最終回あれこれ 2005年3月 3

ファンタジックチルドレン

20050403_fantastic.jpg序盤が退屈で、中盤辺りの転生に関する話が明らかになるに連れて段々面白くなってきた。終盤のセスが戻ってきて事実が明らかになってくる下りは大変面白かったと思う。
ただ、トーマ=セスという事実が明かされる場面は、少々唐突すぎる感じはしたなぁ。作中では重要なポイントなんだから、もっと入念な伏線とか欲しかったんだけど…。それとも、あまり真面目に見てなかった自分が見逃していただけ?
…いや、真面目に見てなかったのは、序盤が結構退屈だったんで…。それに、絵柄が古臭くて今ひとつ視聴意欲が湧かなかったというのが正直なところ。自分は作品をややストーリー重視で見ている方だけど、やはり最近の絵に慣れてしまうと、この作品の絵にどうにも違和感を感じてしまうのは否めない。
それから、最後ソランの転生後が出てきたのはちょっと蛇足だったような気がするなぁ。
あと、ORIGAのEDはかなり好きだった。

月詠 -MOON PHASE-

20050403_tukuyomi.jpg始まった頃は大変騒がれたOPも、今ではもう何ともない。慣れというのは凄いもんだ(笑)。
そのOPのインパクトは絶大だったけど、内容に関してはそれほどでも。特に本編と全く関係ない、タライ等の変な演出が所々で挟まれているため、内容が散漫な印象を受ける。ギャグはギャグ、ストーリーはストーリーでキッチリメリハリをつけてもらわないと、作品の方向性がぼやけてしまう。あと、萌えを強調するキャラクターや演出が多く、それがうるさく感じられた。結局ネコミミは、作中で萌え記号以外に何の意味があったやら。
ストーリーも中途半端。最後に戦ったのはラスボスらしいラスボスでもなく、途中からぽっと出てきた後付けみたいな敵キャラで、結局ラストは「俺たちの戦いはこれからだ!」なんだよね。そしてその後付けキャラ(?)の一人、アルトと仲良くなって終わられても、別に何の感慨も湧かないなぁ…と。
つまるところ、全体的にまとまりのない作品だったなぁ…という印象。それが分からなかった作品の最初の方は、結構楽しく見てたんだけどね。
そういえばこの作品、途中2回ほど作画が間に合わなかったと思しき、酷いぐらいの止め絵連続演出があったっけ(それ以外にもあったけど、その2回は特に酷かった)。その点が結構衝撃的だったなぁ。


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