終回あれこれ 2005年3月 4

スクールランブル

最初見たときはそれほど面白いとは思ってなかったのだけど、後半になるにしたがって結構面白く感じられるようになってきた。最近にしては珍しく、キッチリ笑いを取るラブコメ物だと思えたので、なかなか好感触。
ノリとテンポで楽しめるギャグアニメとしては、割としっかりした作品だったかな、と。

砂ぼうず

これも最初の方はイマイチだったけど、後半になるにつれて段々面白くなってきた作品。中盤の、小砂が銃を持つまでの過程を描いた話が大変好きだった。
この作品は話の中心が砂ぼうずから徐々に小砂に移行して、最後は完全に小砂が主人公になって世代交代が行われることに焦点が置かれているという、なかなか面白い試みの作品であったと思う。
ただ最終回は、砂ぼうずが出てきた後にずいぶんあっさり終わってしまったように思える。もう少し砂ぼうず登場以降の小砂の葛藤とかを描いて、小砂が砂ぼうずから離れることに対してもう少し引っ張ってほしかったなぁ。もっとも、小砂が迷わず砂ぼうずから離れる選択をしたことで、小砂の成長を印象づけられるため、こっちの方が話の展開としては良いのかな。

tactics

伏線を張ってきた悪役と思しきキャラクターが、春華を目覚めさせるトリガーにしかなってないような気が。彼らは特にラスボスとして活躍するわけでもなく、最後は別段盛り上がり所も無く終わってしまったので残念。すずが死んでいたというのは驚いたけど、どのタイミングで死んでいたのか、どうもよく分からない…。
ストーリーというより、キャラクターの掛け合いを楽しむアニメとして見ればそんなに悪くはないと思えるけど、話がさっぱり進まないのでちょっとダラダラした感じはするなぁ。あと、キャラクターの何人かは特に重要な意味を持つわけでもなく、ほとんど使い捨てに終わってしまっているのはちょっと良くない。それ以外にも、その場その場で重要な役回りになるだけで、特の根幹に関わるわけでもないキャラクターとか。
要するに、自分の中では重みのないあっさり目の作品という印象。


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